お金がなくて病院に行かない人も!?~不調があっても病院に行かない3大理由は、「面倒」「まだ大丈夫」「お金がかかる」~
[13/03/28]
提供元:PRTIMES
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「生活者の“受療行動”※に関する2千人調査」を実施
メディカルライフ研究所は、日本の生活者の受療行動に関する実態や意識を把握するために「生活者の“受療行動”(注)に関する2万人調査」を実施し、この度、第2回リサーチレポートを公表、リリースすることとなりました。
2回目のリサーチレポートでは、長期不調症状や慢性疾患を保有していると認識していながら
「病院に行かない」理由を「生活者の受領行動に関する調査2.」(2012年9月実施)の結果よりまとめました。
メディカルライフ研究所(東京都港区)は、日本の生活者の受療行動に関する実態や意識を把握するために「生活者の受療行動に関する調査」を実施。この度、第2回分析結果をまとめましたので、ご報告いたします。
第1回分析では長期不調や慢性疾患があると認識しつつも、病院に行かない人が多く存在することが判明しましたが、その“病院に行かない”という態度の理由としては、『受診が面倒(病院に行くこと自体が煩わしい)』『まだ大丈夫、と症状を自己診断』『病院に行くとお金がかかる』といった3つの意識が存在していることがわかりました。
これらの背景の1つとして、生活者の医療・疾患に対する理解の不足があると考えられます。不調・疾患の原因や、病院での治療、薬などに対する知識を高め、症状に対する認識を新たにすることで、「受療しなければ」という気持ちが醸成されることも、メディカルライフ研究所の研究で明らかになってきています。当研究所では、引き続き分析を行い、生活者が病院に行くまでの気持ちのメカニズムを解明した「受療行動モデル」を近日発表する予定です。
※“受療行動”:メディカルライフ研究所では生活者が身体の不調を感じてから医療機関での受診にいたるまでの一連の行動を“受療行動”と呼んでいます。
■調査結果 詳細
○ 20代〜60代の生活者における、長期不調(半年以上)や慢性疾患を保有していると認識していながら病院に行かない人の、その理由についてみると、「病院に行くのが面倒だった」が最も多く、続いて「症状が軽かった」があげられています。また3位には「お金がかかると思った」があげられ、経済的な面も受診のハードルとなっていることが実態のようです。
○ また、同じく病院に行かない理由の上位3項目を年代別でみると、20代〜30代の若年層において「お金がかかると思った」が多くなっており、「病院に行くのが面倒だった」とほぼ同じレベルの理由として上位にあげられています。
一方、50代〜60代については、「症状が軽かった」と自己判断した結果、受診しなかったケースが若年層に比べて高くなっています。
○ 「頭痛」、「不眠」、「ひどい倦怠感・疲労」などは、長期間放置していれば慢性疾患に発展したり、重篤な疾患に繋がる可能性がありますが、それらの症状を保有していると認識していながらも、半年以上その症状について病院で診てもらわず放置している人が多く存在しています。
■「生活者の受療行動に関する調査(2)」 調査概要
調査対象者: 全国の20代〜60代男女
調査方法: インターネット調査
調査時期: 2012年9月
調査サンプル: 有効回収数2,000
※結果詳細については、「メディカルライフ研究所 Research Report」に記載しています。
⇒メディカルライフ研究所URL http://www.medicallifelab.jp
■メディカルライフ研究所概要
生活者視点で健康・医療のこれからを考え、生活者・ドクター・医療従事者・MRを“つなぐ”マーケティング・コミュニケーション研究を行う組織として、株式会社読売広告社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中田安則)と株式会社嵯峨野(本社:東京都新宿区、代表取締役:木村寿伸)が共同で双方の横断型社内組織として設立。
メディカルライフ研究所は生活者のヘルスケア活動、医療機関への受療行動の“これからを考え”、
1. 生活者視点で健康・医療産業と生活者を適切につなぐための、 調査・研究、啓発活動を実施します。
2. 医療機関、製薬メーカーに向けた、生活者視点のマーケティング・コミュニケーション施策支援、情報ソリューションを提供してまいります。
■メディカルライフ研究所事務局
〒107-6105 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル
株式会社読売広告社 R&D局内
TEL 03-5544-7324
■メディカルライフ研究所 リサーチレポート
メディカルライフ研究所では、生活者の健康や病気に対する意識の研究から活動をスタート。
「生活者の受療行動に関する調査」を行っており、独自の視点で研究レポートを発信してまいります。
■次回のリサーチレポート
次回は、不調・疾患を放置している人が「どうすれば病院に行くのか?」について、その気持ちの仕組みを分析していく予定です。
