日本有数の石油工業地帯である市原市にてCO2とプラスチックの循環を体感する[GCHアップサイクルプロジェクト]始動
[23/04/28]
提供元:PRTIMES
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産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」
株式会社 hide kasuga 1896(本社:東京都港区、代表取締役:春日 秀之、以下当社)は、循環型社会の構築を目的に当社が主宰する産学官連携サーキュラー・エコノミー・コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」(以後 GCH)の活動として、千葉県市原市において「GCH アップサイクルプロジェクト」を開始しました。4月27日(木)には市原市立南総中学校の全校生徒約250名を対象に、当社が開発した環境調和型素材のペンケースを交付するスタートアップセレモニーを実施しました。
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GCHは資源循環に関する理解や活動を社会に浸透させるため市原市、三井化学株式会社をはじめ様々な企業、学術・行政機関が参画し活動しており、今回の「GCH アップサイクルプロジェクト」はその一環となるものです。
南総中学校の生徒たちには、市原市に工場を持つ三井化学株式会社のグループ会社である株式会社プライムポリマーが製造販売する、マスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)「Prasus(R)」と市原市産の間伐材の木粉を複合材化した環境調和型素材で作られたペンケースを日常的に使用してもらいます。ケースは1年後に回収してベンチ等へアップサイクルし中学校やまちなか等に設置します。自分が使用した製品が新たな価値へ生まれ変わることや、間伐材の有効利用とバイオマスPP の活用によりCO2の削減を体感できる機会を提供し、サーキュラーエコノミーに対する理解促進を図ります。
4月27日のスタートアップセレモニーには市原市から小出 譲治市長、林 充教育長も参加し、ペンケースの交付式のほか、当社代表の春日 秀之によるサーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルに関する特別授業も実施しました。
なお同プロジェクトは長野市東部中学校でも実施しています。
市原市 市長
小出 譲治 様のコメント
市原市では、資源の枯渇問題や地球温暖化をはじめとする危機を脱出するため、新しい持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。市原市はこれまで、臨海部に並ぶ一流の企業で構成されたコンビナートとともに成長し、サーキュラーエコノミーへの挑戦も進めています。生徒の皆さんには今回の取り組みを通じて、サーキュラーエコノミーを肌で感じ、その重要性を理解し具体的な行動につなげてほしいと思っています。企業と学生と市が1つのチームとして、サーキュラーエコノミーの市原モデルを作り上げ、日本をリードしていくことを目指します。
市原市 教育委員会 教育長
林 充 様のコメント
現在、地球環境は多くの危機に直面しており、いつまでも今と同じ暮らしを続けていくことは難しい時代になっているかもしれません。授業にもSDGsを取り入れている南総中学校で新たに始まる本取り組みは、普段実感することが難しく、言葉だけでは分かりづらい資源の循環について、ペンケースを通して実際に体感し学べるまたとないチャンスです。この機会に、生徒の皆さんには多くのことを吸収してほしいと考えます。またその結果として、社会の中心となって活躍できる人となるためのヒントをつかんでいただきたいと思います。
市原市立南総中学校 校長
野村 雅彦 様のコメント
今回、市原市よりサーキュラーエコノミー普及促進事業の協力校に指定してもらい、学校だけではできない活動を生徒に体験させていただけることに感謝したいです。南総中学校では、生徒に自己実現を果たし社会貢献できる人になってほしいと考えています。SDGsを学ぶことは、社会の問題に目を向けることになります。グローバルな視点で物事をとらえ、視野を広げることができれば、自分の進むべき道が見えてくる。自分の考えを持ち、自ら課題に取り組む姿勢こそが自分の人生を切り開き、世の中を変えていく力になると思います。本取り組みを通して、生徒にはその姿勢を持ち、持続可能な社会の担い手になることを期待しています。
市原市立南総中学校 生徒代表
廣瀬 汐音さんのコメント
