【オンライン試験はカンニングしやすいと思われている!?】カンニングしようと思った方に聞いてみた、カンニングしたくなる心理や試験環境とは
[22/03/24]
提供元:PRTIMES
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回答者の7割近くの方が、試験監督の目が厳しくなければ大勢の人がカンニングするだろう、と回答
一般財団法人全日本情報学習振興協会(本社所在地:東京都千代田区)は、資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方を対象に、「カンニングする人の心理」に関する調査を実施しました。
2022年度の大学入学共通テストで、「世界史B」の試験問題が流出したというニュースに驚いた方も多いのではないでしょうか?
報道によると、犯人は試験用紙を撮影して外部に送信し、他人に解いてもらおうとしたことが判明しました。
このような“カンニング”行為を防ぐために、各試験会場で対策が組まれています。
例えば、試験中に机上に置けるものは必要最低限に留め、試験監督のチェックや見回りを徹底することもひとつの手段です。また、スマートフォンは持ち込み禁止か、電源を切るよう指示があるでしょう。
年々その手口が巧妙化しているカンニングに対し、監視する側の目も厳しくなっているといえます。
しかし、それでも試験でカンニング行為がなくならないのは一体なぜなのでしょうか?
「どうしても合格したい」「楽をしたい」「悪いことだと思わない、バレないだろう」
どんな理由であれ、カンニングは許されるものではありません。
では、不正だと知りながらカンニングをしてしまう背景には、どのような心理が働いているのでしょうか?
また、カンニングが起こりやすい環境について明らかになれば、より効果的な抑止策を打ち出せるかもしれません。
そこで今回、全景360度Webカメラや、超広角Webカメラやによるカンニングを防止機能を搭載したIBT試験、新オンライン・ライブ試験システムで主催する資格試験の開催や他団体の資格試験の委託実施している一般財団法人全日本情報学習振興協会(https://www.joho-gakushu.or.jp/)は、資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方を対象に、「カンニングする人の心理」に関する調査を実施しました。
カンニングする人の心理を分析し、誰もが平等に試験に臨める体制を整えていきましょう。
カンニングする動機って?考えていた具体的なカンニング方法とは?
はじめに、カンニングの動機と方法に関して伺っていきたいと思います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-9d5b7b2bc4f492ba1e74-7.png ]
「カンニングをしようと思った動機として、一番近いものはどれですか?」と質問したところ、『絶対に合格したかったから(50.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『試験は結果だけが重要だと思っているから(20.3%)』『悪いことだと知りつつも楽をしたかったから(14.8%)』と続きました。
半数以上の方が、絶対に合格したいと願うあまりにカンニングしようと思ったようです。
また、試験の結果のみを重視したり、楽をしたいという考えに流されたりと、周囲の受験者の努力を軽んじるような回答も見受けられました。
どうしても試験に受かりたい気持ちはわかりますが、安易にカンニングを計画するべきではないでしょう。
では、実際に試験でカンニングしようとした方は、どのような方法を考えていたのでしょうか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-b050f05ad818c747feb0-8.png ]
そこで、「どのような方法でカンニングしようと思いましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『(試験中の)他の人の答案を覗き見る(58.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『カンニングペーパーを用意する(手にメモなどを含む)(35.4%)』と続きました。
試験中に、他の人の答案を覗いてカンニングしようとした方が多いようです。
また、よく使われるカンニング方法のひとつとして、カンニングペーパーの用意が挙げられます。
デジタルデバイスによるカンニングが増える一方で、アナログな方法も未だ健在だといえるでしょう。
ここで、今まで見聞きした中で驚いたカンニング方法について詳しく聞いてみました。
■アナログからデジタルまで…驚きのカンニング方法とは
・お金を払って替え玉受験をする(30代/男性/徳島県)
・シャープペンシルの中にカンニングペーパーを入れる(30代/女性/愛知県)
・電子辞書持ち込み可能な試験で、電子辞書のメモ機能にカンニングペーパーを作っておく(30代/男性/北海道)
・試験問題を撮影してツイッターに投稿し、解答を依頼する(40代/女性/三重県)
持ち込み可能な物にカンニングペーパーを仕込んだり、替え玉を雇ったりしてカンニングする傾向が強いようです。
また、試験問題をSNSやインターネットに流し、解答を募るといった新しいカンニング方法も編み出されています。
驚くようなカンニング方法を考えるよりも、しっかり勉強して試験に挑む姿勢を大切にしたいですね。
どうやって試験監督の目を欺く?どんな試験監督だったらカンニングが出来そう?
