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泰星コイン株式会社（本社：東京／社長：岡 政博）は、5 月20 日（金）より、メキシコ発行、メキシコ造幣局鋳造の、『太陽の石　アステカカレンダー』100ペソ1キロ銀貨の国内予約販売を開始いたします。2008年から毎年発行され、本国では発行直後に売り切れるほどの人気があります。今年はアステカの国家滅亡から490周年、「太陽の石」を作らせたと言われる古代アステカ王朝6代目皇帝アシャヤカトルの死から530周年という関連の年で、さらに注目が集まることが予想されます。

■アステカ文明の宇宙観と世界観を集約した「太陽の石　アステカカレンダー」
アステカ帝国は、1428年頃から1521年まで北米のメキシコ中央部に栄えたメソアメリカ文明の王国です。アステカ文明は土木・建築・製陶・工芸に優れ、精密な天体観測により現代に引けを取らない精巧な暦を持っていました。この暦として使われていたと思われる一枚岩の彫刻がアステカカレンダー、太陽の石です。
　アステカカレンダーは、1790年12月17日、レビジャギゲド第二伯爵フアン・ビセンテ・ゲメス・イ・パディージャ総督がメキシコシティの中央広場、プラザマヨールの再舗装工事を開始した際に発見されました。同広場では他にも、地母神「コアトリクエ」の像や生贄儀式用の石造物「ティソクの石」も発見されており、それらの芸術性の高さから、当時の石工技術の優秀さを垣間見る事ができます。アステカカレンダーは玄武岩でできており、その直径は3.6メートル、重さは24トン。現在、1964年にチャプルテペク公園に開設された国立人類博物館メキシコルームのメイン展示物として多くの見学者を感嘆させています。しかし、この太陽の石の彫刻は未完成で、石に刻まれたモチーフや様々な形は、今なお、多くの専門家たちの研究対象となっています。

■太陽の石に描かれているモチーフと暦
暦の中央部には、5つの太陽（時代）とその進化が表されており、アステカ人によれば、宇宙は今までに4つのサイクルを経て、それぞれに滅んできたとされ、現代はその後の5番目に当たるとされています。中央に描かれた舌を出した太陽（太陽神トナティウ）が現代を指し、過去の4つの太陽はその斜め上下に配されています。そのまわりの外周円部分には彼らの1ヵ月＝20日のそれぞれの日のシンボルが表され、その20日×18ヵ月（360日）に、余分な5日間とされる期間を合わせて1年としていました。この1年365日の太陽暦のほかに260日の太陰暦と合わせて、52年が彼らの1世紀の周期とされています。なお、外周円部分に描かれている20日のシンボルは、以下のような動物や家、自然物で表されています。

１：シパクトリ（ワニ）　　　 　１１：オソマトル（猿）
２：エエカトル（風） 　　　　　１２：マリナリ（草）
３：カリ（家） 　　　　　　　　１３：アカトル（葦）
４：ケツパリン（トカゲ）　　 　１４：オセロトル（ジャガー）
５：クゥアトル（蛇） 　　　　　１５：クァウトリ（鷲）
６：ミキストリ（死） 　　　　　１６：コスカクァウトリ（禿鷲）
７：マサトル（鹿） 　　　　　　１７：オリン（運動）
８：トチトリ（兎） 　　　　　　１８：テクパトル（火打石のナイフ）
９：アトル（水） 　　　　　　　１９：キアウィトル（雨）
１０：イツクイントリ（犬）　　 ２０：ショチトリ（花）

■1535年、アメリカ大陸初の造幣所として創設したメキシコ造幣局が鋳造
　メキシコ造幣局は、ヨーロッパ植民地を組織する経済基地として、1535年にアメリカ大陸において初めて創設された造幣局です。世界最大の銀の産出国であるメキシコで、純銀で製造される「太陽の石　アステカカレンダー」100ペソ1キロ銀貨は、メキシコ造幣局の美術スタッフがデザインを開発し、メキシコ中央銀行により承認されました。

■メキシコ造幣局の芸術性、技術力を集結したデザイン
　コイン裏面デザインは「太陽の石　アステカカレンダー」を忠実に再現。外周上部には、縁に沿って“CALENDARIO AZTECA”（「アステカの暦」）、右側にメキシコ造幣局のミントマーク、左側には“＄”記号に続いて数字の“100”が刻印される。下部には鋳造年度と“1 kg PLATA PURA LEY .999”（1kg　純銀法 .999）の銘刻が。実物を見れば、そのデザインの緻密さ、彫刻と鋳造技術の高さを実感することができます。表面デザインは、サボテンに乗って蛇を銜えたワシの図柄で馴染み深い国家紋章を、文字のない時代に描かれた古文書、メンドーサ絵文書の巻頭中央に描かれたワシなど、メキシコ史を通じて使用されてきた10種の紋章が取り囲みます。コインのエッジは平滑仕上げとなっています。

■全世界向け発行数1,500枚、日本国内割当数50枚と稀少！
　発行国であるメキシコでは、毎年発行直後に売切れるほどの人気があることから、発行数1,500枚のうちの日本国内割当数50枚は稀少です。セットにはシリアルナンバー付保証書と、鋳造工程・アステカカレンダーの解説が書かれたブックレット（英文）が付属します。

＜発売概要＞
重量：1000.00グラム　直径：110.00ミリ　品位：.999　発行枚数：1,500枚　
状態：プルーフライク　一般価格：242,000円
※プルーフライクとは、鑑賞用に磨かれた刻印で鋳造された美しい鏡面仕上げのプルーフに近い仕上がりです。※価格は全て税込。

【発行国】メキシコ　【鋳造】メキシコ造幣局　【コイン総輸入元】泰星コイン株式会社
【ご購入方法】『太陽の石　アステカカレンダー』100ペソ1キロ銀貨は、泰星コインでお買い求め頂けます。
●インターネットでのお申込み
【泰星コインweb サイト】http://www.taiseicoins.com/product/azteca/
●お電話でのお問い合わせ／お申込み：0120-07-8222（受付時間9：00〜17：30※土日祝日休）
・泰星コインショップ　（午前9時〜午後5時30分　※日祝日及び第2・4土休）
　〒170-0013　東京都豊島区東池袋2-23-2　UBG東池袋ビル1F（JR山手線　大塚駅から徒歩8分/東京メトロ有楽町線　東池袋駅から徒歩7分/都電荒川線　向原駅から徒歩5分）
発売：2011年5月20日（金）全国一斉予約販売開始

このニュースリリースに関するお問合せ先
泰星コイン株式会社『太陽の石　アステカカレンダー』100ペソ1キロ銀貨　事務局　
担当／黒岩
〒170-0013　東京都豊島区東池袋2-23-2　UBG東池袋ビル1F
TEL 03(3590)8310 　FAX 03(3590)7088 　e-mail: press@taiseicoins.com　
http://www.taiseicoins.com/product/azteca/