インドネシアで広がる支援活動 2011年3月28日(月)「バリ古典舞踊公演 LANGSE(ランセ)」特別公演開催
[11/03/30]
提供元:PRTIMES
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インドネシアでは、東北地方太平洋沖地震により被災された方々への支援活動の取り組みが各都市で行われております。3月28日(月)には、2010年にバリ島ウブドのプリ・アグン・プリアタン(プリアタン王宮)にて行われた歴史的舞台が再公演され、被災地復興への祈りと被災された方々への思いを込めて、舞踊家達により踊りが捧げられました。また、公演の入場料の一部は東北地方太平洋沖地震被災者に寄付され、被災者への支援・被災地の復興のために使われます。
今回の公演は、バリ舞踊が持つ本来のスピリッツをもう一度呼び起こし、その素晴らしさを皆様に改めて知ってもらいたいという信念のもと、バリ舞踊界のマエストロ達とその有志により結成された“ヤヤサン・インタン・ブダヤ・ヌグリ”により開催されました(後援:プリアタン王宮の王チョニンディア)。本公演では、舞踊によって人々の悩み事や病気を治すといわれる舞踊家イダ・バグース・ブランシンガ氏やオレッグタンブリンガンの最初の踊り子イ・グスティ・アユ・ラカ・ラスミさんなどの高名な出演者がバリ舞踊を披露しました。
また、日本デンパサール総領事館の城田総領事から、被災者へのお見舞いと今後の復興への願いを込めたご挨拶がありました。
ガルーダ・インドネシア航空でも、インドネシア政府からの救援物資を無償にて輸送協力するなど、引き続き、被災された方々の力になれるよう支援活動を行っていきます。被災者の方々に一日でも早く平穏な日々が訪れますよう心よりお祈り申し上げます。
【プログラム内容】
[Program 1 (15:30-17:00)]
スリ・ラング 【ガムラン演奏】ガンガサリ楽団
豊穣の女神デウィ・スリの寛大な心が農民たちにもたらす希望と繁栄を描いたイマジネーション上の女神と農民の強い結びつきを象徴する舞踊です。マエストロたちの厳しい指導のもと、バリ古典舞踊のさらなる発展を担うために選ばれた若い舞踊家たちによる舞台。美しい女性たちが登場し、華やかに演じられました。
[Program 2 (19:00-21:00)]
マエストロと継承者によるバリ古典舞踊公演 【ガムラン演奏】グヌンサリ楽団
1950年台からインドネシア初代大統領・スカルノ大統領のもと、国民の代表として舞踊を世界中で披露してきた天才舞踊家達による伝説のマエストロダンサー達の舞台です。今では普段観賞することができない、バリ舞踊界の人間国宝級のダンサー。彼らの体内に宿る本物の古典舞踊とその魂を受け継いだ継承者たちの圧巻の舞台となりました。
■今後の公演予定:
6月19日(日)
15:30- ジャンゲール舞踊劇(マエストロ:イ・グスティ・アユ・ラカ・ラスミ)
17:00- アルジュナ・ウィワハ 舞踊劇 (マエストロ:イダ・バグース・オカ・ウィルジャナ)
6月20日(月)
15:30- トペン舞踊劇(マスター:イ・ワヤン・ディビア)
17:00- ワヤン・ウォン舞踊劇(マエストロ:ニ・ル・ムネック)
6月21日(火)
15:30- スリ・ラング舞踊劇(Supported by All maedtro & Master)
17:00- バリ古典舞踊マエストロと継承者による特別公演(All Maestro)