絶対に合格したいという動機から、カンニングを計画した方が半数以上いることがわかりました。
また、答案を覗き見たり、カンニングペーパーを使ったりするカンニング方法が主流だといえそうです。
しかし、試験会場には進行・監視役として試験監督を配置するのが一般的です。
不正行為が見つかった場合、受験者はその場で失格となってしまうでしょう。
カンニングしようとしている方にとって、試験監督に見つからないことが最大の問題といえるかもしれません。
では、カンニングを考えていた方はどのようにして試験監督の目を欺こうとしていたのでしょうか?
■試験監督の振る舞いがカンニングの実行を左右する!?
・明らかに緩そうな監督で、ブラブラ見回りして視界から外れたら(30代/男性/宮城県)
・見回っている時に、自分の列ではないところを歩いていたら(40代/男性/千葉県)
・背中を向けたり、教壇でぼーっとし始めたりしたら(40代/女性/岡山県)
・試験監督が見える位置にいて、他に注意が向いていたら(50代/男性/東京都)
試験監督が見回りで移動し、視界から外れるタイミングを狙う方が多いようです。
また、試験監督の意識が他に向いている状態だと、カンニングを誘発しかねません。
試験監督がどのような態度で受験者を注視しているかによって、カンニングの発生率も変動するといえます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-84f8ff237dad645792c3-9.png ]
そこで、「試験監督の目が厳しく“なかった”ら大勢の人がカンニングすると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(21.0%)』『ある程度そう思う(48.3%)』という回答結果から、7割近くの方が試験監督の監視が緩ければ大勢の人がカンニングする、と考えているようです。
カンニングを減らすためには、試験監督の厳しい取り締まりが不可欠となります。
そもそもカンニングをしてはならないという意識を育てる一方で、監視の目を強めることが効果的なカンニング防止策に繋がるのではないでしょうか。
やっぱりカンニングをやめた…その理由とは?
ここまでの調査で、7割近くの方が、試験監督が厳しくなければ多くの人がカンニングすると考えていることがわかりました。
試験監督による監視を一層強化し、カンニングできる隙を生じさせないことがカギとなるでしょう。
一方で、今回のアンケート対象の皆さんは、最終的にカンニングをやめています。
カンニングしようと考えながら、結局実行しなかった理由とは何なのでしょうか?
[画像4: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-405371666f903405c948-10.png ]
「カンニングをやめた理由として一番近いものはどれですか?」と質問したところ、『したくても実際にカンニングするのは無理だと思った(29.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『リスクを考慮すると割に合わない(22.7%)』『バレたら一生が台無しになると思った(17.6%)』と続きました。
実際にカンニングするのは無理だと思ってやめた、という方が多いようです。
また、カンニングが発覚した場合のリスクを恐れて踏みとどまったケースも少なくありません。
1回のカンニングでその後の人生まで台無しにしてしまう可能性を考えれば、賢明な判断といえるでしょう。
「試験監督の監視」も含めてどのような試験環境だったらカンニングしやすい?オンライン試験ならカンニングできそうか?
