白馬八方尾根スキー場、ゲレンデ内約50%のゴンドラ・リフトをCO2ゼロ運行へ
[20/11/27]
提供元:PRTIMES
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〜 世界に誇る国際山岳リゾートの未来へ向けたSDGs 〜
八方尾根開発株式会社(本社:長野県北安曇郡白馬村、代表取締役:倉田 保緒)が運営する「白馬八方尾根スキー場」は、国際山岳リゾートとして美しいふるさとの姿を未来へ継承するため、「持続可能な開発目標」(SDGs)への取り組みを本格的に始動します。まずは2020年12月1日(※)より、ゲレンデ内のリフトの約50%をCO2フリーエネルギーに転換して運行いたします。本取り組みにより、年間で295トンのCO2排出量の削減が可能となります。
※積雪状況により変更の場合がございます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-204702-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-734773-1.jpg ]
2015年9月の国連総会で「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されてから5年目を迎える2020年。持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とドイツの財団法人ベルテルスマン財団が毎年公表する各国の達成状況を分析した報告書「SDR2020」によると、国連加盟193カ国のうち、日本は17位で前年比2ランクダウンしています。菅義偉首相は2020年10月の所信表明演説で、“2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標”を宣言し、国内での温暖化対策が加速することが期待されています。
白馬八方尾根スキー場がある長野県白馬村でも気候変動による暖冬の影響で雪不足という見過ごせない課題に直面しています。村内では産学民が地域一体となって持続可能なまちづくりに向けた啓蒙活動に励んでおり、2019年4月に白馬村は気候非常事態宣言を表明。白馬八方尾根スキー場が加盟する、一般社団法人HAKUBAVALLEY TOURISMも2020年10月にSDGs宣言を表明しました。
世界に誇る国際山岳リゾートが目指すSDGs
白馬八方尾根スキー場は、総滑走距離約23,000m、最長滑走距離約8,000m、高低差1,071mの日本有数の規模を誇り、1998年に開催された国際的な冬季スポーツ大会の舞台もになりました。降雪量と上質なパウダースノーに加え、エキスパートのスキーヤーが多数輩出されていることから国内外で高評価のスキー場です。
しかしながら、地球温暖化や異常気象が叫ばれる近年、当スキー場においても人工降雪機で雪を作る必要に迫られる場面があり、またリフトを動かすことで多くのCO2を排出してきました。大自然の恩恵を受けるスキー場として環境負荷を軽減し、日本の豊かな四季を守り育て、美しいふるさとの姿を未来へと受け継ぐべく、国内スキー場では珍しいSDGs専門の部署を立ち上げ、「持続可能な開発目標」(SDGs)の活動を本格始動いたします。
https://www.happo-one.jp/sdgs/
CO2ゼロでのリフト運行を目指して
当スキー場には現在、全20基のリフトが運行しています。この度、12月1日(※)より、以下9基のリフトを再生可能エネルギーに転換し、通年でCO2排出量の削減を目指します。
※積雪状況により変更の場合がございます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-627833-2.jpg ]
【対象リフト】
・黒菱第2クワッド
・黒菱第3ペア
・国際第1ペア
・国際第3ペア A、B
・咲花第2ペア
・北尾根第3ペア
・咲花北尾根クワッド
・スカイライン第2ペア
(以上9基、年間使用量:692,218kwh、CO2排出量:295トン)
本取り組みにより、約50%のリフトがCO2ゼロで運行可能となり、年間で295トン相当のCO2排出量の削減が可能となります。
※一家庭あたりの年間平均CO2排出量:約4,150kg(全国地球温暖化防止活動推進センター「家庭からの二酸化炭素排出量(2018年度)」より)
後は、さらに多くのリフトのCO2ゼロ運行を目指すとともに、ゲレンデ内レストラン施設や温泉施設などにおいても再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを進めてまいります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-899180-3.jpg ]
降雪と圧雪の効率的な運用を目的としたシステムを試験的に導入予定。走行システムを圧雪車に搭載することにより、無駄のない人工降雪で電気量や燃料の削減を実現し、環境に負荷のかからない対策を推し進めます。
地産地消の推進と環境負荷の低減
一部レストラン施設では、白馬や信州産の食材を使って地産地消を推進。地元で生産されたものを地元で消費することで、資源保護に留まらず、運搬時に発生するCO2の削減に貢献します。また、スキー場内においてペットボトルの提供廃止を進め、プラスチックごみの削減に励んでいます。
POW Japanと共に目指す、スノーコミュニティ発 脱炭素社会の実現
2020年6月、世界のスノーシーンをリードしてきたプロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズが創設したムーブメントである「Protect Our Winters Japan(以下「POW Japan」)」とパートナーシップを締結。共に気候変動問題に取り組み、スノーコミュニティ発の脱炭素社会の実現に向けて活動を行っています。誰もが気軽に、SDGsに関心を向ける契機になればとの思いから今後、SNSを活用したキャンペーンを予定しています。
白馬八方尾根スキー場は今後も、後世に美しいふるさとの姿を継承できるよう、国際山岳リゾートとして地域と共に環境問題に尽力してまいります。2021年グリーンシーズンには、自然を通してSDGsを学ぶプログラムの開催を予定しています。
【白馬八方尾根スキー場の概要】
TEL : 0261-72-2715
公式HP :https://www.happo-one.jp/
アクセス:東京から約2時間30分、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間30分、最寄IC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約60分
【会社概要】
会社名:八方尾根開発株式会社 Happo-one Kaihatsu Co.,Ltd.