サーキュラーエコノミーは、これまで捨てられていた製品や材料を資源と考え循環させ、ゴミを出さずに環境の影響をより少なくする循環型経済であることを学ばせていただきました。今回、生徒一人一人にいただいたペンケースから始まるサーキュラーエコノミーの取り組みが、市原市、千葉県、日本全国、そして世界に繋がっていけば良いと思います。また、ペンケース一つの取り組みから、エネルギーの問題や気候変動の問題の改善につながるかもと想像すると嬉しい気持ちになります。今回、サーキュラーエコノミー普及促進事業の協力校に選ばれたことに誇りと責任をもち、南総中生として、市原市が「SDGsのシンボルとなるまち」になること、サーキュラーエコノミーの市原モデルを全国に発信していくことに協力していきたいと考えています。
春日 秀之のコメント
サーキュラーエコノミーは特にヨーロッパを中心に世界的に進んでおり、資源が少ない日本において重要なテーマになってきています。今回のプロジェクトは市原市様、三井化学様の協力を得て、CO2とプラスチックの二つの問題の解決策を見つけようというもので、生徒の皆さんにとって身近な素材である市原の木から作った木粉とマスバランス方式のてんぷら油などから生まれたプラスチックを半分ずつ混ぜて作ったペンケースを循環させ、今まで捨てたり燃やしていたものが、どのように新しい価値を生み出すのかを体験してもらいます。体験学習を通して是非皆さんから貴重な意見やサーキュラーエコノミーに対する気持ちの変化などもお聞かせいただき、大人になったときに環境に良いものを使おうと思える生活のスタイルを身に着けてもらいたいと思います。
市原市のサーキュラーエコノミー普及促進事業について
環境調和型素材ペンケースの使用・回収・アップサイクルを一体的に体感することを通じて、サーキュラーエコノミーに対する理解促進につなげるための啓発事業です。
ペンケースは、木粉と廃食用油などを原料に製造されたバイオマスナフサをもとにマスバランス方式で製造されたバイオマス樹脂を複合材化した環境調和型の新素材「TRANSWOOD(トランスウッド)」を活用したもので、「リサイクルを容易にする」市原市指定のデザインで制作することで、効果的な環境意識の高揚につなげます。
また、今後は当社をはじめGCH参画企業によるサーキュラーエコノミー関連セミナーや、学習交流も予定しています。中学生や保護者等を対象に、サーキュラーエコノミーの重要性や産業界の先進的な取組みを紹介するなど、体感の機会を逃がさず、その効果の最大化を図ります。
株式会社 hide kasuga 1896と市原市の取り組みについて
当社と市原市は2021年10月にSDGs達成に向けた連携協定を締結しました。市原市は「SDGsのシンボルとなるまち」を目指し2021年3月に「市原市SDGs戦略」を策定し、5月には内閣府から千葉県内で初めて「SDGs未来都市」に選定されており、当社の専門的知見と当社が主宰となる産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」に参画する三井化学株式会社をはじめとするパートナー企業と連携することで、市民・企業・行政の一体となったSDGs未来都市にふさわしいサーキュラーエコノミーの実現を目指します。また、サーキュラーエコノミーを地域社会に根付かせるために「人がつくった素材は人の手によって自然に還す」という基本概念をベースとした、新しい産業を担っていく人材育成にも市原市と連携し注力しています。
サーキュラーエコノミーコンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」について
「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」(以後 GCH)は素材・製品・消費者・再生が循環する産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアムです。「GCH」では人工繊維および天然繊維と環境調和型のプラスチックからなる柔らかい複合材 “コンポジット・テキスタイル(CT)”、間伐材と廃食用油などを使って製造されたバイオマス樹脂を配合した新素材”トランスウッド(TW)”を軸に、最終製品メーカーやマーケットと連動して“トレーサビリティ”を構築。 同時に複合材の分離技術の確立を進め、循環(サーキュレーション)の仕組み構築を目指します。
2020 年から信州大学繊維学部が参画。2021 年には三井化学株式会社、千葉県市原市、長野県長野市が参画し、2023年には信州大学全学部、長野県が参画。今後様々な企業、学術・行政機関の参画を予定しています。
hide k 1896 について
環境調和型ブランド
“PRODUCE & RECYCLE”をスローガンに春日秀之(工学博士)が2013年に設立した環境調和型ブランド。
