Hello, Yaponiya第1期の募集結果を公開!「日本に移住したい」東欧18カ国287名の高度IT人材が回答。
[23/08/28]
提供元:PRTIMES
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4人に1人がシニアエンジニア。5人に1人が修士または博士課程を修了。新卒で日本企業の面接にチャレンジしたい学生も。
東欧の高度IT人材向けの移住・就職プログラム「Hello, Yaponiya(読み:ハロー・ヤポーニヤ、URL:https://www.helloyaponiya.com/for-japanese-companies)」の運営を手がける株式会社People Cloud(本社:島根県出雲市、代表取締役:牧野 寛、読み:ピープル・クラウド、以下、People Cloud、URL:https://www.people-cloud.jp)は、Hello, Yaponiya第1期に応募した東欧の高度IT人材に関するデータを公開いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-c393a79736a14f5532c6-0.png ]
Hello, Yaponiyaとは、東欧などの地域から、数学・物理・情報科学などの理数系高等教育を受け、日本企業で働きたいという意思をもった高度IT人材向けの日本移住・就職プログラムです。2023年6月〜7月にかけての3週間で、東欧の高度IT人材を対象に第1期生を募集しました。その結果、前回のテストバッチの応募総数から約4割増の18カ国287名の高度IT人材から応募がありました。このうち、エンジニアとしての経験のある人材は266名(17カ国)でした。また、エンジニア以外にも21名の人材から応募があり、UI/UXデザイナー、PM、ゲームデザイナー、コンテンツマネージャーが複数人見受けられました。そのほか、SEO、技術サポート、カスタマーリレーション、データアナリストからの応募もありました。
今回は、266人(17カ国)のエンジニアのみのデータを報告します。
??エンジニアのレベル
Hello, Yaponiyaでは、エンジニアのレベルを「ジュニア」「ミドル」「シニア」の3種類に分けて考えています。(※1)ジュニアエンジニアは、上長の指導を受けながらコードを書けるレベルの人材を指します。ミドルエンジニアは、業務歴3〜4年のエンジニアで、特に指導なく自分でコードを書くことができ、また、アプリ設計やビジネスロジックうなどに関する知識のある人材を指します。シニアエンジニアは、業務歴5年以上のエンジニアで、自分で十分にコードを書くことでき、且つ、開発経験も豊富で、アプリの設計やビジネスロジックなどを深く理解している人材を指します。
この度、第1期に応募があったエンジニアは、「ジュニア」が44.4%、「ミドル」が29.3%、「シニア」が26.3%となっており、アプリ設計やビジネスロジックなどに関する知識のある「ミドル・シニア」層は合わせて55.6%となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-77930afe64ac33aeff00-1.png ]
(※1)STEM教育が広く浸透する東欧諸国では、社会人5年目でシニアエンジニアとしての活躍が見込める
東欧諸国では、一般的に社会人経験3年ほどでミドルエンジニアとして認められるレベルに到達すると言われています。その理由は、東欧ではSTEM(※2)教育が広く普及しており、また、新卒であっても、すでに数年の実務経験を積んでいるケースが多いためです。東欧では新卒が実務経験なしにエンジニアとして採用されることはかなり難しく、多くの場合、学生のうちから企業の長期インターンシップなどによって2〜3年の開発経験を積んでいます。このような学生時代にSTEM教育を受け、且つ、実務経験を詰んだ新卒人材が就職して、さらに業務を2〜3年こなすことで、高い技術力を持つエンジニアに早期に成長することが可能です。このような東欧の教育・就職事情により、東欧の平均的なエンジニアは、日本の平均的なエンジニアと比べて、低い年次でより高い技術力があることが特徴です。
(※2)「STEM」とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの教育分野を総称した言葉で、STEM教育とは、4つの分野を総合的に学び、将来的に科学技術の発展に役立つ人材を育てることを目指す教育形態です。
??エンジニアが得意とする開発言語
「JavaSvript」が44.4%で最も多く、次いで「Python」19.9%、「Java」10.2%と続いており、日本でも需要の高い開発言語を得意とするエンジニアが多いです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-723fd41b1131bfda9f2b-2.png ]