代表:代表取締役 倉田 保緒
住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城5713
設立:1960年(昭和35年)12月9日
事業内容:白馬八方尾根スキー場(スキー場一般 / 索道事業・飲食業)および温泉事業(白馬八方温泉)、索道施設16基、飲食店舗4店舗、公衆浴場4施設
[画像5: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-467836-4.png ]
【白馬八方尾根スキー場のSDGsの取り組み】
スキー場事業は「雪」と「山」という大自然の恵みをお客様に味わっていただくことで成立しています。しかし、近年の地球規模での気候変動の影響で、世界で最も豊富な降雪量を誇るエリアの一つである白馬においても小雪による影響が出始めています。
こうした中、白馬八方尾根スキー場は今後の事業運営において、「持続可能な開発目標」(SDGs)に賛同し、スキー場運営を通してより良い自然環境を作り出すことに貢献いたします。具体的な取り組みについては、下記URLをご参照ください。https://www.happo-one.jp/sdgs/
また、この取組の推進に当たっては、Protect Our Winters Japan (POW Japan) と効果的な連携をしてまいります。
八方尾根開発株式会社(本社:長野県北安曇郡白馬村、代表取締役:倉田 保緒)が運営する「白馬八方尾根スキー場」は、国際山岳リゾートとして美しいふるさとの姿を未来へ継承するため、「持続可能な開発目標」(SDGs)への取り組みを本格的に始動します。まずは2020年12月1日(※)より、ゲレンデ内のリフトの約50%をCO2フリーエネルギーに転換して運行いたします。本取り組みにより、年間で295トンのCO2排出量の削減が可能となります。
※積雪状況により変更の場合がございます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-204702-0.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-734773-1.jpg ]
2015年9月の国連総会で「持続可能な開発目標」(SDGs)が採択されてから5年目を迎える2020年。持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)とドイツの財団法人ベルテルスマン財団が毎年公表する各国の達成状況を分析した報告書「SDR2020」によると、国連加盟193カ国のうち、日本は17位で前年比2ランクダウンしています。菅義偉首相は2020年10月の所信表明演説で、“2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標”を宣言し、国内での温暖化対策が加速することが期待されています。
白馬八方尾根スキー場がある長野県白馬村でも気候変動による暖冬の影響で雪不足という見過ごせない課題に直面しています。村内では産学民が地域一体となって持続可能なまちづくりに向けた啓蒙活動に励んでおり、2019年4月に白馬村は気候非常事態宣言を表明。白馬八方尾根スキー場が加盟する、一般社団法人HAKUBAVALLEY TOURISMも2020年10月にSDGs宣言を表明しました。
世界に誇る国際山岳リゾートが目指すSDGs
白馬八方尾根スキー場は、総滑走距離約23,000m、最長滑走距離約8,000m、高低差1,071mの日本有数の規模を誇り、1998年に開催された国際的な冬季スポーツ大会の舞台もになりました。降雪量と上質なパウダースノーに加え、エキスパートのスキーヤーが多数輩出されていることから国内外で高評価のスキー場です。
しかしながら、地球温暖化や異常気象が叫ばれる近年、当スキー場においても人工降雪機で雪を作る必要に迫られる場面があり、またリフトを動かすことで多くのCO2を排出してきました。大自然の恩恵を受けるスキー場として環境負荷を軽減し、日本の豊かな四季を守り育て、美しいふるさとの姿を未来へと受け継ぐべく、国内スキー場では珍しいSDGs専門の部署を立ち上げ、「持続可能な開発目標」(SDGs)の活動を本格始動いたします。
https://www.happo-one.jp/sdgs/
CO2ゼロでのリフト運行を目指して
当スキー場には現在、全20基のリフトが運行しています。この度、12月1日(※)より、以下9基のリフトを再生可能エネルギーに転換し、通年でCO2排出量の削減を目指します。