日本独自の新たな美意識[WABI contemporary]をベースに環境調和型素材を開発し様々なカテゴリーのプロダクトを展開。
また、創業者の春日秀之は[令和モダニズム]を提唱し、新旧融合型ライフスタイルの編集を進めています。
WABI contemporary とは
侘。銀閣寺のあの美しさ。令和のいま、大切にしたいのは脈々と息づき、美を構築してきた、この日本独自の美意識です。
侘を昇華させた新たな美意識を「hide k 1896」が創出します。単に質素を旨とするだけでなく、繊細で美しく、理知的で時にグローバルな現代の侘。それが「WABI cotemporary」です。
ホームページ http://www.hidek1896.com/
マテリアルシンクタンク「株式会社 hide kasuga 1896」について
株式会社 hide kasuga 1896 はサーキュラーエコノミー構築を推進する事業家「春日 秀之」が2012年に設立したマテリアルシンクタンクです。
2018 年、素材の研究所「hide kasuga LABO」を信州大学国際科学イノベーションセンター内に開所。2019 年に東京表参道に素材をベースとしたサーキュラーブランドショップ「hide k 1896」(旧 gallery de kasuga)を開業し、2020 年にはサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」を組成。また、2 つの循環型マテリアルブランド「hide k 1896」「BLANC BIJOU PARIS」も運営しています。
春日 秀之 プロフィール
博士(工学)。長野県長野市出身。 (株)hide kasuga 1896 を中核とするhide kasuga グループ代表。“価値の創造と再生”をコンセプトに素材を軸としたサーキュラーエコノミーの構築を推進するhide kasuga グループの代表。シンクタンク<hide kasuga 1896>では、ブランド開発からマーケティングまで幅広いコンサルティングサービスを提供。自社事業としては2つのサーキュレーションブランド<BLANC BIJOU PARIS(PTFE)><hide k 1896(トランスウッド(TW))> と素材のブランドショップ<hide k 1896(東京・表参道)>を運営。信州大学国際科学イノベーションセンター内に開設した研究所<hide kasuga LABO>では、素材の適用開発から技術開発、リサイクルスキームの構築、サーキュラーエコノミーコンソーシアム事務局の運営を行っています。
株式会社 hide kasuga 1896(本社:東京都港区、代表取締役:春日 秀之、以下当社)は、循環型社会の構築を目的に当社が主宰する産学官連携サーキュラー・エコノミー・コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」(以後 GCH)の活動として、千葉県市原市において「GCH アップサイクルプロジェクト」を開始しました。4月27日(木)には市原市立南総中学校の全校生徒約250名を対象に、当社が開発した環境調和型素材のペンケースを交付するスタートアップセレモニーを実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/120120/3/resize/d120120-3-38de9234321ed562090d-0.jpg ]
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GCHは資源循環に関する理解や活動を社会に浸透させるため市原市、三井化学株式会社をはじめ様々な企業、学術・行政機関が参画し活動しており、今回の「GCH アップサイクルプロジェクト」はその一環となるものです。
南総中学校の生徒たちには、市原市に工場を持つ三井化学株式会社のグループ会社である株式会社プライムポリマーが製造販売する、マスバランス方式のバイオマスPP(ポリプロピレン)「Prasus(R)」と市原市産の間伐材の木粉を複合材化した環境調和型素材で作られたペンケースを日常的に使用してもらいます。ケースは1年後に回収してベンチ等へアップサイクルし中学校やまちなか等に設置します。自分が使用した製品が新たな価値へ生まれ変わることや、間伐材の有効利用とバイオマスPP の活用によりCO2の削減を体感できる機会を提供し、サーキュラーエコノミーに対する理解促進を図ります。
4月27日のスタートアップセレモニーには市原市から小出 譲治市長、林 充教育長も参加し、ペンケースの交付式のほか、当社代表の春日 秀之によるサーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルに関する特別授業も実施しました。
なお同プロジェクトは長野市東部中学校でも実施しています。
