【SolidWorks】日本国内約700を超える教育機関で次世代エンジニア育成に活用される“SolidWorks”の先進的なものづくり教育事例
[10/05/27]
提供元:PRTIMES
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より良い製品設計を支援するものづくりのツールとして世界中で高い支持を得ている3次元CAD SolidWorksの教育機関における成功事例のご紹介です。
企業が3次元CADを操作できる人材を求める今、多くの大学・高等専門学校・工業高校でSolidWorksを導入、先進的なものづくり教育の環境を整備し、次世代エンジニアの育成に力を入れています。革新的なアイディアや技術が必要とされる世界においてSolidWorksを学ぶことは、学生にとって大きな武器となり、将来の成功への道を切り開きます。
今回は、各校の成功事例の中から4校の事例をご紹介いたします。
【日本大学生産工学部】
― SolidWorks約1500ライセンスで、先進的なものづくり教育環境を整備。学内どこでもいつでも、学生が3次元CADとCAEを自由に利用
「SolidWorksを使った授業は準備に時間がかかりますが、最も楽しい授業です。学生をほめることができますし、学生がどのような作品を作ってくるかという期待感も大きく、日毎に進歩する学生を見るのは大変教え甲斐があります」(機械工学科 小幡 義彦先生)
2009年度、日本大学生産工学部は、創生デザイン学科と環境安全工学科の2学科を新設して、9学科体制をスタートさせ、同時にパソコン利用環境も強化した。従来から利用してきた約500ライセンスのSolidWorksに新たに1000ライセンスを加え、合計約1500ライセンスを利用して、構内LAN環境であればどこでも、3次元CADとCAEを使える環境を整えた。機械工学科と創生デザイン学科の学生は、授業の宿題に取り組んだり、チーム設計を進めるときに、いつでもCADとCAEをシームレスに利用できる。「良い設計とは何か」の根本を学ぼうという生産工学部において、理想的な教育効果を実現している。
「設計者ができるだけ設計検証や生産検証を行い、生産し易いものづくりを考えるのは今や必要不可欠な方向性です。3 次元機能の豊富なSolidWorksを使って、生活全体を豊かにするデザインはどうあるべきかを総合的に教えていきたい」(創生デザイン学科 西 恭一先生)
>>事例記事全文はこちらから
http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/NihonUniversity
【群馬県立高崎工業高等学校】
―「生徒全員への3次元教育」に挑戦。ものづくりの本質を総合的に身につけた人材の育成に成功
「製図の授業で一番大事なのは、三面図を見て、立体を思い描く力をつけさせることですが、3次元CADは、こういう読解力・読図力を早く身につけるうえでも役に立っています。ドラフタで手書きする課題をSolidWorksで立体化すると、『なぜあそこに寸法が記載されていたのか』といった大事なポイントが、パッとわかるのです」(機械科 教諭 金子 義雄先生)
群馬県立高崎工業高等学校では、2004年度から、SolidWorksを使ったものづくり教育を行っている。選択授業ではなく、機械科の生徒全員が3次元CADを身に付けられるよう取り組み、教える体制やカリキュラムにも工夫を重ねてきた。現在では、2年生から3年生で学ぶ内容とその流れが効果的に編成されており、CAD検定の資格取得に成功する生徒や、授業で製作した金型がコンクールで受賞するといった成果も生まれている。3次元CADを操作できる人材を求めるようになった社会に向けて、「自信と付加価値を身につけた人材」を送り出すことのできる教育環境づくりに成功した。
「金型は空間認識力が必要なのだが、SolidWorksを利用すると理解がしやすい。加工手順がわからないところは、粘土を削っていく感じで金型の台の部分を削っていけば、どういうふうに金型を作るべきかという流れが見えてきます」(機械科科長 教諭 石久保 禎浩先生)
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http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/TakasakiTHS
【福岡県立八女工業高等学校】
―「実在の乗り物設計」という自由課題で、生徒のやる気を刺激。「もっとこうしたい」という自主的な意欲から、ものづくりへのこだわりが生まれる
「SolidWorksの授業のときだけは、どの生徒もニコニコして、『もっとやりたい』と言います。彼らが社会に出てからも、ものづくりの勉強は続きますが、そのために必要な『やる気』を芽生えさせることができました」(電子機械科 教諭 中村 富也先生)
福岡県立八女工業高等学校の電子機械科では、2008年度から2年生を対象に、3次元CAD実習の授業を開始した。3次元ものづくりの基本を体験し、アセンブリ設計まで自主的に取り組む授業である。さらに3年生後期には、製図の授業の一環で、ソリッドワークス社の認定試験CSWA(Certified SolidWorks Associate)に挑戦し、すでに4名の合格者を輩出している。同校におけるSolidWorksを使った授業の最大の教育効果とは、「全員がもれなく、やる気を持ったこと」であり、スキルとしての3次元CAD操作を習得するだけに留まらず、「ものづくりへのこだわりを自分の中に芽生えさせたこと」である。
