大友克洋、松本大洋が絶賛!! 巨匠メビウス幻の長編コミック『アンカル』、ついに完訳!
[10/12/20]
提供元:PRTIMES
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日本のMANGAは世界へ行きました。
今度は私達が世界のBD(まんが)へ行く番です。
これがメビウスです。
――大友克洋(漫画家)
一体何回生まれ変われば彼のように描く事ができるのか、と絶望したり、今生、これ程の素晴らしい目標に出会えた事を幸せに感じたりします。
メビウス氏は僕のスーパースターです。
――松本大洋(漫画家)
『ウォッチメン』や『氷河期』など、これまで数々の海外コミックの邦訳出版を手がけてきた株式会社小学館集英社プロダクションは、2010年12月21日に、フランスコミック(通称:BD)界の巨匠メビウスによる名作長編コミック『アンカル』を刊行します。
メビウスは、大友克洋、松本大洋といった日本の名だたる漫画家に多大な影響を与えたことで知られるBD界の巨匠です。あの宮崎駿とメビウスが互いに尊敬しあう仲であることも有名な話ですが、昨年のメビウス来日の際には、対談を行った浦沢直樹が熱心なメビウスコレクターであることを明かし、話題となりました。また、メビウスは『エイリアン』『トロン』『フィフス・エレメント』など数々の映画にもデザイナーとして関わっており、漫画界・映画界に与えた影響は計り知れません。
本書『アンカル』は、メビウスの長編SFコミックの代表作とも言うべき作品です。すでに世界中で翻訳され、版を重ねている名作ですが、日本では今回が初の完訳となります。原作を手掛けるのは、『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』などの作品でカルト的人気を誇る映画監督アレハンドロ・ホドロフスキー。世界中のメディアクリエイターに衝撃を与えた個性豊かな二人がタッグを組み、宇宙の命運をつかさどると言われる謎の生命体“アンカル”をめぐる壮大なSF叙事詩が繰り広げられます。
その他、メビウスファンとして知られる谷口ジロー×藤原カムイの対談も収録。海外コミックファンのみならず、映画ファン、SFファン、漫画を愛する読者すべてにおくるフランス発、衝撃のスペースオペラ・コミックです。初の完訳となるこの機会に、ぜひご一読ください。
【発売概要】
『アンカル』
【作】アレハンドロ・ホドロフスキー
【画】メビウス
【訳】原正人
【定価】3,990円(税込)
【発売日】2010年12月21日頃
小学館集英社プロダクションの刊行物案内
URL:http://books.shopro.co.jp/