CAEシミュレーションソフトウェア「STAR-CCM+(R)」最新版v10.04を世界同時リリース
[15/06/25]
提供元:PRTIMES
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STAR-CCM+ v10.04は計算固体力学の実装により エンジニアリングシミュレーションに大変革をもたらします
CD-adapcoは流体と構造の解析が統合された環境を初めて導入します。
2015年6月24日、ニューヨーク、ロンドン
エンジニアリング用CFDに重点を置いたCAEシミュレーションソフトウェアの世界最大級の独立系プロバイダーである米国CD-adapco(本社:米国ニューヨーク州メルビル)は、STAR-CCM+(R) (スター・シーシーエム・プラス)の最新バージョン10.04(以下、v10.04)のリリースをご案内いたします。最新のリリースは、Multidisciplinary Design exploration (MDX:複合領域設計最適化)によりお客様が『より良い設計を、より速く見つけ出す』ことを実現するという当社のビジョンにおいて大きな前進となります。
v10.04リリースのハイライトは、STAR-CCM+内において計算固体力学を可能とする、完全に新しい有限要素ベースの固体応力ソルバーです。このエンジニアリングでの飛躍的な進歩により、STAR-CCM+は、計算流体力学と計算固体力学を単独かつ使い勝手の良い完全統合の環境で提供する業界初のツールとなります。STAR-CCM+は固体・流体の相互作用問題をモデリングする最も効率的な手法を提供します。
当社のプロダクト・マネージメント上級副社長Jean-Claude Ercolanelliは次のように述べています。
『STAR-CCM+への計算固体力学の導入は、エンジニアリングシミュレーションの今後の方向性の観点において非常に重要なステップです。エンジニアは、単一のユーザーインターフェースと環境の中で流体と構造領域間のギャップを簡単に埋めることができます。以前は複数のツールといくつかのチームに渡る異なるスキルを使用することでのみ可能でした。この新しい計算固体力学の機能は同一のインターフェースを使用しており、追加のライセンスを必要としません。』
STAR-CCM+ v10.04は、v10の柱となるテクノロジー、ユーザーエクスペリエンスと生産性を通して、より究極的にお客様の競争力を高め、その市場に対し効果的な機能を提供するというv10のテーマを継承しています。
テクノロジー:STAR-CCM+への計算固体力学の導入に加え、v10.04のもう一つの大きな進歩は、固体熱伝導問題の感度解析を可能とする、固体エネルギーと結合された随伴法ソルバーの実装です。このソルバーは、共役熱伝達を含む問題の感度解析や最適化を実行するための随伴流ソルバーと組み合わせて使用することができます。この機能は、エンジニアが共役熱伝達の効果を含む設計プロセスの期間短縮を可能とする独自の機能です。
CADクライアントを通した基準ジオメトリデータ転送の導入により、CADパッケージからSTAR-CCM+へより多くのデータ転送が可能であり、また座標系と基準面の転送を含んでおり、自動的に更新時に同期されます。この機能向上により、STAR-CCM+の強みを利用しながら、CADの参照を基にした境界条件作成と結果処理が容易となります。
ユーザーエクスペリエンス:STAR-CCM+ v10.04は、22の新しいカラーマップを搭載しており、可視化のワークフローのさらなる効率化と、効果的な可視化を通して解析結果への理解をさらに深めることができます。
設計探査サイクル間のモニタリングと制御の改善のため、v10.04ではOptimate™のインターフェースに新しいタブを搭載します。このタブでは、設計プロセスの中で解析の進捗をライブで確認できます。これにより、設計の進捗がどうなっているかや必要に応じたトラブルシューティングを可能とする瞬時のフィードバックを提供することで、エンジニアリングに要する時間を短縮します。
STAR-CCM+ v10.04では解析の中で特定の目的のために適切にまとめられたカスタマイズサマリを作成することを可能とする、カスタムサマリレポートも機能強化として追加されました。これにより、エンジニアはファイルを開くことなく解析ファイルの内容をすばやく評価することができ、異なる解析の結果と比較することができます。
生産性:v10.04における独自の生産性の改善は、解履歴のための境界データ出力の導入にあります。この機能は、解履歴ファイルのサイズを減少し、境界のデータのみを保存することにより全体のパフォーマンスを向上します。
大幅に生産性を向上するv10.04のもう一つの新機能は、海洋産業におけるシンクやトリム計算のための平衡DFBIモーションタイプです。本機能は、力とモーメントのバランスが最終的に平衡状態で存在する状況に適切であり、時間に正確な非定常自由運動シミュレーションと比較して、計算コストを劇的に削減します。
STAR-CCM+ v10.04には、CD-adapcoのユーザー限定の革新的フォーラムであるIdeaStormに投稿された機能要望から引用された多くの新機能を含んでいます。当社は、ソフトウェア製品に当社のビジョンを反映するとともに、お客様が今抱えているニーズに確実にお応えするために、毎年3回のメジャーリリースを行っています。
※新機能およびそのメリットは当社のブログ(http://www.cd-adapco.com/blog)にて詳細を公開しています。
CD-adapcoについて
CD-adapco (www.cd-adapco.com) はエンジニアリング用CFD・CAEシミュレーションソフトウェアの世界最大級の独立系プロバイダーです。当社の主要製品は最先端テクノロジーシミュレーションパッケージであるSTAR-CCM+(R)とSTAR-CD(R)です。事業範囲はCFDソフトウェア開発にとどまらず、流体解析、熱伝達や応力解析まで幅広いCAE エンジニアリングサービスを網羅しています。当社のミッションは「エンジニアリングシミュレーションソフトとサービスのアプリケーションを通して、革新をもたらし、コストを削減」することです。
独立系企業であるCD-adapcoの売り上げ成長率は過去5年以上の統計で前年比15%以上であり、世界各地にある40のオフィスでは900名以上の才能ある人間が働いています。
