『CULTURE BANK/カルチャーバンク』が60's GI GLASSES 再生プロジェクトの試作品を公開、8月上旬からCAMPFIREで支援を募る
[19/07/31]
提供元:PRTIMES
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話題の60's GI GLASSES再生プロジェクト 試作品が完成
ロサンゼルス郊外、古い倉庫でのリムのみが発見された60'S GI GLASSES、鯖江にて整備、テンプルをつけて製品化に挑む。
未使用デットストックで見つかった60年代のGI GLASSESの製品化に向けて、鯖江の工房とタッグを組み進めてきた『CULTURE BANK』が実現に向けて支援を募る。
※ カルチャーバンクは文化資産保護がテーマ、価値の見える化を行い博物館に収蔵されるその日まで人の手で保護しようとするプロジェクトです)
プロジェクト概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-132518-2.jpg ]
カルフォルニア州のある倉庫から50年以上前のGI GLASSES(米軍官給品メガネ)がデットストック状態で見つかりました。とても貴重なものですが、このまま放っておけば倉庫で劣化し、歴史的な一次資料は失われてしまいます。私たちは日本の鯖江でこれらを蘇らせ、重要な文化資産として次世代につなぎたいと考えています。
■ GI GLASSES とは??
<アメリカ軍 ミリタリー眼鏡 >
軍用語で用いられる”GI”とは、アメリカ陸軍の兵士の俗称です。官給品“Government Issue”の略語として用いられています。
American Optical (アメリカンオプティカル)、SHURON(シュロン)、Bausch & Lomb(ボシュロム)、Harlequin(ハーレクイン)、USS(United States Safety Service Co.)、Rochester Optical(ロチェスターオプティカル)、HALOなど、アメリカを代表する一流メガネメーカーが生産を担当していました。
今回のGI GLASSESは60年代第二次世界大戦後生産されたもので、それ以前のワイヤータイプのフレームから、セルロースアセテートに変更となった歴史的に貴重な資料です。このクリアグレーのモデルは68年に生産が終了となっており、コレクターズアイテムとしても高い人気を誇ります。未使用デットストックの場合、5万円前後、状態が良いとそれ以上で取引されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-152131-3.jpg ]
形状はウェリントンシェイプにダイヤ型のリベットが特徴で、このワンポイントがデザインを引き締めています。近頃は飾りだけのイミテーションリベットも多いですが、こちらは裏側の蝶番をおさえて補強としての役割をしっかりと果たしています。
■ ついに完成した試作品
60's GI GLASSESに入っていた色入りメガネの色を忠実に再現。レンズカラーは、視感透過率81%のヴィンテージグリーン。フレームの雰囲気に合うよう職人の手で一つ一つ染め上げ、テンプルも同様にヴィンテージGI GLASSESを参考に作り込んでいきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-774050-6.jpg ]
※お近くの専門店でレンズを入れ替えればもちろん通常の眼鏡としても使用できます。
※テンプル(肢の部分)は試作品の為、透明ですが本生産ではリムと同じクリアグレーになります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-699232-7.jpg ]
※着用イメージ
■ プロジェクト発足の理由。そのままでは使えないメガネフレーム
実は倉庫で見つかったのはデッドストックの新品ですが、リム(レンズ枠)だけ、テンプル(肢の部分)がなくそのままでは使用不可能な状態でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-320847-8.jpg ]
人の出入りの少ない倉庫という保管状況を考えると、このまま倉庫に眠らせておくよりも製品にして大切にしていただける方の手に渡った方が文化資産保護の観点で良いと考え、本プロジェクトをスタートしました。
米国内ではフィットするテンプルを製作する事も、加工も難しい為、メガネ産地の最高峰、日本が誇る鯖江に持ち込むことに。
50年前のリムに合わせてテンプルを製作、取り付けができるのは鯖江の中でも技術の高い職人だけです。更に、同じ規格でも現代の工業製品とは違い微妙な違いがあり、それを一つ一つ職人がチェックしメンテナンスしていくのは大変な作業になっていきます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-434584-11.jpg ]
