gooリサーチ結果「第2回 映画館での映画鑑賞」に関する調査
[13/06/18]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
〜10代の洋画離れが進行、「テッド」のヒットの背景に「予告編・CM」の効果と女性10代の支持〜
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本良江)が運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」(※)は、「第2回 映画館での映画鑑賞」について、全国の10代〜70代の男女を対象にアンケートを実施しました。
調査の結果、洋画鑑賞率が最も低いのは男女ともに10代で、前回調査と比べて低下していました。
しかし、今年ヒットした洋画「テッド」では女性10代の鑑賞率が最も高く、「予告編・CM」を理由に観に行った人の割合が多かったことから、「予告編・CM」の効果が高かったことがわかりました。
調査結果詳細: http://research.goo.ne.jp/database/data/001566/index.html
■調査の背景と目的
2012年の日本の映画興行収入は、対前年比で増収となりました。しかし、その実態は洋画の大幅減収を、邦画の興行収入が補った格好です。洋画の低迷が顕著になる中、その背景にあるものは何か。昨年同時期に実施したアンケート調査(http://research.goo.ne.jp/database/data/001447/)の2回目を実施しました。
■調査概要
1. 調査対象 :「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 :非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 :2013年5月23日(木)〜2013年5月29日(水)
4. 有効回答者数:3,189名
5. 回答者の属性:【性別・年代】 男女別、10代〜70代の各世代を均等回収 (前回同様)
■総括
(1) 直近1年以内の映画館鑑賞者は4割強。鑑賞率高い女性10代。
直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人(以下「映画館鑑賞者」)は全体の43.0%で、前回調査よりも約2ポイント低下した。映画館鑑賞率が最も高いのは女性10代で6割である。男女ともに10代の鑑賞率が最も高いが、男性10代の年間鑑賞本数は「1本のみ」が半数近くにおよぶ。映画館鑑賞率が最も低いのは、男女ともに70代で、年代が上がるにつれて鑑賞率が低下する傾向がある。
(2) 「邦高洋低」傾向が進む。洋画鑑賞率の最低は10代で、前回よりも低下。
直近1年以内に観た映画のジャンルは、前回調査以上に洋画が邦画を下回る。洋画鑑賞率が最も低いのは男女ともに10代で、前回調査と比べても洋画鑑賞率が低下している。
(3) 3D映画の鑑賞率が約1割低下。「4D映画観たい」は3割弱。
直近1年以内に3D映画を鑑賞した人は全体の7.9%であった。映画館鑑賞者の中では18.4%で、前回調査よりも約10ポイント低下した。4D映画への鑑賞意向は「3100円」の料金提示前で約6割、料金提示後で3割弱となった。
(4) 映画館鑑賞の決断は公開前より公開後。観に行く理由は「予告編・CM」からの興味。
ユーザーが映画を観に行くことを決めた時期は、「公開後の1カ月以内」が最も多く、3割だった。公開前後で分けると、公開前が4割に対して公開後が6割である。映画を観に行った理由は「予告編・CMを観て、興味を持ったから」が突出して多い。
(5) 「映画公式サイト」からのクチコミがアップ。公式アカウントのSNSの影響か。
ユーザーが映画を観る前にクチコミに接触したサイトの中で、「映画公式サイト」が前回調査よりも10ポイント以上アップした。「Twitter」「Facebook」などの映画公式アカウントのSNSの影響と推察される。クチコミ発信サイトは前回同様「Twitter」が最も多い。昨年より利用者数を伸ばしている「LINE」のクチコミ利用は少ない。
(6) ヒットした「テッド」の背景に「予告編・CM」の強い効果。
大ヒットした洋画の「レ・ミゼラブル」と「テッド」。今回調査において「レ・ミゼラブル」はシニア層の鑑賞率が高く、「テッド」は女性10代の鑑賞率が高い。「テッド」は複数名での鑑賞が7割を超える高さで、動員数にも影響したものと推察される。「テッド」を観た理由から「予告編・CM」による強い効果がうかがえた。
(7) サマーシーズン観たい映画、前回調査よりも高い映画ファンの関心。
今年の夏観たい映画の1位は『謎解きはディナーのあとで』(11.3%)であった。「12本以上鑑賞」のヘビーユーザーでは『華麗なるギャツビー』(40.2%)が一番人気である。ヘビーユーザーで30%を超えるタイトル数は前回調査を上回り、映画ファンの関心の高さがうかがえる。
<本調査に関するお問い合わせ先>
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
ビジネスインテリジェンス本部
(Tel)03-4330-8402 (FAX)03-4330-8900
(E-mail) research-info@nttcoms.com
《 補足 》
(※)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(http://www.nttcoms.com/)が企画・実査・集計を行う、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。
キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(8.8万人)、携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター (15.0万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、延べ216万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数は2013年6月現在)
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:塚本良江)が運営するインターネットアンケートサービス「gooリサーチ」(※)は、「第2回 映画館での映画鑑賞」について、全国の10代〜70代の男女を対象にアンケートを実施しました。
調査の結果、洋画鑑賞率が最も低いのは男女ともに10代で、前回調査と比べて低下していました。
しかし、今年ヒットした洋画「テッド」では女性10代の鑑賞率が最も高く、「予告編・CM」を理由に観に行った人の割合が多かったことから、「予告編・CM」の効果が高かったことがわかりました。
調査結果詳細: http://research.goo.ne.jp/database/data/001566/index.html
■調査の背景と目的
2012年の日本の映画興行収入は、対前年比で増収となりました。しかし、その実態は洋画の大幅減収を、邦画の興行収入が補った格好です。洋画の低迷が顕著になる中、その背景にあるものは何か。昨年同時期に実施したアンケート調査(http://research.goo.ne.jp/database/data/001447/)の2回目を実施しました。
■調査概要
1. 調査対象 :「gooリサーチ」登録モニター
2. 調査方法 :非公開型インターネットアンケート
3. 調査期間 :2013年5月23日(木)〜2013年5月29日(水)
4. 有効回答者数:3,189名
5. 回答者の属性:【性別・年代】 男女別、10代〜70代の各世代を均等回収 (前回同様)
■総括
(1) 直近1年以内の映画館鑑賞者は4割強。鑑賞率高い女性10代。
直近1年以内に映画館で映画鑑賞をした人(以下「映画館鑑賞者」)は全体の43.0%で、前回調査よりも約2ポイント低下した。映画館鑑賞率が最も高いのは女性10代で6割である。男女ともに10代の鑑賞率が最も高いが、男性10代の年間鑑賞本数は「1本のみ」が半数近くにおよぶ。映画館鑑賞率が最も低いのは、男女ともに70代で、年代が上がるにつれて鑑賞率が低下する傾向がある。
(2) 「邦高洋低」傾向が進む。洋画鑑賞率の最低は10代で、前回よりも低下。
直近1年以内に観た映画のジャンルは、前回調査以上に洋画が邦画を下回る。洋画鑑賞率が最も低いのは男女ともに10代で、前回調査と比べても洋画鑑賞率が低下している。
(3) 3D映画の鑑賞率が約1割低下。「4D映画観たい」は3割弱。
直近1年以内に3D映画を鑑賞した人は全体の7.9%であった。映画館鑑賞者の中では18.4%で、前回調査よりも約10ポイント低下した。4D映画への鑑賞意向は「3100円」の料金提示前で約6割、料金提示後で3割弱となった。
(4) 映画館鑑賞の決断は公開前より公開後。観に行く理由は「予告編・CM」からの興味。
ユーザーが映画を観に行くことを決めた時期は、「公開後の1カ月以内」が最も多く、3割だった。公開前後で分けると、公開前が4割に対して公開後が6割である。映画を観に行った理由は「予告編・CMを観て、興味を持ったから」が突出して多い。
(5) 「映画公式サイト」からのクチコミがアップ。公式アカウントのSNSの影響か。
ユーザーが映画を観る前にクチコミに接触したサイトの中で、「映画公式サイト」が前回調査よりも10ポイント以上アップした。「Twitter」「Facebook」などの映画公式アカウントのSNSの影響と推察される。クチコミ発信サイトは前回同様「Twitter」が最も多い。昨年より利用者数を伸ばしている「LINE」のクチコミ利用は少ない。
(6) ヒットした「テッド」の背景に「予告編・CM」の強い効果。
大ヒットした洋画の「レ・ミゼラブル」と「テッド」。今回調査において「レ・ミゼラブル」はシニア層の鑑賞率が高く、「テッド」は女性10代の鑑賞率が高い。「テッド」は複数名での鑑賞が7割を超える高さで、動員数にも影響したものと推察される。「テッド」を観た理由から「予告編・CM」による強い効果がうかがえた。
(7) サマーシーズン観たい映画、前回調査よりも高い映画ファンの関心。
今年の夏観たい映画の1位は『謎解きはディナーのあとで』(11.3%)であった。「12本以上鑑賞」のヘビーユーザーでは『華麗なるギャツビー』(40.2%)が一番人気である。ヘビーユーザーで30%を超えるタイトル数は前回調査を上回り、映画ファンの関心の高さがうかがえる。
<本調査に関するお問い合わせ先>
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
ビジネスインテリジェンス本部
(Tel)03-4330-8402 (FAX)03-4330-8900
(E-mail) research-info@nttcoms.com
《 補足 》
(※)【 gooリサーチ 】http://research.goo.ne.jp/
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(http://www.nttcoms.com/)が企画・実査・集計を行う、高品質で付加価値の高いインターネットリサーチ・サービスです。
キーパーソンのビジネスマンを中心とする「gooリサーチ・ビジネス」モニター(8.8万人)、携帯電話でアンケートに答える 「gooリサーチ・モバイル」モニター (15.0万人)、団塊世代・シニア層、ならびに若年層を中心とした郵送調査手法で回答する「郵送調査専属モニター」(3.5万人)を含め、延べ216万人の登録モニターを擁し、消費者向け調査から、法人向け調査、グループインタビューまで、様々な市場調査ニーズに対応しています。(モニターの人数は2013年6月現在)