カンニングを実行する難しさやリスクの大きさから、カンニングをやめたという方が多いことがわかりました。
このようにカンニングを諦める方がいる一方で、今もなおカンニング行為がなくならないことも事実です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-c51ef93dcf9e129c6307-11.png ]
そこで、「どのような試験環境だったらカンニングしやすいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『試験監督の監視が甘い(63.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『持ち込みチェックが甘い(39.2%)』『オンライン試験(30.9%)』と続きました。
試験監督の監視が甘い環境だとカンニングしやすい、と考える方が多いようです。
また、持ち込みできる物のチェックが甘いと、カンニングペーパーやスマートフォンによるカンニングが起こりやすくなるかもしれません。
さらに、試験監督がいないオンライン試験では「カンニングしてもバレないだろう」と魔が差してしまう恐れもあります。
カンニングへの対策として、受験者にカンニングしにくいと思わせる試験環境作りが重要だといえるでしょう。
過去にカンニングをしようとした方は、2022年度の大学入学共通テストで「世界史B」の試験問題が流出したニュースを聞いて、どう思ったのでしょうか?
■カンニングへの対策と受験者のモラルが問われる時代に
・最近はスマホやウェアラブル機器などカンニングの手段も高度化しているので、対策が難しくなると感じた(30代/男性/愛知県)
・持ち込み規制など試験会場の環境改善が必要だと感じた(30代/男性/大阪府)
・他にもやってる人はいると思う。 氷山の一角に過ぎない(40代/男性/神奈川県)
・不正はダメだと思った。それで点数取れても何にもならない(50代/男性/宮崎県)
デジタル技術の発達に伴い、巧妙な手口のカンニングも増えており、対策の強化や環境改善が必要だと考える方が多いようです。
また、今回のニュースは氷山の一角だとする一方で、不正は許されないという意見も多く寄せられました。
カンニングを防ぐには、試験環境の整備はもちろんですが、受験者自身のモラルも大きく問われているといえます。
最後に、カンニングしやすいと思われているオンライン試験について、詳しく聞いてみました。
「オンライン試験なら容易にカンニングできそうだと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(36.6%)』『ある程度そう思う(42.4%)』という回答結果から、8割近くの方がオンライン試験ならカンニングしやすそうだと考えていることがわかりました。
コロナ禍で在宅時間が長くなる中、オンライン試験での資格取得を目指している方も増えているでしょう。
今後さらにオンライン試験の需要が高まることを想定し、オンラインでもカンニングできない試験環境の形成が求められます。
【まとめ】カンニングをしようと思う心理が明らかに!
今回の調査で、カンニングをしようと思った方の経験談から、カンニングする動機やカンニングしやすい試験環境が明らかになりました。
試験に合格したいと思い余ってカンニングを計画する方が多いようです。
また、カンニングペーパーを用意したり、スマートフォンなどのデバイスで試験問題を流出させたりと、年々カンニングの手段は多様化しているといえます。
実際にはカンニングできないと思って諦めたという方も少なくありませんが、試験環境によってはカンニングが起こりやすくなるようです。
例えば試験監督の監視が緩かったり、持ち込みチェックが甘かったりすると、受験者にカンニングする隙を与えてしまうでしょう。
さらに、死角が多く、監視の目が届きにくいオンライン試験では、一層カンニング対策を強化しなければなりません。
ところで、今回のアンケートの回答者は「不正防止カメラ付きオンライン試験」をご存じないので、上記の結果になりました。
しかし、このアンケートを行っている一般財団法人全日本情報学習振興協会は、現在オンライン検定試験に「全周360度Webカメラ」や「120度、超広角Webカメラ」を付けた「不正防止システム」を搭載して試験を実施しています。
秋からはAIの画像認識も付けた不正防止システムに強化されます。
それを知ったら、上記の「オンライン試験なら容易にカンニングできそうだと思いますか」の質問に「とてもそう思う」と回答する人は激減しそうです。どの程度の%になるのでしょうか。
次回以降のアンケートで調査していきたいと思います。
いずれにしても、オンライン試験では監視システムを搭載しないと、カンニングが増加してしまうでしょう。
試験の主催者は、広角カメラやAIを付けて、カンニング予防を徹底したオンライン試験を実施していただきたいものです。
公正な試験の実施が可能。全情協のオンライン・ライブ検定試験システム
