農業用倉庫を再利用した美容院「miike」令和4年第16回長野県建築文化賞最優秀賞を受賞
[23/02/26]
提供元:PRTIMES
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持続可能な社会のための新たな一手
株式会社ihrmk(本社:東京都港区 / 代表:井原正揮・井原佳代)は、2021年に竣工した農業用倉庫を再生・再利用した美容院「miike」が、2022年(令和4年)第16回長野県建築文化賞既存ストック活用部門最優秀賞(県知事賞)を2023年2月に受賞しましたことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-b7b3f5ce714a1e94335e-0.jpg ]
■長野県建築文化賞概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-96dde4e2f5d668e8184e-1.jpg ]
長野県建築文化賞では、長野県内に建てられた建築物から、長野県の環境、風土、文化に根ざした作品、設計、造形表現及び施工における創意溢れる作品、景観や省エネに配慮した作品を募集し、優れた作品を表彰することによって、地域の建築文化の発展に寄与するとともに建築士の資質の向上に資することを目的に、隔年で実施しています。第16回受賞作品(一般部門:最優秀賞1点、優秀賞1点、奨励賞1点、住宅部門:最優秀賞1点、優秀賞2点、奨励賞3点、新人賞1点、既存ストック活用部門:最優秀賞1点、優秀賞1点、奨励賞2点)参考リンク:http://www.nagano-kenchikushikai.org/profile12.php[審査委員長:宮崎浩氏コメント]
敷地は八ヶ岳連峰を見下ろす田園風景の中にあり、周辺にはプレハブ倉庫が点在している。その中の1つ、どこにでもあるような間口10m奥行6mほどのプレハブ倉庫を、Uターン夫婦のための写真スタジオ付美容院へと用途変更したプロジェクトである。リノベーションは、オリジナル空間の性格を綿密に読み解かねば、表層的なデザイン改築の域を出ない。ここでは、既存の外壁下地胴縁をデザインの下敷きとし、それを基準に外壁をくり抜き、家具を組込み、スライドする可動の鏡を胴縁間につくりこんでいる。簡単な操作の積み重ねに見えるが、このデザインコードの発見が、単なる倉庫を美容院らしい洒落た空間へと生まれ変わらせている。また、周辺の空地を少しずつ整備することによって、この小さな設計行為が、今まで寂しかったであろうこの場を活気ある風景へと更新し始めている。既存ストックを見事に活用しており、高い評価に値する作品である。(宮崎 浩)■「miike」
[画像3: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-85dc35f762b4eaf65bbe-2.jpg ]
所在地:長野県東御市和3151-4延べ面積:64.83平方メートル 用途:美容院(既存用途:農業用倉庫)構造:鉄骨造(既存)建築主:miike設計・監理:株式会社ihrmk施工:有限会社アールクラブ設計時期:2019年6月〜2020年9月
施工時期:2020年11月〜2021年3月
[画像4: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-a42ea62fb0349f30e9f3-6.jpg ]
※既存農業用倉庫は検査済証のある建築物であったために改めて確認申請はしていませんが、東御市と協議をした上で用途変更を行っています。写真撮影:千葉顕弥(上記4点共)■株式会社ihrmk
[画像5: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-90355c70bb29712e7aa3-5.png ]
会社名:株式会社ihrmk(アイエイチアールエムケイ)設立:2016年 代表者:井原正揮・井原佳代所在地:東京都港区三田5-10-2はつせ三田102ウェブサイト:https://ihrmk.co.jp株式会社ihrmkは、2016年に設立、井原正揮と井原佳代代表による建築設計事務所です。主な作品は、「風景を通す家」、「ひな壇基礎の家」、「はつせ三田」があります。設計活動において、「状況の中の建築/状況のデザイン」を意識しています。動的な状況の中から状況そのものをデザインすること、物理的・機能的・社会的な状況変化への応答、状況とデザイン相互のフィードバックの中に新しい建築のあり方を見い出したいと考えています。本件に関するお問い合わせ先:株式会社ihrmk問い合わせ先:info@ihrmk.co.jp
