第1回「全広連日本宣伝賞」各賞発表
[13/04/24]
提供元:PRTIMES
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5月開催の全広連60周年記念全広連青森大会で贈賞
公益社団法人全日本広告連盟(大平 明理事長)は、4月2日、第1回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を豊田章男氏(トヨタ自動車(株)代表取締役社長)、「正力賞」を見城徹氏((株)幻冬舎代表取締役社長)、「吉田賞」を足立直樹氏(凸版印刷(株)代表取締役会長)、「山名賞」を宇野亜喜良氏(挿絵画家・グラフィックデザイナー)、「特別賞」を東北六魂祭実行委員会にそれぞれ贈賞することを決定しました。
公益社団法人全日本広告連盟(大平 明理事長)は、4月2日、第1回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を豊田章男氏(トヨタ自動車(株)代表取締役社長)、「正力賞」を見城徹氏((株)幻冬舎代表取締役社長)、「吉田賞」を足立直樹氏(凸版印刷(株)代表取締役会長)、「山名賞」を宇野亜喜良氏(挿絵画家・グラフィックデザイナー)、「特別賞」を東北六魂祭実行委員会にぞれぞれ贈賞することを決定しましたのでお知らせいたします。各賞は、5月15日(水)開催の全広連創立60周年記念「第61回全広連青森大会」(青森市「リンクステーションホール青森」)式典内で、贈賞を行う予定です。
各賞の受賞者と贈賞理由は以下の通り。
第1回「全広連日本宣伝賞」各賞受賞者と贈賞理由
「松下賞」
豊田章男(とよだあきお)氏 トヨタ自動車(株) 代表取締役社長
豊田章男氏は、トヨタ自動車(株)の取締役社長として、「もう一度、クルマに乗る楽しさを感じてもらいたい」、そして、「クルマ業界が元気になることを通じて再び日本を元気にしたい」という考えのもと、「FUN TO DRIVE,AGAIN.」の企業広告を展開。再生を意味する「ReBORN」をキャッチフレーズに、社の広告を斬新に展開。若者の車離れの歯止めにも対応した。トヨタ社は世界初のハイブリッド車プリウスをはじめ、環境にやさしい製品を選好する購買層の開拓に成功しており、これは広告の成功によるところが大きい。
また、広告効果についてさまざまな調査・分析を通して合理的な活動に努めてきた。以上から、消費者・生活者の属性に応じて、必要とする信頼性の高い情報を届けること、環境保護について企業と消費者等の社会的責任を踏まえた方向性を指し示す社会意識を醸成すること、人々の生活を質的に豊かにする新たな文化を創造すること、合理的な広告活動モデルを構築すること等で、広告の社会的使命を果たすと共に、広告界の向上・発展に貢献した。
「正力賞」
見城 徹(けんじょう とおる)氏 (株)幻冬舎 代表取締役社長
(株)幻冬舎代表取締役社長見城徹氏は、1993年11月幻冬舎を設立。翌94年3月には「文芸元年。歴史はここからはじまる―。」というコピーの元、五木寛之氏、村上龍氏、山田詠美氏、吉本ばなな氏、篠山紀信氏、北方謙三氏の6氏の単行本を一挙6冊創刊。その後、郷ひろみ氏の「ダディ」では出版界の常識を破る初版50万部、天童荒太氏の「永遠の仔」では、25万部売れないと採算が取れないくらいの広告を投下、そして大手出版社にしか手が付けられないとされていた文庫を設立3年で一挙62冊刊行と斬新なアイデアと大胆な手法で出版界を牽引。
媒体社であると同時に広告を大量に出稿する点がユニークであることはもちろん、こうした斬新な手法をとおして、広告の媒体である出版界全体の新たな時代を切り拓いた開拓者、牽引役として、経営者でありながら、今なお営業、編集の一線で活躍されミリオンセラーを連発される功績は、出版界、さらには広告界全体に大きな影響を与えている。
以上から、消費者・生活者に役立つ信頼性の高い情報を提供する媒体としての出版界の底上げにより、広告の社会的使命の推進に係る広告界の発展・向上に貢献した。
