アイケアカンパニーのメガネスーパー、「ロービジョンケア」への取り組みを強化
[16/08/26]
提供元:PRTIMES
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アイケアカンパニーのメガネスーパー(http://www.meganesuper.co.jp/)では、社会の?齢化が進む中でますます重要なキーワードとなっている「ロービジョンケア」への取り組みを強化するとともに、「ロービジョン」ケア用品の取り扱いを拡大してまいります。
アイケアカンパニー・メガネスーパーは、最先端のアイケアを通じて、より多くの方々のQOL(Quality of Life…生活の質、人生の質)を向上させることを目指しています。
新たに取り組み始めた「ロービジョンケア」という言葉は、一般にはまだあまり知られていませんが、社会の高齢化が進む中でますます重要なキーワードとなってきています。
今回は、「ロービジョン」の現状と最新のアイケアについてご紹介します。
※詳細に関しましては、「2016年08月26日 メガネスーパー_アイケア研究所レポート_Vol.12」をご覧くださいさい。(http://www.meganesuper.co.jp/press/eyecarereport_12/)
■ロービジョンとは
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<「視覚」と「ロービジョン」>
視覚(モノを見る機能)とは、視力(モノを見分ける力)、視野(モノを同時に見渡せる範囲)、色覚(色を識別する感覚)の3要素から成り立っています。この3要素のどれかが障害される、あるいは複合的に障害されることで、視覚は低下してしまいます。ロービジョンとは、全盲とまではいかないまでも、何らかの視覚障害によって日常生活に不自由を感じており、なおかつメガネやコンタクトレンズだけでは視力矯正が困難な状態をいいます。
<色覚特性という、もうひとつのロービジョン>
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私たちの眼は、さまざまな色を、赤、青、緑の3色の組み合わせとして感じているのです。「色覚特性」とは、通常(多数派)は、赤100:緑100:青100の割合でバランスよく色を感じているものが、たとえば赤60:緑100:青100というように色の感度がアンバランスな状態にある眼の特性をいいます。こうした色覚の特性を持つ方(少数派)は、日本では男性で20人に1人、女性は500人に1人全体で300万人以上存在するといわれています。
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また、2003年度から、小学校での健康診断に義務付けられていた色覚検査が廃止され、現在では任意での検査となっていることから本人はもとより、ご家族や周囲の方も色覚異常があることを知らないことが増えています。まず、自分がどんな色が見えにくいかを自覚し、色の誤りをしないよう、対策を講じておくことも大切です。
<大人の「ロービジョン」は早期発見が大切>
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成人してからの「ロービジョン」は、主に眼の病気が原因です。主に「緑内障」や「糖尿病性網膜症」「網膜色素変性症」「加齢黄斑変性症」「網膜はく離」などが原因ですが、いずれも自覚症状がほとんどないため、治療せずに長期間放置していて「失明」に至ることも珍しくありません。なかでも、日本の失明原因第1位の「緑内障」は、40才以上の30人に1人の割合で発病し、8割の人は発病が未発見のまま放置されているといいます。「緑内障」は、一般に発症してから失明まで10年〜20年程度かかるもので、少しずつ視野が狭くなり、進行すると視野はほとんど中央のみで、視力も低下したロービジョン状態となります。早期発見によって失明のリスクは小さくなるので、定期検査を行うことや、少しでも異変があればすぐ専門眼科医の診療を受けることをお勧めします。
■ロービジョンケアとは
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ロービジョンの人が、たとえわずかでも残された視機能を最大限に活用して、可能な限り自立した快適な生活を送れるよう支援することを「ロービジョンケア」といいます。視覚障害によって身体障害者手帳を取得すると、視覚を補助する用具の購入時に補助金を受けることができるのもそのひとつです。
用具を購入する際の手続きは、右図のようになります。補助用具については、「弱視眼鏡給付指定店」となっているメガネ専門店で購入することができます。
■メガネスーパーが提供する、ロービジョンケア用品
メガネスーパーでは、ルーぺ、遮光眼鏡、携帯型拡大読書器などのロービジョンケア用品をご用意しています。視力検査のみならず、色覚検査や世代別検査を含めた独自のトータルアイ検査など、生活環境や眼の状態などのヒアリングを通じて、お客様に応じた最適な商品をご提案しています。
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<メガネスーパーがお勧めする色覚補正レンズ>
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メガネスーパーでは、色覚特性のある方には色覚補正レンズ(ネオダルトン社製)の使用をお勧めしています。色覚補正レンズとは、光干渉法により感度の強すぎる色の光をカットし、それぞれに適したフィルターを製作し、メガネとして使用するものです。(2011年全米眼科医学会発表による資料)色覚補正レンズは、それぞれ異なる色覚異常のタイプと程度に対応する32種類のレンズを用意しており、全体の98%の人の補正が可能となっています。
メガネスーパーは、アイケアカンパニーとして、さまざまな眼のお悩みやご要望に取り組み、眼の健康寿命延伸に繋がるベストソリューションの提供を目指しています。経験豊富な専門スタッフが、正確な眼の検査から、眼の状態や生活環境、用途に応じたレンズ・フレームの選択やメガネの設計まで、アイケアの観点からお客様にとってベストなメガネ作りをサポートします。