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バイエル 次世代を担うデジタルヘルステクノロジー助成プログラム 第1回「Grants4Apps Tokyo」 慶應義塾大学 木村雄弘氏の「飲み忘れゼロ!プロジェクト」が最優秀賞受賞

第2回選考テーマは「ベターライフのための革新的なモニタリングソリューション」

2016年6月28日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:カーステン・ブルン、以下バイエル薬品)は、オープンイノベーションプログラム「Grants4Apps Tokyo」の第1回目テーマにおける最優秀賞を6月27日に決定、東京にて表彰式を開催しました。




「Grants4Apps」は、革新的なデジタルヘルステクノロジーを支援するバイエルのオープンイノベーションプログラムです。2013年にドイツ・バイエル社のグローバルプロジェクトとして始動、日本では本年より開始しました。本年、バイエル薬品から「ライフサイエンスに関する3つのテーマ」を順次提示し、革新的なデジタルヘルス・スタートアップから各課題に対するソリューションを募集しています。第1回目選考テーマは「服薬アドヒアランスを改善する革新的な解決方法」とし、患者さんやヘルスケアの関係者をサポートすることを目的とした「ソフトウェア、ハードウェア、モバイルアプリケーション、ウェアラブルデバイス、その他テクノロジー」など、日本市場を対象としたヘルスケア関連のテクノロジーやITソリューションのコンセプトまたは開発中のソリューションを対象としました。

今回最優秀賞に選ばれたソリューションは慶應義塾大学医学部循環器内科 木村雄弘氏の「飲み忘れゼロ!プロジェクト」で、患者さん、医療関係者が抱える問題解決に対して画期的でインパクトがある点が評価されました。

27日の最終選考会では、事前審査で選ばれた上位3チームがプレゼンテーションを行い、最終審査の結果、「飲み忘れゼロ!プロジェクト」が最優秀賞となり、助成金100万円が贈られました。また、第2回目の選考テーマは「ベターライフのための革新的なモニタリングソリューション」と発表されました。応募期間は7月上旬から7月29日までで、今回もデジタルヘルス・スタートアップをはじめ、さまざまなチームから革新的なソリューションを募集します。

バイエル薬品は、デジタルソリューションを活用した「デジタルヘルス」という新しいアプローチを通じて、医薬品業界を超えた異業種との連携を推進し、患者さんや医療関係者が抱えているさまざまな課題の解決に取り組み、患者さんのQOL向上に寄与する次世代のテクノロジーを支援していきます。


【表彰式概要】
名称: 第1回 Grants4Apps Tokyo
主催: バイエル薬品株式会社
日時: 2016年6月27日(月) 18:30〜20:30
場所: イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(東京都中央区)
審査基準: ・患者さん、医療関係者が抱える問題に対して画期的でインパクトのある解決策
・ “something different”(これまでとは違うやり方)で新たな価値を生み出す革新性のある解決策
・ビジネスとしての実現可能性と適合性
最優秀賞特典: 助成金100万円


【最優秀賞/代表者】慶応義塾大学医学部循環器内科 木村雄弘氏
「飲み忘れゼロ!プロジェクト」
ハードとソフトの両面から、飲み忘れゼロを目指すプロジェクト。多種類の薬に対応可能な、使い捨て型の内服管理用ピルケースと、服薬情報を収集・管理し、患者さんと医療関係者の双方が共有できるインターフェースで構成する。利用者が意図することなく、さまざまな体調データや服薬データを記録し、患者さんと医療関係者に伝達できるため、患者さんは内服忘れを防止でき、また医療者は高齢者に対してより安全に投薬管理できる。

【優秀賞/代表者】株式会社情報医療 代表取締役 原 聖吾氏
「遠隔診療を活用した服薬遵守率向上プロジェクト」
オンラインで診療行為を可能にする「遠隔診療プラットフォーム」を用いて患者さんの利便性を高めることで、服薬遵守率の向上をサポートする。医療関係者側はPC、患者側はスマートフォンアプリをインターフェースとして用いる。本プラットフォームを用いれば、医療関係者への負担を最小限に、適切に患者側に情報提供や疾病啓発などを行えるようになる。多忙な現場でリソースが限られていた医療関係者も、より手厚いケアを患者さんに施すことができ、服薬を継続できる患者さんの数を増やすことができる。

【優秀賞/代表者】医師 秋葉春菜氏
「おくすりサポート プロジェクト」
薬剤の内服方法、量、作用機序、副作用などの情報をわかりやすく提供するアプリ。患者さんは自分のペースで薬剤についての理解を深められるほか、内服ログを残すことで内服率を把握できる。不調を感じた際は、アプリにて不調具合を具体的に選択して記録、副作用の出現状況を外来受診時に医療関係者に伝達できる。また服薬において不安や不満を感じて自己休薬に陥ることを防ぐため、コミュニティ内の正しい知識を持ったサポーターの助言や精神的サポートを受けられる情報共有機能も付いている。

[画像: http://prtimes.jp/i/19857/1/resize/d19857-1-862472-0.jpg ]

左からバイエル薬品 高橋俊一、情報医療 原聖吾氏、慶応義塾大学 木村雄弘氏、医師 秋葉春菜氏のチーム、バイエル薬品 菊池紀広

Grants4Apps Tokyo 公式サイト

https://www.grants4apps.com/tokyo/

Grants4Appsツイッター@grants4apps

https://twitter.com/grants4apps

Grants4Apps Tokyo第2回選考テーマにおけるソリューションの応募先

(応募期間:7月上旬~7月29日まで)

https://www.grants4apps.com/tokyo/#/submission-form

バイエルについて
Bayer: Science For A Better Life
バイエルは、ヘルスケアと農業関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。「Science For A Better Life」というミッションのもと、バイエルはその製品とサービスを通じて、人々のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献すると同時に、技術革新、成長、およびより高い収益力を通して企業価値を創造することも目指しています。また、バイエルは、持続可能な発展に対して、そして良き企業市民として社会と倫理の双方で責任を果たすために、これからも努力を続けます。グループ全体の売上高は463億ユーロ、従業員数は116,800名(2015年)。設備投資額は26億ユーロ、研究開発費は43億ユーロです。この数字は、コベストロ社として株式市場に2015年10月6日に上場した高機能ポリマー材料の事業を含んでいます。詳細はwww.bayer.com.をご参照ください。

バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルス、動物用薬品の各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器領域、腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域、眼科領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では解熱鎮痛薬「バイエルアスピリン」をはじめ、アレルギー性疾患治療剤や皮膚科領域に注力しています。動物用薬品事業部は、動物用医薬品の提供を中心にコンパニオンアニマルおよび畜産動物のヘルスケアに貢献しています。同社は、「Science For A Better Life」 というミッションのもと、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.bayer.co.jp/bylをご参照ください。

バイエル薬品株式会社
2016年6月28日、大阪

将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれています。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。
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