[画像6: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-65580378d28915ad91b5-5.jpg ]
今回の調査を実施した、一般財団法人全日本情報学習振興協会(以下、全情協)(https://www.joho-gakushu.or.jp/)は、検定試験開催団体として、パソコン検定、個人情報保護検定、情報セキュリティ検定、マイナンバー検定、働き方検定、DX検定、企業危機検定、労働法検定、民法検定、会社法検定、女性活躍検定を開催。
カンニングを防止した、IBT試験、Web試験、オンライン試験システムも開催中です。
【特許出願中 オンライン・ライブ検定システム】
全情協のオンライン検定試験システムは、パソコンがあればどこからでも受験できます。
カンニング防止機能付、Webカメラ監督システム、AIで不正検知、顔認証システムで本人確認が可能で不正行為はできません。
公正な試験の実施が可能なスマートフォン試験システムもあります。
■オンライン・ライブ検定とは
当協会では令和2年度5月試験より、オンライン・ライブ検定システムにより、現在50回以上のオンライン試験を開催しております。
今年度は、更なる公正な試験を実施するため、新試験監督システムの導入により、全周360度Webカメラや、120度超広角WebカメラととAI利用による不正防止システムを搭載して実施します。
■試験監督システム
本システムには、試験監督システムが付設されております。
申込者本人の合格カード用の写真を撮影すると共に、受験者が受験中に離席しないか、不審な行動をしないか、などの確認のため試験中に写真撮影を行います。
撮影された画像は10秒〜20秒に1回程度、協会サーバーに送信して保存するシステムを備えています。
全情協の試験システムを貴社でも導入してみませんか?
お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
■一般財団法人全日本情報学習振興協会:https://www.joho-gakushu.or.jp/
■オンライン・ライブ検定試験の開催について:https://www.joho-gakushu.or.jp/online_exams/
■試験システムお問い合わせ:https://www.joho-gakushu.or.jp/common/mailform_system.php
■動作確認サイト(PC版):https://www.joho-gakushu.jp/wbt/number/
調査概要:「カンニングする人の心理」に関する調査
【調査期間】2022年2月18日(金)〜2022年2月19日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,057人
【調査対象】資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
一般財団法人全日本情報学習振興協会(本社所在地:東京都千代田区)は、資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方を対象に、「カンニングする人の心理」に関する調査を実施しました。
2022年度の大学入学共通テストで、「世界史B」の試験問題が流出したというニュースに驚いた方も多いのではないでしょうか?
報道によると、犯人は試験用紙を撮影して外部に送信し、他人に解いてもらおうとしたことが判明しました。
このような“カンニング”行為を防ぐために、各試験会場で対策が組まれています。
例えば、試験中に机上に置けるものは必要最低限に留め、試験監督のチェックや見回りを徹底することもひとつの手段です。また、スマートフォンは持ち込み禁止か、電源を切るよう指示があるでしょう。
年々その手口が巧妙化しているカンニングに対し、監視する側の目も厳しくなっているといえます。
しかし、それでも試験でカンニング行為がなくならないのは一体なぜなのでしょうか?
「どうしても合格したい」「楽をしたい」「悪いことだと思わない、バレないだろう」
どんな理由であれ、カンニングは許されるものではありません。
では、不正だと知りながらカンニングをしてしまう背景には、どのような心理が働いているのでしょうか?
また、カンニングが起こりやすい環境について明らかになれば、より効果的な抑止策を打ち出せるかもしれません。
そこで今回、全景360度Webカメラや、超広角Webカメラやによるカンニングを防止機能を搭載したIBT試験、新オンライン・ライブ試験システムで主催する資格試験の開催や他団体の資格試験の委託実施している一般財団法人全日本情報学習振興協会(https://www.joho-gakushu.or.jp/)は、資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方を対象に、「カンニングする人の心理」に関する調査を実施しました。
カンニングする人の心理を分析し、誰もが平等に試験に臨める体制を整えていきましょう。
カンニングする動機って?考えていた具体的なカンニング方法とは?
