有楽土地、震災を機に「防災推進プロジェクト」始動 “防災+減災”をキーワードに、ハード面に加えソフト面のケア・サービスを強化
[11/11/30]
提供元:PRTIMES
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有楽土地株式会社(東京都中央区)は、お客様への「安心・安全」のご提供を推進していくことを目的とした部門を横断して編成したクロスファンクションチーム「防災推進プロジェクト」を、2011 年9 月1 日に発足し、11 月より各物件に即した形で本格的な活動を開始いたしました。
◆建物のハード面とともに、防災意識を高めるソフト面のケア・サービスを強化◆
東日本大震災を経て、それまでの住まい選びの基準として上位に挙げられていた「利便性」や「周辺環境」を重視するという点から、「地盤の特性」「液状化現象の有無」など、建物の構造や耐震性などとあわせて、今まで以上に安全性と防災に関するお客様の関心度が高まってきています。また、マンションギャラリー来場者への防災意識のアンケートによると、地盤や建物の設備のハード面は意識していても自宅の防災グッズの備えに不安があったり、マンションの防災備品の内容を知らない、知っていても使い方を知らないなどの声が多く聞かれました。
当社は、これらのお客様の声を捉え、建物の防災対策強化はもとより、実際の住環境(建物規模や周辺エリアなど)に則し、「防災に備え、災害時には自ら対応できる意識を高める」などのソフト面のケア・サービスを充実させ、ハード・ソフトの両面をバランスよく保つことで、より一層の「安心・安全」のご提供につながると考えました。
有楽土地「防災推進プロジェクト」は、“防災+減災”をキーワードに、新築分譲マンション事業を通じて、いざとなった際の備えや心構え、また、ご入居後の防災に関するコミュニティー形成のお手伝いなどを中心に、外部スタッフの協力を得ながら、より多くのお客様に、体験を通じて自発的な防災意識を持っていただけるよう、防災に関する啓発活動を行ってまいります。
◆ディベロッパーとしての新しい取り組み、外部企業との協力◆
有楽土地「防災推進プロジェクト」では、ディベロッパーとしての新しい取り組みとして、外部企業と積極的に協力し、お客様の体験を通じて自発的な防災意識を高める活動を実施していきます。
■設立から11 月現在までに実施した活動内容
1.プロジェクト活動企画立案、準備
・震災を機に、ディベロッパーとしてどのような活動をしていくべきかの企画を立案し、そのための方法論を決定。
2.お客様のニーズ吸い上げ
・販売現場(マンションギャラリー)での防災に関するアンケート調査の実施など。
3.マンションギャラリーにおける地盤・防災に関する資料・パネル・防災アイテムの実機展示重点化施策の推進
・お客様へ「安心・安全」をご提供するために、地盤・防災に関する展示に関して、従来よりも多くのアイテム数とスペースを取ったギャラリーに改善。
4.NPO 法人プラス・アーツとの企画・協力体制
・防災・防犯・まちづくりなどのテーマに関してアートの発想を取り入れた事業を展開するNPO法人 プラス・アーツとの企画・協力体制を整え、一般の防災訓練や防災セミナーと異なった親子で楽しみながら学べるプログラムなどを実施。
◆防災セミナー
◆カエルキャラバン(親子向け防災訓練)
◆防災ツールの共同開発
5.「オーベル防災基準」のブラッシュアップ作業
・防災備蓄品基準や防災備品リスト及び防災マストアイテム(設備仕様)を見える化した防災基準に関して、お客様のニーズをベースにした改善・更新作業を実施。
■今後の活動予定
今後は、防災ツールの開発や防災セミナーなどの活動を各物件に対して水平展開していきながら、防災マニュアルの開発や管理組合へのサポート、コミュニティー形成の支援などを実施していきます。
◆『有楽土地 防災推進プロジェクト』概要◆
■設立
2011 年9 月1 日
■設立目的
東日本大震災を機に、建物に対する防災対策の強化とともに、実際の住環境(建物規模や周辺エリアなど)に則したソフト面のケア・サービスを充実させ、ハード及びソフトの両面をバランスよく保つことで、お客様へより一層の「安心・安全」をご提供するために設立。
“防災+減災”をキーワードに、新築分譲マンション事業を通じて、いざとなった際の備えや心構え、また、入居後の防災に関するコミュニティー形成のサポートなどを中心に、外部スタッフの協力を得ながら、より多くのお客様に防災に関する啓発活動を実施する。
【 資 料 1. 】 NPO 法人 プラス・アーツについて
防災、防犯、まちづくり、教育、環境等の分野において、アート的な発想やアーティストの持つ既成概念にとらわれない想像力を導入した事業を展開しているNPO 法人。神戸市など、自治体と組んでの活動も展開しており、それぞれの分野が抱える課題の解消と地域の活性化に寄与することを目的としている。
特に、防災の分野では、阪神・淡路大震災の被災者の声をベースにしながら、国内外の様々な企業や自治体とコラボレーションし、防災イベントや講座などを展開している。
■会社名:特定非営利活動法人 プラス・アーツ
■設立:2006 年7 月28 日
■主な事業内容:まちづくり、防災、環境、教育、福祉、国際協力、防災商品の展示、販売、アート事業の普及啓発
■URL:http://www.plus-arts.net/
【 資 料 2. 】 活動実施レポート
■マンションギャラリー来場者向け 防災セミナー
11 月3 日 桜堤庭園テラス
11 月12 日 オーベルグランディオ多摩中央公園
■11 月6 日 ユトリシア(千葉県習志野市) 既居住者向け防災イベント 「カエルキャラバン」