「医師の喫煙状況」について 全体の6割は喫煙したことがない
[14/05/29]
提供元:PRTIMES
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医師約66,000人以上が参加する医師専用サイト「MedPeer」(メドピア、https://medpeer.jp /)を運営する メドピア株式会社は、会員医師を対象に「医師の喫煙状況」について のアンケートを実施し、以下のとおり、結果を取りまとめました。
医師専門サイトMedPeer調査結果:「医師の喫煙状況」について(総回答:3,873人)
サマリー:
・ 医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(66,000人以上)を対象に「喫煙、していますか」
という質問をしたところ、3,873件の回答が寄せられた。
・「喫煙したことはない」という回答が最も多く、61.2%を占めた。
「煙やにおいが嫌い」「ヘビースモーカーだった親が反面教師となった」
「医師の立場で喫煙していては、患者指導ができない」といったコメントがみられた。
・「以前喫煙していた (現在は喫煙していない)」は29.6%。
禁煙したきっかけは「子供ができた」「病院敷地内禁煙になった」「医師になってから」など。回答者の多くが、今は嫌煙派となっている。
・「ほぼ毎日喫煙している」は7.0%、「ときどき喫煙している」は2.2%だった。
喫煙は「嗜好の問題」といった発言もみられる。「飲酒時に喫煙するのをやめられない」といった声も散見された。
▼総合結果
回答コメント(回答一部を抜粋)
「喫煙したことはない」 2,372件
・喫煙はしません。循環器科なので禁煙指導をしています。(50代、循環器内科) ・タバコは吸ったことがないので禁煙をしている人のつらさが実感としてはわかりません。(40代、呼吸器内科) ・匂いが気持ち悪い。吸わない人間にはうっとうしいもの以外何物でもない。食事中に近くで吸われるととても腹が立つ。(30代、一般内科)
・家族に喘息の患者がいて、とても吸う気になりませんでした。(40代、一般外科)
・自分が喫煙者だったら、患者に注意しても説得力に欠ける。(30代、消化器外科)
・学生時代の解剖の時喫煙者の肺の変化を見て。(60代、一般外科)
・開業医の父がヘビースモーカーで呼吸不全でかなり若くて亡くなった。それを見て育ったので吸う気にならない。(50代、耳鼻咽喉科)
・喫煙したことはないですが、禁煙外来やってます。禁煙外来に来られる患者さんの気持ちが少し分かりにくいかもと、心配しています。(40代、一般内科)
・飲酒と違って、喫煙は『百害あって一利なし』と考えます。(20代、整形外科・スポーツ医学)
・禁煙が望ましいしが、強要は出来ない。喫煙者には、他人に迷惑をかけないようにしてほしい。(50代、一般内科)
・家族や周りの友人に喫煙者がいなかったため、特に自分も吸う気にならなかった。(30代、眼科)
・妊婦さんに禁煙をすすめる立場なのでたばこくさいと説得力に欠けるため吸わない。(40代、産婦人科)
「以前喫煙していた (現在は喫煙していない)」 1,144件
・以前は毎日喫煙していましたが、やめました。臭いが駄目になりました。(50代、消化器内科) ・患者さんに止めろと言う必要があり、自分も止めました。(50代、循環器内科) ・学生時代の7年間ぐらい喫煙し、医師免許習得後は喫煙しなくなった。(70代、一般内科)
・8年前に禁煙しました。3回目の禁煙で成功しました。今では周りで吸われても気にならなくなりました。(50代、放射 線科)
・開業を機に26年間禁煙している。(60代、整形外科・スポーツ医学)
・7年前に子供が生まれてから禁煙しています。吸わないほうが楽です。(40代、産婦人科)
・施設内禁煙となり、チャンピックス服用を勧められたところ禁煙でき以降持続できている。(40代、消化器内科)
・二コレットを使用して、2週間くらい、眠気といらいらに耐えながら、なんとかやめられました。(40代、精神科)
・職場が全面禁煙になり、自宅で吸っていると職場で我慢できなくなるため、完全に止めました。(60代、総合診療)
