【レポート】ソフトバンク株式会社とのトラッキングデータの活用に向けたトライアル
[24/10/25]
提供元:PRTIMES
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[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151772/1/151772-1-d5af7202f38de8f74277ca97de2ffad0-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ハピネスアリーナに14台のカメラが設置された
公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(東京都文京区、チェアマン:島田慎二 以下「B.LEAGUE」)は、トップパートナーであるソフトバンク株式会社とともに、トラッキングデータの活用に向けたトライアルを行いました。
今回のトライアルは、2024年10月4日、長崎に新しくできたハピネスアリーナで開催された長崎ヴェルカvsサンロッカーズ渋谷の試合において実施され、ソフトバンクのパートナーであるソニー株式会社傘下のHawk-Eye Innovations(ホークアイ)のトラッキングシステムを活用しました。
コートを取り囲むように設置された14台のカメラがとらえた映像はシステムにより集約され、選手の体やボールの位置がデータ化されます。今回、このデータを活用して「バスケットLIVE」でのクイズ企画が実施されました。クイズは10問あり、その一つが「ジャンプボールにおいて、どちらのチームのジャンパーがより高く飛んだでしょうか?(ジャンプボールの勝敗ではなく、ジャンプの最高到達点の高さ)」です。ジャンプボールでの高さは長崎のエージェー・エドゥ選手が294.9cm、SR渋谷のジョシュ・ホーキンソン選手が282.8cmで(データは手首の高さ)、クイズの正解は「長崎ヴェルカ」でした。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151772/1/151772-1-7c2c20ca80e387e0e7c079b56e23e8bd-456x690.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「バスケットLIVE」でのクイズ企画
また「各チームの全選手の合計走行距離で、皇居2週分(10km)の距離に早く到達するのはどちらのチームでしょうか?」という問いもありました。正解は「長崎ヴェルカ」でした。実際には時間の経過に伴う選手一人ひとりの走行距離がデータとして得られています。ちなみに前半終了時点で最も走行距離が長かったのはマーク・スミス選手の1326mでした。
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「バスケットLIVE」でのクイズ企画の告知
ホークアイのトラッキングシステムの導入により、選手の体やボールの位置を元にした詳細なデータを取得することが可能になります。システムの導入が進み、安定してデータが取れるようになれば、このデータを活用した取り組みの可能性も大きく広がります。
「世界一型破りなライブスポーツエンタメ」を目指すB.LEAGUEでは、このホークアイの技術をはじめ、ICT導入による視聴体験のリッチ化を目指すとともに、データをチームの強化や選手のケガ防止に生かし、よりクオリティの高い試合を提供するための取り組みをパートナーともに継続的に進めていく予定です。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151772/1/151772-1-d9adff5c902ac6e9bbad3991a0e11fad-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
データを活用し、視聴体験のリッチ化や、よりクオリティの高い試合を提供することを目指していく
■B.LEAGUEチェアマン 島田慎二 コメント
「世界一型破りなライブスポーツエンタメ」の実現に向け、アリーナが全国に整備されることを最優先にしてきましたが、この先には映像のリッチ化があります。B.LEAGUEがそのステージで実現すべきは、視聴体験のバージョンアップにより会場に来るファンだけでなく視聴するファンを増やすこと。B.LEAGUEが成長すればするほど、視聴体験を通じてバスケに触れる領域が広がっていきます。アリーナとは別物の観戦体験を提供し、ファンの方々の多様なニーズに応えられるクオリティを追求していきたいと考えています。
■ソフトバンク株式会社 サービス企画本部 関戸淳文氏 コメント
ソフトバンクはICTの力を使ってスポーツのDXを進めていきます。単純にエンタメで盛り上げるというより、我々のテクノロジーによって競技レベルが上がることがバスケ界の発展に繋がると考えています。試合の配信についてもこういった技術を活用して、またお客さまがどういった部分に喜びを見いだすのかを調査しながら、今までとは違った楽しみ方を近いうちに形にしたいです。