「TASTE OF JAPAN in SAN SEBASTIAN」第2弾企画『日本食・食文化セミナー』開催
[17/03/03]
提供元:PRTIMES
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大盛況!バスク・クリナリー・センターのセミナー受講生徒は日本の伝統的な調味料や家庭料理に感激
Taste of Japan in San Sebastian運営事務局(株式会社オズマピーアール)は、農林水産省の委託事業として、2017年3月1日(水)、世界三大食科学大学の一つである「バスク・クリナリー・センター(以下、BCC)」で、日本産食材のエキスパートたちによる『日本食・食文化セミナー』を開催しました。
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本セミナーは、『日本料理の伝統的な「調味料」をはじめとする食材とその作り手の思いについて』をテーマに、調味料の基本的な使用法や調理での応用、調味料の元となる素材の生産者のこだわりや工夫など日本で人気のグルメ文筆家や生産者などによる3つの講演と、日本独自の味噌やみりんなどの調味料を使用した日本の伝統的な家庭料理の調理デモンストレーションを行いました。
また、本セミナーは、BCCの大学生や大学院生計132人が受講し、セミナー後のアンケートでは「実践的だったため日本食の知識を得ることができた」、「日本食文化やより良いものを作ろうとする生産者の思いが伝わってきて良かった」などといった声が多数寄せられ、大盛況を収めました。さらに、BCCのホルヘ・ブレトン教授からは、「日本食・食文化をきちんと話せる人がBCCに来てくれたことで、自分たちも理解を深めることができて良かった。」とのコメントを頂戴しました。
本事業を開催したことにより、BCC側の指導者・生徒に対して、日本食・食文化への強い興味と関心を助長することができました。
事業概要
名 称:「Taste of Japan in San Sebastian」第2弾企画 『日本食・食文化セミナー』
日 時:2017年3月1日(水)
場 所:バスク・クリナリー・センター
Paseo Juan Avelino Barriola, 101, 20009 San Sebastián, Guipúzcoa, スペイン
テ ー マ:日本食材の骨子である「調味料」をはじめとする素材とその作り手の思いについて
対 象:バスク・クリナリー・セミナー 学生132名参加
プログラム: 9 :00〜10:10『日本食材の骨子である調味料の使用法』
10:30〜11:40『日本の基本調味料を活用した伝統的家庭料理』
12:00〜12:50『「だし」を通じて見る日本人の食材生産への思いと生産方法』13:00〜13:50『日本独自の発酵文化から日本食の文化を伝える』
プログラム
9 : 00〜10:10 『日本食材の骨子である調味料の使用法』 講師:藤田千恵子
日本の伝統的な基本の調味料5種をテイスティングしながら伝える。
10:30〜11:40 『日本の基本調味料を活用した伝統的家庭料理』 講師:馬宮加奈
日本独自の調味料を使用し、日本の伝統的な家庭料理のデモンストレーション。
12:00〜12:50 『「だし」を通じて見る日本人の食材生産への思いと生産方法』 講師:粟木政明
生産者の立場から日本産食材を通して、日本料理でよく使用されるうまみ汁『だし』について伝える。
13:00〜13:50 『日本独自の発酵文化から日本食の文化を伝える』 講師:佐々木要太郎
日本酒の発酵の過程で生まれる『どぶろく』を通し、日本独自の発酵文化を伝える。
講師
◆講師:藤田千恵子 文筆家
1961年群馬県生まれ。出版社(株)ぎょうせいを経て文筆業に。日本酒の味わいのみならず酒蔵の文化・杜氏蔵人の精神性に惹かれて各地の蔵元を取材執筆。著書に「日本の大吟醸100」(新潮社)「杜氏という仕事」(新潮社)、「おとなの常識・日本酒」(淡交社)、「美酒の設計」(マガジンハウス)、「これさえあれば」(文藝春秋)「極上の調味料を求めて」(文藝文庫)、共著に「贅沢なおやつ」、「極上のおやつ」(マガジンハウス)等。プレジデント社「dancyu」「七緒」等雑誌寄稿多数。
◆講師:馬宮加奈 和酒バル KIRAZオーナーシェフ/
WAREHOUSEJAPAN株式会社取締役/国際きき酒師/ 徳島県ブランド戦略課委員
徳島県の老舗酒造メーカー、三芳菊酒造に生まれる。OL時代に「四国の地産と文化を考える会FOURLinks」を発足し、首都圏での酒イベントを通して四国の地酒をアピールしていたが、日本酒の魅力や食事とのマリアージュを提案するため、『和酒バルKIRAZ』を目黒にオープン。オーナーシェフを5年務める。現在、蔵元と消費者をつなげるツアーの企画などを数多く手がけ、日本酒の輸出、スペイン食材の輸入業も行っている。また今年度からは熟成酒の価値を広げるため新規会社を設立し、国内外で熟成酒のブランド化を手がけている。
