国際NGOセーブ・ザ・チルドレン シリア難民への越冬支援事業を開始
[12/12/20]
提供元:PRTIMES
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〜レバノン・ベカー県で毛布や燃料を配布、幼稚園に暖房器具を提供〜
子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也/専務理事・事務局長:渋谷弘延)は、2012年12月13日よりレバノン東部ベカー県において、シリア難民家族と幼稚園を対象に越冬支援事業を開始しました。
2011年3月の反政府デモ以降、シリアは内戦状態に陥っており、レバノン、トルコ、ヨルダンなどの隣国に逃れたシリア難民の数は2012年12月16日現在で525,465人に上っています。特にレバノン政府は難民キャンプの設置を認めておらず、レバノン側に避難してきた難民のうち、頼る当てのない貧しい難民は支援が届きにくい同国東部・北部地域にとどまっています。特に寒さの厳しいベカー県にもシリア難民は流入していますが、難民家族には暖を取るための冬服や毛布が十分になく、また、暖房を持っていても燃料が買えない家庭が多いため、冬に対する備えが不十分であることが懸念されています。さらにシリア難民が居住する地域では、教育設備の不足が深刻です。難民の急な流入により未整備の空き部屋を急遽教室に変更して授業を行っている学校もありますが、その中には暖房器具がない教室が数多くあり、子どもたちは気温の低い環境で学習しています。
このような状況の中、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンはジャパン・プラットフォームからの助成を受けて、レバノン・ベカー県のシリア難民家族の中でも難民登録されていない難民家族を中心に、冬服、毛布、燃料、および住居修繕キットと引き換えることができる引換券を配布します。また、シリア難民の子どもたちが通う幼稚園に暖房器具とカーペットを配布し、子どもたちが暖かい環境で過ごせるよう支援します。
【事業概要】
◆支援地: レバノン東部ベカー県
◆実施期間: 2012年12月13日〜2013年2月1日
◆予算規模: 約2,000万円(ジャパン・プラットフォームからの助成金)
◆対象人数: 1.越冬支援セットの支給(冬服、毛布、燃料、住居修繕キット):延べ333世帯
2.幼稚園への暖房器具およびカーペットの配布:計21校(延べ99部屋)、子ども1,182人
子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(理事長:上野昌也/専務理事・事務局長:渋谷弘延)は、2012年12月13日よりレバノン東部ベカー県において、シリア難民家族と幼稚園を対象に越冬支援事業を開始しました。
2011年3月の反政府デモ以降、シリアは内戦状態に陥っており、レバノン、トルコ、ヨルダンなどの隣国に逃れたシリア難民の数は2012年12月16日現在で525,465人に上っています。特にレバノン政府は難民キャンプの設置を認めておらず、レバノン側に避難してきた難民のうち、頼る当てのない貧しい難民は支援が届きにくい同国東部・北部地域にとどまっています。特に寒さの厳しいベカー県にもシリア難民は流入していますが、難民家族には暖を取るための冬服や毛布が十分になく、また、暖房を持っていても燃料が買えない家庭が多いため、冬に対する備えが不十分であることが懸念されています。さらにシリア難民が居住する地域では、教育設備の不足が深刻です。難民の急な流入により未整備の空き部屋を急遽教室に変更して授業を行っている学校もありますが、その中には暖房器具がない教室が数多くあり、子どもたちは気温の低い環境で学習しています。
このような状況の中、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンはジャパン・プラットフォームからの助成を受けて、レバノン・ベカー県のシリア難民家族の中でも難民登録されていない難民家族を中心に、冬服、毛布、燃料、および住居修繕キットと引き換えることができる引換券を配布します。また、シリア難民の子どもたちが通う幼稚園に暖房器具とカーペットを配布し、子どもたちが暖かい環境で過ごせるよう支援します。
【事業概要】
◆支援地: レバノン東部ベカー県
◆実施期間: 2012年12月13日〜2013年2月1日
◆予算規模: 約2,000万円(ジャパン・プラットフォームからの助成金)
◆対象人数: 1.越冬支援セットの支給(冬服、毛布、燃料、住居修繕キット):延べ333世帯
2.幼稚園への暖房器具およびカーペットの配布:計21校(延べ99部屋)、子ども1,182人