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発酵を中心とした"暮らしの学び"を体験する商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」が、滋賀県長浜市に12月23日グランドオープン。

醸造室、チーズ製造室、味噌熟成庫に喫茶室、ストア、ギャラリー、体験教室に図書印刷室まで。

これまでの商業開発ではない、文化事業開発を目指して、株式会社湖北ライフスタイル研究所(滋賀県長浜市)とプロデューサー、事業パートナーが連携し、商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」を開業します。運営は湖のスコーレ株式会社(滋賀県長浜市)が行います。




[画像1: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-7900f0125d90b5117a3c-0.jpg ]

大きな湖をふところに抱えた滋賀県では、親しみと敬意を込めて、琵琶湖を「うみ」と呼びます。水辺は生き物のすみかであり、子どもたちの遊び場。この豊かな水源から米や野菜が育ち、さらに味噌や酒などの発酵食品が作られてきました。

環境を守ることにただ意識を向けるのではなく、この大きな循環の中に自分の暮らしがあると認識することが、琵琶湖の生態系や身近な環境を良くすることへと繋がっているのです。


スコーレとは、ギリシャ語で「学校」を意味する言葉。「湖のスコーレ」は、この土地に根付く暮らしの知恵を学ぶ場所でもあります。

その特徴は、豊かな自然やそこでものを作る生産者との距離が近く、施設の中に製造室を持つことで、スタッフ自身が作り手として、ものの良さを伝えられるところ。訪れた人は、ここで作られたものを使い、味わい、体験することを通して、それぞれの生活に持ち帰ることができます。


見たことのない本を開き、製造を体験し、自分の暮らしに関わっているものや人を一歩深く知ることで、さらに学びたいという想いが生まれていく。つくる人も、買う人も、売る人も、何かを感じることができる小さな学びのきっかけが、ここからはじまります。

■施設紹介
・醸造室
滋賀県は、環境保全型農業が耕地面積に占める割合が全国で最も高く、琵琶湖の豊富な水源を背景として、米作りが盛んに行われてきた地域。醸造室では、志高く土と稲に向き合っている生産者の米を使い、醸造家のハッピー太郎さんが麹室で手作りした完熟糀から、味噌や甘酒、どぶろく醸造(※1)を行います。さまざまな発酵食品を、出来上がるまでの醸造過程や喫茶室での飲食を通して楽しむことができるのもスコーレの特徴。“マイ味噌”の製造・熟成など、ハッピー太郎さんに直接話を聞きながら発酵を学ぶ体験ワークショップも実施します。
※1 酒造免許取得後に製造予定。


[画像2: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-ce7e9faf7ab1a8d22512-9.png ]


・チーズ製造室
自社飼育した牛から搾乳し、チーズ加工を行う古株牧場による監修のチーズ製造室では、搾りたての生乳を牧場から搬入し、施設内でチーズの製造を行います。古株牧場の古株つや子さん指導のもと、湖北地方の発酵・醸造文化を取り入れたオリジナルのチーズを開発。喫茶室で提供するハンバーガーやチーズケーキなどのメニューにも施設内で作ったチーズを使用し、その食べ方や素材との相性を学んだ上で、商品を買って帰ることができます。


[画像3: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-04319aab68941d9c4031-10.png ]


・喫茶室
チーズや味噌、どぶろく(※1)などを中心に、滋賀県内の食材を使ったメニューを展開する喫茶室。施設内で作ったチーズや郷土料理の鮒鮨、滋賀県の特産品である近江牛などを使ったスペシャルハンバーガーは、兵庫県芦屋市にある「メツゲライ クスダ」の楠田裕彦シェフが監修。他にもドリアやカレー、季節のスープなど、あたらしい定番の喫茶メニューが並びます。また、店内には「自然と共生する暮らしの生態系」をテーマに、東京恵比寿の書店「POST」の中島佑介さんが世界中から集めた本が並ぶ小さなライブラリーも。中庭に茂る樹々を眺めながら、ゆっくりとした時間を感じていただけます。
※1 酒造免許取得後に製造予定。
[画像4: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-a1a6b6b0bb9847d192b9-11.png ]


