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国際交流基金アジアセンター 活動5年目の結晶 文化交流事業の祭典「響きあうアジア2019」を開催

国際交流基金の理事長 安藤裕康は、本1月30日(水)、日本記者クラブでの記者会見にて、「響きあうアジア2019」を発表しました。
「響きあうアジア2019」は、設立5年を迎える国際交流基金アジアセンターが、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典で、主に2019年6月から7月にかけて開催いたします。国を越え共に創り上げた舞台芸術や映画から、東南アジア選手による混成サッカーチーム「ASIAN ELEVEN」と日本チームとの国際親善試合、“日本語パートナーズ”のシンポジウムまで、お互いの文化が刺激しあって生まれたイベントで構成されます。国際交流基金アジアセンターがこれまで5年にわたり行ってきた相互交流の成果を振り返るとともに、日本と東南アジアとの関係をさらに深めるための起点となることが期待されます。なお、「響きあうアジア2019」は、同年に東南アジアでも展開予定です。




[画像: https://prtimes.jp/i/28009/5/resize/d28009-5-819261-7.jpg ]



国際交流基金アジアセンターでは、2つの事業の柱である日本語学習支援(“日本語パートナーズ”派遣)事業および芸術・文化の双方向交流事業で下記の実績を上げました。(以下の実績は、2014〜2017年度の4か年度累計)

◆日本語学習支援(“日本語パートナーズ”派遣事業※):

派遣数1,225人/裨益者数 約100万人

※ “日本語パートナーズ“派遣事業:ASEAN諸国を中心とするアジアの中学・高校などへ派遣され、日本語教師や生徒のパートナーとして、日本語の授業のアシスタントや日本文化の紹介を行うとともに、現地の言語や文化を学び、日本とアジアの架け橋として活躍しています。2020年までに3,000人が派遣される予定です。

◆芸術・文化の双方向交流:

・美術、映画、舞台芸術、スポーツ、市民交流、知的交流などの分野で1,525件実施
・裨益者数360万人以上

【「響きあうアジア2019」 実施概要】 特設ページ: https://asia2019.jfac.jp

国際交流基金アジアセンターが主催する、日本と東南アジアの文化交流事業を幅広く紹介する祭典で、アジアセンターの5年間の活動を総括して紹介。主な事業実施都市と時期は次のとおりです。

日本:東京を中心に6〜7月に集中実施
海外:東南アジアの3都市で実施

ジャカルタ(インドネシア、5月下旬)、ハノイ(ベトナム、7月下旬)、バンコク(タイ、秋)

【「響きあうアジア2019」国内イベント概要】※詳細は特設ページ( https://asia2019.jfac.jp )をご参照ください。

◆「響きあうアジア2019ガラコンサート」 7/1(月)東京芸術劇場/舞台芸術
小林研一郎指揮東南アジアと日本のオーケストラ奏者による特別編成のコンサート。

◆「フィーバー・ルーム」 6/30(日)〜7/3(水)東京芸術劇場/舞台芸術
東京初演:タイの世界的映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンによる初の舞台作品。

◆「プラータナー:憑依のポートレート」 6/27(木)〜7/7(日)東京芸術劇場/舞台芸術
タイ文壇注目のウティット・ヘーマムーンの小説を岡田利規が舞台化、バンコク、パリを経ての凱旋公演。

◆「DANCE DANCE ASIA」(ダンス・ダンス・アジア) 7/12(金)〜7/14(日)東京芸術劇場/舞台芸術
東南アジアと日本をストリートダンスでつなぐ共同作品。

◆「東南アジア映画の巨匠たち」 7月上旬 有楽町スバル座/映画
国際的に活躍する巨匠監督の東南アジア映画特集上映および国内外のゲストによるトークイベント。

◆「サタンジャワ」立体音響コンサート上映 7/2(火)有楽町朝日ホール/映画
インドネシア映画の巨匠ガリン・ヌグロホとサウンドデザイナー森永泰弘による映像と3D音響の響宴。

