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安全なメンテナンス作業を実現するセーフティ・キーセレクタスイッチを発売

現場のメンテナンス作業における安全方策を提供するセーフティ・キーセレクタスイッチを発売

オムロン株式会社は、下記の制御機器を5月7日から発売します。

<セーフティ・キーセレクタスイッチ>
形A22T

http://www.fa.omron.co.jp/product/family/2071/index_t.html



オムロン株式会社は、下記の制御機器を5月7日から発売します。

<セーフティ・キーセレクタスイッチ>
形A22TK

2003年に機械安全の国際規格ISO12100が正式発行されたこと、さらに、2006年4月に労働安全衛生法の改正により、国内の機械・装置の安全化が急速に進んできています。
機械安全における原則は人と機械を物理的に隔離することであり、そのためのセーフティドアスイッチやセーフティライトカーテンなどの安全入力機器と、その入出力状態を確認した上で機械・装置の起動を制御する安全インターロック機器(安全回路を組んだ機器)が必須とされています。
しかしながら、製造現場のメンテナンス時においては、危険部を動かしながら行わなければならない作業が多く見受けられ、そのような危険な作業に対する安全方策に課題がありました。

セーフティ・キーセレクタスイッチは、機械のラン/メンテナンスモードの切り替えに用いるセーフティコンポです。機械を確実にメンテナンスモードに切り替えられるため、作業者が柵内などの危険領域に浸入し、メンテナンス等の非定常作業を行う際、第三者による予期せぬ機械の運転から危険を回避することができます。

従来、セレクタキースイッチは、扉の開閉を検知するドアスイッチとの動作と連動されていなかったため、作業者が柵外のセレクタキーをメンテナンスモードにし、柵内に持ち込んだ場合、第三者に扉を閉められると、電磁ロック・セーフティドアスイッチは通常動作が可能となり、閉じ込められてしまう危険性がありました。
今回発売するセーフティ・キーセレクタスイッチ「形A22TK」は、扉の開閉を検出する当社の電磁ロック・セーフティドアスイッチ形D4JLのトラップドキーとキー形状を同一にしています。

作業者が柵内に入ってメンテナンスをするには、扉についている形D4JLのトラップドキーをセーフティ・キーセレクタスイッチに差し込まなければならないため、トラップドキーの抜き忘れを防止することができます。これにより、確実なメンテナンスモードへの切り替えを可能にします。また、第三者が柵内の作業者の存在に気づかず、扉を閉めた場合でも、トラップドキーが引き抜かれている状態ではドアスイッチは再起動しないため、柵内の作業者が危険な状態に陥ることはありません。

従来のセーフティドアスイッチに求められる直接回路動作認証(EN60947-5-1)を取得している他、韓国の安全規格Sマークも取得予定です。


■A22TKの主な特長
1.ドアスイッチ(トラップドキータイプ)とキーを共通化
当社の電磁ロック・セーフティドアスイッチ形D4JLトラップドキータイプとスライドキーユニット形D4GL-SK10-LKロックアウトキーとキーを共通化することで、作業者の第三者による柵内の閉じ込めを防止することができます。

2.アプリケーションに応じるバリエーション
接点数、キーの抜ける位置、キー位置に応じたNC接点などアプリケーションに応じて使いやすいよう品揃えしました。また、ドアスイッチのトラップドキーと組み合わせて使うことを前提としているため、キーを付属しないタイプのバリエーションも同様にそろえています。

3. 当社にて発売中のセーフティガード・スイッチングユニット形G9SX-GSを使用すれば、複雑なメンテナンス時の安全回路も簡単に構築できます。トータルで品揃えをしているのは、オムロンだけです。


■価格(税抜) 
5,200円から
 
■生産工場 
オムロン出雲株式会社

■目標販売台数
初年度 1万台

■詳細お問い合わせ先:
http://www.omron.co.jp/press/2009/04/i0423.html
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