本プロジェクト実現の為に工房を探し、たどり行き着いたのが『みたに屋』。通常のものづくりの生産ラインに乗るものではないので、生産現場としてはとても非効率な作業ですが、私たちの熱意が伝わり協力してくれることになりました。 組み立てからレンズのはめ込みまで行っていただきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-878036-10.jpg ]
写真は仮作成したテンプルの調子を確認しているところ。本生産に至った場合、テンプルをつけるタイミングで歪みなどがないか確認、調整していきます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-159148-9.jpg ]
”磨き”も『みたに屋』の強み。60年代に製造されたリムにダメージを与えないレベルで磨きをかけます。
■ これまでの活動
すでにメガネフレームは全て日本に送り、徹底的管理の元保管してあります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-587446-13.jpg ]
写真は仕分けとチェックを行なっているところ。サイズなど全てバラバラに入っているので数量確認と品質チェックがヤバイ。。。
[画像10: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-757635-12.jpg ]
基本的にデッドストックなのでコンディションは良いのですが、工場に送る前に一通り私たちでチェックを行い、更に職人が最終的な品質確認を行うというダブルでフィルターを通します。古いものなので念には念を。
■ テンプルの作成とレンズの染め
今回のプロジェクトの為に、付属品は全てオリジナルで作成します。レンズとテンプル、60年代当時のサンプルを元に忠実に再現していきます。
[画像11: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-829784-5.jpg ]
ヴィンテージの60's GI Glassesについていた色付きレンズのカラーを参考にして同じ視感透過率81%をターゲットに手作業で試染めしました。
[画像12: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-162025-14.jpg ]
テンプルも同年代のものを参考に形にしました。ここでは、この年代の欠点でもある金属芯の弱さをカバーする為、あえて蝶番近くが平形になっているタイプにアップデートしています。
■ 資金の使い道
集めた資金でGI GLASSESにフィットするオリジナルテンプル、カラーレンズの本生産を行います。
■ 実施スケジュール
2019年3月スタート 工房探し、テンプル・レンズの試作(完了)
2019年8月上旬〜8月31日 CAMPFIRE プロジェクト期間
2019年11月30日頃 CAMPFIRE リターン発送
■ 最後に
未来のコレクターや、クリエイターがより創造的に活動していける様に、CULTURE BANKは現存する文化資産を正しく伝え、次世代につないでいくことを目的としています。
鯖江で検品、調整、組み立てられたこの50年前のGI GLASSESもきっと皆様に大切にされ、受け継がれていく事と思います。
<CULTUREBANK>
https://culturebank.jp/
Director 山本 友弘
米国大手アパレルメーカー・米国アウトドアメーカーのプロダクトマネージャーを経て独立、デザイン会社 Woolly inc.を設立
詳細情報
CULTURE BANK
ウェブサイト: https://culturebank.jp/
インスタグラム : https://www.instagram.com/culturebank.official/?hl=ja
ロサンゼルス郊外、古い倉庫でのリムのみが発見された60'S GI GLASSES、鯖江にて整備、テンプルをつけて製品化に挑む。
未使用デットストックで見つかった60年代のGI GLASSESの製品化に向けて、鯖江の工房とタッグを組み進めてきた『CULTURE BANK』が実現に向けて支援を募る。
※ カルチャーバンクは文化資産保護がテーマ、価値の見える化を行い博物館に収蔵されるその日まで人の手で保護しようとするプロジェクトです)
プロジェクト概要
[画像1: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-132518-2.jpg ]
カルフォルニア州のある倉庫から50年以上前のGI GLASSES(米軍官給品メガネ)がデットストック状態で見つかりました。とても貴重なものですが、このまま放っておけば倉庫で劣化し、歴史的な一次資料は失われてしまいます。私たちは日本の鯖江でこれらを蘇らせ、重要な文化資産として次世代につなぎたいと考えています。
■ GI GLASSES とは??
