日本初*1、人工知能活用で住民の健康状態が8割の精度で予測できる!自治体向け 保健事業支援サービス「とくナビ AI(エーアイ)」の提供を開始
[15/09/29]
提供元:PRTIMES
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●「とくナビ AI」が算出する健康予測データを活用すれば、健康リスクの高い住民に対してより積極的な働きかけが実現。自治体はより効率的・効果的な保健事業を展開することが可能に
●厚生労働省の“データを活用して科学的にアプローチすることで(保健)事業の実効性を高めていく”ことをねらいとする「データヘルス計画」を推進
●今秋より、自治体での試験運用も決定
行動科学理論にもとづくソーシャルマーケティング*2を行う株式会社キャンサースキャン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:福吉潤、以下キャンサースキャン)は、本日より、人工知能技術を活用し、各住民の翌年の健康状態・健診の受診有無を予測する保健事業支援サービス「とくナビ AI(エーアイ)」の提供を正式に開始いたします。キャンサースキャンがこれまで自治体向けに提供してきた受診勧奨等リーフレットの企画、製作、発送、効果検証のサービスと組み合わせることで、今まで以上に効率的・効果的な包括的保健事業の展開をサポートできるようになりました。
2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」では、超高齢化の進展に伴い、“国民の健康寿命の延伸”を重要な柱として掲げています。また、健康寿命延伸のために、「全ての健康保険組合に対し、レセプト等のデータの分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として“データヘルス計画” の作成・公表、事業実施、評価等の取組」を求めています。
データヘルス計画とは、医療保険者が保有している健康医療情報(健診結果、診療報酬明細書(レセプト)など)を活用した分析を行い、加入者の健康状態に即したより効果的・効率的な保健事業を行う計画のことを指します。
厚生労働省は「日本再興戦略」を踏まえ、健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針を一部改訂し、各保険者においてデータヘルス計画に基づく保健事業が実施されるよう法整備を行いました。これを受けて、国民健康保険(国保)を運営する自治体にとっても、加入者の健康状態に合わせた特定健診の受診働きかけや、受診後のフォローアップは喫緊の課題となっています。
こうした現状を受け、キャンサースキャンでは、本日より「とくナビ AI」の提供を正式に開始し、自治体の効果的・効率的な保健事業運営をサポートいたします。
当サービスでは、人工知能を活用し、独自に開発したアルゴリズム*3が、自治体の保有する住民の過去の特定健診受診履歴と受診結果をもとに、各住民の翌年の特定健診受診の有無の予測を9割以上、1〜3年後の健診結果を8割以上の精度で予測。当社は「とくナビ AI」サービスの利用者(自治体担当者)に対してその結果を提供します。利用者は「どの住民が来年、特定健診に来ない可能性が高いのか」や、「どの住民が数年後に血糖値の数値が跳ね上がってしまいそうなのか」といった情報を8割以上の精度で予測できるようになるため、限られた人的・経済的資源を効率的に活用しながら、将来的に医療費上昇のリスクの高い住民に対してより効果的・効率的な働きかけができるようになります。(図1参照)
すでに自治体での採用も決定しており、今秋には第一弾の分析を開始する予定です。なお、「とくナビ AI」では、同意を得られた自治体のデータに関してより安全かつ迅速な管理を行うために、セールスフォース・ドットコムの提供するクラウド型CRM(顧客管理)システム上で健康データを匿名化したうえで管理を行います。
当サービスについて、当社代表取締役の福吉潤は以下のように述べています。
「弊社が自治体とお取引を続けていくなかで、しばしば、“住民の膨大な医療データを保管しているものの活用の仕方がわからない”“市民に一律に受診の働きかけを行っているが、もっと効率的にアプローチできないだろうか”というお声を伺ってまいりました。今回のサービスはこうしたお悩みを解決するために開発した、画期的なサービスです。当サービスを活用すれば、これまで画一的に行ってきた受診勧奨、予防行動啓発、重症化予防が、住民の健康状態に合わせて効率的に実施することができ、少ない手間、予算で、最大限の効果が期待できます。」
当サービスは2015年度中に50件の受注を目指しています。
*1 日本初
2015年9月現在当社調べ
*2 ソーシャルマーケティング
フィリップ・コトラーにより提唱された概念。社会(公衆衛生、安全、環境、コミュニティなど)的に善いとされる行動を促すために、個人、あるいはコミュニティに対してマーケティングの概念を使って働きかけること。
*3 アルゴリズム
コンピューターで計算を行うときの「計算方法」のこと
【株式会社キャンサースキャンについて】
株式会社キャンサースキャンは、2008年、ハーバード大学の社会貢献基金をもとに設立された、行動科学理論にもとづいたソーシャルマーケティングを行う会社です。これまで、数十以上の自治体向けに各種がん検診、特定健診の受診勧奨を行い、実績をあげてきました。また、厚生労働省へのコンサルティング、大学・国立研究所開発法人に対する調査研究事業等も実施。事業を通じて、公衆衛生向上に寄与することをめざします。http://www.cancerscan.jp/
図1 とくナビ AI サービスの流れ
[画像: http://prtimes.jp/i/15303/1/resize/d15303-1-753466-0.jpg ]