※積雪状況により変更の場合がございます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-627833-2.jpg ]
【対象リフト】
・黒菱第2クワッド
・黒菱第3ペア
・国際第1ペア
・国際第3ペア A、B
・咲花第2ペア
・北尾根第3ペア
・咲花北尾根クワッド
・スカイライン第2ペア
(以上9基、年間使用量:692,218kwh、CO2排出量:295トン)
本取り組みにより、約50%のリフトがCO2ゼロで運行可能となり、年間で295トン相当のCO2排出量の削減が可能となります。
※一家庭あたりの年間平均CO2排出量:約4,150kg(全国地球温暖化防止活動推進センター「家庭からの二酸化炭素排出量(2018年度)」より)
後は、さらに多くのリフトのCO2ゼロ運行を目指すとともに、ゲレンデ内レストラン施設や温泉施設などにおいても再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを進めてまいります。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-899180-3.jpg ]
降雪と圧雪の効率的な運用を目的としたシステムを試験的に導入予定。走行システムを圧雪車に搭載することにより、無駄のない人工降雪で電気量や燃料の削減を実現し、環境に負荷のかからない対策を推し進めます。
地産地消の推進と環境負荷の低減
一部レストラン施設では、白馬や信州産の食材を使って地産地消を推進。地元で生産されたものを地元で消費することで、資源保護に留まらず、運搬時に発生するCO2の削減に貢献します。また、スキー場内においてペットボトルの提供廃止を進め、プラスチックごみの削減に励んでいます。
POW Japanと共に目指す、スノーコミュニティ発 脱炭素社会の実現
2020年6月、世界のスノーシーンをリードしてきたプロスノーボーダーのジェレミー・ジョーンズが創設したムーブメントである「Protect Our Winters Japan(以下「POW Japan」)」とパートナーシップを締結。共に気候変動問題に取り組み、スノーコミュニティ発の脱炭素社会の実現に向けて活動を行っています。誰もが気軽に、SDGsに関心を向ける契機になればとの思いから今後、SNSを活用したキャンペーンを予定しています。
白馬八方尾根スキー場は今後も、後世に美しいふるさとの姿を継承できるよう、国際山岳リゾートとして地域と共に環境問題に尽力してまいります。2021年グリーンシーズンには、自然を通してSDGsを学ぶプログラムの開催を予定しています。
【白馬八方尾根スキー場の概要】
TEL : 0261-72-2715
公式HP :https://www.happo-one.jp/
アクセス:東京から約2時間30分、名古屋から約3時間30分、関西から約4時間30分、最寄IC(長野IC、安曇野IC、糸魚川IC)から幅広道路で約60分
【会社概要】
会社名:八方尾根開発株式会社 Happo-one Kaihatsu Co.,Ltd.
代表:代表取締役 倉田 保緒
住所:〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村大字北城5713
設立:1960年(昭和35年)12月9日
事業内容:白馬八方尾根スキー場(スキー場一般 / 索道事業・飲食業)および温泉事業(白馬八方温泉)、索道施設16基、飲食店舗4店舗、公衆浴場4施設
[画像5: https://prtimes.jp/i/30901/5/resize/d30901-5-467836-4.png ]
【白馬八方尾根スキー場のSDGsの取り組み】
スキー場事業は「雪」と「山」という大自然の恵みをお客様に味わっていただくことで成立しています。しかし、近年の地球規模での気候変動の影響で、世界で最も豊富な降雪量を誇るエリアの一つである白馬においても小雪による影響が出始めています。
こうした中、白馬八方尾根スキー場は今後の事業運営において、「持続可能な開発目標」(SDGs)に賛同し、スキー場運営を通してより良い自然環境を作り出すことに貢献いたします。具体的な取り組みについては、下記URLをご参照ください。https://www.happo-one.jp/sdgs/
また、この取組の推進に当たっては、Protect Our Winters Japan (POW Japan) と効果的な連携をしてまいります。