・吸っていた時はストレス解消になると思っていたが、止めてみると、ストレス解消にはなっていなかったことがわかった。(50代、総合診療)
「ほぼ毎日喫煙している」 272件
・一度10ヶ月の禁煙をしたことがありますが、その後また吸い始めてしまいました。(50代、放射線科)
・タバコは30年愛用しています。世間で言われるほど、体に悪いものではなく、効用の方が上回ります。(50代、精神科)
・自宅に帰ってから、晩酌をした際に2から3本程度ですが。吸わない日もあります。(30代、整形外科・スポーツ医学) ・仕事がひと段落した後の一服はたまらない。喫煙所で他科のドクターと知り合いになれるのも利点の一つと思う。だからといって喫煙をすすめようとは思いませんが。(30代、血液内科)
・禁煙していましたが死にそうな病気になって、関係なかったとまた再開しました。(50代、一般内科)
・父も義父もヘビースモーカーだがお酒は飲めない。2人とも80代だが病気ひとつせず元気でいる。私も1日20本以上吸っているが健康だ。(50代、一般内科)
・辞める気もなく一日2箱です。今のところ,肺、動脈硬化大丈夫です。(50代、整形外科・スポーツ医学)
「ときどき喫煙している」 85件
・禁煙を心がけてますが、忙しくて疲れてくるとつい一服、そしてまた禁煙の繰り返しです。(40代、一般外科) ・喫煙すると頭がなんとなくさえるような感じです。喫煙を完全に禁止したら発想が貧しくなるのではないですか?(40
代、一般内科)
・友人と飲むときや当直の時どうしても吸いたくなることがあります。(30代、消化器内科)
・月にひと箱だけです。当直明けなど、疲労が蓄積した時は必要ですね。(40代、小児科)
・しばらくヤメテいましたが、ちょっとしたストレスを契機にまた始めてしまいました。(30代、麻酔科)
▼弊社作成イラスト
記事掲載の際は、下記イラストをご自由にご利用ください。 リサイズ、トリミングともに「可能」です。
▼補足(比較データ)
平成24年国民健康・栄養調査結果の概要 - 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000032813.pdf
※調査方法
□期間:2014年5月20日(火) 〜 2014年5月25日(日)
□有効回答:3,873人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
================================================
調査フォーム(設問文 抜粋)
5月31日は「世界禁煙デー」です。世界保健機関 (WHO)が制定した禁煙を推進するための記念日で、日本でも禁煙に関するイベントが各地で開催されます。
また昨月(2014年4月)の消費増税にともなうタバコの値上げで、喫煙者を取り巻く環境は一層厳しくなりました。
そこで、医師でいらっしゃるMedPeer会員の皆さまに、皆さまご自身の喫煙状況についてお伺いします。
皆さまは喫煙をしていますか。
以下の選択肢より適当なものをご選択いただき、コメント欄に喫煙に関するお考えをご記入ください。
1. 喫煙したことはない
2. 以前喫煙していた (現在は喫煙していない)
3. ときどき喫煙している
4. ほぼ毎日喫煙している
================================================
■MedPeer(メドピア)とは - 2014年4月末日時点 -
MedPeerは、メドピア株式会社が運営する、医師専用のインターネットサイトです(URL: https://medpeer.jp/)。
会員医師同士による情報共有サービス「薬剤評価掲示板」や、特定疾患治療に関するエキスパート医師による
情報提供「Meet the Experts (MTE)」、有名臨床指定病院の所属医師参加のオンライン症例検討会「
インタラクティブ・ケース・カンファレンス」などをMedPeer上に設け、”臨床の決め手がみつかるサイト”として、
多くの医師に利用されています。現在の会員は66,000人以上で、日本の医師の約4人に1人が利用するサービスです。
