「泳げない国」インドの水泳コーチを対象に岡崎市の老舗スイミングスクールが水難訓練を実施
[23/09/30]
提供元:PRTIMES
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水害大国ニッポンだからこそ提供できる独自の水難訓練のノウハウやカリキュラムで、人口の2/3が泳げないインドにて「命を守る訓練」を実施し、新たな日印関係として大きく貢献します。
2023年10月1日、岡崎竜城スイミングクラブはインド・チェンナイにて水泳コーチを対象に水難訓練を実施します。当イベントは在チェンナイ総領事館、及びタミルナド州スポーツ庁後援のもと行われます。まだまだ水泳がマイナーなインドにて、水泳指導者に向けて水難訓練を行なうことにより、インドの成長と共に水難に関する正しい知識が広まることを願い、50名以上の参加者にノウハウを伝授します。
「泳げない国」インドの水泳コーチを対象に岡崎市の老舗スイミングスクールが水難訓練を実施
水害大国ニッポンだからこそ提供できる独自の水難訓練のノウハウやカリキュラムで、人口の2/3が泳げないインドにて「命を守る訓練」を実施し、新たな日印関係として大きく貢献します。
株式会社岡崎竜城スイミングクラブの子会社である、一般社団法人パワーストロークは、10月1日(日)午前10時より、チェンナイ市アクアティック・コンプレックスのダイビングプールにて、タミルナド州水泳協会登録コーチ約50名を対象に水難訓練を無償で行います。本イベントは、在チェンナイ日本国総領事館、そしてタミル・ナド州スポーツ庁(Sports Development Authority of Tamil Nadu)の後援のもと行われ、水害から命を守るだけでなく、新たな形の日印関係への貢献にも期待が寄せられます。チェンナイは10月中旬から雨季に入り、水害が増加することが予測されます。言語や文化が異なっても「命を守る」という課題は世界共通です。当日は、在チェンナイ総領事 夛賀政幸閣下、タミル・ナド州スポーツ庁 ティル・J・メガナタ・レディ長官も参加される予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-4b560d15273e9a8459f5-0.jpg ]
【一般社団法人 パワーストロークについて】(所在地:愛知県岡崎市/理事長:大森久美)
一般社団法人 パワーストロークは、50年以上の歴史を持つ、愛知県岡崎市に所在する岡崎竜城スイミングクラブを親会社として持ち、竜城スイミングがこれまで30年以上続けてきた着衣泳を含む水難訓練のカリキュラムを広めることに特化した一般社団法人です。2021年に設立して以降、地元・愛知県岡崎市の幼稚園や小学校にて、子どもを対象に水難訓練を行う他、企業向けに水難訓練を実施してきました。プールで行う着衣泳のみならず、コロナ禍、プールに足を運ぶことが難しくなったことに加え、プールがない地域や入水が困難な方に向けてプログラムの必要性を感じ、「陸でもできる水難訓練」を考案。卓上で水難時の対応を学ぶことで、入水を要せずに必要な知識を身に着けることができます。国内の活動に加え、パワーストロークはアメリカやシンガポールにも展開しており、この度インドでの活動を開始いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-5f46b40402e0d63ad8d1-1.jpg ]
【なぜインドで水難訓練を行うのか】
多くの水害を経験するにも関わらず、国民の2/3が泳げないインド(Swimming Skills Around the World, OECD. 2022)にて、水難訓練を行うことは水害時に失われる命の数を一つでも減らすために必須です。特に、2005年にスマトラ島沖地震を経験し8000人近くの犠牲を経験しているチェンナイは、都市の東部にベンガル湾に面した海岸が南北100km近く続いており、サイクロンや大雨による洪水などを含む莫大な被害が多発しています。しかしながら、水難に対する目立った対策はこれまで取られておらず、このままでは次に水害が起きた際に、また多くの命が失われることが想定されます。地域に水難訓練を定着させるために、まずは水泳のプロであるタミル・ナド州の水泳コーチたちに向け水難訓練を行い、各自地域で子どもたちに水難訓練が開催できるように、ノウハウを伝授します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-e1bfda0291d2373462d6-2.png ]
