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OISTを解説する初めての書籍『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか』を7月15日に刊行

止まらぬ円安、失われた30年、少子化、インフレ、人材流出…日本の国力低下が叫ばれ久しい。本質的な原因は「明治維新の成功」から続く?!過去・現在・未来を広く見渡す政策研究者・鈴木崇弘氏による注目の一冊。




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沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する― 書影

株式会社キーステージ21より、『沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する―』を7月15日海の日に刊行いたします。
日本の現状に危機感を抱く人、日本の停滞を打破したいと考えるすべての人に届けたい本です。

Nature Index 2019年版「質の高い研究機関ランキング(正規化版)」(Leading academic institutions (normalized))にて世界9位を獲得したOIST

沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、沖縄県国頭郡恩納村に所在する大学院大学(OISTは5年一貫制博士課程のみを置く)である。恩納村は沖縄半島のほぼ中央、那覇空港から車で北に約50分の場所に位置する、日本有数のリゾート地だ。
そのような場所に世界トップレベルの教育機関があることに驚く人もいるだろう。OISTは、設立13年という短期間でめざましい研究成果をあげている。Nature Index 2019年版「質の高い研究機関ランキング(正規化版)」において世界9位を獲得(同ランキングで東京大学は40位、京都大学は60位であった)、2022年にはスバンテ・ペーボ兼任教授がノーベル生理学・医学賞を受賞した。
OISTが提供する自由度の高い研究環境と先進的な運営方針は、日本国内はもちろん50か国以上の海外の国々からも優秀な人材を集めている(OISTにいる人材の半数以上は外国人なのだ)。

日本の国力は低下しているのか?

 そのような素晴らしい教育機関があるのなら、日本の未来はまだまだ明るいと思われるだろうか。あらゆるデータから日本の現状を見ると、事はそう単純ではないと分かる。
 まず、1968年以降世界2位を堅持してきた日本のGDP(国内総生産)が、2024年現在4位に転落している事実は多くの人の知るところである。1人あたりGDPにおいては、2000年時点で世界2位だったものの、2020年には24位にまで転落している。
 低下しているのは経済指標においてだけではない。研究開発費を見ると、日本は高い水準を維持しているものの、韓国や中国が経済規模の拡大に伴って研究開発費を増大させているのと比べると、日本の研究開発力の優位性は失われつつあるといえる。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33761/2/33761-2-ea2a8c20efdd27f2760b06d1107113e8-2854x2016.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する― P36,P37より 主要国推移のデータ


その他、各国企業の世界時価総額ランキング、各国のユニコーン企業数による比較、研究開発人材数などさまざまな視点・観点からみると、「日本は、この30年で(特に2000年ごろから)、企業・ビジネス、イノベーション、研究などの多くの面でその力や魅力を大幅に失ってきていることがわかる」のである。(本書第1章より)

停滞する日本が再始動するための鍵

 明治維新以降、近代化の波にのり先進国として突っ走ってきた日本。しかし今、これまでのやり方を踏襲するだけでは超えられない国際化の大波がおしよせている。
 そのような「変われない国」日本でも、「実は新しい試みが行われ、新しい可能性を生み出している場所がある」のだ。それが、OISTである。
 著者は客員研究員として滞在し取材する中で、「OISTマジック」ともいうべき先進性、創造性、変革性に着目していく。OISTはその人員配置、予算配分、校舎である建物でさえも一見無秩序で入り乱れてみえるかもしれない。しかしそれは単なるカオスではなく、総合的な視点でみたときにこそ、新たな価値を生み出していることに気づけるのだ。OISTは、従来の日本の枠組み、さらには欧米の手法をも超えた「国際的な環境ややり方を構築する実験場だ」ということが分かるだろう。(本書第3章より)

 OISTの注目度は年々高まっており、最近ではバラエティ番組で特集されるなど、研究業界だけでなく一般社会からの関心も高い。いちはやく日本再始動の動向をつかみとりたいなら、本書の一読をぜひおすすめする。

■目次
第1章 日本の現状 その国力とイノベーションの可能性
(1)日本や日本企業の力の低下
(2)日本の研究開発力
(3)知的源泉としての大学
第2章 東京大学 日本の近代化における発展のエンジン
(1)日本の近代化と明治維新
(2)近代化における東大の役割
(3)国際社会における日本の大学および東大の置かれた位置付け
第3章 沖縄科学技術大学院大学(OIST) 21世紀における日本再起動のエンジン
(1)事始め
(2)概略 組織や設立の経緯について
(3)組織運営は「総合芸術」である
(4)研究活動について
(5)総合芸術としてみたとき…その舞台・セット・小道具・大道具
(6)「特区」「出島」としての役割…その意味とユニークさ
(7)問題と課題…さらなる発展のヒントとして
第4章 沖縄科学技術大学院大学(OIST)と東大 その比較と教訓
第5章 日本の新しい可能性を生み出すための提言
(1)持つべき考え方や進むべき方向性
(2)日本の政府や社会への提言

■著者プロフィール
栃木県宇都宮市生まれ。東京大学法学部卒。さまざまな分野の公共政策を専門とする政策研究者。
東京財団(現東京財団政策研究所)、阪大FRC、一般社団法人シンクタンク2005・日本(自民党の政党シンクタンク)、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会事務局などの設立や運営等に関わる。大阪大学特任教授兼同大学FRC副機構長、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、厚生労働省総合政策参与(大臣付)などを歴任。現在、早稲田大学招聘研究員、政策基礎研究所(EBP)顧問、Yahoo!ニュースのオーサー等も務める。主な著書に『日本に「民主主義」を起業する』『シチズン・リテラシー』『Policy Analysis in Japan』など。

■書籍情報
沖縄科学技術大学院大学は東大を超えたのか―日本を「明治維新の呪縛」から解放し、新しい可能性を探求する―
ISBN:978-4-904933-20-6
定価 1,360円+税
発売日:2024年7月15日
著者:鈴木 崇弘 スズキ タカヒロ(著/文)


■提供
株式会社キーステージ21
https://www.keystage.21.co.jp/
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