フジコー、大学、北九州市の産学官連携で「北九州感染対策施設構築&実証プロジェクト」を立ち上げ
[21/08/24]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
〜フジコー抗ウイルス製品を介護施設や障害者施設等に設置し、感染防止の有効性を検証〜
株式会社フジコー(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:萩尾 寿昭 以下フジコー)は、国立大学法人九州大学(以下九州大学)の大学院農学研究院 片倉 喜範 教授、土居 克実 教授、及び、北九州市との産学官連携の体制で、ウィズコロナ時代の感染防止対策に対応した施設(介護施設を対象)を構築し、感染症等に関する実証テストを実施するプロジェクトを立ち上げました。
具体的には、九州大学、北九州市ほか、関係者の協力を得て、介護施設等に空気消臭除菌装置や消臭除菌床タイル等の抗菌・抗ウイルス製品を設置(具体的には、同じ建屋構造で同じ運用を行っている2つの生活ユニットの内の1ユニットに設置)。長期間にわたって(3年程度を想定)、臨床データ等を取得することで、これらの製品を使用した環境の、感染防止対策の有効性を検証します。今回の実証テストの条件に合致し、かつご協力いただける施設を既に2施設選定させて頂いており、施設側と具体的な施工やデータ収集方法等の準備を行っているところです。
■モデル対象施設(介護施設等)への抗菌・抗ウイルス製品の施工・設置イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-e32f062d705f8a630f8b-9.jpg ]
■本プロジェクトの目的
現在のコロナ対策は、「3密防止」「マスク着用」「手洗い励行」「消毒作業」といった、各個人の行動に依存するものが中心となっています。その中で、施設自体も、より安全なものに改善していく必要があると考え、コロナ以降の長期的な感染防止対策を見据えた上で、フジコーの抗菌・抗ウイルス製品及びその技術が貢献できないかと検証することが目的です。
■本プロジェクトの特徴
現在、世の中には感染防止に関する様々な商品が流通しており、その有効性に関するデータが提示されていますが、それらは研究所内におけるテストデータであり、現場の環境データや、そこに居住する人に関する臨床データは、ワクチンなどの医薬品や医療機器を除き、ほとんど示されていないのが実状です。現場では、様々なバイアス(データに影響を与える様々な要素・・・個人差、施設外活動の差、気候変化など)がある為、特に臨床データについては、有効性を実証するのは容易ではありません。しかし今回の取り組みではそこにあえて踏み込み、感染防止対策製品を設置したリアルな環境下で、「当該製品が実際に施設内の感染率低下に有効かどうか」を検証します。
実証テストで、感染防止対策の有効性が示された場合、当該施設を「北九州モデル施設」とし、実証テストのデータ等の情報を開示することで、全国の類似施設の感染防止対策に貢献したいと考えています。
■対象施設
今回、ご協力頂けることになった施設は次の2施設です。
・社会福祉法人 援助会 聖ヨゼフの園 グループホーム
北九州市八幡西区鷹見台1丁目4−17
・社会福祉法人 春秋会 好日苑 大里の郷 グループホーム
北九州市門司区大里戸ノ上4-1-40
■施工・設置するフジコー対象製品例
[画像2: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-59ed663edc22ec5b3e13-10.jpg ]
■測定するデータ
1.ラボデータ
・対象製品に関し、主要な菌・ウイルスで未測定のもの
2.環境データ
・現場の床やテーブル等に付着している菌・ウイルスの数
・現場に浮遊している菌・ウイルスの数
3.臨床データ
・入居者の感染病発症者数(インフルエンザ、コロナ等)
・発熱者数
■施工・設置・測定時期
・2021年10月までに、対象2施設の現状の環境データ測定。
・2021年11月までに施工。
・2021年12月から測定開始。(3年間を想定)
■体制と役割
[画像3: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-d215bc63fb8378b33cb2-8.jpg ]
■各参画団体等概要
【フジコー会社概要】