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http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/YameTHS
【長野県立松本工業高等学校】
― これからの日本のものづくりで求められる人材を育てるためにCAD/CAM/CAE一貫教育からさらに産学連携で「高校における金型教育」にチャレンジ
「これからの日本のものづくりの現場では、誰でもできることを知っている人材は求められていません。指示された通りに、これまでと同じことをやる工業人はもう日本には要らないのです。必要なのは、自分で思考し、発想力があり、まわりの意見も取り込める人です。工業高校でも時代のニーズに応えるためには、これまでのように広く、ものづくりの基礎を学ぶ以上の人材を輩出しなければなりません。本校では、コースに分かれて、中身の濃い研究活動をしっかり行います。その結果、卒業生は自分自身と技術力に自信を持って社会へ、そして世界へ出て行くことができるのです」(機械科 大居 俊男先生)
新設された精密工学コースの授業で注目されるのが、CAD/CAM/CAE一貫教育を強化し、金型製作を高校教育に取り入れていることだ。2009年、CAD教室の2次元CADを一新し、23ライセンスのSolidWorksを導入した。
「SolidWorksを使ってみて大変驚いたのは、企業の現場でも使える本格的なレベルのCAD
製品だったこと。CADとCAEの機能がついた教育ツールだし、低価格なので、もっとシンプ
ルな機能だと思っていましたが、実に豊富な機能を備えていたのです」(荒井 幹雄先生)
CAD/CAM/CAEの一貫教育をやりたかった2人の先生の思いと、SolidWorksの導入。さらに、コース制開始という学校全体の一大変革。これらがドッキングして、新しい教材と新しい教え方、つまり、時代ニーズにマッチする新しいものづくり教育へのチャレンジが始まったのである。
>>事例記事全文はこちらから
http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/MatsumotoTHS
3次元教育に積極的に挑戦しているこれらの学校は、立体をイメージする力、読図力を身につけた学生を育成し、「付加価値と自信を備えた生徒を社会へ送り出す」ことに成功している。
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http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/top
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【ニュースリリースに関するお問い合わせ】
ソリッドワークス・ジャパン株式会社
マーケティング部・担当 金谷
TEL:03-5442-4005 / E-Mail: kanaya@solidworks.co.jp
関連URL:http://www.solidworks.co.jp/
企業が3次元CADを操作できる人材を求める今、多くの大学・高等専門学校・工業高校でSolidWorksを導入、先進的なものづくり教育の環境を整備し、次世代エンジニアの育成に力を入れています。革新的なアイディアや技術が必要とされる世界においてSolidWorksを学ぶことは、学生にとって大きな武器となり、将来の成功への道を切り開きます。
今回は、各校の成功事例の中から4校の事例をご紹介いたします。
【日本大学生産工学部】
― SolidWorks約1500ライセンスで、先進的なものづくり教育環境を整備。学内どこでもいつでも、学生が3次元CADとCAEを自由に利用
「SolidWorksを使った授業は準備に時間がかかりますが、最も楽しい授業です。学生をほめることができますし、学生がどのような作品を作ってくるかという期待感も大きく、日毎に進歩する学生を見るのは大変教え甲斐があります」(機械工学科 小幡 義彦先生)
2009年度、日本大学生産工学部は、創生デザイン学科と環境安全工学科の2学科を新設して、9学科体制をスタートさせ、同時にパソコン利用環境も強化した。従来から利用してきた約500ライセンスのSolidWorksに新たに1000ライセンスを加え、合計約1500ライセンスを利用して、構内LAN環境であればどこでも、3次元CADとCAEを使える環境を整えた。機械工学科と創生デザイン学科の学生は、授業の宿題に取り組んだり、チーム設計を進めるときに、いつでもCADとCAEをシームレスに利用できる。「良い設計とは何か」の根本を学ぼうという生産工学部において、理想的な教育効果を実現している。
「設計者ができるだけ設計検証や生産検証を行い、生産し易いものづくりを考えるのは今や必要不可欠な方向性です。3 次元機能の豊富なSolidWorksを使って、生活全体を豊かにするデザインはどうあるべきかを総合的に教えていきたい」(創生デザイン学科 西 恭一先生)
