【首都直下地震の予測に期待】 宇宙から地面の異常を監視する都内初の防災監視システム完成! JESEAと東京農業大学が共同研究開始
[17/08/31]
提供元:PRTIMES
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都内初の防災監視システム(独自電子観測点)を東京農業大学の世田谷キャンパス内に設置。宇宙から首都圏の異常変動を測って地震を予測。JESEAと東京農業大学が地震予測手法の確立へ向け共同研究を開始。
JESEA(ジェシア)(株式会社地震科学探査機構:代表取締役 橘田寿宏)と東京農業大学(学長 高野克己)は地震のより正確で迅速な予測のため、東京農業大学の世田谷キャンパス内に電子観測点を設置し、共同研究を開始いたしました。この電子観測点により、首都圏地震の前兆を補足することが期待されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-382654-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-367097-4.jpg ]
JESEAは、現在ユーザー数6万人超の世界最大級の地震予測の民間会社です。これまでは、全国に1300点ある国土地理院の電子基準点データの高度な解析により、地震予測を実施してきました。しかし、これらはタイムラグがあるため、リアルタイムに24時間の観測ができる電子観測点をNTTドコモの協力により全国に整備してきました。今回の観測点を加え18点の独自電子観測点網が完成しました。
特筆すべきは、東京都内初の独自電子観測点であるということです。これまで、東京に設置するべく場所を探していましたが、上空が開けており、なおかつ河川敷等の柔らかい地盤を避けなければならない等の条件に合う場所がなかなか見つかりませんでした。今回、東京農業大学の世田谷キャンパス内という素晴らしい場所に設置でき、今後の地震予測と共同研究に有効利用していきます。
東京農業大学は世田谷キャンパス内に設置した電子観測点のデータを使い、JESEAと共同で人工知能(AI)を利用したより高度な地震予測手法の確立へ向けて3年間にわたり共同研究を行います。東京農業大学からは國井洋一准教授、関山絢子准教授、JESEAからは取締役会長の村井俊治東京大学名誉教授が協力して首都圏地震を含む地震予測手法の共同開発を3年間にわたって進めます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-997032-5.jpg ]
JESEA取締役会長 村井俊治
「これだけ首都直下型地震が憂慮されているのに、地震を予測するための東京都23区内にある国の電子基準点は必ずしも最良ではない状態だった。建設当時は上空が開かれていたが、その後高層ビルの建設や樹木の繁茂のために
上空視界は狭まり、データの信頼度は低下しているものもある。
今回東京農業大学に設置された独自電子観測点は最良の状態であり、今後起きることが危惧されている首都圏地震を監視する上で重要な役割を果たすものと期待できる。これによって約1千万人の首都圏の市民の命を守る監視タワーになるよう予測の精度を上げる努力をしたい。」
【独自電子観測点の設置のメリット】
1.予測精度の向上
JESEAは、2013年の創立以来、国土交通省国土地理院が設置管理する衛星測位(GNSS:GPSなどのグローバルナビゲーションサテライトシステム)の電子基準点データを分析して新しい地震予測方法を確立して地震予測を行い多くの地震を的中させてきました。
国土地理院の電子基準点データは、世界に類を見ない素晴らしい電子基準点観測網から得られたデータです。
しかしながら、国土地理院の電子基準点データでは、一日平均のデータしか得られないため、補足できない地震の前兆が存在することが想定されます。
この2年間の実験検証では、独自電子観測点に異常が発生してからおおむね一か月以内に地震が発生する可能性が高く、国土地理院の電子基準点データのみを利用した場合に比べて、地震予測の時間的精度を向上させることができています。
2.巨大地震の直前予測
東日本大震災の時、地震発生前の3月7日〜10日の三日間にプレスリップと思われるような異常変動が東北の太平洋岸を中心に観測されています。この直前の異常変動を捕捉できれば巨大地震の直前予測もできる可能性があります。
しかしながら、国土地理院の電子基準点データでは、最速で2日遅れのデータしか得られないため、直前予測に利用することは難しいと思われます。
今回の独自電子観測点ではデータが最短1時間後に1秒毎のデータが24時間体制で監視可能であり、巨大地震の発生が直前に予測できることが期待されます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-471323-2.jpg ]
東日本大震災の直前に現れたプレスリップと思われる点の分布図
【JESEAの「MEGA地震予測」】
現在、JESEAの地震予測は「MEGA地震予測」という名前で毎週水曜日に配信されています。
従来国が行ってきた地震予知は、過去の巨大地震の記録と活断層の情報などから地震発生の確率モデルを作り、10年、30年、50年の長期予測を行っています。今後○○年間に○○%の確立でマグニチュード○クラスの地震が起きる可能性があると推量しています。
JESEAが行っている地震予測は、衛星測位データから地殻の高さ方向および水平方向の時間的変動を分析して、地震の前に現れる異常(前兆とよぶ)を検知し、村井俊治東京大学名誉教授の15年に及ぶ経験則を加味して、「いつ」、「どこで」、「震度5以上」の地震が起きる可能性を診断しています。
従来の予測方法は、医療に例えるなら過去の病歴から将来の健康を診断しているのに対して、JESEAの予測方法は、地球の今の健康状態を、短期変動、長期傾向、累積異常などを診て将来の病気になる可能性を診断しています。JESEAは地球の健康診断をしていると言えます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-802547-1.jpg ]
