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ブロケード 接続されたIoTデバイスを保護するラッカスCloudpath ES 5.1ソフトウェアを発表

デバイス・フィンガープリントによって証明書ベースのIoTデバイス・セキュリティを実現

2017年2月27日:プレスリリース

(米国本社リリース抄訳)
サンフランシスコ — RSAコンファレンス 2017、ブース N4410 —ブロケード(NASDAQ: BRCD)の一組織であるRuckus Wireless™(以下ラッカス) は、Cloudpath™ ES セキュリティ/ポリシー管理ソフトウェアのバージョン5.1を発表しました。この最新ソフトウェア・リリースでは、デバイス・セキュリティの代表的な標準である証明書を使用してIoT(モノのインターネット)デバイスをセキュアかつ自動的に接続できるため、IT部門はIoTデバイスの動作を管理するポリシーを確立できます。Cloudpathソフトウェアの認証局 (CA: Certificate Authority) およびサポートされている標準ベースのプロトコルを新機能と組み合わせることで、組織とIoTデバイス・メーカーは既存のセキュリティ基盤を変更せずに、接続された広範なIoTデバイスを容易かつ自動的に保護できます。

Gartner レポート[1] によれば、IoTエンドポイントの設置ベース数は2020年までに204億に達します。また、世界中で5,000社以上の企業を調査したAT&T Cybersecurity Insights レポート[2] によれば、85%の企業がIoTデバイスの導入過程にあるか、導入の意向を示していることが判明しました。一方、レポートによればIoTデバイスをハッカーから保護できるという確信を持っているのは調査対象企業のわずか10%にすぎません。

IDCのネットワーク・インフラ担当副社長であるロヒット・メーラ (Rohit Mehra) 氏は、「IoTに接続されたデバイスの使用は、今後指数的に拡大するものと見込まれます。そして、IoTテクノロジー投資は2020年までに複数の垂直セグメントと産業全体で1兆2,900億ドルに達すると予想されます。ITインフラおよびITアプリケーションの他の側面と同様に、IoTに関連するセキュリティ・リスクと脆弱性は現在、企業IT管理者や業務マネージャーの主要な関心領域となっています。これらの企業とその技術ソリューション・プロバイダーは、接続されたIoTアプリケーションとインフラを保護するために信頼性と費用効率の高い方法を見つける必要があります。これはラッカスが新機能で対処しようとしている課題です」と述べています。

Cloudpath ES 5.1ソフトウェアにはデバイス・フィンガープリントが導入されています。これは接続するデバイスのプロファイルをデバイス・フィンガープリントのデータベースと比較することで、IT部門がIoTデバイスのタイプを自動識別できるようにする技術です。Cloudpathソフトウェアの他の機能とともに、新規リリースには次のような利点があります。

IT部門は証明書を使用し、フィンガープリントで識別されたIoTデバイスを自動的に保護できます。デバイスで証明書を使用できない場合は、Ruckus Dynamic Pre-Shared Key™ を使用してデバイスを保護できます。どちらの方式でもIT部門はIoTデバイス固有のポリシーを確立できます。たとえば、関連付けられたクラウド・サービスのみに接続するように、IoTデバイスの認証を設定できます。
IT部門はIoT以外のデバイスを保護するために、既存のRADIUSとCAを引き続き使用できます。Cloudpathソフトウェアとその専用CAを使用してIoTデバイスを保護することで、組織はAAAとCAの現在のセキュリティ実装の再構成を回避できます。さらに、既存のCAを使用するデバイスを保護するために、カスタム・ミドルウェアを開発する必要もありません。
メーカーはIoTデバイスのセキュリティ・レディネスを改善できます。デバイス・メーカーは、Cloudpath CAにとってネイティブである標準ベースの証明書取得プロトコル (SCEPやESTなど) を利用できます。
マネージド・サービス・プロバイダー (MSP) は新規テナントを自由に追加できます。MSPはCloudpath仮想導入実装のマルチテナント機能を利用できるため、エンドユーザーごとにセキュリティ/ポリシー管理ソフトウェアの別個のインスタンスを導入する場合と比較して、導入費用と管理間接費を削減できます。


ブロケードのラッカスワイヤレス事業部のCloudpathチーフ・アーキテクトであるケビン・コスター(Kevin Koster)は、「従来、IoTデバイスの構成はIT部門にとって非常に頭の痛い問題でした。IoTデバイスは組織を未知のセキュリティ脅威にさらすだけではなく、手作業のオンボーディングをしばしば必要とします。これはオンボーディング可能なデバイスだと仮定してのことです。IT部門の観点から、Cloudpathはネットワークとネットワーク・ユーザがIoTデバイスによってリスクにさらされるのを防ぐのに役立ちます。一方、IoTデバイス・メーカーはCloudpathを使用することでIoTデバイスのセキュリティに対する顧客ニーズに対応できます」と述べています。

Cloudpath ESソフトウェアの最新リリースは 2017年第2四半期に利用可能になる予定です。詳細については、ラッカスのWebサイトを参照してください。

[1] 「予測: モノのインターネット – 世界中のエンドポイントと関連サービス 2016 (Forecast: Internet of Things – Endpoints and Associated Services, Worldwide, 2016)」Gartner、2016年12月29日

[2] 「AT&T Cybersecurity Insights: モノのインターネットの保護に関するCEOガイド (AT&T Cybersecurity Insights: The CEO’s Guide to Securing the Internet of Things)」AT&T、2015

ラッカスワイヤレス事業部について
ラッカスワイヤレスはシンプルでより良いワイヤレス・ネットワーキングに加え、現在では有線スイッチングの製品も提供しており、世界中のエンタープライズ、サービスプロバイダー、行政機関、小規模企業顧客に優れたワイヤレスソリューションを提供しています。
ラッカスワイヤレスは、ブロケードの一組織として、技術革新、パートナーエコシステム、カスタマーサービスを重視しており、最も過酷な屋内外環境でも最高の無線および有線エクスペリエンスを提供します。ラッカスの「Smart Wi-Fi」プラットフォームは、オンプレミスとクラウドのWi-Fi導入用に簡略化された制御/管理機能により、スケーラブルで高性能なWi-Fiを提供します。また、セキュアオンボーディング、ポリシー管理、位置情報サービス、分析のための新しいサービスを提供し、新たなビジネス機会を実現します。
Ruckus ICX 7000シリーズ・スイッチは柔軟な拡張性と管理の簡素化を実現し、あらゆる種類と規模の企業や組織のニーズに応えます。

Brocadeについて
ブロケード(Nasdaq:BRCD)のネットワーク・ソリューションは、世界の主要企業が自社ネットワークをビジネス革新のためのプラットフォームに進化させることを支援しています。パブリックおよびプライベート・データセンターからネットワーク・エッジまでを網羅するソリューションを持つブロケードは、今日のデジタル・ビジネスに必要とされる“New IP”ネットワーク・インフラへ移行させることで業界をリードしています。詳細については、当社ウェブサイト(www.brocade.com/ja)をご覧になるか、japan-info@brocade.com までお問い合わせ下さい。

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注記:Brocade、B-wingシンボル、およびMyBrocadeは登録商標であり、米国またはその他の国におけるBrocade Communications Systems Inc.の商標です。その他のブランド、製品名、サービス名は各所有者の製品またはサービスを示す商標またはサービスマークである場合があります。
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