・会社名:株式会社フジコー
・創立:1952年4月
・所在地:福岡県北九州市戸畑区中原西2丁目18-12
・代表取締役社長:萩尾 寿昭
・事業内容:複合金属製品(ロール製品・原料工程向製品)、環境プラント向製品の製造・販売・補修、操業関連作業、産業機械等の設計・製作・据付、光触媒製品の製造・販売
・会社URL:https://www.kfjc.co.jp/
【九州大学 教授 片倉喜範 略歴】
・1994年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了
・1994年 九州大学大学院農学研究科助手
・1997年 九州大学大学院農学研究科助教授
・2020年 九州大学大学院農学研究院教授
【九州大学 教授 土居克実 略歴】
・1992年 九州大学大学院農学系研究科遺伝子資源工学専攻修士課程修了
・1993年 九州大学農学部附属遺伝子資源研究センター教務員
・1996年 九州大学大学院農学博士取得
・2016年 九州大学大学院農学研究院教授
【北九州市立八幡病院 院長 伊藤重彦 略歴】
・1978年長崎大学医学部卒業。2019年に八幡病院 院長、感染対策研修センター長に就任
・専門は地域感染対策、メディカルコントロール体制、災害医療等
・現在、NPO法人KRICT(北九州地域感染制御ティーム)副理事長、北九州地域救急業務メディカルコントロール協議会 会長等を兼務している。
【北九州産業学術推進機構 概要】
・財団名:公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)
・所在地:北九州市若松区ひびきの2-1
・理事長:松永 守央
・財団URL:https://www.ksrp.or.jp/fais/
■記者会見時の出席者集合写真
[画像4: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-86cea83c187296d0f72e-11.jpg ]
(写真左から)
公益財団法人北九州産業学術推進機構理事長 松永守央、北九州市長 北橋健治、株式会社フジコー代表取締役社長 萩尾寿昭、地方独立行政法人北九州市立病院機構八幡病院院長 伊藤重彦、(オンライン参加スクリーン内:国立大学法人九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門 片倉 喜範 教授、土居 克実 教授)
株式会社フジコー(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:萩尾 寿昭 以下フジコー)は、国立大学法人九州大学(以下九州大学)の大学院農学研究院 片倉 喜範 教授、土居 克実 教授、及び、北九州市との産学官連携の体制で、ウィズコロナ時代の感染防止対策に対応した施設(介護施設を対象)を構築し、感染症等に関する実証テストを実施するプロジェクトを立ち上げました。
具体的には、九州大学、北九州市ほか、関係者の協力を得て、介護施設等に空気消臭除菌装置や消臭除菌床タイル等の抗菌・抗ウイルス製品を設置(具体的には、同じ建屋構造で同じ運用を行っている2つの生活ユニットの内の1ユニットに設置)。長期間にわたって(3年程度を想定)、臨床データ等を取得することで、これらの製品を使用した環境の、感染防止対策の有効性を検証します。今回の実証テストの条件に合致し、かつご協力いただける施設を既に2施設選定させて頂いており、施設側と具体的な施工やデータ収集方法等の準備を行っているところです。
■モデル対象施設(介護施設等)への抗菌・抗ウイルス製品の施工・設置イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-e32f062d705f8a630f8b-9.jpg ]
■本プロジェクトの目的
現在のコロナ対策は、「3密防止」「マスク着用」「手洗い励行」「消毒作業」といった、各個人の行動に依存するものが中心となっています。その中で、施設自体も、より安全なものに改善していく必要があると考え、コロナ以降の長期的な感染防止対策を見据えた上で、フジコーの抗菌・抗ウイルス製品及びその技術が貢献できないかと検証することが目的です。
■本プロジェクトの特徴