また、「薬剤評価掲示板」では、約2,000の医療用医薬品に対して、30万件以上の医師会員による処方実感、
クチコミ評価が投稿されています。
医師専門サイトMedPeer調査結果:「医師の喫煙状況」について(総回答:3,873人)
サマリー:
・ 医師専門サイトMedPeer(メドピア)に登録する医師(66,000人以上)を対象に「喫煙、していますか」
という質問をしたところ、3,873件の回答が寄せられた。
・「喫煙したことはない」という回答が最も多く、61.2%を占めた。
「煙やにおいが嫌い」「ヘビースモーカーだった親が反面教師となった」
「医師の立場で喫煙していては、患者指導ができない」といったコメントがみられた。
・「以前喫煙していた (現在は喫煙していない)」は29.6%。
禁煙したきっかけは「子供ができた」「病院敷地内禁煙になった」「医師になってから」など。回答者の多くが、今は嫌煙派となっている。
・「ほぼ毎日喫煙している」は7.0%、「ときどき喫煙している」は2.2%だった。
喫煙は「嗜好の問題」といった発言もみられる。「飲酒時に喫煙するのをやめられない」といった声も散見された。
▼総合結果
回答コメント(回答一部を抜粋)
「喫煙したことはない」 2,372件
・喫煙はしません。循環器科なので禁煙指導をしています。(50代、循環器内科) ・タバコは吸ったことがないので禁煙をしている人のつらさが実感としてはわかりません。(40代、呼吸器内科) ・匂いが気持ち悪い。吸わない人間にはうっとうしいもの以外何物でもない。食事中に近くで吸われるととても腹が立つ。(30代、一般内科)
・家族に喘息の患者がいて、とても吸う気になりませんでした。(40代、一般外科)
・自分が喫煙者だったら、患者に注意しても説得力に欠ける。(30代、消化器外科)
・学生時代の解剖の時喫煙者の肺の変化を見て。(60代、一般外科)
・開業医の父がヘビースモーカーで呼吸不全でかなり若くて亡くなった。それを見て育ったので吸う気にならない。(50代、耳鼻咽喉科)
・喫煙したことはないですが、禁煙外来やってます。禁煙外来に来られる患者さんの気持ちが少し分かりにくいかもと、心配しています。(40代、一般内科)
・飲酒と違って、喫煙は『百害あって一利なし』と考えます。(20代、整形外科・スポーツ医学)
・禁煙が望ましいしが、強要は出来ない。喫煙者には、他人に迷惑をかけないようにしてほしい。(50代、一般内科)
・家族や周りの友人に喫煙者がいなかったため、特に自分も吸う気にならなかった。(30代、眼科)
・妊婦さんに禁煙をすすめる立場なのでたばこくさいと説得力に欠けるため吸わない。(40代、産婦人科)
「以前喫煙していた (現在は喫煙していない)」 1,144件
・以前は毎日喫煙していましたが、やめました。臭いが駄目になりました。(50代、消化器内科) ・患者さんに止めろと言う必要があり、自分も止めました。(50代、循環器内科) ・学生時代の7年間ぐらい喫煙し、医師免許習得後は喫煙しなくなった。(70代、一般内科)
・8年前に禁煙しました。3回目の禁煙で成功しました。今では周りで吸われても気にならなくなりました。(50代、放射 線科)
・開業を機に26年間禁煙している。(60代、整形外科・スポーツ医学)
・7年前に子供が生まれてから禁煙しています。吸わないほうが楽です。(40代、産婦人科)
・施設内禁煙となり、チャンピックス服用を勧められたところ禁煙でき以降持続できている。(40代、消化器内科)
・二コレットを使用して、2週間くらい、眠気といらいらに耐えながら、なんとかやめられました。(40代、精神科)
・職場が全面禁煙になり、自宅で吸っていると職場で我慢できなくなるため、完全に止めました。(60代、総合診療)
・吸っていた時はストレス解消になると思っていたが、止めてみると、ストレス解消にはなっていなかったことがわかった。(50代、総合診療)
「ほぼ毎日喫煙している」 272件
・一度10ヶ月の禁煙をしたことがありますが、その後また吸い始めてしまいました。(50代、放射線科)
・タバコは30年愛用しています。世間で言われるほど、体に悪いものではなく、効用の方が上回ります。(50代、精神科)
