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三井情報、Windows Server 2008 R2 Hyper-Vを活用したプライベートクラウド型「仮想化IT基盤」を提供

当社は、サーバー仮想化ソリューション市場の拡大を受けWindows Server 2008 R2 Hyper-Vを活用したプライベート型「仮想化IT基盤」の提供を開始します。
サーバーの集約によって社内システムのコスト削減を目指す企業へ販売を実施していきます。

当社で提供する「仮想化IT基盤」の特徴は、

 (1)Hyper-V2.0の活用
 (2)「仮想化IT基盤」をパッケージ化し提供することで、
設計時間の短縮と管理・運用方法の一元管理が可能。
 (3)ラック単位として「仮想化IT基盤」の提供を行うため、
小規模で段階的な拡張が可能。

また、本「仮想化IT基盤」は、三井物産株式会社に採用されており、Hyper-V2.0を用いた「仮想化IT基盤」としては国内最大規模(2009年10月時点)の事例となっています。
 三井情報株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:下牧 拓、以下:MKI)は、マイクロソフト株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:樋口 泰行、以下:マイクロソフト)が提供するWindows Server 2008 R2の仮想化技術Hyper-V 2.0 を利用し、サーバーとストレージを組み合わせた「仮想化IT基盤」の提供を12月より順次開始します。
「仮想化IT基盤」は、すでに当社の親会社である三井物産株式会社(代表取締役社長:飯島 彰己、所在地:東京都千代田区、以下:三井物産)に向けて約1000台の物理サーバーを統合・集約する取組みを進めています。三井物産への導入は、Hyper-V 2.0を採用した「仮想化IT基盤」としては国内最大規模(2009年10月時点)であり、同社はMKIが「仮想化IT基盤」の導入を実施したファーストユーザーとなります。
今後は、三井物産への取り組みで得る経験・実績を活用して「仮想化IT基盤」サービスメニューの拡充を行い、既存顧客への展開と、サーバーの集約で社内システムのコスト削減を目指す企業への提案活動に取組み、「仮想化IT基盤」をプラットホームビジネスの中核とすることを目指します。



【 取組背景 】

市場の一部業種では経済環境の上向きの兆しが見られるものの、多くの企業では景気低迷の影響から、企業システムにおけるICT設備はコスト削減の必要に迫られています。
コスト削減の方策として、とりわけICTインフラを集約/統合させることへの注目度は大きく、サーバー仮想化ソリューション市場は急拡大を続けています。2007年時点で781億円であった同市場は、2008年には1,249億円にまで成長し、2013年までの年平均成長率は30.9%と予想されています。(ミック経済研究所)
MKIでは、上記のようなインフラ設備へのコスト削減要求の高まりを受け、Hyper-V 2.0 を活用し、サーバーとストレージを組み合わせた「仮想化IT基盤」の提供を開始します。
MKIの提供する「仮想化IT基盤」の特徴としては下記があげられます。



【 特徴 】

(1)仮想化技術により、サーバーの統合と集約が可能となり、システムのコスト削減が可能となる。
(2)「仮想化IT基盤」をパッケージ化して提供することで、基本設計(サイジング)に要する時間の短縮と、管理・運用手法の一元管理が可能である。
(3)「仮想化IT基盤」パッケージをラック単位で提供することにより、小規模かつ段階的な拡張が可能となり、投資対効果の試算が明確となる。
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