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登米市のソウルフード「はっと」を守るため、おばあちゃんが敵をバッサバッサなぎ倒す本格アクション動画「Go! Hatto 登米無双」公開




[動画: http://www.youtube.com/watch?v=ueWeZKjb2wQ ]



宮城県・登米市(とめし、市長:布施孝尚 ふせたかひさ)は、オリジナルPR動画「Go! Hatto 登米無双」(ゴハット トメムソウ)を本日よりYoutube上及び公式WEBサイトにて公開致します。

「 Go! Hatto 登米無双」は、登米市の魅力を全国に発信する目的で制作された動画で、のどかな登米市に突如現れた謎の集団が、登米市名物“はっと”をご法度(禁止)にしようと企みます。市民が悲嘆に暮れる中、立ち上がったひとりの女性「トメ」が謎の集団と闘い、登米市に平和を取り戻すといったアクション作品です。

撮影は、先日より2020年東京オリンピック・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント競技場候補地として話題で、小池百合子東京都知事も視察した長沼や、国指定重要文化財である教育資料館(旧登米高等尋常小学校)を始めとした登米市の名所で行われ、動画には多くの登米市民をはじめ、布施孝尚市長、栗山健作副市長ならびに、登米市の観光PRキャラクター「はっとン」なども出演しています。

タイトル : Go! Hatto 登米無双
PRムービーURL :https://youtu.be/ueWeZKjb2wQ
メイキングURL : https://youtu.be/1ogMWAspa2U
公式WEBサイト : http://www.tome-pr.jp/


[画像1: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-399710-3.jpg ]

[画像2: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-373870-2.jpg ]

[画像3: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-532714-5.jpg ]

[画像4: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-906730-4.jpg ]



▼登米市のソウルフード「はっと」は「ご法度」が由来

古くから伝わる登米市の”はっと”とは、小麦粉を水で練って熟成させたものを指で薄くのばして茹で上げた、ツルツル、もちもちの食感がやみつきになる郷土料理です。醤油仕立ての汁で茹で上げたり、お湯で茹でて、あずき、ずんだ、ジュウネン(エゴマ)などに絡めたりもします。その昔、小麦から作られる”はっと”が美味しすぎて「百姓の米作りが疎かになるのではないか」と心配した領主がご法度(禁止)にしたことから、「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。

[画像5: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-298666-8.jpg ]



▼『Go! Hatto 登米無双』ポスター

[画像6: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-123115-1.jpg ]



▼金子 早苗さん(主演「トメ」役)

[画像7: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-659449-7.jpg ]


1955年生まれ(61歳)。
女優・ナレーター・殺陣師・日本舞踊家(藤村亀吉)。
東映演技研修所在籍中に殺陣を学び、退所後は大山克巳氏(新国劇)に師事。大山塾の師範となる。殺陣歴約30年。現在、正統派の殺陣を後世に伝えていくことをライフワークとしている。

50代〜70代で結成された殺陣ユニットOBC(おばチャンバラーズ)として活動中。(詳細)藤亀会http://www.fujikame.com

「伝統芸能欧州遠征チーム」殺陣指導・手付け
「原田悠里 夢追いコンサート」 殺陣指導・出演
練馬児童劇団 殺陣指導・手付け 他多数


▼キャッチコピー・ロゴマーク


登米市は「Go! Hatto 登米無双」公開に合わせて、キャッチコピー及びロゴマークを発表しました。市民参加型『登米市“魅力発掘”ワークショップ』にて出たアイディアを基にキャッチコピーを決定、その後、複数制作したロゴマーク案から市民や登米市ファンの投票により選ばれ、登米市シティプロモーションのロゴマークとして決定しました。
[画像8: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-113464-0.jpg ]



▼布施 孝尚登米市長よりロゴマークに込めた想い

登米市は、食べさせる力、そして養う力、守る力を持った母のような土地。
市民ワークショップからも上がった、この魅力は、本市に暮す人々の繋がり、日常の営みがとても深く、もっと生きる根源にまで関与していく強い絆を感じることができます。登米市の魅力を、全国そして未来に向けて発信する力強いコピーとして市民の皆様に、愛着と誇りをもってもらいたいという思いが込められています。
[画像9: http://prtimes.jp/i/22453/1/resize/d22453-1-429888-6.jpg ]

布施 孝尚 登米市長


▼「はっと」の由来

今からおよそ四百年も昔の藩政時代のこと,当地方は伊達藩でも有数の米どころでした。伊達藩では藩をあげて北上川水系の改修と湿地の新田開発に取り組み,江戸への産米輸送に力を注いでいました。当時,伊達藩では「買米制」という制度をつくり,お百姓さんが年貢を納めたあとの余った米をも藩が買い上げ江戸へ送っていたのです。このため米どころであってもお百姓さんは満足に米を食べることができませんでした。「百姓食物常々雑穀ヲ可用食之事」(米を食わず雑穀を食うべし)という「百姓法度」が出されるほどでした。こうして伊達藩の米は,江戸では「本石米」と呼ばれ,米相場の基準にもなるほどで,伊達六十二万石は,実質百万石と言われるほどの経済成長を遂げたのです。

こうした中,米を満足に食べられなかったお百姓さんは,麦飯(二番米,三番米に大麦を混ぜたご飯)の他,畑で作った小麦を粉にし練って茹で上げ「はっと」として食べていました。当初,「はっと」は米の代用食でしたが,長年のお百姓さんの知恵で,より美味しい食べ物へと工夫されていったのです。こうして,美味しい「はっと」がお百姓さんの間で好んで食されるようになると,当地方を治めていた領主は,このままではお百姓さんが小麦づくりに精を出し過ぎて米づくりが疎かになるのではと心配し,この料理を食べることを禁止(法度)するようになり,それ以来「はっと」と呼ばれるようになったと言われています。

このように「はっと」は,米どころが故に生まれたお百姓さんの知恵と工夫の小麦の食文化なのです。そして,その後の度重なる食糧難の時代においてもこの地の人々に命を与え,そして,その食文化は現代まで脈々と受け継がれています。
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