JESEAの「MEGA地震予測」
月額350円(税別)
詳細はHPまで
http://www.jesea.co.jp
JESEA(ジェシア)(株式会社地震科学探査機構:代表取締役 橘田寿宏)と東京農業大学(学長 高野克己)は地震のより正確で迅速な予測のため、東京農業大学の世田谷キャンパス内に電子観測点を設置し、共同研究を開始いたしました。この電子観測点により、首都圏地震の前兆を補足することが期待されます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-382654-3.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-367097-4.jpg ]
JESEAは、現在ユーザー数6万人超の世界最大級の地震予測の民間会社です。これまでは、全国に1300点ある国土地理院の電子基準点データの高度な解析により、地震予測を実施してきました。しかし、これらはタイムラグがあるため、リアルタイムに24時間の観測ができる電子観測点をNTTドコモの協力により全国に整備してきました。今回の観測点を加え18点の独自電子観測点網が完成しました。
特筆すべきは、東京都内初の独自電子観測点であるということです。これまで、東京に設置するべく場所を探していましたが、上空が開けており、なおかつ河川敷等の柔らかい地盤を避けなければならない等の条件に合う場所がなかなか見つかりませんでした。今回、東京農業大学の世田谷キャンパス内という素晴らしい場所に設置でき、今後の地震予測と共同研究に有効利用していきます。
東京農業大学は世田谷キャンパス内に設置した電子観測点のデータを使い、JESEAと共同で人工知能(AI)を利用したより高度な地震予測手法の確立へ向けて3年間にわたり共同研究を行います。東京農業大学からは國井洋一准教授、関山絢子准教授、JESEAからは取締役会長の村井俊治東京大学名誉教授が協力して首都圏地震を含む地震予測手法の共同開発を3年間にわたって進めます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-997032-5.jpg ]
JESEA取締役会長 村井俊治
「これだけ首都直下型地震が憂慮されているのに、地震を予測するための東京都23区内にある国の電子基準点は必ずしも最良ではない状態だった。建設当時は上空が開かれていたが、その後高層ビルの建設や樹木の繁茂のために
上空視界は狭まり、データの信頼度は低下しているものもある。
今回東京農業大学に設置された独自電子観測点は最良の状態であり、今後起きることが危惧されている首都圏地震を監視する上で重要な役割を果たすものと期待できる。これによって約1千万人の首都圏の市民の命を守る監視タワーになるよう予測の精度を上げる努力をしたい。」
【独自電子観測点の設置のメリット】
1.予測精度の向上
JESEAは、2013年の創立以来、国土交通省国土地理院が設置管理する衛星測位(GNSS:GPSなどのグローバルナビゲーションサテライトシステム)の電子基準点データを分析して新しい地震予測方法を確立して地震予測を行い多くの地震を的中させてきました。
国土地理院の電子基準点データは、世界に類を見ない素晴らしい電子基準点観測網から得られたデータです。
しかしながら、国土地理院の電子基準点データでは、一日平均のデータしか得られないため、補足できない地震の前兆が存在することが想定されます。
この2年間の実験検証では、独自電子観測点に異常が発生してからおおむね一か月以内に地震が発生する可能性が高く、国土地理院の電子基準点データのみを利用した場合に比べて、地震予測の時間的精度を向上させることができています。
2.巨大地震の直前予測
東日本大震災の時、地震発生前の3月7日〜10日の三日間にプレスリップと思われるような異常変動が東北の太平洋岸を中心に観測されています。この直前の異常変動を捕捉できれば巨大地震の直前予測もできる可能性があります。
しかしながら、国土地理院の電子基準点データでは、最速で2日遅れのデータしか得られないため、直前予測に利用することは難しいと思われます。
今回の独自電子観測点ではデータが最短1時間後に1秒毎のデータが24時間体制で監視可能であり、巨大地震の発生が直前に予測できることが期待されます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-471323-2.jpg ]
東日本大震災の直前に現れたプレスリップと思われる点の分布図
【JESEAの「MEGA地震予測」】
現在、JESEAの地震予測は「MEGA地震予測」という名前で毎週水曜日に配信されています。
従来国が行ってきた地震予知は、過去の巨大地震の記録と活断層の情報などから地震発生の確率モデルを作り、10年、30年、50年の長期予測を行っています。今後○○年間に○○%の確立でマグニチュード○クラスの地震が起きる可能性があると推量しています。
JESEAが行っている地震予測は、衛星測位データから地殻の高さ方向および水平方向の時間的変動を分析して、地震の前に現れる異常(前兆とよぶ)を検知し、村井俊治東京大学名誉教授の15年に及ぶ経験則を加味して、「いつ」、「どこで」、「震度5以上」の地震が起きる可能性を診断しています。
従来の予測方法は、医療に例えるなら過去の病歴から将来の健康を診断しているのに対して、JESEAの予測方法は、地球の今の健康状態を、短期変動、長期傾向、累積異常などを診て将来の病気になる可能性を診断しています。JESEAは地球の健康診断をしていると言えます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/27411/1/resize/d27411-1-802547-1.jpg ]
JESEAの「MEGA地震予測」
月額350円(税別)
詳細はHPまで
http://www.jesea.co.jp