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コグニザント、TransCelerateの共同治験作業プラットフォームの開発を受注

業界ユーティリティとしてShared Investigator Platform (治験者共有プラットフォーム)を構築し、新薬開発の促進に貢献

[ 米国ニュージャージー州 ティーネック発、2014年7月24日]
コグニザント(NASDAQ: CTSH)は本日、製薬大手19社の代表が参加する非営利組織のTransCelerate BioPharma Inc.によって、医療施設と製薬会社による共同治験のあり方を変える、この種のものとしては初めてとなるサブスクリプションベースのプラットフォーム開発元に選ばれたことを発表しました。TransCelerate BioPharma Inc.は、製薬業界全体にわたる研究開発プロセスの効率化に取り組んでいます。

「業界ユーティリティ」として構築されることになるShared Investigator Platform (治験者共有プラットフォーム)は、製薬業界による治験の標準化と一貫性の実現を可能にします。多くの場合、研究者用プラットフォームは個々の製薬会社によって異なるものが導入され、結果として医療施設は複数の環境を使用することになり、複雑性とリスクが発生しています。世界中の医療施設とスポンサーを共通のプラットフォームに集めることによって、製薬会社はより効率的に治験を行い、新薬の開発をスピードアップすることができます。

この新しいプラットフォームは、治験情報に対する中央集中化された単一のアクセスポイントを研究者および施設職員に提供し、精度を向上させ、研究の立ち上がり期間を短縮することにより、組織の生産性を高めます。また、製薬会社が品質、法規制の順守、プロセスの可視性、および生産能力を向上させるために役立つとともに、トレーニング、文書のやり取り、およびサポートに関連する研究者の作業量を削減します。将来的に、このプラットフォームは、効率的な電子監査プロセスおよび治験に対する識見の向上を、監督機関にもたらす可能性があります。

「この共同治験作業は、革新的な新薬をより早く患者に提供するために治験プロセスの改善を目指すTransCelerateの戦略にとって重要な部分です」と、Eli Lilly & Co.社 臨床開発情報および最適化担当シニアディレクター 兼TransCelerateのShared Investigator Platform責任者であるJackie Kent氏は語っています。「Shared Investigator Platformは、プロセスを単純化し、標準的な研究活動にかかる時間と労力を削減することによって、医療施設に恩恵をもたらします。TransCelerateはこのイニシアティブのために総合的な選出プロセスを実施しましたが、コグニザントはこのユニークなパートナーシップに要求される重要な特性を備えていました。Shared Investigator Platformイニシアティブによって、研究およびデータ品質の全体的な向上が予想されます」。

「TransCelerateと提携して、この種のものとしては初めてとなるプラットフォームを構築できることを嬉しく思います。このプラットフォームは、テクノロジーベースの共同作業が持つ可能性を最大限に引き出す上で役立ち、患者にはより良い医薬品を、医療施設には効率の改善を、そして医薬品のスポンサーには優れた業績を提供します」と、コグニザント ライフサイエンス部門担当バイスプレジデント、Bhaskar Sambasivanは語っています。「治験のプロセスを合理化することによって、TransCelerateの参加企業が医薬品の開発をスピードアップできるだけでなく、患者の健康を向上させるための革新が推進されます。我々はこの戦略的関係に多大な取り組みと投資を行っており、業界に関する専門知識と技術的能力を活用して、業界ユーティリティとして構築された独自のプラットフォームが最大の価値を生むことを保証します。また、我々はこのプラットフォームを継続的に強化するために、エンドユーザからの情報も求めています」。

