MGMリゾーツ・インターナショナル、著名な彫刻家、和泉正敏氏の美術作品と「日本の春」をテーマにした色鮮やかな庭園で日本文化を祝う
[15/03/27]
提供元:PRTIMES
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[画像1: http://prtimes.jp/i/13080/2/resize/d13080-2-582510-0.jpg ]
ラスベガス(2015年3月26日)-MGMリゾーツ・インターナショナル(以下、MGMリゾーツ)は、同社が運営するベラージオで、日出る国の日本の自然と芸術に対する情熱を表現した素晴らしい展示2点を通して、春を祝うことになりました。
感動のディスプレイ:ベラージオの室内庭園
MGMリゾーツが保有するべラージオの室内庭園は、訪れたゲストを島国・日本の豊かな文化に触れる穏やかな旅へと誘います。日本をモチーフとした展示は今回が初めてで、日本の伝統的な庭園の落ち着いた美しさと、ベラージオの豪華絢爛さが組み合わさり、82,000本に及ぶ色とりどりの生花と印象的な花のオブジェで彩られています。
MGMリゾーツのベラージオ社長兼COOのランディ・モートン(Randy Morton)は、次のように述べています。「日本の春は本当に息を呑むほど美しく、世界中からお越し頂いたゲストの方々にこの比類ない文化的な体験をしていただけることにとても嬉しく存じます。このプロジェクトにあたり、弊社の園芸とイベントデザインチームが8,000キロ以上旅して、東京や京都の庭園を研究し、日本文化の最もわかりやすい特徴的な要素を数多く取り入れ、かつダイナミックな解釈でもって魅惑的な日本の春を表現しました。」
この庭園では、日本の最も象徴的なランドマークが再現されており、新鮮なチューリップ、ラッパスイセン、キンギョソウといった何千本もの花に交じって、伝統的な盆栽が存在感を出しています。また、毎日午後4時半〜6時の間、会場内の浮桟橋で日本の音楽がライブ演奏され、魅力的な雰囲気に花を添えます。
庭園の西側にあるウエストガーデンは、京都の有名な金閣寺にヒントを得た高さ約8メートルの日本の寺が中心となり、敬虔な雰囲気を漂わせています。穏やかな水辺に立つこの荘厳な寺院は、伝統的な障子とその木枠を彷彿させる金色の薄板で精巧に造られています。
イーストガーデンでは、300個のアクリル製の花や葉で優雅に飾られた、高さ18.5メートルの桜の木がゲストをお迎えします。この木の根元では、静かな池の中で75匹の鯉が泳ぎ、一方でつくばいの水が5メートル上から滝となって流れ落ちています。また、1万5,000本もの新鮮な切花を組み合わせた華麗な作品が2点用意されました。1つは高さ約1.8メートルの堂々とした鶴で、もう1つは長さ約2.1メートルの亀です。花で装飾された動物たちは、中空に吊るされた35本の手書きの色鮮やかな番傘が作り出す日陰をあたかも楽しんでいるかのように展示されています。
サウスガーデンでは、黄金の砂の枯山水の中に伝統的な日本風の茶室が立ち、展示の素晴らしさを存分に味わえるようになっています。竹や天然の丸太に、アクセントとして鉱物の銅を使って特注した高さ約3.7メートルの建造物は、日本古来の茶道を称えるものです。
茶室からほんの少ししか離れていないノースベッドは、藤やブーゲンビリアからなる吊るし型のガーデンとなっています。その下には石の様々な抽象的な芸術作品が陳列され、その一つ一つが富士山、鶴、亀など日本の文化的アイコンを表しています。静謐な情景の中に石灯籠が置かれ、庭園を照らし出し、瞑想的な雰囲気を醸し出すのに一役買っています。
2015年5月11日まで公開されるこの日本庭園は、日本の憲法記念日、こどもの日、みどりの日などいくつかの重要な祝日を祝う「ゴールデンウィーク」のクライマックスを飾るものとなります。
この室内庭園は、名古屋在住の庭園デザイナーとして知られる野村勘治氏のアドバイスを得て、ベラージオの園芸チームとMGMリゾーツ・インターナショナル・イベント・プロダクションが協力して作り上げたものです。なお、この室内庭園は、入場無料、年中無休となっています。
MGMリゾーツ、芸術への取り組みを強化:和泉正敏氏の石の彫刻、[大地からの贈り物]を展示
[画像2: http://prtimes.jp/i/13080/2/resize/d13080-2-413464-1.jpg ]
かつてより日本文化に敬意を払うMGMリゾーツは、ベラージオの表玄関のすぐ外に、日本の著名な彫刻家である和泉正敏氏の印象的な新作品、「大地からの贈り物」を展示することを発表しました。
この石材彫刻は、地球の四大元素の「風」、「火」、「水」、「土」をそれぞれ表したものです。18カ月かけて丹念に泥かぶり石(玄武岩)を手彫りして生み出されたこれらの彫刻は、一つ一つが約7,660〜12,150キログラムあります。素材の泥かぶり石(玄武岩)は、火山の表面で溶岩が冷えてできたもので、日本の起源を表すものとされているため日本の芸術では頻繁に用いられています。
MGMリゾーツのファインアート・コレクションのエグゼクティブ・ディレクターである、タリサ・ティベルティ(Tarissa Tiberti)は、次のように述べています。「芸術と文化はベラージオでの体験で、切っても切り離せないものとなっています。弊社のアートギャラリーでは、特別展示会が繰り返し開催されていますが、そこに限らずホテル内の至る所でもオリジナル作品が展示されています。和泉氏の展示作品はコレクションの中でも非常に重要なものであり、日本文化における本物の芸術形式を美しく表現したものと言えます。」
和泉正敏氏は日本の石彫工の家に生まれ、1953年に自らの技を生かして創作を始めました。同氏の作品は、既存の形を取り上げ、それを少し変えることでさらに美しい状態を表し、自然との調和を称えています。
和泉氏の作品は、既に日本や台湾、サンフランシスコ、シカゴなど世界中で展示されています。例えばマンダリン・オリエンタル・ラスベガスでは、「サボテン-大地に生きる命」が常時展示されていますが、2009年のホテル開業以来、ラスベガスの象徴的なシティセンターのファインアート・コレクションの一部となっています。
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高解像度の写真画像および展示の舞台裏ムービーは、以下をご覧ください。
http://newsroom.bellagio.com/
MGMリゾーツ・インターナショナルについて
MGMリゾーツ・インターナショナル(NYSE: MGM)は、ベラージオ、MGMグランド、マンダレイ・ベイ、ザ・ミラージュなどのリゾート・ブランドを運営し、現在、メリーランド州においてMGMナショナルハーバー、マサチューセッツ州ではMGMスプリングフィールドを建設する、世界有数のグローバルなホスピタリティ企業です。MGMチャイナの株式の51%を所有し、傘下のMGMマカオ・リゾート・アンド・カジノや、コタイ地区で建設中のゲーミング・リゾート、さらにアリア・リゾーツ・アンド・カジノを含むラスベガス都市型リゾートのシティセンターの株式も50%保有しています。詳しくは、http://www.mgmresorts.comをご覧ください。