東京から発信する「映像・舞台芸術」 平成23年度 11月後半〜2月開催プログラムを発表 〜未来の文化発信の担い手の育成に貢献〜
[11/11/18]
提供元:PRTIMES
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東京文化発信プロジェクトは、“世界的な文化創造都市・東京”の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。都内各地での文化創造拠点の形成や子供・青少年への創造体験の機会の提供により、多くの人々が新たな文化の創造に主体的に関わる環境を整えるとともに、国際フェスティバルの開催等を通じて、新たな東京文化を創造し、世界に向けて発信しています。
■「映像・舞台芸術」に関するプログラムを実施
11月後半から2月は、「映像・舞台芸術」に関するプログラムを豊富に展開します。今年で4年目となる「第4回 恵比寿映像祭」は、展示、上映、 ライヴ・イヴェント、講演、トーク・セッションなどを複合的に行う「映像」と「アート」のフェスティバルです。今年は、会期を5日間延長した15日間の開催となり、「映像のフィジカル」をテーマに巨匠ジョナス・メカスの最新作のアジア初プレミア上映や、視線入力技術に着目した屋外アートプロジェクトなど映像のあり方を多様な視点から提示していきます。
■次世代の人材育成にも貢献
映像・舞台芸術の分野において、次世代の人材育成を目指すプログラムも予定しています。「Talent Campus Tokyo 2011」では、映画作家やプロデューサーを目指すアジアの若者を東京に集め、講師の講義や参加者同士の交流等を通して、一流のノウハウを吸収してもらいます。また、「青少年のための舞台芸術体験プログラム」では、将来音楽家や舞台芸術家を目指す青少年に、質の高い舞台芸術に直接触れる機会を提供しています。
その他、様々な視点から、まちとアートについて、参加者と一緒に考えるアートプログラムなども都内各所にて展開しています。
“世界的な文化創造都市・東京”を実現するための担い手を育成する、質の高いプログラムや参加型プログラムが豊富なこの期間を、是非ご注目ください。
<11月後半〜2月の主なプログラム紹介>
フェスティバル
■「Talent Campus Tokyo 2011」
〜次世代を担う可能性を秘めた“才能(タレント)”を育成〜
「Talent Campus Tokyo 2011」は、映画分野における東京からの文化の創造・発信を強化するため、「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(=talent,タレント)」を育成することを目的としたプログラムです。映画監督やプロデューサーを目指すアジアの若者が東京に一堂に会し、メイン講師の講義や参加者同士の交流等により、一流のノウハウを吸収するとともに交流の輪を広げます。平成22年度に実施した「Next Masters Tokyo 2010」を今年度は、ベルリン国際映画祭と提携し、さらに充実した内容で実施いたします。
【開催概要】
・日程:平成23年11月21日(月)〜26日(土)
・会場:東京都内 有楽町朝日ホール 他
・対象:東アジア、東南アジアの監督とプロデューサーを目指す人材
※取材可能な時間帯が限られておりますので、事前にお問い合わせください。
■東京発・伝統WA感動 「第12回多摩川流域郷土芸能フェスティバル」
〜多摩川が結ぶ、ふるさと芸能〜
豊かな自然の恵みによって人々の生活を支え続けてきた多摩川。その流域では、独自の芸能文化も同時に育まれてきました。ふるさと意識の高揚、多摩川への愛着を高めることを目的に、多摩川流域に根づいている郷土芸能が一堂に会する公演を行います。獅子舞や和太鼓、音頭やおはやしなど、普段なかなか触れることのできない多摩川流域芸能がお楽しみいただけます。
[開催概要]
・日時:平成23年12月4日(日) 開場12:30、開演13:00、終演16:30
・会場:狛江エコルマホール(東京都狛江市元和泉1-2-1)
※小田急線「狛江駅」北口から徒歩1分
・料金:入場無料
■「第4回 恵比寿映像祭 映像のフィジカル」
〜映像領域と芸術領域を横断するフェスティバル〜
東京都写真美術館全館を使い、展示、上映、 ライヴ・イヴェント、講演、トーク・セッションなどを複合的に行う「映像」と「アート」のフェスティバルです。平成20年度より、映像分野における創造活動の活性化と映像表現ジャンルを横断した芸術性の高い作品を紹介するとともに、多様な映像表現の在り方を問う場として開催しています。今年は「映像のフィジカル」をテーマに、映像を通じて体感する経験や知覚といった身体との関わりから映像を捉えなおす視点を、国内外の様々なアーティストの作品とともに、幅広く提示します。
[開催概要]
・日程:平成24年2月10日(金)〜26日(日)
・開館時間:10:00〜20:00 (休館日:月曜日)※26日のみ18:00まで
・会場:東京都写真美術館 及び 恵比寿ガーデンプレイス センター広場 他
・料金:入場無料 ※定員のある上映・イベントは有料
キッズ・ユース
■青少年のための舞台芸術体験プログラム
〜舞台芸術をまるごと楽しめるプログラム〜
東京文化会館で開催される国内外の一流オペラやバレエ、オーケストラ等の公演のゲネプロを、主催者の協力を得て、将来音楽家や舞台芸術家をめざす青少年をはじめ、公演に関心がある青少年を対象に公開します。質の高い舞台芸術に直接触れる機会を提供することによって、次世代を担う若者の舞台芸術に対する理解を深めることを目的としています。
[開催概要]
【公開ゲネプロ】
<東京バレエ団「ザ・カブキ」(日本舞台芸術振興会)>
日程:平成23年12月16日(金)
<都響スペシャル「第九」(東京都交響楽団)>
日程:平成23年12月24日(土)
<東京二期会オペラ劇場「ナブッコ」(東京二期会・日本演奏連盟)>
日程:平成23年2月16日(木)
東京アートポイント計画
■墨東まち見世2011
〜様々なアイデアで展開されるアートプロジェクト〜
「墨東まち見世2011」は、墨東エリアに息づく生活や文化の特徴を生かしたアートプロジェクトです。“気がつけば、お 向かいさんはアーティスト”をキャッチーコピーとして、ネットワークプロジェクト、100日プロジェクト、まち見世さんぽやまち見世塾など、多数のプロジェクトを実施しています。11月23日(水・祝)にはメイン会期を総括するネットワークパーティを開催。12月から来年3月までかけてアーティストと地域住人が協働して活動に取り組む100日プロジェクトを展開します。
[開催概要]
【墨東まち見世ネットワークパーティ】
・日程:平成23年11月23日(水・祝) 18:00〜21:00
・会場:現代美術製作所
【100日プロジェクト】
・日程:平成23年12月〜平成24年3月
・会場:墨東エリア各所
・アーティスト:谷山恭子
※その他、11月後半〜2月のプログラムについては、別紙「プログラム一覧」をご覧ください。
http://prtimes.jp/data/corp/3618/2caeab60696a233df0df14b79b3e271b.pdf
<東京文化発信プロジェクトとは>
東京文化発信プロジェクトは、「世界的な文化創造都市・東京」の実現に向けて、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPO等と協力して実施しているプロジェクトです。都内各地での文化創造拠点の形成や子供・青少年への創造体験の機会の提供により、多くの人々が新たな文化の創造に主体的に関わる環境を整えるとともに、国際フェスティバルの開催等を通じて、新たな東京文化を創造し、世界に向けて発信していきます。