■TransCelerate BioPharma Inc.について
TransCelerate BioPharma Inc.は、革新的な新治療法の研究開発(R&D)の迅速化/簡素化によって全世界の人々の健康を向上させることに専念する非営利組織です。この組織の使命は、全世界のバイオ医薬品研究開発コミュニティにわたる共同作業を通して、新しい医薬品の効率的、効果的、高品質な実現を促進するように設計されたソリューションの特定、優先順位付け、設計、および実装の便宜を図ることにあります。TransCelerateは、業界が現在直面している問題について討議し、合意の取れた共通の課題に対するソリューションを検討するための、研究開発の責任者たちによる様々なフォーラムでの議論から生まれました。設立時の参加企業は、AbbVie、AstraZeneca、Boehringer Ingelheim、Bristol-Myers Squibb、Eli Lilly and Company、GlaxoSmithKline、Johnson & Johnson、Pfizer、the Roche Group、およびSanofiの各社でした。TransCelerate設立後に参加したメンバーには、Allergan, Inc.、Astellas Pharma Inc.、Biogen Idec、Cubist Pharmaceuticals、EMD Serono, Inc.(ドイツ ダルムシュタットのMerck KGaAの子会社)、Forest Research Institute(Forest Laboratories, Inc.の子会社)、Medgenics, Inc.、Shionogi & Co., Ltd.、およびUCBが含まれます。

TransCelerateには、研究開発業務を行っている製薬およびバイオテクノロジー企業であれば参加可能です。本部はペンシルバニア州フィラデルフィアに置かれています。詳細については、http://www.transceleratebiopharmainc.comをご覧ください。

■コグニザント ヘルスケア・ライフサイエンス部門について
コグニザントのヘルスケア・ライフサイエンス部門は、多くの人々の生活を向上させるため、ライフサイエンス企業をサポートすることに努めております。各社とパートナーシップを組み、ヘルスケアの課題に対するソリューションを構築、業務方法を継続的に改善、臨床試験を先導し、薬事規制対応インフラを強化することで競争力を高めます。コグニザントは常に「ヘルスケア・インフォマティクスが選ぶ医療ITプロバイダートップ100」の10位内にランクされ、グローバル製薬会社トップ30社中27社、米国健康保険会社トップ20社中15社、米国薬剤給付管理会社 (PBM) トップ6 社中5社、バイオテクノロジートップ10社中9社、医療機器会社トップ20社中12社にサービスを提供しております。医学博士、薬理学者、医師、バイオメディカルエンジニア、薬剤師、バイオスタティスティシャン、メディカルライター、適正基準(GxP)コンサルタントなどの専門家を含む大規模なプロフェッショナルチームにより、業務分野に応じたコンサルティング、IT、ビジネスプロセス、および情報分析に関するソリューションをグローバルに提供しております。

■会社概要
コグニザント (NASDAQ: CTSH) は、情報技術(IT)やコンサルティング、ビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)のサービスプロバイダとして業界を牽引し、より堅固なビジネスを構築できるよう世界各国のクライアント企業をサポートしております。米国・ニュージャージー州ティーネックに本社を置くコグニザントは、常に「フューチャー・オブ・ワーク」を探求し、これを体現するために顧客満足度へのこだわり、技術革新、業界/ビジネスプロセスへの精通、グローバル感覚豊かで協力的なスタッフを結集させ、より良いサービス提供を目指しています。2013年12月末現在、各国50拠点を超えるグローバルセンターを擁し、171,400名の社員が在籍しています。対外的な評価として、コグニザントはナスダック100指数およびS&P 500指数の構成銘柄に組み入れられています。また、フォーブス誌「世界の優良企業2000社」やフォーチュン誌「世界上位500社」にランクイン、「好業績をあげた企業」、「最速成長企業」にも選出されています。詳細な会社情報については、コグニザントのWebサイト www.cognizant.com をご参照ください。また、公式Twitterアカウント:Cognizant でも情報を開示しておりますのでご利用ください。

■免責事項
本プレスリリースには、1995年米国民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995) における「セーフハーバー」規定に定義される「将来の見通しに関する記述 (forward looking statements)」に該当し得る記述が含まれています。かかる記述には、必然的に将来の事象に関するリスク、不確定要素、想定が内在するため、正確性を保証することはできかねますのでご了承願います。明示的あるいは黙示的を問わず、これらの記述と実際の結果が著しく異なる要因には、一般的な経済状況、もしくは米国証券取引委員会に提出された弊社の最新の年次報告書(Form 10-K)、およびその他文書に記載された要因が含まれます。新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、コグニザントは常に将来の見通しを見直して改訂を行う義務を負いません。
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