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新刊「マンガで読む 渉外力アップ! 事業性評価スキルの強化書」が5月6日に発売

金融機関の法人渉外担当者が今知りたい観点がしっかり学べる実務書のご案内

株式会社経済法令研究会(本社:東京都新宿区市谷本村町3-21、代表取締役:志茂満仁)は、単行本『マンガで読む 渉外力アップ! 事業性評価スキルの強化書』を2022年5月6日に発売します。本書は、金融機関の渉外担当者を対象に、取引先企業へのコンサルティング営業の手法をマンガで整理したやさしい実務書です。「事業性評価に基づく融資」をテーマに、担当者のスキルアップと人材育成に活用できる書籍発刊についてお知らせします。




[画像: https://prtimes.jp/i/99820/4/resize/d99820-4-1130f7c65122e0e2010b-0.jpg ]

■ 本書発刊の背景
いま金融機関は、地域経済を支え、中小企業とともに発展してくための環境づくりの中核を担うことが社会的に期待されています。とりわけ、ここ10年の金融行政は大きく変化しており、金融機関は、融資の要否を企業の財務状況だけで判断するのでなく、企業を深く知り、将来性を評価して支援する必要がありますが、「事業性評価に基づく融資」の方法はまだ確立されていません。本書は、渉外担当者が日々悩みながら業務に向き合っている状況であることに注目し、その悩みを解決するための知識を学べる内容となっています。

■ 本書の概要
本書は、金融機関の渉外担当者が役割と事業性評価の意義を理解し、経営者から信頼されるためのスキルを身につける実務書です。
担当者の日ごろの業務をイメージしやすくするため、マンガでストーリーを示し、渉外力を高めるポイントについて解説しています。基本となる財務分析以上に、非財務情報が重要であることへの「気付き」を意識しており、そのため、業務に対する本質的な理解やビジネスの現場で使えるフレームワーク、心理学を活用した対話スキルの取得など、少し趣向を変えた切り口で様々なヒントが提供できる内容です。
また、取引先の理想的な本業支援、事業性評価に基づく融資等のコンサルティング営業につなげ、地域を活性化し、その相乗効果により渉外担当者の仕事の魅力を知ることを趣旨としています。
渉外担当者本人はもちろん、管理職、人材育成部門でもご活用いただける一冊です。

■ 書籍情報
1.書誌情報
・タイトル:『マンガで読む 渉外力アップ! 事業性評価スキルの強化書』
・著者:水野 浩児(著)、英賀 千尋(漫画)
・定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
・発売日:2022年5月6日
・単行本(ソフトカバー):252ページ
・ISBN:978-4-7668-3463-5 C2033
※弊社HP(https://www.khk.co.jp/book/book_detail.php?pid=54030)、
Amazonその他、各ネットストア、全国の書店などでお買い求めいただけます。

2.本書の内容
――――この一冊で法人渉外担当者に必要な観点がわかる!
入行3年目の渉外係、今市くん。仕事を任されるようになってきたけれど、取引先企業とのやりとりのなかで悩みは尽きない。「社長ともっと関係を深めるにはどうしたらいいんだろう?」と一人モヤモヤする日々。そんな今市くんのもとにピカイチくん(未来から来た今市くん)が現れる。そのモヤモヤをピカイチくんと解消し、さらに知識を深掘りする。渉外の魅力にハマる、成長ストーリー!!

【主な項目】
プロローグ 今市くんとピカイチくんの出会い

第1章 法人渉外業務の再定義と新しい魅力
STORY 1 法人渉外のやりがいって何?
 1.金融機関の仕事と法人渉外の役割
 2.地域の未来を作る法人渉外の業務
 3.法人渉外業務のパラダイムシフト
 4.債権の本質的意義から見た法人渉外業務の変化

第2章 地域経済における渉外担当者の役割
STORY 2 地域経済の活性化に「なくてはならない」存在に
 1.金融機関は「街」の未来を作るリーダー的存在
 2.パートナーとしての覚悟
 3.本業支援に必要な事業理解と多様な人材を活かしたチーム形成
 4.本業支援に欠かせない「事業性評価に基づく融資」とは
 5.事業性評価を阻害する「情報の非対称性」とは
 6.経営者と目線を合わせることができるローカルベンチマーク活用のススメ
 7.ローカルベンチマークの特徴
  ? 経営全体を俯瞰できる健康診断機能
  ? 国が提供しているツール
  ? 共通言語としての機能
  ? 即効性のある機能
 8.真の目的を達成するために法人渉外に求められる5つのスキル
  ? 財務情報から企業分析を行うスキル
  ? キャッシュフローをイメージできるスキル
  ? 企業を取り巻く環境を分析するスキル
  ? マーケティング分析に関するスキル
  ? ビジネス心理を活用したコミュニケーションスキル

第3章 CASEで学ぶ ピカイチ渉外担当者になるための秘訣
 CASE1 金融検査マニュアルの廃止の影響と事業性評価に基づく融資が切り拓く活路
 CASE2 金融機関と企業は共通目的達成に向けて互いに協力し合う関係
 CASE3 決算書類の受け渡しは担当者として「査定」される場と心得よ
 CASE4 思考パターンを増やすために必要なマーケティングの基礎知識
 CASE5 経営者目線で支援内容を考え企業の状況を的確に把握するスキル(PPM 分析・PLC・ABC 分析)
 CASE6 マーケティング・ミックスを使いこなそう
 CASE7 金融行政方針から紐解く未来の金融機関のあり方
 CASE8 伴走支援に欠かせない正常運転資金の把握
 CASE9 業務フローから取引先企業の魅力と価値を把握する
 CASE10 商流をつかんで取引先企業の強みや魅力を再発見する
 CASE11 本音を引き出す「対話」に効果的な心理学的アプローチ
 CASE12「対話」の質を高めるビジネス心理学の活用
 CASE13 財務分析には欠かせない「非財務情報」
 CASE14 製造業における事業性評価のポイントを理解する
 CASE15 建設業における事業性評価のポイントを理解する
 CASE16 小売・卸売業における事業性評価のポイントを理解する

3.著者プロフィール
〈執 筆〉
水野浩児(みずのこうじ)
追手門学院大学 経営学部学部長 教授1968年生まれ。関西大学大学院 法学研究科 修了。南都銀行で10年以上企業融資や主計業務等を担当。2006年追手門学院大学専任講師に就任。その後准教授を経て現職。専門分野である民法(債権法)を介して、地域金融機関が注力している事業性評価融資について研究を行う。2020年7月より近畿財務局「ちほめん」アドバイザー。金融機関向けの研修や講演などを担当。2021年5月に経済産業省から公表された「ローカルベンチマークガイドブック」の編集委員も歴任し、実務と研究を融合させた活動を行っている。また、ラジオ大阪で20年近く番組を担当、2005年より「水野浩児の月曜情報スタジオ」のパーソナリティー。北おおさか信用金庫非常勤理事。
〈漫 画〉
英賀千尋(えいがちひろ)
会社勤務を経て作家活動に入る。週刊少年マガジン、ヤングマガジンで奨励賞、佳作賞を受賞。主な著作に「漫画でわかる デジタルマーケティング×データ分析」「漫画でざっくりわかる 渋沢栄一(ビジネス教育出版社)」「まんがで学ぶ利休の逸話(淡交社)」「マンガ初歩のプラスチック(三光出版社)」「まんがでまるわかり野菜とハーブのコンテナ菜園(ブティック社)」他。
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