・自宅に帰ってから、晩酌をした際に2から3本程度ですが。吸わない日もあります。(30代、整形外科・スポーツ医学) ・仕事がひと段落した後の一服はたまらない。喫煙所で他科のドクターと知り合いになれるのも利点の一つと思う。だからといって喫煙をすすめようとは思いませんが。(30代、血液内科)
・禁煙していましたが死にそうな病気になって、関係なかったとまた再開しました。(50代、一般内科)
・父も義父もヘビースモーカーだがお酒は飲めない。2人とも80代だが病気ひとつせず元気でいる。私も1日20本以上吸っているが健康だ。(50代、一般内科)
・辞める気もなく一日2箱です。今のところ,肺、動脈硬化大丈夫です。(50代、整形外科・スポーツ医学)
「ときどき喫煙している」 85件
・禁煙を心がけてますが、忙しくて疲れてくるとつい一服、そしてまた禁煙の繰り返しです。(40代、一般外科) ・喫煙すると頭がなんとなくさえるような感じです。喫煙を完全に禁止したら発想が貧しくなるのではないですか?(40
代、一般内科)
・友人と飲むときや当直の時どうしても吸いたくなることがあります。(30代、消化器内科)
・月にひと箱だけです。当直明けなど、疲労が蓄積した時は必要ですね。(40代、小児科)
・しばらくヤメテいましたが、ちょっとしたストレスを契機にまた始めてしまいました。(30代、麻酔科)
▼弊社作成イラスト
記事掲載の際は、下記イラストをご自由にご利用ください。 リサイズ、トリミングともに「可能」です。
▼補足(比較データ)
平成24年国民健康・栄養調査結果の概要 - 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000032813.pdf
※調査方法
□期間:2014年5月20日(火) 〜 2014年5月25日(日)
□有効回答:3,873人(回答者はすべて、医師専門サイトMedPeerに会員登録をする医師)
□設問:医師専用サイト MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、MedPeer事務局(運営:メドピア株式会社)より、以下の質問を投げかけました。
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調査フォーム(設問文 抜粋)
5月31日は「世界禁煙デー」です。世界保健機関 (WHO)が制定した禁煙を推進するための記念日で、日本でも禁煙に関するイベントが各地で開催されます。
また昨月(2014年4月)の消費増税にともなうタバコの値上げで、喫煙者を取り巻く環境は一層厳しくなりました。
そこで、医師でいらっしゃるMedPeer会員の皆さまに、皆さまご自身の喫煙状況についてお伺いします。
皆さまは喫煙をしていますか。
以下の選択肢より適当なものをご選択いただき、コメント欄に喫煙に関するお考えをご記入ください。
1. 喫煙したことはない
2. 以前喫煙していた (現在は喫煙していない)
3. ときどき喫煙している
4. ほぼ毎日喫煙している
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■MedPeer(メドピア)とは - 2014年4月末日時点 -
MedPeerは、メドピア株式会社が運営する、医師専用のインターネットサイトです(URL: https://medpeer.jp/)。
会員医師同士による情報共有サービス「薬剤評価掲示板」や、特定疾患治療に関するエキスパート医師による
情報提供「Meet the Experts (MTE)」、有名臨床指定病院の所属医師参加のオンライン症例検討会「
インタラクティブ・ケース・カンファレンス」などをMedPeer上に設け、”臨床の決め手がみつかるサイト”として、
多くの医師に利用されています。現在の会員は66,000人以上で、日本の医師の約4人に1人が利用するサービスです。
また、「薬剤評価掲示板」では、約2,000の医療用医薬品に対して、30万件以上の医師会員による処方実感、
クチコミ評価が投稿されています。