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港区、公立保育園15園にてICTシステムコドモン導入決定

こども施設業務サポートサービス「CoDMON」導入でさらなる保育の質向上を実現する

株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)は、港区内の公立保育園15園において、当社が展開するこども施設業務サポートサービス「CoDMON」(以下:コドモン)の導入が決定したことをお知らせいたします。

港区では2019年3月より段階的に試験運用を開始し、新年度より正式運用を予定しています。





[画像1: https://prtimes.jp/i/40113/6/resize/d40113-6-781146-0.jpg ]

◎「保育士の負担が大きい」課題に着目
港区では年々こどもの人口が増加しており、保育園に入れない「待機児童」の解消が課題となっていました。そこで港区では平成27年度から平成31年度にかけて認可保育園の定員を約1,700名分増員するなど、解決に向けて対策を進めてきました。

待機児童ゼロを実現するには、保育士不足、並びに保育士の働き方改革が不可欠です。これまでも港区では保育士を確保するための施策として「保育従事職員の宿舎借り上げ等支援事業」を行っており、今回のコドモン導入で保育士の業務負担を軽減し、さらなる働き方改革を推進します。

保育士の業務には、手書きでの書類作成など効率化されていない事務作業が多くあり、この作業時間がこどもと関わる時間を圧迫していました。保育士とこどもが過ごす時間は保育の「質」に影響を与えることからも、早急な保育士の働き改革が求められています。

港区では事務作業を効率化し、保育士がこどもと触れ合う時間のさらなる充実や、保護者の負担軽減をめざし、コドモン導入を決定しました。

◎保育ICTシステムで保育士の負担軽減へ
保育ICT化は、平成29年に内閣府から発表された「子育て安心プラン」の中でも保育士の業務負担軽減のための施策として推奨されており、全国の保育園でICTシステムの導入が進んでいます。

以下引用
" 登降園管理などの管理システム導入により、給付事務、監査事務などの書類を作成するのにかかる時間が削減されるほか、保育士等が実際に児童と接する場面でも適切な活用がなされることにより、業務が効率化され、保育士等の勤務環境の改善につながると考えられる。実際に、ICT化されている(できる)業務では、負担感が軽減する傾向が見受けられ、慌ただしい業務から解放され子どもに向き合う時間が増えたという声も聞かれているが、この点については実証事業でも検証を行っている。
また、ICT化が進むことで保育環境等の記録がデータベースとして蓄積されることが考えられる。その結果、保育事業者等は、当該データベースを利活用することで、提供する保育の「質」の検証等を行うことが可能となり、より良い保育提供のための創意工夫の手助けとなる。また、良い保育を実践しているということを対外的PRに活用でき、そのことが、保育事業者が ICT化に取り組む意欲にもつながると考えられる。 "
(経済産業省 保育現場のICT化・自治体手続等標準化検討会報告書より 平成30年2月5日 
https://www.meti.go.jp/press/2017/03/20180330003/20180330003-2.pdf)

" 早くから保育所を教育施設と位置付け、幼稚園と保育所の所管省庁を一元化するなど、先進的な保育政策で注目されるニュージーランドは、2005年に国が保育分野におけるICTの活用の在り方に関して枠組みを示し、保育者がICTの使い方を学び、さらにはICTを子どもの学習に効果的に使う方法の習得を目指しました。
現在保育者・事業者レベルでは、児童管理システム(Student Management System)が8割以上の保育施設で導入され事務負担軽減に貢献しており、ICTが国の情報収集、保育者の研修、親への情報提供、子どもの学習など、広範に活用されています。 "
(株式会社日本総合研究所 ニュージーランドの保育におけるICTの活用とわが国への示唆より
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/9942.pdf)

コドモンが正式リリースされた2015年以降、2016年には約500、2017年には約1,500と導入数を増やし、2019年4月には全国約3,200以上の施設でコドモンが利用されています。

現在全国に保育園は34,763園(厚生労働省発表資料「保育所等関連状況取りまとめ 平成30年4月1日」より)あり、今後より多くの施設でコドモンが導入されることにより、保育業界の業務改善が加速し、保育士の確保だけでなく、保育の質向上にも十分な効果を発揮することが期待されます。

【港区におけるコドモン導入機能(抜粋)】
●園児台帳
園児の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定及び家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、あらゆる園児毎に情報を一元管理する事ができます。

●登降園管理
これまで保育士が手書きで記録していた園児の登降園記録を、ICカードやタッチパネルを使った打刻機能で自動管理に。保育料の計算とも連携します。

●帳票作成
年齢や項目毎に整理された3,000以上の文例を参考にしながら入力することが可能に。園独自の書式もエクセルのデータを登録することでテンプレート化することができます。さらに一度記入した指導案は蓄積され、質の向上にも寄与します。


【株式会社コドモン 会社概要】
◆所在地:東京都港区三田3丁目1−4 Net1.三田ビル4F
◆資本金:68,250,000円
◆代表者:代表取締役 小池義則
◆事業内容:保育業務支援システムの開発・提供。2019年4月時点で、全国約3,200園に導入済み(ご参考:2018年度 特定地域型保育事業を含む全国保育所数は34,763園)
◆サービスHP:https://www.codmon.com/
[画像2: https://prtimes.jp/i/40113/6/resize/d40113-6-923173-1.png ]


【こども施設業務サポートサービス CoDMON」
「CoDMON」は園長や保育士の日々の業務負担軽減を目的とした、こども施設業務サポートサービスです。ICT化によって指導案や日誌の作成、園児毎の登降園管理や保育料計算、請求管理、さらには保護者連絡まで、一貫してサポートしています。


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=xEmIiuWJFWM ]
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