◆サッカー東南アジア選抜チーム「ASIAN ELEVEN」国際親善試合“JapaFunCup” 6/22(土)Jヴィレッジ(福島)/スポーツ
U18東南アジア選抜vs U18東北選抜サッカー国際親善試合「JapaFunCup」(ジャパファンカップ)を福島県Jヴィレッジにて開催。

◆災害とデザイン(災害と環境問題をテーマとした展示とワークショップ) 7/1(月)〜7/15(月・祝)東京芸術劇場/社会課題とアート
災害と環境問題をテーマとしたアジアのクリエイティブな取り組みの展示とワークショップ。

◆シンポジウム「日本語で、日本を伝える。アジアを学ぶ。」 6/27(木)日経ホール/日本語教育
“日本語パートナーズ”の活動の成果と今後の可能性を考えるシンポジウム。

【「響きあうアジア2019」東南アジアイベント概要】

◆シンポジウム「日本語パートナーズがつなぐ、ASEANと日本の絆」 5月下旬/日本語教育(ジャカルタ)
年間150名規模と最大の“日本語パートナーズ”派遣先国であるインドネシアで、同事業の成果を共有するシンポジウム。

◆展示「命を守るアジアの防災デザイン」 5月下旬/社会課題とアート(ジャカルタ)
日本とアジアの災害多発国において、防災の知識や技を「わかりやすいデザイン」を通じて集め、国境を越えて交流するプロジェクト。クリエイティブな発想を通じて学びあった成果を展示。

◆日ASEAN特別音楽コンサート  7月下旬/音楽(ハノイ)
日ベトナム特別大使で、日・ASEAN特別大使でもある杉良太郎氏のプロデュースにて実施される、日本とベトナムを含むASEAN主要国の代表歌手による特別コンサート。

◆サッカー東南アジア選抜チーム「ASIAN ELEVEN」国際親善試合  7月下旬/スポーツ(ハノイ)
ASEAN各国及び日本によるU18男子選抜チーム「ASIAN ELEVEN」を結成。特別試合をベトナムのU-18代表選抜を相手に行う。日本サッカー協会及びベトナムサッカー連盟との共催。ASEAN-JAPAN Day関連企画として、実施。

◆日ASEAN映画特集上映  7月下旬/映画(ハノイ)
ASEAN-JAPAN Day関連企画として、日本とASEANに関連した映画を特別上映する。ゲストによるトークイベントも開催予定。

◆「DANCE DANCE ASIA」(ダンス・ダンス・アジア) 秋/ダンス(バンコク)
日本と東南アジア各国をストリートダンスでつなぐ、共同制作プロジェクト。多彩な表現力とテクニックを持つアジアの演出・振付家、ダンサー、クリエイターたちが共に創り上げたパフォーマンスを披露し、ストリートダンスの更なる可能性を提示。

【国際交流基金理事長 安藤裕康コメント】
国際交流基金アジアセンターでは2014年の設立以来、アジアに共に生きる隣人としての共感や共生の意識を育むことを目指し、“相互交流”を大切にした事業を展開してまいりました。
この「響きあうアジア2019」でご覧いただくプロジェクトは、ASEANと対等の立場で、各国のアイデンティティを尊重して、多様性の中にも調和と融合をめざした事業の成果ばかりです。
これからも、東南アジアの方々に、日本について知っていただくだけでなく、私たち日本人も東南アジアを知る機会を創り出し、人と人との交流を通じて、国際社会での日本のプレゼンス向上や日本社会における多文化共生の一助になりたいと考えています。

■国際交流基金アジアセンターについて( https://jfac.jp/
国際交流基金アジアセンターは、2014年4月に国際交流基金内に新設された特別ユニットで、アジアの人々の間に共感や共生の心を育むため、「日本語学習支援」と「芸術・文化」を柱に、様々な分野で双方向の文化交流事業を実施しています。

国際交流基金アジアセンター紹介動画
https://youtu.be/_DaDQ2SAyXg
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