「吉田賞」
足立直樹(あだちなおき)氏 凸版印刷(株) 代表取締役会長
凸版印刷(株)代表取締役会長足立直樹氏は、印刷を中心としつつ、周辺事業であるマーケティングやIT関連などへの参画を積極的に進め、トータルソリューション提案企業としての今日の礎を築いた。また、創業100周年に印刷博物館、トッパンホールを開設するなど、社会的・文化的貢献が著しい。国際的にもヴァチカンへのシステム協力など、広い意味での広告活動モデルを作り上げ、地方の情報ウェブサイトの活動も活発である。
以上から、消費者・生活者に役立つ信頼性の高い情報を提供すること、地域格差を是正すること、広告関連会社の社会的責任・倫理意識を向上すること、合理的な広告活動モデルを構築すること等の広告の社会的使命の推進に係る広告界の発展・向上に貢献した。
「山名賞」
宇野亜喜良(うの あきら)氏 挿絵画家・グラフィックデザイナー
挿絵画家・グラフィックデザイナーである宇野亜喜良氏は、名古屋市立工芸高校図案課卒業後、カルピス食品工業に入社。同社の広告・宣伝に携わる。その後亀倉雄策らが設立した日本デザインセンターに入社。1965年に同社を退社し、同世代を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーの横尾忠則氏・和田誠氏・山口はるみ氏・灘本唯人氏などと共に東京イラストレーターズ・クラブを設立。また寺山修司氏の舞台、宣伝美術を手掛け、時代の寵児となる。
日宣美特選、講談社出版文化賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞、日本絵本賞等を受賞。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章。
現在はTIS(東京イラストレータースソサエティ)の会員。イラストレーター以外にも、キュレーターや舞台芸術、芸術監督も務め、その温厚な人柄とともに、長年に亘るイラストレーションを始め、グラフィックデザイン界の発展に多大な貢献をした。
以上から、クリエイティビティの面(合理的な広告活動モデルの構築)から、時代時代の新たな文化を創造するとともに、広告界を多年に亘って牽引し、広告の社会的使命の推進に係るその向上・発展に貢献した。
「特別賞」
東北六魂祭実行委員会
東北六魂祭実行委員会が主催する東北六魂祭は、東日本大震災による過剰な自粛ムードや風評被害で東北地方の観光客が減少する中、地域経済の復興のきっかけにしたいという願いから、青森ねぶた祭、秋田竿灯(かんとう)まつり、山形花笠まつり、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、福島わらじまつりの東北を代表する6つの祭りが競演するもので、東北の力を日本全体に発信する象徴として、時間もない中で組織され、成功に導いた。東北各県において輪番で開催され、第1回の仙台市では約37万人、第2回の盛岡市では約25万人の集客に成功。この集客に、イベントそのものが持つ魅力と広告の力があったことは言うまでもない。
なお、本年は、6月1日・2日に福島市で行われる。
以上から、地域格差を是正する、生活者の社会的責任・倫理意識を向上させる、合理的な広告活動モデルを構築する等の広告の社会的使命の推進に顕著な功績があったものである。
※「全広連日本宣伝賞」について
全広連は、「日本宣伝クラブ」が昭和30年代から行ってきた、「日本宣伝賞」の顕彰事業を平成25年度より継承。必要な再編成を行い、公益社団法人全日本広告連盟の公益目的事業の一つとして育成、発展を行おうとするもので、広告主(「松下賞」)、媒体社(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエーター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与したもの(個人)を、年1回顕彰の計画とし、また、合せて、「特別賞」として、広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人又は、団体を顕彰する予定としている。
