UIAゴールドメダリスト、アルヴァロ・シザ氏ほか各賞受賞者の来日決定 2011年度UIA各賞 表彰式 2011年9月27日(火)
[11/08/12]
提供元:PRTIMES
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2011年度UIAゴールドメダリスト、アルヴァロ・シザ氏をはじめとする
各賞受賞者の来日決定
2011年度UIA各賞 表彰式
2011年9月27日(火) 午後7時
http://www.uia2011tokyo.com/ja/registration/
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UIA2011 東京大会 日本組織委員会(東京都渋谷区、会長:小倉善明)は、
2011年9月25日(日)〜10月1日(土)開催「UIA2011東京大会」の
9月27日(火) 午後7時より、4月に発表された2011年度UIA各賞受賞者へ
表彰式を執り行います。
UIA2011 東京大会は、3年に1度、世界の各都市で開かれる世界建築会議で、
日本での開催は、24回目となる今回が初めてです。約1週間の会期中には、
講演やセミナー、プレゼンテーション、ワークショップ、展覧会、ツアーなど
大会テーマに基づく多彩なプログラムが開かれ、これからの建築や都市の
あり方を探っていきます。
UIA各賞は、UIA世界建築会議の大会にて授与されます。名誉あるUIA各賞は、
1961年に専門家たちの才能や活動をたたえるために創設されました。
初期のUIA会長を記念してそれぞれの名前がつけられており、
UIAメンバーセクションにより推薦された候補者の中から各賞の受賞者が
決められます。表彰式当日は、UIAゴールドメダリスト、アルヴァロ・シザ氏
をはじめ、各賞受賞者全員が来日を予定しております。
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◆ 2011年度UIA各賞及び受賞者
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◆ UIAゴールドメダル
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ノーベル賞と同等の価値の名声を授与することを目的として1984年に
創設された賞。その活動を通して人や社会に利益を与え、貢献していると
認められた建築家にUIAから贈られる最高の名誉ある賞です。
各UIAメンバーセクションから一人ずつ候補者を推薦し、その中から
ゴールドメダリストが選ばれます。
過去、日本では1993年に槇文彦氏、2005年に安藤忠雄氏が受賞しています。
<2011年度受賞者: アルヴァロ・シザ氏 (建築家/ポルトガル)>
推薦者: RIBA
講評: アルヴァロ・シザの作品はどんなカテゴリーにも属さない。
彼の作品と認識はできるが、それぞれの建物は異なっている。
彼の建物を同じように複製することはできないが常に若い建築家の
模範になるといえよう。彼の活動は流行に左右されることなく、
1975年以降の「建築家」として職責に立ち向かう不断の挑戦をしながら
21世紀へ続いている。
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◆ パトリック・アバークロンビー賞: 都市計画と地域開発
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<2011年度受賞者: ヴァレンティン・ナザロフ氏 (建築家/ロシア)>
推薦者: UAR
講評: ヴァレンティン・ナザロフは、1958年からサンクトペテルブルクの
都市計画に永続的に参画し、最近では2005年のマスタープランの計画に
参画した。この計画は大都市の持続可能な開発と独自の歴史遺産の保全を
提案している。彼はこの国の政治的社会的開発展を通じて、地域計画に
高さ制限を設けることにより歴史的・文化的伝統を保全する為不断の
努力を続けてきた。サンクト・ペテルブルグの姿の特筆すべき要素の
一つはそのシルエットである。
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◆ オーギュスト・ペレ賞: 建築技術の応用
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<2011年度受賞者: 坂茂氏 (建築家/日本)>
推薦者: JIA
講評: 坂茂は、建築技術の可能性を駆使し、裕福層のためだけでなく、
災害救援のために紙管と膜を使った避難所の創造的探究をしていることで
国際的な敬意を得ている。そしてその創造を機能や美観を妥協すること
なく行っている。
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◆ ジャン・チュミ賞: 建築批評および建築教育
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<2011年度受賞者: ケネス・フランプトン氏 (建築史家/英国)>
推薦者: AIA・UAR
講評: ケネス・フランプトンは、優れた教師として45年以上にわたり
建築教育に貢献してきた。著名な建築史家・批評家として、現代建築の
批評史に関する多数の主要な書籍の著者である。
また彼は多くの世代の建築家に影響を与えると同時に、
その作家としての作品は建築家のみならず広く興味をあつめるものである。
<2011年度受賞者: ルイース・ノエラ・グラス氏 (建築史家/メキシコ)>
推薦者: FCARM
講評: ルイース・ノエル・グラスのキャリアは建築教育と建築史の
批評の両方にささげられてきた。35年以上著名な教師として、
彼女は20世紀のラテンアメリカ建築の深究に貢献し続けており、
歴史家・批評家として、彼女は多くの関連した組織の代表として、
20世紀建築を活動的に促進してきている。
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◆ ジヴァシリス・スグータス賞
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元会長のヴァシリス・スグータス氏の発案により、貧困により
恵まれない生活状況下にある人々の環境改善のために重要な影響を与え、
貢献した活動や行動に贈られる賞として、2008年に創設されました。
一つは個人の建築家に、もう一つは団体に対して贈られます。
<2011年受賞者(個人部門): ファブリツィオ・カローラ氏 (建築家/イタリア)>
推薦者: UIAイタリアセクション
講評: 各地域の文化を重んじつつ、土着の建築材料とそれに合わせた
構造方式を用い、多くのアフリカの国々で献身的に生活状況の改善に
努めている彼の活動に対し、この賞が贈られる。
<2011年受賞者(団体部門):
エスパシオ・マキシモ コスト・ミニモ(代表カルロス・ゴンザレス・ロボ氏)>
推薦者: FCARM
講評: ラテンアメリカやモーリタニアの貧困エリアでの
ローコスト住居づくりにおいて、材料の研究実験と、作業の訓練の双方を
行うことにより、確実に技術移転をしている彼らの活動に対し、
この賞が贈られる。
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◇ 表彰式 概要
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日程: 2011年9月27日(火) 午後7時-午後9時
会場: 東京国際フォーラム ホールA
URL: http://www.uia2011tokyo.com/ja/registration/
参加方法: UIA2011東京大会への事前登録が必要。
8月31日まで: 一般 40,000円
同伴者※1名につき2名以下24,000円
学生 15,000円
当日現地受付<東京国際フォーラム 9月25日〜28日>:
一般 50,000円
同伴者※1名につき2名以下 30,000円
学生 15,000円
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◇ UIA2011 東京大会 概要
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大会名称: UIA2011東京大会(第24回世界建築会議)
開催期間: 2011年9月25日(日)〜10月1日(土) 7日間
開催会場: メイン会場 東京国際フォーラム、丸の内地区、日本橋地区
メインテーマ: 「DESIGN 2050」
災害を克服し、一丸となって、新しい未来へ!
Beyond Disasters, through Solidarity, towards Sustainability
主催者: 国際建築家連合(UIA)
UIA2011東京大会 日本組織委員会(JOB)
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◇ UIA2011 東京大会 日本組織委員会
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団体名: UIA2011 東京大会 日本組織委員会
所在地: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館
会長: 小倉善明
URL: http://www.uia2011tokyo.com/ja/