はじめに、カンニングの動機と方法に関して伺っていきたいと思います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-9d5b7b2bc4f492ba1e74-7.png ]
「カンニングをしようと思った動機として、一番近いものはどれですか?」と質問したところ、『絶対に合格したかったから(50.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『試験は結果だけが重要だと思っているから(20.3%)』『悪いことだと知りつつも楽をしたかったから(14.8%)』と続きました。
半数以上の方が、絶対に合格したいと願うあまりにカンニングしようと思ったようです。
また、試験の結果のみを重視したり、楽をしたいという考えに流されたりと、周囲の受験者の努力を軽んじるような回答も見受けられました。
どうしても試験に受かりたい気持ちはわかりますが、安易にカンニングを計画するべきではないでしょう。
では、実際に試験でカンニングしようとした方は、どのような方法を考えていたのでしょうか?
[画像2: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-b050f05ad818c747feb0-8.png ]
そこで、「どのような方法でカンニングしようと思いましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『(試験中の)他の人の答案を覗き見る(58.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『カンニングペーパーを用意する(手にメモなどを含む)(35.4%)』と続きました。
試験中に、他の人の答案を覗いてカンニングしようとした方が多いようです。
また、よく使われるカンニング方法のひとつとして、カンニングペーパーの用意が挙げられます。
デジタルデバイスによるカンニングが増える一方で、アナログな方法も未だ健在だといえるでしょう。
ここで、今まで見聞きした中で驚いたカンニング方法について詳しく聞いてみました。
■アナログからデジタルまで…驚きのカンニング方法とは
・お金を払って替え玉受験をする(30代/男性/徳島県)
・シャープペンシルの中にカンニングペーパーを入れる(30代/女性/愛知県)
・電子辞書持ち込み可能な試験で、電子辞書のメモ機能にカンニングペーパーを作っておく(30代/男性/北海道)
・試験問題を撮影してツイッターに投稿し、解答を依頼する(40代/女性/三重県)
持ち込み可能な物にカンニングペーパーを仕込んだり、替え玉を雇ったりしてカンニングする傾向が強いようです。
また、試験問題をSNSやインターネットに流し、解答を募るといった新しいカンニング方法も編み出されています。
驚くようなカンニング方法を考えるよりも、しっかり勉強して試験に挑む姿勢を大切にしたいですね。
どうやって試験監督の目を欺く?どんな試験監督だったらカンニングが出来そう?
絶対に合格したいという動機から、カンニングを計画した方が半数以上いることがわかりました。
また、答案を覗き見たり、カンニングペーパーを使ったりするカンニング方法が主流だといえそうです。
しかし、試験会場には進行・監視役として試験監督を配置するのが一般的です。
不正行為が見つかった場合、受験者はその場で失格となってしまうでしょう。
カンニングしようとしている方にとって、試験監督に見つからないことが最大の問題といえるかもしれません。
では、カンニングを考えていた方はどのようにして試験監督の目を欺こうとしていたのでしょうか?
■試験監督の振る舞いがカンニングの実行を左右する!?
・明らかに緩そうな監督で、ブラブラ見回りして視界から外れたら(30代/男性/宮城県)
・見回っている時に、自分の列ではないところを歩いていたら(40代/男性/千葉県)
・背中を向けたり、教壇でぼーっとし始めたりしたら(40代/女性/岡山県)
・試験監督が見える位置にいて、他に注意が向いていたら(50代/男性/東京都)
試験監督が見回りで移動し、視界から外れるタイミングを狙う方が多いようです。
また、試験監督の意識が他に向いている状態だと、カンニングを誘発しかねません。
試験監督がどのような態度で受験者を注視しているかによって、カンニングの発生率も変動するといえます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-84f8ff237dad645792c3-9.png ]
そこで、「試験監督の目が厳しく“なかった”ら大勢の人がカンニングすると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(21.0%)』『ある程度そう思う(48.3%)』という回答結果から、7割近くの方が試験監督の監視が緩ければ大勢の人がカンニングする、と考えているようです。
カンニングを減らすためには、試験監督の厳しい取り締まりが不可欠となります。
そもそもカンニングをしてはならないという意識を育てる一方で、監視の目を強めることが効果的なカンニング防止策に繋がるのではないでしょうか。
やっぱりカンニングをやめた…その理由とは?