??専門分野
「フロントエンド」が29.7%と最も多く、次いで「フルスタック」18.8%、「バックエンド」17.7%、「データサイエンス/ML」10.9%と並んでいます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-db20309ef9501d2a7d66-3.png ]
??最終学歴
「Bachelor(学士)」が57.9%で最も多いです。「Master(修士)」19.9%、「PhD(博士)」0.8%という結果を踏まえ、2割以上のエンジニアが、数学・物理・情報工学などの分野での修士号または博士号を持っている人材であることが伺えます。また、「Currently Studying(高等教育機関に在学中)」の人材も6.0%おり、新卒としての就職活動で日本企業の面接にも挑戦してみたいという学生の存在が明らかになりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-b9527f2afa06eced0846-4.png ]
??月収
「$1000-2000(15万〜29万円相当)」の月収を受け取っている人材は32.0%と最も多く、次いで
「$2000-3000(29万〜44万円相当)」と「less than $1000(15万円相当以下)」がどちらも22.6%で同率となり、次いで「$3000-4000(44万〜58万円相当)」が10.5%となっています。「$4000-5000(58万〜73万円相当)」や「$5000-6000(73万〜87万円相当)」と回答したのは全体の約1割となりました。日本企業にとってリーズナブルに優秀な人材を採用できるチャンスと言えます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-d94aebeac3eb60678497-5.png ]
??語学力
応募したエンジニアのうち日本語によるコミュニケーションが可能な人材の割合は約3割となり、入門レベルとされる「Elementary(N5)」保持者は全体の17.7%で日本語学習者の中では最も多く、次いで、日常会話をある程度理解できるとされる「Upper-intermediate(N3)」保持者が5.6%、身近な話題の文章の読解やゆっくりとした日本語が聞き取れるレベルとされる「Pre-intermediate(N4)」保持者が5.3%となっており、新聞や雑誌などの幅広い場面で使われる日本語を理解できるレベルとされる「Advanced(N2)」を持っているのは全体の1.5%でした。
[画像7: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-1b95e44a93ca18690091-6.png ]
また、応募したエンジニアの約8割が英語によるコミュニケーションが可能です。馴染みのある話題に関して話し合うのに十分なレベルとされる「Intermediate(B1)」が25.2%、国際的な職場で問題なく業務をこなせるレベルとされる「Upper-Intermediate(B2)」が36.1%、英語圏で完全に自立できるレベルとされる「Advanced(C1)」が19.9%、ネイティブレベルとされる最上級の「Mastery(C2)」が4.5%という結果になりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-398ef0f2378314489ad5-7.png ]
<Hello, Yaponiyaについて>
[画像9: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-cb8ed75aae0a73f9282f-8.png ]
Hello, Yaponiyaは、日本企業で働きたいという意思をもった東欧諸国の高度IT人材を対象にした移住・就職プログラム。高度IT人材とは、数学・物理・情報科学などの理数系高等教育を受け、高度な技術力をもつITエンジニアとして活躍する人材を指します。年間複数回のプログラムを実施しており、半年間のオンライン日本語レッスンや、2週間の日本テスト滞在プログラムを提供。プログラム期間中に日本語能力を向上させ、日本企業での働き方に対する理解を深めてもらい、東欧の高度ITエンジニアを日本企業に紹介します。
<株式会社People Cloudについて>
[画像10: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-2a976e17e44cf0cd8479-9.png ]
SAMI Japan、モンスターラボオムニバス、出雲市など、民間4社と1つの自治体によって2023年5月に設立されたジョイントベンチャー。東欧エンジニアの移住・就職プログラム「Hello, Yaponiya」と、出雲市への企業誘致のハブ施設となるコワーキングスペースの運営を手がけます。「出雲から、Izumoへ」をスローガンに掲げ、出雲市内での人や企業の出会い(=ビジネス縁結び)の場を提供し、出雲を日本の一地方都市から、世界中から優秀な人材や企業が集まる、魅力溢れる国際都市に導くことを目指します。