<本件に関するお問い合わせ>
◇メディカルライフ研究所(株式会社読売広告社R&D局内)
上野 関
TEL:03-5544-7324 info@medicallifelab.jp
メディカルライフ研究所は、日本の生活者の受療行動に関する実態や意識を把握するために「生活者の“受療行動”(注)に関する2万人調査」を実施し、この度、第2回リサーチレポートを公表、リリースすることとなりました。
2回目のリサーチレポートでは、長期不調症状や慢性疾患を保有していると認識していながら
「病院に行かない」理由を「生活者の受領行動に関する調査2.」(2012年9月実施)の結果よりまとめました。
メディカルライフ研究所(東京都港区)は、日本の生活者の受療行動に関する実態や意識を把握するために「生活者の受療行動に関する調査」を実施。この度、第2回分析結果をまとめましたので、ご報告いたします。
第1回分析では長期不調や慢性疾患があると認識しつつも、病院に行かない人が多く存在することが判明しましたが、その“病院に行かない”という態度の理由としては、『受診が面倒(病院に行くこと自体が煩わしい)』『まだ大丈夫、と症状を自己診断』『病院に行くとお金がかかる』といった3つの意識が存在していることがわかりました。
これらの背景の1つとして、生活者の医療・疾患に対する理解の不足があると考えられます。不調・疾患の原因や、病院での治療、薬などに対する知識を高め、症状に対する認識を新たにすることで、「受療しなければ」という気持ちが醸成されることも、メディカルライフ研究所の研究で明らかになってきています。当研究所では、引き続き分析を行い、生活者が病院に行くまでの気持ちのメカニズムを解明した「受療行動モデル」を近日発表する予定です。
※“受療行動”:メディカルライフ研究所では生活者が身体の不調を感じてから医療機関での受診にいたるまでの一連の行動を“受療行動”と呼んでいます。
■調査結果 詳細
○ 20代〜60代の生活者における、長期不調(半年以上)や慢性疾患を保有していると認識していながら病院に行かない人の、その理由についてみると、「病院に行くのが面倒だった」が最も多く、続いて「症状が軽かった」があげられています。また3位には「お金がかかると思った」があげられ、経済的な面も受診のハードルとなっていることが実態のようです。
○ また、同じく病院に行かない理由の上位3項目を年代別でみると、20代〜30代の若年層において「お金がかかると思った」が多くなっており、「病院に行くのが面倒だった」とほぼ同じレベルの理由として上位にあげられています。
一方、50代〜60代については、「症状が軽かった」と自己判断した結果、受診しなかったケースが若年層に比べて高くなっています。
○ 「頭痛」、「不眠」、「ひどい倦怠感・疲労」などは、長期間放置していれば慢性疾患に発展したり、重篤な疾患に繋がる可能性がありますが、それらの症状を保有していると認識していながらも、半年以上その症状について病院で診てもらわず放置している人が多く存在しています。
■「生活者の受療行動に関する調査(2)」 調査概要
調査対象者: 全国の20代〜60代男女
調査方法: インターネット調査
調査時期: 2012年9月
調査サンプル: 有効回収数2,000
※結果詳細については、「メディカルライフ研究所 Research Report」に記載しています。
⇒メディカルライフ研究所URL http://www.medicallifelab.jp
■メディカルライフ研究所概要
生活者視点で健康・医療のこれからを考え、生活者・ドクター・医療従事者・MRを“つなぐ”マーケティング・コミュニケーション研究を行う組織として、株式会社読売広告社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中田安則)と株式会社嵯峨野(本社:東京都新宿区、代表取締役:木村寿伸)が共同で双方の横断型社内組織として設立。
メディカルライフ研究所は生活者のヘルスケア活動、医療機関への受療行動の“これからを考え”、
1. 生活者視点で健康・医療産業と生活者を適切につなぐための、 調査・研究、啓発活動を実施します。
2. 医療機関、製薬メーカーに向けた、生活者視点のマーケティング・コミュニケーション施策支援、情報ソリューションを提供してまいります。
■メディカルライフ研究所事務局
〒107-6105 東京都港区赤坂5丁目2番20号 赤坂パークビル
株式会社読売広告社 R&D局内
TEL 03-5544-7324
■メディカルライフ研究所 リサーチレポート
メディカルライフ研究所では、生活者の健康や病気に対する意識の研究から活動をスタート。
「生活者の受療行動に関する調査」を行っており、独自の視点で研究レポートを発信してまいります。
■次回のリサーチレポート
次回は、不調・疾患を放置している人が「どうすれば病院に行くのか?」について、その気持ちの仕組みを分析していく予定です。
<本件に関するお問い合わせ>
◇メディカルライフ研究所(株式会社読売広告社R&D局内)
上野 関
TEL:03-5544-7324 info@medicallifelab.jp