株式会社ihrmk(本社:東京都港区 / 代表:井原正揮・井原佳代)は、2021年に竣工した農業用倉庫を再生・再利用した美容院「miike」が、2022年(令和4年)第16回長野県建築文化賞既存ストック活用部門最優秀賞(県知事賞)を2023年2月に受賞しましたことをお知らせします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-b7b3f5ce714a1e94335e-0.jpg ]
■長野県建築文化賞概要
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長野県建築文化賞では、長野県内に建てられた建築物から、長野県の環境、風土、文化に根ざした作品、設計、造形表現及び施工における創意溢れる作品、景観や省エネに配慮した作品を募集し、優れた作品を表彰することによって、地域の建築文化の発展に寄与するとともに建築士の資質の向上に資することを目的に、隔年で実施しています。第16回受賞作品(一般部門:最優秀賞1点、優秀賞1点、奨励賞1点、住宅部門:最優秀賞1点、優秀賞2点、奨励賞3点、新人賞1点、既存ストック活用部門:最優秀賞1点、優秀賞1点、奨励賞2点)参考リンク:http://www.nagano-kenchikushikai.org/profile12.php[審査委員長:宮崎浩氏コメント]
敷地は八ヶ岳連峰を見下ろす田園風景の中にあり、周辺にはプレハブ倉庫が点在している。その中の1つ、どこにでもあるような間口10m奥行6mほどのプレハブ倉庫を、Uターン夫婦のための写真スタジオ付美容院へと用途変更したプロジェクトである。リノベーションは、オリジナル空間の性格を綿密に読み解かねば、表層的なデザイン改築の域を出ない。ここでは、既存の外壁下地胴縁をデザインの下敷きとし、それを基準に外壁をくり抜き、家具を組込み、スライドする可動の鏡を胴縁間につくりこんでいる。簡単な操作の積み重ねに見えるが、このデザインコードの発見が、単なる倉庫を美容院らしい洒落た空間へと生まれ変わらせている。また、周辺の空地を少しずつ整備することによって、この小さな設計行為が、今まで寂しかったであろうこの場を活気ある風景へと更新し始めている。既存ストックを見事に活用しており、高い評価に値する作品である。(宮崎 浩)■「miike」
[画像3: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-85dc35f762b4eaf65bbe-2.jpg ]
所在地:長野県東御市和3151-4延べ面積:64.83平方メートル 用途:美容院(既存用途:農業用倉庫)構造:鉄骨造(既存)建築主:miike設計・監理:株式会社ihrmk施工:有限会社アールクラブ設計時期:2019年6月〜2020年9月
施工時期:2020年11月〜2021年3月
[画像4: https://prtimes.jp/i/116945/1/resize/d116945-1-a42ea62fb0349f30e9f3-6.jpg ]
※既存農業用倉庫は検査済証のある建築物であったために改めて確認申請はしていませんが、東御市と協議をした上で用途変更を行っています。写真撮影:千葉顕弥(上記4点共)■株式会社ihrmk
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会社名:株式会社ihrmk(アイエイチアールエムケイ)設立:2016年 代表者:井原正揮・井原佳代所在地:東京都港区三田5-10-2はつせ三田102ウェブサイト:https://ihrmk.co.jp株式会社ihrmkは、2016年に設立、井原正揮と井原佳代代表による建築設計事務所です。主な作品は、「風景を通す家」、「ひな壇基礎の家」、「はつせ三田」があります。設計活動において、「状況の中の建築/状況のデザイン」を意識しています。動的な状況の中から状況そのものをデザインすること、物理的・機能的・社会的な状況変化への応答、状況とデザイン相互のフィードバックの中に新しい建築のあり方を見い出したいと考えています。本件に関するお問い合わせ先:株式会社ihrmk問い合わせ先:info@ihrmk.co.jp