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ロングセラーシリーズ最終となる11巻目、『謎解きの英文法 助動詞』刊行

英語の助動詞の謎を解き明かし、ネイティブ・スピーカの用法に迫る

株式会社くろしお出版(東京都千代田区、 代表取締役社長:岡野秀夫)は、 2022年1月24日に『謎解きの英文法 助動詞』を発売しました。「謎解きの英文法」シリーズでは、久野暲氏(ハーバード大学名誉教授)と高見健一氏(学習院大学文学部教授)が、2004年の『冠詞と名詞』刊行以来、さまざまなトピックを扱ってきましたが、11巻目となる『助動詞』をもって完結となります。




[画像1: https://prtimes.jp/i/85915/3/resize/d85915-3-e899a4170ed39337ea36-0.jpg ]

■最終巻 助動詞の謎を解く
Can you …? は Would you …? より丁寧な依頼表現か? will と be going to の違いは? 著者の一人がハーバード大学で教鞭をとるようになったエピソードも。

第1章 未来事象を表わす4つの表現―特に、will と be going to の違いはどこから来るか?ー
第2章 Will you …? は指示・命令表現か?
第3章 Can you …? は Would you …? より丁寧な依頼表現か?
第4章 Used to と would はどこが違うのか?
第5章 Can, may, must の不思議―肯定文と疑問文での不適格性―
第6章 *I could catch the bus yesterday. は不適格、I could see the moon last night. は適格なのはなぜか?
第7章 Be 動詞は本動詞か、助動詞か?
補章 John hid the book behind himself. とJohn hid the book behind him. はどこが違うのか?


[画像2: https://prtimes.jp/i/85915/3/resize/d85915-3-b52b1f2793857e3587bf-2.jpg ]


■ネイティヴ・スピーカーの用法を明らかにする11トピック
「謎解きの英文法」シリーズは、英文法で不思議に思われること、これまで教わってきたことが実は間違っているというような現象を取り上げ、ネイティヴ・スピーカーの用法を明らかにしてきました。

『謎解きの英文法 冠詞と名詞』 2004年刊
『謎解きの英文法 文の意味』 2005年刊
『謎解きの英文法 否定』 2007年刊
『謎解きの英文法 単数か 複数か』 2009年刊
『謎解きの英文法 省略と倒置』 2013年刊
『謎解きの英文法 時の表現』 2013年刊
『謎解きの英文法 使役』 2014年刊
『謎解きの英文法 副詞と数量詞』 2015年刊
『謎解きの英文法 動詞』 2017年刊
『謎解きの英文法 形容詞』 2018年刊
『謎解きの英文法 助動詞』 2022年刊(最新刊)


[画像3: https://prtimes.jp/i/85915/3/resize/d85915-3-8a711a24a466b15ce320-1.jpg ]


■シリーズ完結に寄せて 英語専門家からの声
コミュニケーションにおける文法の機能を研究し、 国内外で注目される数多くの成果を収めている2人の著者が、 英文法の主要な現象について、 類書の追随を許さない説得力のある分析を平易なことばで提示してきたシリーズの完結にあたり、長年の愛読者の一人として、全11巻を改めてご推薦申し上げます。
西村義樹(東京大学教授)

大学に入学し、図書館で初めて手に取った「英語関係の本」が『謎解きの英文法』でした。当時は文法の記述のような、込み入った規則が列挙されているものが苦手だった私ですが、飲み込まれるように耽読しました。この体験がなければ、言語研究者としての私は存在しなかったかもしれません。
福田純也(中央大学准教授)

「謎解き」の過程を読むことで、英語の不思議さや面白さ、まだ解かれていない自分にとっての英語の「謎」や分析方法に敏感になる感覚を育ててくれた大切なシリーズです。毎回楽しみにしてきました。長い間誠にありがとうございました。これからも多くの方々に読み継がれていく名作だと思います。
安藤恒輝(教育研究会Festina Lente 講師)

「なぜこのような使い方をするのだろう?」「この表現はどう使い分けるのだろう?」英語を学習していると生じるさまざまな「謎」や「疑問」に『謎解きの英文法』シリーズは答えてくれます。20年近くもの長きにわたり、英文法学習に知的好奇心をそそる風を吹き込んでくださり、ありがとうございました。
宮下卓也(河合塾講師)

■『謎解きの英文法 助動詞』 著者プロフィール・書誌情報
久野 暲(くの・すすむ)
1964年にハーバード大学言語学科Ph.D.を取得し、同学科で40年間教鞭をとる。機械翻訳、変形文法、機能的構文論の研究などで、多数の業績を残す。現在、ハーバード大学名誉教授。

高見 健一(たかみ・けんいち)
1990年に東京都立大学文学博士号を取得し、静岡大学、東京都立大学を経て、学習院大学文学部教授。理論言語学の分野で英語および日本語の諸構文を分析し、多数の業績を残す。1992年市河三喜賞受賞。

定価:1,650円(1,500円+税)
ISBN:978-4-87424-886-7 C1082
発売日:2022/1/24
判型:四六版
ページ数:224頁
https://www.9640.jp/book_view/?886

■くろしお出版について
言語学・日本語学の専門書や、 日本語テキストなどを刊行している出版社。 1948年創業。 出版ジャンルは、 初年次教育、 日本語教材、 日本語教育、 日本語学、 言語学・英語学、 英語教育・英語学習、 言語習得、 言語政策、 など。 主な刊行物に、 『象は鼻が長い』、 『日本語文型辞典』、 『上級へのとびら』、 『知へのステップ』、 「謎解きの英文法」シリーズなど。
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