市原市 市長
小出 譲治 様のコメント
市原市では、資源の枯渇問題や地球温暖化をはじめとする危機を脱出するため、新しい持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。市原市はこれまで、臨海部に並ぶ一流の企業で構成されたコンビナートとともに成長し、サーキュラーエコノミーへの挑戦も進めています。生徒の皆さんには今回の取り組みを通じて、サーキュラーエコノミーを肌で感じ、その重要性を理解し具体的な行動につなげてほしいと思っています。企業と学生と市が1つのチームとして、サーキュラーエコノミーの市原モデルを作り上げ、日本をリードしていくことを目指します。
市原市 教育委員会 教育長
林 充 様のコメント
現在、地球環境は多くの危機に直面しており、いつまでも今と同じ暮らしを続けていくことは難しい時代になっているかもしれません。授業にもSDGsを取り入れている南総中学校で新たに始まる本取り組みは、普段実感することが難しく、言葉だけでは分かりづらい資源の循環について、ペンケースを通して実際に体感し学べるまたとないチャンスです。この機会に、生徒の皆さんには多くのことを吸収してほしいと考えます。またその結果として、社会の中心となって活躍できる人となるためのヒントをつかんでいただきたいと思います。
市原市立南総中学校 校長
野村 雅彦 様のコメント
今回、市原市よりサーキュラーエコノミー普及促進事業の協力校に指定してもらい、学校だけではできない活動を生徒に体験させていただけることに感謝したいです。南総中学校では、生徒に自己実現を果たし社会貢献できる人になってほしいと考えています。SDGsを学ぶことは、社会の問題に目を向けることになります。グローバルな視点で物事をとらえ、視野を広げることができれば、自分の進むべき道が見えてくる。自分の考えを持ち、自ら課題に取り組む姿勢こそが自分の人生を切り開き、世の中を変えていく力になると思います。本取り組みを通して、生徒にはその姿勢を持ち、持続可能な社会の担い手になることを期待しています。
市原市立南総中学校 生徒代表
廣瀬 汐音さんのコメント
サーキュラーエコノミーは、これまで捨てられていた製品や材料を資源と考え循環させ、ゴミを出さずに環境の影響をより少なくする循環型経済であることを学ばせていただきました。今回、生徒一人一人にいただいたペンケースから始まるサーキュラーエコノミーの取り組みが、市原市、千葉県、日本全国、そして世界に繋がっていけば良いと思います。また、ペンケース一つの取り組みから、エネルギーの問題や気候変動の問題の改善につながるかもと想像すると嬉しい気持ちになります。今回、サーキュラーエコノミー普及促進事業の協力校に選ばれたことに誇りと責任をもち、南総中生として、市原市が「SDGsのシンボルとなるまち」になること、サーキュラーエコノミーの市原モデルを全国に発信していくことに協力していきたいと考えています。
春日 秀之のコメント
サーキュラーエコノミーは特にヨーロッパを中心に世界的に進んでおり、資源が少ない日本において重要なテーマになってきています。今回のプロジェクトは市原市様、三井化学様の協力を得て、CO2とプラスチックの二つの問題の解決策を見つけようというもので、生徒の皆さんにとって身近な素材である市原の木から作った木粉とマスバランス方式のてんぷら油などから生まれたプラスチックを半分ずつ混ぜて作ったペンケースを循環させ、今まで捨てたり燃やしていたものが、どのように新しい価値を生み出すのかを体験してもらいます。体験学習を通して是非皆さんから貴重な意見やサーキュラーエコノミーに対する気持ちの変化などもお聞かせいただき、大人になったときに環境に良いものを使おうと思える生活のスタイルを身に着けてもらいたいと思います。
市原市のサーキュラーエコノミー普及促進事業について
環境調和型素材ペンケースの使用・回収・アップサイクルを一体的に体感することを通じて、サーキュラーエコノミーに対する理解促進につなげるための啓発事業です。
ペンケースは、木粉と廃食用油などを原料に製造されたバイオマスナフサをもとにマスバランス方式で製造されたバイオマス樹脂を複合材化した環境調和型の新素材「TRANSWOOD(トランスウッド)」を活用したもので、「リサイクルを容易にする」市原市指定のデザインで制作することで、効果的な環境意識の高揚につなげます。
また、今後は当社をはじめGCH参画企業によるサーキュラーエコノミー関連セミナーや、学習交流も予定しています。中学生や保護者等を対象に、サーキュラーエコノミーの重要性や産業界の先進的な取組みを紹介するなど、体感の機会を逃がさず、その効果の最大化を図ります。
株式会社 hide kasuga 1896と市原市の取り組みについて