現在、世の中には感染防止に関する様々な商品が流通しており、その有効性に関するデータが提示されていますが、それらは研究所内におけるテストデータであり、現場の環境データや、そこに居住する人に関する臨床データは、ワクチンなどの医薬品や医療機器を除き、ほとんど示されていないのが実状です。現場では、様々なバイアス(データに影響を与える様々な要素・・・個人差、施設外活動の差、気候変化など)がある為、特に臨床データについては、有効性を実証するのは容易ではありません。しかし今回の取り組みではそこにあえて踏み込み、感染防止対策製品を設置したリアルな環境下で、「当該製品が実際に施設内の感染率低下に有効かどうか」を検証します。
実証テストで、感染防止対策の有効性が示された場合、当該施設を「北九州モデル施設」とし、実証テストのデータ等の情報を開示することで、全国の類似施設の感染防止対策に貢献したいと考えています。
■対象施設
今回、ご協力頂けることになった施設は次の2施設です。
・社会福祉法人 援助会 聖ヨゼフの園 グループホーム
北九州市八幡西区鷹見台1丁目4−17
・社会福祉法人 春秋会 好日苑 大里の郷 グループホーム
北九州市門司区大里戸ノ上4-1-40
■施工・設置するフジコー対象製品例
[画像2: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-59ed663edc22ec5b3e13-10.jpg ]
■測定するデータ
1.ラボデータ
・対象製品に関し、主要な菌・ウイルスで未測定のもの
2.環境データ
・現場の床やテーブル等に付着している菌・ウイルスの数
・現場に浮遊している菌・ウイルスの数
3.臨床データ
・入居者の感染病発症者数(インフルエンザ、コロナ等)
・発熱者数
■施工・設置・測定時期
・2021年10月までに、対象2施設の現状の環境データ測定。
・2021年11月までに施工。
・2021年12月から測定開始。(3年間を想定)
■体制と役割
[画像3: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-d215bc63fb8378b33cb2-8.jpg ]
■各参画団体等概要
【フジコー会社概要】
・会社名:株式会社フジコー
・創立:1952年4月
・所在地:福岡県北九州市戸畑区中原西2丁目18-12
・代表取締役社長:萩尾 寿昭
・事業内容:複合金属製品(ロール製品・原料工程向製品)、環境プラント向製品の製造・販売・補修、操業関連作業、産業機械等の設計・製作・据付、光触媒製品の製造・販売
・会社URL:https://www.kfjc.co.jp/
【九州大学 教授 片倉喜範 略歴】
・1994年 東京大学大学院農学系研究科博士課程修了
・1994年 九州大学大学院農学研究科助手
・1997年 九州大学大学院農学研究科助教授
・2020年 九州大学大学院農学研究院教授
【九州大学 教授 土居克実 略歴】
・1992年 九州大学大学院農学系研究科遺伝子資源工学専攻修士課程修了
・1993年 九州大学農学部附属遺伝子資源研究センター教務員
・1996年 九州大学大学院農学博士取得
・2016年 九州大学大学院農学研究院教授
【北九州市立八幡病院 院長 伊藤重彦 略歴】
・1978年長崎大学医学部卒業。2019年に八幡病院 院長、感染対策研修センター長に就任
・専門は地域感染対策、メディカルコントロール体制、災害医療等
・現在、NPO法人KRICT(北九州地域感染制御ティーム)副理事長、北九州地域救急業務メディカルコントロール協議会 会長等を兼務している。
【北九州産業学術推進機構 概要】
・財団名:公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)
・所在地:北九州市若松区ひびきの2-1
・理事長:松永 守央
・財団URL:https://www.ksrp.or.jp/fais/
■記者会見時の出席者集合写真
[画像4: https://prtimes.jp/i/45600/7/resize/d45600-7-86cea83c187296d0f72e-11.jpg ]
(写真左から)
公益財団法人北九州産業学術推進機構理事長 松永守央、北九州市長 北橋健治、株式会社フジコー代表取締役社長 萩尾寿昭、地方独立行政法人北九州市立病院機構八幡病院院長 伊藤重彦、(オンライン参加スクリーン内:国立大学法人九州大学大学院農学研究院生命機能科学部門 片倉 喜範 教授、土居 克実 教授)