・発酵スタンド
通りに面した一角に建つのは、発酵をテーマにしたテイクアウト型の「発酵スタンド」。フードディレクションやメニュー監修などを行う「南風食堂」の三原寛子さんによる、発酵食材を使った数種類の肉まんや、発酵茶を使ったドリンクメニューなどが揃います。長浜旧市街の街並みを巡りながらの食べ歩きや、小さな客席での小休止にもおすすめです。

・ストア
奈良県の「くるみの木」が、湖のスコーレのために全国から集め、また新たに開発した商品が、およそ200坪のストアを埋め尽くします。家具やファッション、生活道具からアンティークまで、それらは全て、ひとりひとりの生産者の存在を実感できる商品。ストアの一角では、各地の商品を集めたギャラリーで展示販売も行います。湖のスコーレ全体の店内音楽は、レゾナンスミュージックの吉本宏さんによる選曲。生態系の豊かさを感じる音楽が流れ、学校のピロティのように休憩したり、交流したりしながら、誰もがゆるやかに過ごせる店内構成になっています。


[画像5: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-ce133ccc8b1d32b20e18-15.png ]


・体験教室
チーズや味噌などの製造を体験できるワークショップ、滋賀県の郷土食や地域食材の使い方を学ぶ教室、「くるみの木」の石村由起子氏監修による、全国の料理研究家の方たちの料理教室、時には作陶体験や藁細工などのクラフトワークショップまで、食の分野を中心にさまざまな体験プログラムを実施。ドイツのメーカー「Miele」の家電を取り入れたキッチン付きの体験教室はレンタルスペースとしてご利用いただくことも可能です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-bac3ee6ac3aa199b4224-13.png ]



・図書印刷室
紙や本という存在は、ただ情報を伝えるのではなく、手触りや匂い、汚れや傷さえも含めて、人の五感に響く情報が生まれていくもの。彦根市の「ミッツファインブックストア」がセレクトする新刊書籍と、湖のスコーレのプロデューサー石村由起子、相馬夕輝が集めた古書が並ぶおよそ3000冊の書籍コーナーには、環境に配慮した米糠油のライスインクを使った「リソグラフ印刷機」を設置した印刷室も併設。印刷ワークショップの開催や展示などを通して、地域の子どもたちやお客様に、創意工夫を込めて何かを伝える楽しみを体験していただける機会をつくります。
[画像7: https://prtimes.jp/i/70299/7/resize/d70299-7-a62a3ba993a9ea7f14a7-12.png ]


・ギャラリー
滋賀県では、地域の福祉施設の取り組みとして、アウトサイダーアートやアールブリュットと呼ばれる制作活動に早くから力を入れてきたという歴史があります。図書印刷室の2階にあるギャラリーでは、さまざまな制作活動が各方面から注目されている「やまなみ工房」のみなさまにご協力いただき、ユニークな作品たちとその時間の経過をたっぷりと感じていただけるアートの展示販売を実施。この場を通して、滋賀県内外のさまざまな地域や福祉施設とも連携した発展に繋げていける交流の場を目指しています。

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買う人も、売る人も、つくる人も。
誰もが学びながら、より良く成長していることを感じられる場所。

すこやかに生きるための暮らしの学びが、ここからはじまります。
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■湖のスコーレ公式サイト
http://umi-no-schole.jp/
※12月23日施設オープン時に現在のティザーサイトから本サイトへ切替予定。

■湖のスコーレ公式SNS
最新情報は、随時こちらから発信いたします。
Instagram:https://www.instagram.com/umi_no_schole/?hl=ja
Facebook:https://www.facebook.com/umi.no.schole

■施設概要
所在地:滋賀県長浜市元浜町13番29号1階 「湖のスコーレ」
運営会社:湖のスコーレ株式会社
企画・監修:石村由起子(くるみの木)、相馬夕輝
事業内容:飲食店・製造販売店・物販店・体験事業等
開業日:2021年12月23日(木)
営業時間・店休日:11時〜18時(喫茶室は11時〜17時)、毎週火曜・水曜休み
※2022年2月末日までの冬季営業期間中の営業時間・店休日です。
※12月28日〜1月5日までは年末年始休業となります。
問合せ:info@umi-no-schole.jp
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