ここまでの調査で、7割近くの方が、試験監督が厳しくなければ多くの人がカンニングすると考えていることがわかりました。
試験監督による監視を一層強化し、カンニングできる隙を生じさせないことがカギとなるでしょう。
一方で、今回のアンケート対象の皆さんは、最終的にカンニングをやめています。
カンニングしようと考えながら、結局実行しなかった理由とは何なのでしょうか?
[画像4: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-405371666f903405c948-10.png ]
「カンニングをやめた理由として一番近いものはどれですか?」と質問したところ、『したくても実際にカンニングするのは無理だと思った(29.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『リスクを考慮すると割に合わない(22.7%)』『バレたら一生が台無しになると思った(17.6%)』と続きました。
実際にカンニングするのは無理だと思ってやめた、という方が多いようです。
また、カンニングが発覚した場合のリスクを恐れて踏みとどまったケースも少なくありません。
1回のカンニングでその後の人生まで台無しにしてしまう可能性を考えれば、賢明な判断といえるでしょう。
「試験監督の監視」も含めてどのような試験環境だったらカンニングしやすい?オンライン試験ならカンニングできそうか?
カンニングを実行する難しさやリスクの大きさから、カンニングをやめたという方が多いことがわかりました。
このようにカンニングを諦める方がいる一方で、今もなおカンニング行為がなくならないことも事実です。
[画像5: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-c51ef93dcf9e129c6307-11.png ]
そこで、「どのような試験環境だったらカンニングしやすいと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『試験監督の監視が甘い(63.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『持ち込みチェックが甘い(39.2%)』『オンライン試験(30.9%)』と続きました。
試験監督の監視が甘い環境だとカンニングしやすい、と考える方が多いようです。
また、持ち込みできる物のチェックが甘いと、カンニングペーパーやスマートフォンによるカンニングが起こりやすくなるかもしれません。
さらに、試験監督がいないオンライン試験では「カンニングしてもバレないだろう」と魔が差してしまう恐れもあります。
カンニングへの対策として、受験者にカンニングしにくいと思わせる試験環境作りが重要だといえるでしょう。
過去にカンニングをしようとした方は、2022年度の大学入学共通テストで「世界史B」の試験問題が流出したニュースを聞いて、どう思ったのでしょうか?
■カンニングへの対策と受験者のモラルが問われる時代に
・最近はスマホやウェアラブル機器などカンニングの手段も高度化しているので、対策が難しくなると感じた(30代/男性/愛知県)
・持ち込み規制など試験会場の環境改善が必要だと感じた(30代/男性/大阪府)
・他にもやってる人はいると思う。 氷山の一角に過ぎない(40代/男性/神奈川県)
・不正はダメだと思った。それで点数取れても何にもならない(50代/男性/宮崎県)
デジタル技術の発達に伴い、巧妙な手口のカンニングも増えており、対策の強化や環境改善が必要だと考える方が多いようです。
また、今回のニュースは氷山の一角だとする一方で、不正は許されないという意見も多く寄せられました。
カンニングを防ぐには、試験環境の整備はもちろんですが、受験者自身のモラルも大きく問われているといえます。
最後に、カンニングしやすいと思われているオンライン試験について、詳しく聞いてみました。
「オンライン試験なら容易にカンニングできそうだと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(36.6%)』『ある程度そう思う(42.4%)』という回答結果から、8割近くの方がオンライン試験ならカンニングしやすそうだと考えていることがわかりました。
コロナ禍で在宅時間が長くなる中、オンライン試験での資格取得を目指している方も増えているでしょう。
今後さらにオンライン試験の需要が高まることを想定し、オンラインでもカンニングできない試験環境の形成が求められます。
【まとめ】カンニングをしようと思う心理が明らかに!