この件に関するお問い合わせ先
株式会社キャンサースキャン
電話:03-4405-8183
Email@ kenkou@cancerscan.com
ホームページhttps://cancerscan.jp/tokunavi/
●厚生労働省の“データを活用して科学的にアプローチすることで(保健)事業の実効性を高めていく”ことをねらいとする「データヘルス計画」を推進
●今秋より、自治体での試験運用も決定
行動科学理論にもとづくソーシャルマーケティング*2を行う株式会社キャンサースキャン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:福吉潤、以下キャンサースキャン)は、本日より、人工知能技術を活用し、各住民の翌年の健康状態・健診の受診有無を予測する保健事業支援サービス「とくナビ AI(エーアイ)」の提供を正式に開始いたします。キャンサースキャンがこれまで自治体向けに提供してきた受診勧奨等リーフレットの企画、製作、発送、効果検証のサービスと組み合わせることで、今まで以上に効率的・効果的な包括的保健事業の展開をサポートできるようになりました。
2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略」では、超高齢化の進展に伴い、“国民の健康寿命の延伸”を重要な柱として掲げています。また、健康寿命延伸のために、「全ての健康保険組合に対し、レセプト等のデータの分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として“データヘルス計画” の作成・公表、事業実施、評価等の取組」を求めています。
データヘルス計画とは、医療保険者が保有している健康医療情報(健診結果、診療報酬明細書(レセプト)など)を活用した分析を行い、加入者の健康状態に即したより効果的・効率的な保健事業を行う計画のことを指します。
厚生労働省は「日本再興戦略」を踏まえ、健康保険法に基づく保健事業の実施等に関する指針を一部改訂し、各保険者においてデータヘルス計画に基づく保健事業が実施されるよう法整備を行いました。これを受けて、国民健康保険(国保)を運営する自治体にとっても、加入者の健康状態に合わせた特定健診の受診働きかけや、受診後のフォローアップは喫緊の課題となっています。
こうした現状を受け、キャンサースキャンでは、本日より「とくナビ AI」の提供を正式に開始し、自治体の効果的・効率的な保健事業運営をサポートいたします。
当サービスでは、人工知能を活用し、独自に開発したアルゴリズム*3が、自治体の保有する住民の過去の特定健診受診履歴と受診結果をもとに、各住民の翌年の特定健診受診の有無の予測を9割以上、1〜3年後の健診結果を8割以上の精度で予測。当社は「とくナビ AI」サービスの利用者(自治体担当者)に対してその結果を提供します。利用者は「どの住民が来年、特定健診に来ない可能性が高いのか」や、「どの住民が数年後に血糖値の数値が跳ね上がってしまいそうなのか」といった情報を8割以上の精度で予測できるようになるため、限られた人的・経済的資源を効率的に活用しながら、将来的に医療費上昇のリスクの高い住民に対してより効果的・効率的な働きかけができるようになります。(図1参照)
すでに自治体での採用も決定しており、今秋には第一弾の分析を開始する予定です。なお、「とくナビ AI」では、同意を得られた自治体のデータに関してより安全かつ迅速な管理を行うために、セールスフォース・ドットコムの提供するクラウド型CRM(顧客管理)システム上で健康データを匿名化したうえで管理を行います。
当サービスについて、当社代表取締役の福吉潤は以下のように述べています。
「弊社が自治体とお取引を続けていくなかで、しばしば、“住民の膨大な医療データを保管しているものの活用の仕方がわからない”“市民に一律に受診の働きかけを行っているが、もっと効率的にアプローチできないだろうか”というお声を伺ってまいりました。今回のサービスはこうしたお悩みを解決するために開発した、画期的なサービスです。当サービスを活用すれば、これまで画一的に行ってきた受診勧奨、予防行動啓発、重症化予防が、住民の健康状態に合わせて効率的に実施することができ、少ない手間、予算で、最大限の効果が期待できます。」
当サービスは2015年度中に50件の受注を目指しています。
*1 日本初
2015年9月現在当社調べ
*2 ソーシャルマーケティング
フィリップ・コトラーにより提唱された概念。社会(公衆衛生、安全、環境、コミュニティなど)的に善いとされる行動を促すために、個人、あるいはコミュニティに対してマーケティングの概念を使って働きかけること。
*3 アルゴリズム
コンピューターで計算を行うときの「計算方法」のこと
【株式会社キャンサースキャンについて】
株式会社キャンサースキャンは、2008年、ハーバード大学の社会貢献基金をもとに設立された、行動科学理論にもとづいたソーシャルマーケティングを行う会社です。これまで、数十以上の自治体向けに各種がん検診、特定健診の受診勧奨を行い、実績をあげてきました。また、厚生労働省へのコンサルティング、大学・国立研究所開発法人に対する調査研究事業等も実施。事業を通じて、公衆衛生向上に寄与することをめざします。http://www.cancerscan.jp/
図1 とくナビ AI サービスの流れ
[画像: http://prtimes.jp/i/15303/1/resize/d15303-1-753466-0.jpg ]
この件に関するお問い合わせ先
株式会社キャンサースキャン
電話:03-4405-8183
Email@ kenkou@cancerscan.com
ホームページhttps://cancerscan.jp/tokunavi/