※当リリースに関する問い合わせは全日本広告連盟( TEL.03-3569-3566)まで。
公益社団法人全日本広告連盟(大平 明理事長)は、4月2日、第1回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を豊田章男氏(トヨタ自動車(株)代表取締役社長)、「正力賞」を見城徹氏((株)幻冬舎代表取締役社長)、「吉田賞」を足立直樹氏(凸版印刷(株)代表取締役会長)、「山名賞」を宇野亜喜良氏(挿絵画家・グラフィックデザイナー)、「特別賞」を東北六魂祭実行委員会にそれぞれ贈賞することを決定しました。
公益社団法人全日本広告連盟(大平 明理事長)は、4月2日、第1回「全広連日本宣伝賞」選考委員会を開き、「松下賞」を豊田章男氏(トヨタ自動車(株)代表取締役社長)、「正力賞」を見城徹氏((株)幻冬舎代表取締役社長)、「吉田賞」を足立直樹氏(凸版印刷(株)代表取締役会長)、「山名賞」を宇野亜喜良氏(挿絵画家・グラフィックデザイナー)、「特別賞」を東北六魂祭実行委員会にぞれぞれ贈賞することを決定しましたのでお知らせいたします。各賞は、5月15日(水)開催の全広連創立60周年記念「第61回全広連青森大会」(青森市「リンクステーションホール青森」)式典内で、贈賞を行う予定です。
各賞の受賞者と贈賞理由は以下の通り。
第1回「全広連日本宣伝賞」各賞受賞者と贈賞理由
「松下賞」
豊田章男(とよだあきお)氏 トヨタ自動車(株) 代表取締役社長
豊田章男氏は、トヨタ自動車(株)の取締役社長として、「もう一度、クルマに乗る楽しさを感じてもらいたい」、そして、「クルマ業界が元気になることを通じて再び日本を元気にしたい」という考えのもと、「FUN TO DRIVE,AGAIN.」の企業広告を展開。再生を意味する「ReBORN」をキャッチフレーズに、社の広告を斬新に展開。若者の車離れの歯止めにも対応した。トヨタ社は世界初のハイブリッド車プリウスをはじめ、環境にやさしい製品を選好する購買層の開拓に成功しており、これは広告の成功によるところが大きい。
また、広告効果についてさまざまな調査・分析を通して合理的な活動に努めてきた。以上から、消費者・生活者の属性に応じて、必要とする信頼性の高い情報を届けること、環境保護について企業と消費者等の社会的責任を踏まえた方向性を指し示す社会意識を醸成すること、人々の生活を質的に豊かにする新たな文化を創造すること、合理的な広告活動モデルを構築すること等で、広告の社会的使命を果たすと共に、広告界の向上・発展に貢献した。
「正力賞」
見城 徹(けんじょう とおる)氏 (株)幻冬舎 代表取締役社長
(株)幻冬舎代表取締役社長見城徹氏は、1993年11月幻冬舎を設立。翌94年3月には「文芸元年。歴史はここからはじまる―。」というコピーの元、五木寛之氏、村上龍氏、山田詠美氏、吉本ばなな氏、篠山紀信氏、北方謙三氏の6氏の単行本を一挙6冊創刊。その後、郷ひろみ氏の「ダディ」では出版界の常識を破る初版50万部、天童荒太氏の「永遠の仔」では、25万部売れないと採算が取れないくらいの広告を投下、そして大手出版社にしか手が付けられないとされていた文庫を設立3年で一挙62冊刊行と斬新なアイデアと大胆な手法で出版界を牽引。
媒体社であると同時に広告を大量に出稿する点がユニークであることはもちろん、こうした斬新な手法をとおして、広告の媒体である出版界全体の新たな時代を切り拓いた開拓者、牽引役として、経営者でありながら、今なお営業、編集の一線で活躍されミリオンセラーを連発される功績は、出版界、さらには広告界全体に大きな影響を与えている。
以上から、消費者・生活者に役立つ信頼性の高い情報を提供する媒体としての出版界の底上げにより、広告の社会的使命の推進に係る広告界の発展・向上に貢献した。
「吉田賞」
足立直樹(あだちなおき)氏 凸版印刷(株) 代表取締役会長