◆講師:粟木政明 自然農法指導者/JAはくい職員
1969年石川県生まれ。1997年JAはくいに就職。39歳のとき「奇跡のりんご」の著者・木村秋則氏の農業に対する思いに深く感動を受ける。ちょうどその頃、ローマ法王にお米を食べさせたことで有名な公務員高野誠鮮氏と共に、2010年から「木村秋則自然栽培実践塾」を開講、その事務局担当を務める。現在、農業振興課課長として、農業塾を運営するかたわら、能登の宝物を次世代に引き継いでいけるよう、学校教育、給食、イベントなどで幅広く環境保全型農業の情報発信を行なっている。
◆講師:佐々木要太郎 民宿経営/料理人/醸造職人
1981年岩手県生まれ。遠野市在住。どぶろく特区である遠野市の醸造免許第一号取得の醸造職人として自家栽培の「遠野一号」を原料米に用いた「とおののどぶろく」を民宿の敷地内で醸造。同地のオーベルジュ「要」で地元の食材を生かした料理を提供すると共に独自の発酵技術による生ハム、チーズ、どぶろく酢、パン作りも行う。現在は民宿の経営者として、醸造職人として、さらには料理人として、多くの経験と幅広い知識とを生かし、地元の農業、人材育成など地域活性にも取り組む。2016年イタリア・トリノで開催されるスローフード学会の日本代表として現地から招聘。
※「どぶろく」とは、発酵させただけの白く濁った日本酒の原型となるお酒。
「Taste of Japan in San Sebastian」第1弾企画『CINEMA CARAVAN in Basque』とは
「Taste of Japan in San Sebastian」の第1弾企画は、世界に美食都市として名高いスペインのサン・セバスチャンにおいて、2016年9月18日(日)・19日(月)の2日間、「CINEMA CARAVAN in Basque」に出展しました。伝統的な日本産食材の日本酒や塩などを使用し、現地の人に親しみやすいスペイン風のアレンジを加えた特別メニューを用意。アンケートに答えた全505名の方が試食・試飲を行い、その魅力を体験しました。実際に試食した人たちからは、日本酒や塩、柚子といった現地の人も知っている食材を使用したメニューはどれも好評。また、日本産食材の理解を深めるため、作り手に迫ったドキュメンタリー映画を、同年9月19日(月)・20日(火)の2日間にわたり上映しました。
Taste of Japan in San Sebastian運営事務局(株式会社オズマピーアール)は、農林水産省の委託事業として、2017年3月1日(水)、世界三大食科学大学の一つである「バスク・クリナリー・センター(以下、BCC)」で、日本産食材のエキスパートたちによる『日本食・食文化セミナー』を開催しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/24489/1/resize/d24489-1-866151-1.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/24489/1/resize/d24489-1-356962-2.jpg ]
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本セミナーは、『日本料理の伝統的な「調味料」をはじめとする食材とその作り手の思いについて』をテーマに、調味料の基本的な使用法や調理での応用、調味料の元となる素材の生産者のこだわりや工夫など日本で人気のグルメ文筆家や生産者などによる3つの講演と、日本独自の味噌やみりんなどの調味料を使用した日本の伝統的な家庭料理の調理デモンストレーションを行いました。
また、本セミナーは、BCCの大学生や大学院生計132人が受講し、セミナー後のアンケートでは「実践的だったため日本食の知識を得ることができた」、「日本食文化やより良いものを作ろうとする生産者の思いが伝わってきて良かった」などといった声が多数寄せられ、大盛況を収めました。さらに、BCCのホルヘ・ブレトン教授からは、「日本食・食文化をきちんと話せる人がBCCに来てくれたことで、自分たちも理解を深めることができて良かった。」とのコメントを頂戴しました。
本事業を開催したことにより、BCC側の指導者・生徒に対して、日本食・食文化への強い興味と関心を助長することができました。
事業概要
名 称:「Taste of Japan in San Sebastian」第2弾企画 『日本食・食文化セミナー』
日 時:2017年3月1日(水)
場 所:バスク・クリナリー・センター
Paseo Juan Avelino Barriola, 101, 20009 San Sebastián, Guipúzcoa, スペイン
テ ー マ:日本食材の骨子である「調味料」をはじめとする素材とその作り手の思いについて
