【大阪ラヴィッツ】外国語を武器にスポーツ現場をめざす学生に対し、選手が海外経験を伝える授業をおこないます。
[20/10/30]
提供元:PRTIMES
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日本ハンドボールリーグに参戦する「大阪ラヴィッツ」は、社会貢献活動、地域交流活動の一環として、特別授業を実施。
「履正社医療スポーツ専門学校(スポーツ外国語学科)」に訪問し、国内や海外で外国語を武器にスポーツ現場をめざす学生に対して、選手みずからが海外経験を伝えます。
スポーツ外国語学科は、日本初のスポーツ特化型語学学科として2020年4月に大阪で開講。
ラグビー日本代表通訳として活躍し、国際スポーツの最前線を知る、佐藤秀典氏が学科長を務めています。
授業をおこなうのは、今月、45歳で前人未到のリーグ通算1600得点を達成した田中美音子選手と、大阪ラヴィッツを退団し、現在フェロー諸島でプレーしている儀間晴香選手です。
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【田中美音子選手(大阪ラヴィッツ)コメント】
私がデンマークでプレーしていたのは、もう20年ほど前のことになります。
そのころ、ハンドボール界における海外移籍はとても珍しかったように思います。
私は、右も左も分からないまま、ただ本場で挑戦したいという気持ちだけで行きました。
文化の壁、言葉の壁など色々なものがありましたが、そこで得た経験は今でも私を支えてくれていると言っても過言ではありません。
今後、国内や海外などで外国語を武器にスポーツに携わろうとしている皆さんに、私の経験談などが少しでも役に立てば幸いです。
20年も前のことなので忘れてしまっていることもたくさんありますが、思い出せるよう頑張ります。
【儀間晴香選手(エスティー ウイエフ)コメント】
海外で暮らすようになって感じたことは、やはり教科書で学ぶ語学とは全く違うということです。
皆さんは大学の6倍の英語学習量と聞いて、驚きもありますが、うらやましくも感じました。
今は大変かもしれませんが、やはり現地に行って苦労するより、学べる環境があるうちに学ぶことがベストだと思います。
スポーツならではの言葉は、そう教えてもらえることではありません。
また、語学だけでなく、その国の文化に触れることで、現地の方々からの信頼も得られるので、私の経験談などが役に立てば嬉しく思います。
【佐藤秀典学科長(スポーツ外国語学科)コメント】
本学科は、グローバル化が進むスポーツ界で、英語を使い活躍することを志す学生たちを育成するために発足した学科です。
将来、日本のスポーツ界に貢献できる優秀な人材を輩出するために、語学の習得とともにプロスポーツの現場を知ることを目的としたカリキュラムを実施しております。
大阪ラヴィッツさまには試合運営の実習などで大変貴重な勉強の場をご提供いただいております。
この度は、海外でのプレー経験があり、通算1600得点の大快挙を達成された田中選手と、現在フェロー諸島でご活躍されている儀間選手に、海外にチャレンジするために必要なマインドセットや言葉、文化の壁をどう乗り越えてきたのかなどの講義を学生にしていただけること、大変嬉しく思います。
学生一同、楽しみにしております!
【大阪ラヴィッツについて】
2016年に大阪で設立された女子ハンドボールチーム。
特定の企業母体を持たないクラブ型チームとして、主に地元スポンサーの支援を受けながら運営しています。
選手たちは、主に平日の午前中に「長居球技場 屋内練習室」で練習し、午後からはスポンサー企業で勤務。
地域に愛される存在になることを何よりの目標とし、多くの人がハンドボールの観戦やプレーを気軽に楽しめる機会を創出することが目標です。
そのため、ハンドボール界のトップリーグである日本ハンドボールリーグ(日本リーグ)に参戦するのみではなく、普及活動や地域貢献活動にも尽力。
選手が地元の学校に訪問して技術をレクチャーする活動には特に力を入れ、ハンドボールの発展や青少年健全育成に貢献することをめざしています。
【取材のお申し込み】
https://lovvits.jp/media/