凸版印刷(株)代表取締役会長足立直樹氏は、印刷を中心としつつ、周辺事業であるマーケティングやIT関連などへの参画を積極的に進め、トータルソリューション提案企業としての今日の礎を築いた。また、創業100周年に印刷博物館、トッパンホールを開設するなど、社会的・文化的貢献が著しい。国際的にもヴァチカンへのシステム協力など、広い意味での広告活動モデルを作り上げ、地方の情報ウェブサイトの活動も活発である。
以上から、消費者・生活者に役立つ信頼性の高い情報を提供すること、地域格差を是正すること、広告関連会社の社会的責任・倫理意識を向上すること、合理的な広告活動モデルを構築すること等の広告の社会的使命の推進に係る広告界の発展・向上に貢献した。
「山名賞」
宇野亜喜良(うの あきら)氏 挿絵画家・グラフィックデザイナー
挿絵画家・グラフィックデザイナーである宇野亜喜良氏は、名古屋市立工芸高校図案課卒業後、カルピス食品工業に入社。同社の広告・宣伝に携わる。その後亀倉雄策らが設立した日本デザインセンターに入社。1965年に同社を退社し、同世代を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーの横尾忠則氏・和田誠氏・山口はるみ氏・灘本唯人氏などと共に東京イラストレーターズ・クラブを設立。また寺山修司氏の舞台、宣伝美術を手掛け、時代の寵児となる。
日宣美特選、講談社出版文化賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞、日本絵本賞等を受賞。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章。
現在はTIS(東京イラストレータースソサエティ)の会員。イラストレーター以外にも、キュレーターや舞台芸術、芸術監督も務め、その温厚な人柄とともに、長年に亘るイラストレーションを始め、グラフィックデザイン界の発展に多大な貢献をした。
以上から、クリエイティビティの面(合理的な広告活動モデルの構築)から、時代時代の新たな文化を創造するとともに、広告界を多年に亘って牽引し、広告の社会的使命の推進に係るその向上・発展に貢献した。
「特別賞」
東北六魂祭実行委員会
東北六魂祭実行委員会が主催する東北六魂祭は、東日本大震災による過剰な自粛ムードや風評被害で東北地方の観光客が減少する中、地域経済の復興のきっかけにしたいという願いから、青森ねぶた祭、秋田竿灯(かんとう)まつり、山形花笠まつり、盛岡さんさ踊り、仙台七夕まつり、福島わらじまつりの東北を代表する6つの祭りが競演するもので、東北の力を日本全体に発信する象徴として、時間もない中で組織され、成功に導いた。東北各県において輪番で開催され、第1回の仙台市では約37万人、第2回の盛岡市では約25万人の集客に成功。この集客に、イベントそのものが持つ魅力と広告の力があったことは言うまでもない。
なお、本年は、6月1日・2日に福島市で行われる。
以上から、地域格差を是正する、生活者の社会的責任・倫理意識を向上させる、合理的な広告活動モデルを構築する等の広告の社会的使命の推進に顕著な功績があったものである。
※「全広連日本宣伝賞」について
全広連は、「日本宣伝クラブ」が昭和30年代から行ってきた、「日本宣伝賞」の顕彰事業を平成25年度より継承。必要な再編成を行い、公益社団法人全日本広告連盟の公益目的事業の一つとして育成、発展を行おうとするもので、広告主(「松下賞」)、媒体社(「正力賞」)、広告関連会社(「吉田賞」)、クリエーター(「山名賞」)それぞれの立場から、広告の社会的使命の促進に係る広告界の向上・発展に尽くし寄与したもの(個人)を、年1回顕彰の計画とし、また、合せて、「特別賞」として、広告の社会的使命の促進に特別に功労があった、と認められた場合は、上記4賞に加えて個人又は、団体を顕彰する予定としている。
※当リリースに関する問い合わせは全日本広告連盟( TEL.03-3569-3566)まで。