東欧の高度IT人材向けの移住・就職プログラム「Hello, Yaponiya(読み:ハロー・ヤポーニヤ、URL:https://www.helloyaponiya.com/for-japanese-companies)」の運営を手がける株式会社People Cloud(本社:島根県出雲市、代表取締役:牧野 寛、読み:ピープル・クラウド、以下、People Cloud、URL:https://www.people-cloud.jp)は、Hello, Yaponiya第1期に応募した東欧の高度IT人材に関するデータを公開いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-c393a79736a14f5532c6-0.png ]
Hello, Yaponiyaとは、東欧などの地域から、数学・物理・情報科学などの理数系高等教育を受け、日本企業で働きたいという意思をもった高度IT人材向けの日本移住・就職プログラムです。2023年6月〜7月にかけての3週間で、東欧の高度IT人材を対象に第1期生を募集しました。その結果、前回のテストバッチの応募総数から約4割増の18カ国287名の高度IT人材から応募がありました。このうち、エンジニアとしての経験のある人材は266名(17カ国)でした。また、エンジニア以外にも21名の人材から応募があり、UI/UXデザイナー、PM、ゲームデザイナー、コンテンツマネージャーが複数人見受けられました。そのほか、SEO、技術サポート、カスタマーリレーション、データアナリストからの応募もありました。
今回は、266人(17カ国)のエンジニアのみのデータを報告します。
??エンジニアのレベル
Hello, Yaponiyaでは、エンジニアのレベルを「ジュニア」「ミドル」「シニア」の3種類に分けて考えています。(※1)ジュニアエンジニアは、上長の指導を受けながらコードを書けるレベルの人材を指します。ミドルエンジニアは、業務歴3〜4年のエンジニアで、特に指導なく自分でコードを書くことができ、また、アプリ設計やビジネスロジックうなどに関する知識のある人材を指します。シニアエンジニアは、業務歴5年以上のエンジニアで、自分で十分にコードを書くことでき、且つ、開発経験も豊富で、アプリの設計やビジネスロジックなどを深く理解している人材を指します。
この度、第1期に応募があったエンジニアは、「ジュニア」が44.4%、「ミドル」が29.3%、「シニア」が26.3%となっており、アプリ設計やビジネスロジックなどに関する知識のある「ミドル・シニア」層は合わせて55.6%となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-77930afe64ac33aeff00-1.png ]
(※1)STEM教育が広く浸透する東欧諸国では、社会人5年目でシニアエンジニアとしての活躍が見込める
東欧諸国では、一般的に社会人経験3年ほどでミドルエンジニアとして認められるレベルに到達すると言われています。その理由は、東欧ではSTEM(※2)教育が広く普及しており、また、新卒であっても、すでに数年の実務経験を積んでいるケースが多いためです。東欧では新卒が実務経験なしにエンジニアとして採用されることはかなり難しく、多くの場合、学生のうちから企業の長期インターンシップなどによって2〜3年の開発経験を積んでいます。このような学生時代にSTEM教育を受け、且つ、実務経験を詰んだ新卒人材が就職して、さらに業務を2〜3年こなすことで、高い技術力を持つエンジニアに早期に成長することが可能です。このような東欧の教育・就職事情により、東欧の平均的なエンジニアは、日本の平均的なエンジニアと比べて、低い年次でより高い技術力があることが特徴です。
(※2)「STEM」とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの教育分野を総称した言葉で、STEM教育とは、4つの分野を総合的に学び、将来的に科学技術の発展に役立つ人材を育てることを目指す教育形態です。
??エンジニアが得意とする開発言語
「JavaSvript」が44.4%で最も多く、次いで「Python」19.9%、「Java」10.2%と続いており、日本でも需要の高い開発言語を得意とするエンジニアが多いです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-723fd41b1131bfda9f2b-2.png ]
??専門分野