<アメリカ軍 ミリタリー眼鏡 >
軍用語で用いられる”GI”とは、アメリカ陸軍の兵士の俗称です。官給品“Government Issue”の略語として用いられています。
American Optical (アメリカンオプティカル)、SHURON(シュロン)、Bausch & Lomb(ボシュロム)、Harlequin(ハーレクイン)、USS(United States Safety Service Co.)、Rochester Optical(ロチェスターオプティカル)、HALOなど、アメリカを代表する一流メガネメーカーが生産を担当していました。
今回のGI GLASSESは60年代第二次世界大戦後生産されたもので、それ以前のワイヤータイプのフレームから、セルロースアセテートに変更となった歴史的に貴重な資料です。このクリアグレーのモデルは68年に生産が終了となっており、コレクターズアイテムとしても高い人気を誇ります。未使用デットストックの場合、5万円前後、状態が良いとそれ以上で取引されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-152131-3.jpg ]
形状はウェリントンシェイプにダイヤ型のリベットが特徴で、このワンポイントがデザインを引き締めています。近頃は飾りだけのイミテーションリベットも多いですが、こちらは裏側の蝶番をおさえて補強としての役割をしっかりと果たしています。
■ ついに完成した試作品
60's GI GLASSESに入っていた色入りメガネの色を忠実に再現。レンズカラーは、視感透過率81%のヴィンテージグリーン。フレームの雰囲気に合うよう職人の手で一つ一つ染め上げ、テンプルも同様にヴィンテージGI GLASSESを参考に作り込んでいきます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-774050-6.jpg ]
※お近くの専門店でレンズを入れ替えればもちろん通常の眼鏡としても使用できます。
※テンプル(肢の部分)は試作品の為、透明ですが本生産ではリムと同じクリアグレーになります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-699232-7.jpg ]
※着用イメージ
■ プロジェクト発足の理由。そのままでは使えないメガネフレーム
実は倉庫で見つかったのはデッドストックの新品ですが、リム(レンズ枠)だけ、テンプル(肢の部分)がなくそのままでは使用不可能な状態でした。
[画像5: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-320847-8.jpg ]
人の出入りの少ない倉庫という保管状況を考えると、このまま倉庫に眠らせておくよりも製品にして大切にしていただける方の手に渡った方が文化資産保護の観点で良いと考え、本プロジェクトをスタートしました。
米国内ではフィットするテンプルを製作する事も、加工も難しい為、メガネ産地の最高峰、日本が誇る鯖江に持ち込むことに。
50年前のリムに合わせてテンプルを製作、取り付けができるのは鯖江の中でも技術の高い職人だけです。更に、同じ規格でも現代の工業製品とは違い微妙な違いがあり、それを一つ一つ職人がチェックしメンテナンスしていくのは大変な作業になっていきます。
[画像6: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-434584-11.jpg ]
本プロジェクト実現の為に工房を探し、たどり行き着いたのが『みたに屋』。通常のものづくりの生産ラインに乗るものではないので、生産現場としてはとても非効率な作業ですが、私たちの熱意が伝わり協力してくれることになりました。 組み立てからレンズのはめ込みまで行っていただきます。
[画像7: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-878036-10.jpg ]
写真は仮作成したテンプルの調子を確認しているところ。本生産に至った場合、テンプルをつけるタイミングで歪みなどがないか確認、調整していきます。
[画像8: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-159148-9.jpg ]
”磨き”も『みたに屋』の強み。60年代に製造されたリムにダメージを与えないレベルで磨きをかけます。
■ これまでの活動
すでにメガネフレームは全て日本に送り、徹底的管理の元保管してあります。
[画像9: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-587446-13.jpg ]
写真は仕分けとチェックを行なっているところ。サイズなど全てバラバラに入っているので数量確認と品質チェックがヤバイ。。。
[画像10: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-757635-12.jpg ]
基本的にデッドストックなのでコンディションは良いのですが、工場に送る前に一通り私たちでチェックを行い、更に職人が最終的な品質確認を行うというダブルでフィルターを通します。古いものなので念には念を。
■ テンプルの作成とレンズの染め
今回のプロジェクトの為に、付属品は全てオリジナルで作成します。レンズとテンプル、60年代当時のサンプルを元に忠実に再現していきます。
[画像11: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-829784-5.jpg ]
ヴィンテージの60's GI Glassesについていた色付きレンズのカラーを参考にして同じ視感透過率81%をターゲットに手作業で試染めしました。
[画像12: https://prtimes.jp/i/42295/4/resize/d42295-4-162025-14.jpg ]
テンプルも同年代のものを参考に形にしました。ここでは、この年代の欠点でもある金属芯の弱さをカバーする為、あえて蝶番近くが平形になっているタイプにアップデートしています。
■ 資金の使い道
集めた資金でGI GLASSESにフィットするオリジナルテンプル、カラーレンズの本生産を行います。
■ 実施スケジュール
2019年3月スタート 工房探し、テンプル・レンズの試作(完了)
2019年8月上旬〜8月31日 CAMPFIRE プロジェクト期間
2019年11月30日頃 CAMPFIRE リターン発送
■ 最後に
未来のコレクターや、クリエイターがより創造的に活動していける様に、CULTURE BANKは現存する文化資産を正しく伝え、次世代につないでいくことを目的としています。
鯖江で検品、調整、組み立てられたこの50年前のGI GLASSESもきっと皆様に大切にされ、受け継がれていく事と思います。
<CULTUREBANK>
https://culturebank.jp/
Director 山本 友弘
米国大手アパレルメーカー・米国アウトドアメーカーのプロダクトマネージャーを経て独立、デザイン会社 Woolly inc.を設立
詳細情報
CULTURE BANK
ウェブサイト: https://culturebank.jp/
インスタグラム : https://www.instagram.com/culturebank.official/?hl=ja