WHOの発表によると、インドでは毎年5万人近くが溺死しており、そのうち3割は15歳以下の子どもが被害に遭っています(WHO 2021, Regional Status Report)。人口比で見てみても、これは日本の3倍の数字です。インド政府が毎年発表する国民の死因調査によると、事故死のうち9.1%が溺死によるもので、事故死因の中で三番目に多いことがわかっています。しかし国内での溺死に対する意識は低く、これまで十分な調査はおろか、水害時のプロトコールも存在していません(Veetil, et.al, 2017)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-562998e7391888d5e339-2.png ]
急激な経済成長を遂げているインドでは、中流階級の増加により、「予防」への関心が高まっています。日本で積み上げられてきた経験値をインドの皆さんと共有することは、これからも人口が増え続け、さらに地球温暖化により水難の増加が予定されている今、とても大きな意味を持つと確信しています。
パワーストロークでは今後も国内外で水難訓練が当たり前に行われる社会に向けて様々な取り組みを進めていく予定です。
イベント概要
・名称:TNSAA登録コーチに向けた水難訓練
・主催:一般社団法人 パワーストローク
・共催:タミル・ナド州水泳協会(Tamil Nadu State Aquatic Association)
・後援:在チェンナイ日本総領事館
タミル・ナド州スポーツ庁(Sports Development Authority of Tamil Nadu, SDAT)
・実施日/時間:2023年10月1日(日)10:00 - 13:00
・開催場所:チェンナイ市 アクアティック・コンプレックス内 ダイビングプール
SDAT, Velachery Rd, Chennai, Tamil Nadu 600032, India
・指導者 :・大森玲弥
《略歴》
・一般社団法人 パワーストローク 理事
・株式会社 岡崎竜城スイミングクラブ 社員
・対象者 :TNSAA登録コーチ
・予定参加者数:50人
※当日パワーストロークが撮影した画像・映像は共有可能です。
法人概要
・名称:一般社団法人 パワーストローク
・目的:水難事故ゼロに向けて、水難訓練の実施、水難訓練士などのプロフェッショナルの育成
・設立:2021年5月
・理事長:大森久美
・所在地:愛知県岡崎市日名南町19-14
・電話番号/FAX番号:0564-24-7778 / 0564-24-7731
・公式サイトURL:https://powerstroke.or.jp/
・グループ公式サイトURL:https://tatsuki-group.com/
・事業内容:水難訓練(着衣泳・陸でもできる水難訓練)、水難訓練士・着衣泳訓練士認定
お問い合わせ先
一般社団法人 パワーストローク
〔担当者〕 理事 大森 玲弥
〔TEL〕0564-24-7778
〔FAX〕0564-24-7731
〔E-mail〕info@tatsuki-sc.jp
2023年10月1日、岡崎竜城スイミングクラブはインド・チェンナイにて水泳コーチを対象に水難訓練を実施します。当イベントは在チェンナイ総領事館、及びタミルナド州スポーツ庁後援のもと行われます。まだまだ水泳がマイナーなインドにて、水泳指導者に向けて水難訓練を行なうことにより、インドの成長と共に水難に関する正しい知識が広まることを願い、50名以上の参加者にノウハウを伝授します。
「泳げない国」インドの水泳コーチを対象に岡崎市の老舗スイミングスクールが水難訓練を実施
水害大国ニッポンだからこそ提供できる独自の水難訓練のノウハウやカリキュラムで、人口の2/3が泳げないインドにて「命を守る訓練」を実施し、新たな日印関係として大きく貢献します。
株式会社岡崎竜城スイミングクラブの子会社である、一般社団法人パワーストロークは、10月1日(日)午前10時より、チェンナイ市アクアティック・コンプレックスのダイビングプールにて、タミルナド州水泳協会登録コーチ約50名を対象に水難訓練を無償で行います。本イベントは、在チェンナイ日本国総領事館、そしてタミル・ナド州スポーツ庁(Sports Development Authority of Tamil Nadu)の後援のもと行われ、水害から命を守るだけでなく、新たな形の日印関係への貢献にも期待が寄せられます。チェンナイは10月中旬から雨季に入り、水害が増加することが予測されます。言語や文化が異なっても「命を守る」という課題は世界共通です。当日は、在チェンナイ総領事 夛賀政幸閣下、タミル・ナド州スポーツ庁 ティル・J・メガナタ・レディ長官も参加される予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-4b560d15273e9a8459f5-0.jpg ]
【一般社団法人 パワーストロークについて】(所在地:愛知県岡崎市/理事長:大森久美)
