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長距離通信可能で大容量メモリ搭載のBluetooth version 5対応モジュールを発売

富士通コンポーネント株式会社(本社:東京都品川区、代表執行役社長 山本真二)は、Bluetooth version 5対応(注1)の小型無線モジュールFWM7BLZ23を4月より販売開始いたします。




[画像: https://prtimes.jp/i/118951/2/resize/d118951-2-afda612926895677680f-0.jpg ]

富士通コンポーネントのFWM7BLZ23は、Bluetooth 5に対応した表面実装型のアンテナ一体型小型無線モジュールで、2.4 GHz ISM(Industrial Scientific Medical)帯での無線データ通信が可能です。
当社のBluetooth version 4.2対応モジュール FWM7BLZ20およびBluetooth version 5.0対応モジュールFWM7BLZ20Bと形状が同一で、ハードウェア的に置き換えが可能なうえ、これらの既存製品と比較し、以下の優れた特徴を有しています。

長距離通信可能
Coded PHY(Lang Range)対応により従来品と比較し理論値で約4倍の長距離通信が可能です。ハードウェア・エンコーディングによる125Kbps BLE LRモードを利用できます。

送信出力レベルは最大+8 dBmの高出力で、上述の 長距離通信に寄与します。

大容量メモリ
256 KBのRAM、1024 KBのフラッシュメモリを備えています。

GPIOを30本出力
NFC(注2)、SPI、TWI、URAT、ADC、QSPIとして使用できます。


FWM7BLZ23は、IoT機器や機器のリモート制御・メンテナンスなどにご利用いただけます。本製品は、従来品と比較して大容量のメモリを搭載しており、Matter(注3)対応機器の開発も可能です。Nordic Semiconductor社よりMatterをサポートするSDKが提供されています。
また、Wirepas mesh 2.4 GHz(注4)にも対応可能です。

富士通コンポーネントでは、アンテナ、認証取得、ソフトウェア関連を含む各種のサポートを行っております。お客様が本製品を導入される際、ワンストップでのご対応が可能です。

富士通コンポーネントは、今後もお客様のニーズとシーズを積極的に取り入れ、お客様のお役に立つ製品を開発してまいります。

注釈
注1:Bluetooth version 5.3の認証取得を予定しています。
注2:NFCには外付アンテナの接続が必要です。
注3:Connectivity Standards Alliance(CSA)により策定されているスマートホームの標準規格。
注4:フィンランドに本社を置くWirepas社が開発した分散型IoTプロトコルを利用したメッシュネットワーク製品。

製造開始時期
2023年4月

販売価格
オープン価格

仕様概略
[表: https://prtimes.jp/data/corp/118951/table/2_1_0aa2401c432724821081fad9f31dd83d.jpg ]

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