「フロントエンド」が29.7%と最も多く、次いで「フルスタック」18.8%、「バックエンド」17.7%、「データサイエンス/ML」10.9%と並んでいます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-db20309ef9501d2a7d66-3.png ]
??最終学歴
「Bachelor(学士)」が57.9%で最も多いです。「Master(修士)」19.9%、「PhD(博士)」0.8%という結果を踏まえ、2割以上のエンジニアが、数学・物理・情報工学などの分野での修士号または博士号を持っている人材であることが伺えます。また、「Currently Studying(高等教育機関に在学中)」の人材も6.0%おり、新卒としての就職活動で日本企業の面接にも挑戦してみたいという学生の存在が明らかになりました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-b9527f2afa06eced0846-4.png ]
??月収
「$1000-2000(15万〜29万円相当)」の月収を受け取っている人材は32.0%と最も多く、次いで
「$2000-3000(29万〜44万円相当)」と「less than $1000(15万円相当以下)」がどちらも22.6%で同率となり、次いで「$3000-4000(44万〜58万円相当)」が10.5%となっています。「$4000-5000(58万〜73万円相当)」や「$5000-6000(73万〜87万円相当)」と回答したのは全体の約1割となりました。日本企業にとってリーズナブルに優秀な人材を採用できるチャンスと言えます。
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??語学力
応募したエンジニアのうち日本語によるコミュニケーションが可能な人材の割合は約3割となり、入門レベルとされる「Elementary(N5)」保持者は全体の17.7%で日本語学習者の中では最も多く、次いで、日常会話をある程度理解できるとされる「Upper-intermediate(N3)」保持者が5.6%、身近な話題の文章の読解やゆっくりとした日本語が聞き取れるレベルとされる「Pre-intermediate(N4)」保持者が5.3%となっており、新聞や雑誌などの幅広い場面で使われる日本語を理解できるレベルとされる「Advanced(N2)」を持っているのは全体の1.5%でした。
[画像7: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-1b95e44a93ca18690091-6.png ]
また、応募したエンジニアの約8割が英語によるコミュニケーションが可能です。馴染みのある話題に関して話し合うのに十分なレベルとされる「Intermediate(B1)」が25.2%、国際的な職場で問題なく業務をこなせるレベルとされる「Upper-Intermediate(B2)」が36.1%、英語圏で完全に自立できるレベルとされる「Advanced(C1)」が19.9%、ネイティブレベルとされる最上級の「Mastery(C2)」が4.5%という結果になりました。
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<Hello, Yaponiyaについて>
[画像9: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-cb8ed75aae0a73f9282f-8.png ]
Hello, Yaponiyaは、日本企業で働きたいという意思をもった東欧諸国の高度IT人材を対象にした移住・就職プログラム。高度IT人材とは、数学・物理・情報科学などの理数系高等教育を受け、高度な技術力をもつITエンジニアとして活躍する人材を指します。年間複数回のプログラムを実施しており、半年間のオンライン日本語レッスンや、2週間の日本テスト滞在プログラムを提供。プログラム期間中に日本語能力を向上させ、日本企業での働き方に対する理解を深めてもらい、東欧の高度ITエンジニアを日本企業に紹介します。
<株式会社People Cloudについて>
[画像10: https://prtimes.jp/i/123077/2/resize/d123077-2-2a976e17e44cf0cd8479-9.png ]
SAMI Japan、モンスターラボオムニバス、出雲市など、民間4社と1つの自治体によって2023年5月に設立されたジョイントベンチャー。東欧エンジニアの移住・就職プログラム「Hello, Yaponiya」と、出雲市への企業誘致のハブ施設となるコワーキングスペースの運営を手がけます。「出雲から、Izumoへ」をスローガンに掲げ、出雲市内での人や企業の出会い(=ビジネス縁結び)の場を提供し、出雲を日本の一地方都市から、世界中から優秀な人材や企業が集まる、魅力溢れる国際都市に導くことを目指します。