当社と市原市は2021年10月にSDGs達成に向けた連携協定を締結しました。市原市は「SDGsのシンボルとなるまち」を目指し2021年3月に「市原市SDGs戦略」を策定し、5月には内閣府から千葉県内で初めて「SDGs未来都市」に選定されており、当社の専門的知見と当社が主宰となる産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」に参画する三井化学株式会社をはじめとするパートナー企業と連携することで、市民・企業・行政の一体となったSDGs未来都市にふさわしいサーキュラーエコノミーの実現を目指します。また、サーキュラーエコノミーを地域社会に根付かせるために「人がつくった素材は人の手によって自然に還す」という基本概念をベースとした、新しい産業を担っていく人材育成にも市原市と連携し注力しています。
サーキュラーエコノミーコンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」について
「Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」(以後 GCH)は素材・製品・消費者・再生が循環する産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアムです。「GCH」では人工繊維および天然繊維と環境調和型のプラスチックからなる柔らかい複合材 “コンポジット・テキスタイル(CT)”、間伐材と廃食用油などを使って製造されたバイオマス樹脂を配合した新素材”トランスウッド(TW)”を軸に、最終製品メーカーやマーケットと連動して“トレーサビリティ”を構築。 同時に複合材の分離技術の確立を進め、循環(サーキュレーション)の仕組み構築を目指します。
2020 年から信州大学繊維学部が参画。2021 年には三井化学株式会社、千葉県市原市、長野県長野市が参画し、2023年には信州大学全学部、長野県が参画。今後様々な企業、学術・行政機関の参画を予定しています。
hide k 1896 について
環境調和型ブランド
“PRODUCE & RECYCLE”をスローガンに春日秀之(工学博士)が2013年に設立した環境調和型ブランド。
日本独自の新たな美意識[WABI contemporary]をベースに環境調和型素材を開発し様々なカテゴリーのプロダクトを展開。
また、創業者の春日秀之は[令和モダニズム]を提唱し、新旧融合型ライフスタイルの編集を進めています。
WABI contemporary とは
侘。銀閣寺のあの美しさ。令和のいま、大切にしたいのは脈々と息づき、美を構築してきた、この日本独自の美意識です。
侘を昇華させた新たな美意識を「hide k 1896」が創出します。単に質素を旨とするだけでなく、繊細で美しく、理知的で時にグローバルな現代の侘。それが「WABI cotemporary」です。
ホームページ http://www.hidek1896.com/
マテリアルシンクタンク「株式会社 hide kasuga 1896」について
株式会社 hide kasuga 1896 はサーキュラーエコノミー構築を推進する事業家「春日 秀之」が2012年に設立したマテリアルシンクタンクです。
2018 年、素材の研究所「hide kasuga LABO」を信州大学国際科学イノベーションセンター内に開所。2019 年に東京表参道に素材をベースとしたサーキュラーブランドショップ「hide k 1896」(旧 gallery de kasuga)を開業し、2020 年にはサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」を組成。また、2 つの循環型マテリアルブランド「hide k 1896」「BLANC BIJOU PARIS」も運営しています。
春日 秀之 プロフィール
博士(工学)。長野県長野市出身。 (株)hide kasuga 1896 を中核とするhide kasuga グループ代表。“価値の創造と再生”をコンセプトに素材を軸としたサーキュラーエコノミーの構築を推進するhide kasuga グループの代表。シンクタンク<hide kasuga 1896>では、ブランド開発からマーケティングまで幅広いコンサルティングサービスを提供。自社事業としては2つのサーキュレーションブランド<BLANC BIJOU PARIS(PTFE)><hide k 1896(トランスウッド(TW))> と素材のブランドショップ<hide k 1896(東京・表参道)>を運営。信州大学国際科学イノベーションセンター内に開設した研究所<hide kasuga LABO>では、素材の適用開発から技術開発、リサイクルスキームの構築、サーキュラーエコノミーコンソーシアム事務局の運営を行っています。