今回の調査で、カンニングをしようと思った方の経験談から、カンニングする動機やカンニングしやすい試験環境が明らかになりました。
試験に合格したいと思い余ってカンニングを計画する方が多いようです。
また、カンニングペーパーを用意したり、スマートフォンなどのデバイスで試験問題を流出させたりと、年々カンニングの手段は多様化しているといえます。
実際にはカンニングできないと思って諦めたという方も少なくありませんが、試験環境によってはカンニングが起こりやすくなるようです。
例えば試験監督の監視が緩かったり、持ち込みチェックが甘かったりすると、受験者にカンニングする隙を与えてしまうでしょう。
さらに、死角が多く、監視の目が届きにくいオンライン試験では、一層カンニング対策を強化しなければなりません。
ところで、今回のアンケートの回答者は「不正防止カメラ付きオンライン試験」をご存じないので、上記の結果になりました。
しかし、このアンケートを行っている一般財団法人全日本情報学習振興協会は、現在オンライン検定試験に「全周360度Webカメラ」や「120度、超広角Webカメラ」を付けた「不正防止システム」を搭載して試験を実施しています。
秋からはAIの画像認識も付けた不正防止システムに強化されます。
それを知ったら、上記の「オンライン試験なら容易にカンニングできそうだと思いますか」の質問に「とてもそう思う」と回答する人は激減しそうです。どの程度の%になるのでしょうか。
次回以降のアンケートで調査していきたいと思います。
いずれにしても、オンライン試験では監視システムを搭載しないと、カンニングが増加してしまうでしょう。
試験の主催者は、広角カメラやAIを付けて、カンニング予防を徹底したオンライン試験を実施していただきたいものです。
公正な試験の実施が可能。全情協のオンライン・ライブ検定試験システム
[画像6: https://prtimes.jp/i/92412/2/resize/d92412-2-65580378d28915ad91b5-5.jpg ]
今回の調査を実施した、一般財団法人全日本情報学習振興協会(以下、全情協)(https://www.joho-gakushu.or.jp/)は、検定試験開催団体として、パソコン検定、個人情報保護検定、情報セキュリティ検定、マイナンバー検定、働き方検定、DX検定、企業危機検定、労働法検定、民法検定、会社法検定、女性活躍検定を開催。
カンニングを防止した、IBT試験、Web試験、オンライン試験システムも開催中です。
【特許出願中 オンライン・ライブ検定システム】
全情協のオンライン検定試験システムは、パソコンがあればどこからでも受験できます。
カンニング防止機能付、Webカメラ監督システム、AIで不正検知、顔認証システムで本人確認が可能で不正行為はできません。
公正な試験の実施が可能なスマートフォン試験システムもあります。
■オンライン・ライブ検定とは
当協会では令和2年度5月試験より、オンライン・ライブ検定システムにより、現在50回以上のオンライン試験を開催しております。
今年度は、更なる公正な試験を実施するため、新試験監督システムの導入により、全周360度Webカメラや、120度超広角WebカメラととAI利用による不正防止システムを搭載して実施します。
■試験監督システム
本システムには、試験監督システムが付設されております。
申込者本人の合格カード用の写真を撮影すると共に、受験者が受験中に離席しないか、不審な行動をしないか、などの確認のため試験中に写真撮影を行います。
撮影された画像は10秒〜20秒に1回程度、協会サーバーに送信して保存するシステムを備えています。
全情協の試験システムを貴社でも導入してみませんか?
お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
■一般財団法人全日本情報学習振興協会:https://www.joho-gakushu.or.jp/
■オンライン・ライブ検定試験の開催について:https://www.joho-gakushu.or.jp/online_exams/
■試験システムお問い合わせ:https://www.joho-gakushu.or.jp/common/mailform_system.php
■動作確認サイト(PC版):https://www.joho-gakushu.jp/wbt/number/
調査概要:「カンニングする人の心理」に関する調査
【調査期間】2022年2月18日(金)〜2022年2月19日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,057人
【調査対象】資格試験や国家試験でカンニングしようと思ったことがある方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