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「東関東馬事高等学院」の廃校施設への移転事業開始

広大な廃校の敷地を馬場や厩舎として有効活用 馬を通じて地域コミュニティや経済の活性化も

 ビルメンテナンス事業を中心に創業し、現在は環境製品や健康、コスメ、ペット製品の開発・販売を手掛ける株式会社 SBMplus(所在地:東京都千代田区、代表:鈴木光代、以下当社)は株式会社馬事学院(所在地:千葉県八街市、 代表:野口佳槻)との共同プロジェクトとして、「東関東馬事高等学院」の移設事業を4月1日(金)より始動いたします。
ビルメンテナンスや施設管理の実績を活かした新たな事業として廃校などの土地活用に取り組む当社の提案により、行き場のない引退馬の保護・支援と若手人材の育成を行う馬事学院の移転プロジェクトが実現しました。




馬事学院の「人材育成・引退馬保護」の活動に共感し、建物管理の面からサポートを
[画像1: https://prtimes.jp/i/89823/4/resize/d89823-4-84bdfa41ceb170985c85-3.jpg ]

 今回共同プロジェクトを行うことになった株式会社馬事学院は、行き場のない引退馬に安住の地を提供しつつ、馬産業の若 手人材の育成を行う「東関東馬事高等学院」 「東関東馬事専門学院」を運営しています。騎手や馬の世話を行う厩務員、乗馬馬術選手を目指学生らが、引退馬の世話を通して多くのことを学んでいます。
 現在、千葉県八街市で運営される「東関東馬事高等学院」は、施設の老朽化や生徒数増加から、学校の移転を検討して いましたが、代わりとなる施設を見つけることは容易ではありませんでした。そこで今回、馬事学院の引退馬保護や支援の取り組みに共感した当社が、廃校となった学校跡地への移転を共同事業として手掛けることとなりました。



全国の廃校施設の活用問題、公共施設の維持管理の難しさもハードルの1つに
 人口減少や少子化の影響もあり、毎年国内で平均して約 470 校の廃校が発生していますが(平成 30 年度廃校施設活 用状況実態調査)、そのすべてが有効活用されているわけではありません。活用されず放置された施設の維持費用は自治体の負担になるなど、廃校施設の有効活用は各地で課題となっています。廃校施設を活用するにあたって、通常行政が行う公共施設の維持管理を民間で行うことは難しく、利活用のハードルの1つにもなっていました。公共施設として長寿命化が要求されるため、主体的に維持管理に取り組む事業者であることは、大きな強みであり、新規事業を誘致提案する強みがありました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/89823/4/resize/d89823-4-adfaadeb5ea3af937add-4.jpg ]

 ビルメンテナンス会社として創業し建物維持管理の多くの実績を持つ当社での強みを背景に、当社の新規事業としての取組として、「東関東馬事高等学院」移転事業を、廃校施設の活用として提案させていただきました。このプロジェクトに協力ご賛同いただいた馬事学院の持つ人材育成や引退馬の支援の取り組みというソフト面と、当社の建物維持管理のハード面、それぞれのノウハウを掛け合わせることで、今回の廃校跡地への移転計画が実現しました。


廃校施設という地域コミュニティ機能を活かし、地域経済やコミュニティの活性化も
[画像3: https://prtimes.jp/i/89823/4/resize/d89823-4-ddb00f290e3351dd4594-5.jpg ]

 廃校施設を活用するにあたって、馬を観光資源とした観光客の集客や地域の活性 化、さらに産業振興や雇用創出、地域コミュニティとの調和も視野に入れています。
<地域活性化>
・乗馬スクール、馬術大会開催など観光資源として馬をアピール ・学校スタッフ・寮生の食事提供や学校の清掃・メンテナンスなどの雇用創出
<地域コミュニティとの調和>
・乗馬スクールへの地元の子どもの受け入れ ・隣接する幼稚園との交流(馬と触れ合える機会づくり) ・食材提供やたい肥について地元農家と連携 ・地域行事などへの連携、参加等


広い運動場には馬場や厩舎を設け、校舎の一部は寮に。施設全体を有効活用する計画
 廃校施設を有効に活用するにあたっては、広大な運動場、校舎、体育館やプールなどを施設全体としていかに有効利用するか も重要です。今回の移転にあたり、敷地内には運動用の馬場や厩舎、洗い場などを設け、体育館やプールは既存のまま利用し、 校舎の一部は生徒用の寮として改修する予定です。 これにより、より多くの引退馬の保護・支援が可能になるとともに、多数の学生も受入れ可能になります。2023 年 1 月のオープン後には一般開放や乗馬教室も予定しており、翌年 4 月には新入生を迎え入れます。


【東関東馬事高等学院 移転計画概要】
施設名称:東関東馬事高等学院
既存住所:千葉県八街市沖 174 番地 移転先住所:千葉県山武市雨坪 10 番地(旧日向小学校)
スケジュール:
2022 年 4 月改修工事着工
2022 年 9 月事業開催(一般開放・乗馬教室、学校見学会開催)
2023 年 4 月生入学
事業者名:株式会社 SBMplus、株式会社馬事学院
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