一般社団法人 パワーストロークは、50年以上の歴史を持つ、愛知県岡崎市に所在する岡崎竜城スイミングクラブを親会社として持ち、竜城スイミングがこれまで30年以上続けてきた着衣泳を含む水難訓練のカリキュラムを広めることに特化した一般社団法人です。2021年に設立して以降、地元・愛知県岡崎市の幼稚園や小学校にて、子どもを対象に水難訓練を行う他、企業向けに水難訓練を実施してきました。プールで行う着衣泳のみならず、コロナ禍、プールに足を運ぶことが難しくなったことに加え、プールがない地域や入水が困難な方に向けてプログラムの必要性を感じ、「陸でもできる水難訓練」を考案。卓上で水難時の対応を学ぶことで、入水を要せずに必要な知識を身に着けることができます。国内の活動に加え、パワーストロークはアメリカやシンガポールにも展開しており、この度インドでの活動を開始いたしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-5f46b40402e0d63ad8d1-1.jpg ]
【なぜインドで水難訓練を行うのか】
多くの水害を経験するにも関わらず、国民の2/3が泳げないインド(Swimming Skills Around the World, OECD. 2022)にて、水難訓練を行うことは水害時に失われる命の数を一つでも減らすために必須です。特に、2005年にスマトラ島沖地震を経験し8000人近くの犠牲を経験しているチェンナイは、都市の東部にベンガル湾に面した海岸が南北100km近く続いており、サイクロンや大雨による洪水などを含む莫大な被害が多発しています。しかしながら、水難に対する目立った対策はこれまで取られておらず、このままでは次に水害が起きた際に、また多くの命が失われることが想定されます。地域に水難訓練を定着させるために、まずは水泳のプロであるタミル・ナド州の水泳コーチたちに向け水難訓練を行い、各自地域で子どもたちに水難訓練が開催できるように、ノウハウを伝授します。
[画像3: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-e1bfda0291d2373462d6-2.png ]
WHOの発表によると、インドでは毎年5万人近くが溺死しており、そのうち3割は15歳以下の子どもが被害に遭っています(WHO 2021, Regional Status Report)。人口比で見てみても、これは日本の3倍の数字です。インド政府が毎年発表する国民の死因調査によると、事故死のうち9.1%が溺死によるもので、事故死因の中で三番目に多いことがわかっています。しかし国内での溺死に対する意識は低く、これまで十分な調査はおろか、水害時のプロトコールも存在していません(Veetil, et.al, 2017)。
[画像4: https://prtimes.jp/i/128281/2/resize/d128281-2-562998e7391888d5e339-2.png ]
急激な経済成長を遂げているインドでは、中流階級の増加により、「予防」への関心が高まっています。日本で積み上げられてきた経験値をインドの皆さんと共有することは、これからも人口が増え続け、さらに地球温暖化により水難の増加が予定されている今、とても大きな意味を持つと確信しています。
パワーストロークでは今後も国内外で水難訓練が当たり前に行われる社会に向けて様々な取り組みを進めていく予定です。
イベント概要
・名称:TNSAA登録コーチに向けた水難訓練
・主催:一般社団法人 パワーストローク
・共催:タミル・ナド州水泳協会(Tamil Nadu State Aquatic Association)
・後援:在チェンナイ日本総領事館
タミル・ナド州スポーツ庁(Sports Development Authority of Tamil Nadu, SDAT)
・実施日/時間:2023年10月1日(日)10:00 - 13:00
・開催場所:チェンナイ市 アクアティック・コンプレックス内 ダイビングプール
SDAT, Velachery Rd, Chennai, Tamil Nadu 600032, India
・指導者 :・大森玲弥
《略歴》
・一般社団法人 パワーストローク 理事
・株式会社 岡崎竜城スイミングクラブ 社員
・対象者 :TNSAA登録コーチ
・予定参加者数:50人
※当日パワーストロークが撮影した画像・映像は共有可能です。
法人概要
・名称:一般社団法人 パワーストローク
・目的:水難事故ゼロに向けて、水難訓練の実施、水難訓練士などのプロフェッショナルの育成
・設立:2021年5月
・理事長:大森久美
・所在地:愛知県岡崎市日名南町19-14
・電話番号/FAX番号:0564-24-7778 / 0564-24-7731
・公式サイトURL:https://powerstroke.or.jp/
・グループ公式サイトURL:https://tatsuki-group.com/
・事業内容:水難訓練(着衣泳・陸でもできる水難訓練)、水難訓練士・着衣泳訓練士認定
お問い合わせ先
一般社団法人 パワーストローク
〔担当者〕 理事 大森 玲弥
〔TEL〕0564-24-7778
〔FAX〕0564-24-7731
〔E-mail〕info@tatsuki-sc.jp