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【群馬県立高崎工業高等学校】
―「生徒全員への3次元教育」に挑戦。ものづくりの本質を総合的に身につけた人材の育成に成功
「製図の授業で一番大事なのは、三面図を見て、立体を思い描く力をつけさせることですが、3次元CADは、こういう読解力・読図力を早く身につけるうえでも役に立っています。ドラフタで手書きする課題をSolidWorksで立体化すると、『なぜあそこに寸法が記載されていたのか』といった大事なポイントが、パッとわかるのです」(機械科 教諭 金子 義雄先生)
群馬県立高崎工業高等学校では、2004年度から、SolidWorksを使ったものづくり教育を行っている。選択授業ではなく、機械科の生徒全員が3次元CADを身に付けられるよう取り組み、教える体制やカリキュラムにも工夫を重ねてきた。現在では、2年生から3年生で学ぶ内容とその流れが効果的に編成されており、CAD検定の資格取得に成功する生徒や、授業で製作した金型がコンクールで受賞するといった成果も生まれている。3次元CADを操作できる人材を求めるようになった社会に向けて、「自信と付加価値を身につけた人材」を送り出すことのできる教育環境づくりに成功した。
「金型は空間認識力が必要なのだが、SolidWorksを利用すると理解がしやすい。加工手順がわからないところは、粘土を削っていく感じで金型の台の部分を削っていけば、どういうふうに金型を作るべきかという流れが見えてきます」(機械科科長 教諭 石久保 禎浩先生)
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【福岡県立八女工業高等学校】
―「実在の乗り物設計」という自由課題で、生徒のやる気を刺激。「もっとこうしたい」という自主的な意欲から、ものづくりへのこだわりが生まれる
「SolidWorksの授業のときだけは、どの生徒もニコニコして、『もっとやりたい』と言います。彼らが社会に出てからも、ものづくりの勉強は続きますが、そのために必要な『やる気』を芽生えさせることができました」(電子機械科 教諭 中村 富也先生)
福岡県立八女工業高等学校の電子機械科では、2008年度から2年生を対象に、3次元CAD実習の授業を開始した。3次元ものづくりの基本を体験し、アセンブリ設計まで自主的に取り組む授業である。さらに3年生後期には、製図の授業の一環で、ソリッドワークス社の認定試験CSWA(Certified SolidWorks Associate)に挑戦し、すでに4名の合格者を輩出している。同校におけるSolidWorksを使った授業の最大の教育効果とは、「全員がもれなく、やる気を持ったこと」であり、スキルとしての3次元CAD操作を習得するだけに留まらず、「ものづくりへのこだわりを自分の中に芽生えさせたこと」である。
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【長野県立松本工業高等学校】
― これからの日本のものづくりで求められる人材を育てるためにCAD/CAM/CAE一貫教育からさらに産学連携で「高校における金型教育」にチャレンジ
「これからの日本のものづくりの現場では、誰でもできることを知っている人材は求められていません。指示された通りに、これまでと同じことをやる工業人はもう日本には要らないのです。必要なのは、自分で思考し、発想力があり、まわりの意見も取り込める人です。工業高校でも時代のニーズに応えるためには、これまでのように広く、ものづくりの基礎を学ぶ以上の人材を輩出しなければなりません。本校では、コースに分かれて、中身の濃い研究活動をしっかり行います。その結果、卒業生は自分自身と技術力に自信を持って社会へ、そして世界へ出て行くことができるのです」(機械科 大居 俊男先生)
新設された精密工学コースの授業で注目されるのが、CAD/CAM/CAE一貫教育を強化し、金型製作を高校教育に取り入れていることだ。2009年、CAD教室の2次元CADを一新し、23ライセンスのSolidWorksを導入した。
「SolidWorksを使ってみて大変驚いたのは、企業の現場でも使える本格的なレベルのCAD
製品だったこと。CADとCAEの機能がついた教育ツールだし、低価格なので、もっとシンプ
ルな機能だと思っていましたが、実に豊富な機能を備えていたのです」(荒井 幹雄先生)
CAD/CAM/CAEの一貫教育をやりたかった2人の先生の思いと、SolidWorksの導入。さらに、コース制開始という学校全体の一大変革。これらがドッキングして、新しい教材と新しい教え方、つまり、時代ニーズにマッチする新しいものづくり教育へのチャレンジが始まったのである。
>>事例記事全文はこちらから
http://www.solidworks.co.jp/newsarticle/casestudy/MatsumotoTHS
3次元教育に積極的に挑戦しているこれらの学校は、立体をイメージする力、読図力を身につけた学生を育成し、「付加価値と自信を備えた生徒を社会へ送り出す」ことに成功している。
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マーケティング部・担当 金谷
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