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CD-adapcoは流体と構造の解析が統合された環境を初めて導入します。
2015年6月24日、ニューヨーク、ロンドン
エンジニアリング用CFDに重点を置いたCAEシミュレーションソフトウェアの世界最大級の独立系プロバイダーである米国CD-adapco(本社:米国ニューヨーク州メルビル)は、STAR-CCM+(R) (スター・シーシーエム・プラス)の最新バージョン10.04(以下、v10.04)のリリースをご案内いたします。最新のリリースは、Multidisciplinary Design exploration (MDX:複合領域設計最適化)によりお客様が『より良い設計を、より速く見つけ出す』ことを実現するという当社のビジョンにおいて大きな前進となります。
v10.04リリースのハイライトは、STAR-CCM+内において計算固体力学を可能とする、完全に新しい有限要素ベースの固体応力ソルバーです。このエンジニアリングでの飛躍的な進歩により、STAR-CCM+は、計算流体力学と計算固体力学を単独かつ使い勝手の良い完全統合の環境で提供する業界初のツールとなります。STAR-CCM+は固体・流体の相互作用問題をモデリングする最も効率的な手法を提供します。
当社のプロダクト・マネージメント上級副社長Jean-Claude Ercolanelliは次のように述べています。
『STAR-CCM+への計算固体力学の導入は、エンジニアリングシミュレーションの今後の方向性の観点において非常に重要なステップです。エンジニアは、単一のユーザーインターフェースと環境の中で流体と構造領域間のギャップを簡単に埋めることができます。以前は複数のツールといくつかのチームに渡る異なるスキルを使用することでのみ可能でした。この新しい計算固体力学の機能は同一のインターフェースを使用しており、追加のライセンスを必要としません。』
STAR-CCM+ v10.04は、v10の柱となるテクノロジー、ユーザーエクスペリエンスと生産性を通して、より究極的にお客様の競争力を高め、その市場に対し効果的な機能を提供するというv10のテーマを継承しています。
テクノロジー:STAR-CCM+への計算固体力学の導入に加え、v10.04のもう一つの大きな進歩は、固体熱伝導問題の感度解析を可能とする、固体エネルギーと結合された随伴法ソルバーの実装です。このソルバーは、共役熱伝達を含む問題の感度解析や最適化を実行するための随伴流ソルバーと組み合わせて使用することができます。この機能は、エンジニアが共役熱伝達の効果を含む設計プロセスの期間短縮を可能とする独自の機能です。
CADクライアントを通した基準ジオメトリデータ転送の導入により、CADパッケージからSTAR-CCM+へより多くのデータ転送が可能であり、また座標系と基準面の転送を含んでおり、自動的に更新時に同期されます。この機能向上により、STAR-CCM+の強みを利用しながら、CADの参照を基にした境界条件作成と結果処理が容易となります。
ユーザーエクスペリエンス:STAR-CCM+ v10.04は、22の新しいカラーマップを搭載しており、可視化のワークフローのさらなる効率化と、効果的な可視化を通して解析結果への理解をさらに深めることができます。
設計探査サイクル間のモニタリングと制御の改善のため、v10.04ではOptimate™のインターフェースに新しいタブを搭載します。このタブでは、設計プロセスの中で解析の進捗をライブで確認できます。これにより、設計の進捗がどうなっているかや必要に応じたトラブルシューティングを可能とする瞬時のフィードバックを提供することで、エンジニアリングに要する時間を短縮します。
STAR-CCM+ v10.04では解析の中で特定の目的のために適切にまとめられたカスタマイズサマリを作成することを可能とする、カスタムサマリレポートも機能強化として追加されました。これにより、エンジニアはファイルを開くことなく解析ファイルの内容をすばやく評価することができ、異なる解析の結果と比較することができます。
生産性:v10.04における独自の生産性の改善は、解履歴のための境界データ出力の導入にあります。この機能は、解履歴ファイルのサイズを減少し、境界のデータのみを保存することにより全体のパフォーマンスを向上します。
大幅に生産性を向上するv10.04のもう一つの新機能は、海洋産業におけるシンクやトリム計算のための平衡DFBIモーションタイプです。本機能は、力とモーメントのバランスが最終的に平衡状態で存在する状況に適切であり、時間に正確な非定常自由運動シミュレーションと比較して、計算コストを劇的に削減します。
STAR-CCM+ v10.04には、CD-adapcoのユーザー限定の革新的フォーラムであるIdeaStormに投稿された機能要望から引用された多くの新機能を含んでいます。当社は、ソフトウェア製品に当社のビジョンを反映するとともに、お客様が今抱えているニーズに確実にお応えするために、毎年3回のメジャーリリースを行っています。
※新機能およびそのメリットは当社のブログ(http://www.cd-adapco.com/blog)にて詳細を公開しています。
CD-adapcoについて
CD-adapco (www.cd-adapco.com) はエンジニアリング用CFD・CAEシミュレーションソフトウェアの世界最大級の独立系プロバイダーです。当社の主要製品は最先端テクノロジーシミュレーションパッケージであるSTAR-CCM+(R)とSTAR-CD(R)です。事業範囲はCFDソフトウェア開発にとどまらず、流体解析、熱伝達や応力解析まで幅広いCAE エンジニアリングサービスを網羅しています。当社のミッションは「エンジニアリングシミュレーションソフトとサービスのアプリケーションを通して、革新をもたらし、コストを削減」することです。
独立系企業であるCD-adapcoの売り上げ成長率は過去5年以上の統計で前年比15%以上であり、世界各地にある40のオフィスでは900名以上の才能ある人間が働いています。
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