対 象:バスク・クリナリー・セミナー 学生132名参加
プログラム: 9 :00〜10:10『日本食材の骨子である調味料の使用法』
10:30〜11:40『日本の基本調味料を活用した伝統的家庭料理』
12:00〜12:50『「だし」を通じて見る日本人の食材生産への思いと生産方法』13:00〜13:50『日本独自の発酵文化から日本食の文化を伝える』
プログラム
9 : 00〜10:10 『日本食材の骨子である調味料の使用法』 講師:藤田千恵子
日本の伝統的な基本の調味料5種をテイスティングしながら伝える。
10:30〜11:40 『日本の基本調味料を活用した伝統的家庭料理』 講師:馬宮加奈
日本独自の調味料を使用し、日本の伝統的な家庭料理のデモンストレーション。
12:00〜12:50 『「だし」を通じて見る日本人の食材生産への思いと生産方法』 講師:粟木政明
生産者の立場から日本産食材を通して、日本料理でよく使用されるうまみ汁『だし』について伝える。
13:00〜13:50 『日本独自の発酵文化から日本食の文化を伝える』 講師:佐々木要太郎
日本酒の発酵の過程で生まれる『どぶろく』を通し、日本独自の発酵文化を伝える。
講師
◆講師:藤田千恵子 文筆家
1961年群馬県生まれ。出版社(株)ぎょうせいを経て文筆業に。日本酒の味わいのみならず酒蔵の文化・杜氏蔵人の精神性に惹かれて各地の蔵元を取材執筆。著書に「日本の大吟醸100」(新潮社)「杜氏という仕事」(新潮社)、「おとなの常識・日本酒」(淡交社)、「美酒の設計」(マガジンハウス)、「これさえあれば」(文藝春秋)「極上の調味料を求めて」(文藝文庫)、共著に「贅沢なおやつ」、「極上のおやつ」(マガジンハウス)等。プレジデント社「dancyu」「七緒」等雑誌寄稿多数。
◆講師:馬宮加奈 和酒バル KIRAZオーナーシェフ/
WAREHOUSEJAPAN株式会社取締役/国際きき酒師/ 徳島県ブランド戦略課委員
徳島県の老舗酒造メーカー、三芳菊酒造に生まれる。OL時代に「四国の地産と文化を考える会FOURLinks」を発足し、首都圏での酒イベントを通して四国の地酒をアピールしていたが、日本酒の魅力や食事とのマリアージュを提案するため、『和酒バルKIRAZ』を目黒にオープン。オーナーシェフを5年務める。現在、蔵元と消費者をつなげるツアーの企画などを数多く手がけ、日本酒の輸出、スペイン食材の輸入業も行っている。また今年度からは熟成酒の価値を広げるため新規会社を設立し、国内外で熟成酒のブランド化を手がけている。
◆講師:粟木政明 自然農法指導者/JAはくい職員
1969年石川県生まれ。1997年JAはくいに就職。39歳のとき「奇跡のりんご」の著者・木村秋則氏の農業に対する思いに深く感動を受ける。ちょうどその頃、ローマ法王にお米を食べさせたことで有名な公務員高野誠鮮氏と共に、2010年から「木村秋則自然栽培実践塾」を開講、その事務局担当を務める。現在、農業振興課課長として、農業塾を運営するかたわら、能登の宝物を次世代に引き継いでいけるよう、学校教育、給食、イベントなどで幅広く環境保全型農業の情報発信を行なっている。
◆講師:佐々木要太郎 民宿経営/料理人/醸造職人
1981年岩手県生まれ。遠野市在住。どぶろく特区である遠野市の醸造免許第一号取得の醸造職人として自家栽培の「遠野一号」を原料米に用いた「とおののどぶろく」を民宿の敷地内で醸造。同地のオーベルジュ「要」で地元の食材を生かした料理を提供すると共に独自の発酵技術による生ハム、チーズ、どぶろく酢、パン作りも行う。現在は民宿の経営者として、醸造職人として、さらには料理人として、多くの経験と幅広い知識とを生かし、地元の農業、人材育成など地域活性にも取り組む。2016年イタリア・トリノで開催されるスローフード学会の日本代表として現地から招聘。
※「どぶろく」とは、発酵させただけの白く濁った日本酒の原型となるお酒。
「Taste of Japan in San Sebastian」第1弾企画『CINEMA CARAVAN in Basque』とは
「Taste of Japan in San Sebastian」の第1弾企画は、世界に美食都市として名高いスペインのサン・セバスチャンにおいて、2016年9月18日(日)・19日(月)の2日間、「CINEMA CARAVAN in Basque」に出展しました。伝統的な日本産食材の日本酒や塩などを使用し、現地の人に親しみやすいスペイン風のアレンジを加えた特別メニューを用意。アンケートに答えた全505名の方が試食・試飲を行い、その魅力を体験しました。実際に試食した人たちからは、日本酒や塩、柚子といった現地の人も知っている食材を使用したメニューはどれも好評。また、日本産食材の理解を深めるため、作り手に迫ったドキュメンタリー映画を、同年9月19日(月)・20日(火)の2日間にわたり上映しました。