イノパス、KDDIの最新スマートフォンに最新の更新機能を提供
[11/12/19]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
実績あるOTA技術により、従来ケータイと変わらぬ操作で不具合修正・機能拡張が可能に
2011年12月19日 米国カリフォルニア州サニーベール - 無線(OTA)を使ったカスタマーサポートにおけるリーダー企業、イノパスソフトウェア(以下、イノパス)は本日、イノパスの最新のOTA更新ソフトウェアがKDDIの最新スマートフォンに搭載されたことを発表しました。本ソフトウェアは、不具合の修正、端末機能やサービスの追加、そして端末の利便性の向上を、無線により実現可能とするものです。KDDIは、永年従来のケータイにおいて、OTA更新サービスを提供してきましたが、最新のAndroidスマートフォンにおいても、以前にも増して高性能、かつ従来ケータイと変わらぬ統一された操作性を持つ、利便性の高いケータイアップデートサービスを提供していきます。
今回第一陣として、2011年9月以降にイノパス最新OTA更新ソフトウェアが搭載され、出荷を開始した機種は以下のとおりです。下記に続く、今後発売されるモデルにも引き続き搭載される予定です。
MIRACH IS11PT, EIS01PT
REGZA Phone IS11T
AQUOS PHONE IS13SH, IS14SH
MEDIAS BR IS11N
従来OTA更新は、ファームウェアの無線更新(FOTA)として、主にケータイ端末の不具合修正に特化してきました。KDDIでは業界のなかでもいち早くFOTAを導入、リコールやサポートコール、ケータイショップでの対応を回避しながら、加入者の利便性を向上させてきました。通信品質の向上やセキュリティの強化など、ケータイ端末に関するソフトウェアのアップデートはOTAでなされ、加入者の顧客満足度の向上に寄与してきました。
特に今回、イノパスの永年のTier1キャリアをサポートしてきた実績をベースに開発された第6世代更新エンジンにより、更新データ縮小化によるダウンロード時間の短縮、およびAndroidと親和性の高いファイルシステム更新処理によるシステム書き換え時間の短縮を実現しています。更に、ダウンロードする更新データに更新ロジックを搭載、常に新しい更新ロジックにてシステム書き換えが可能となり、KDDIおよび加入者は同じスマートフォンを持ちながら、OTA更新機能自体も常に最新機能を享受することが可能となります。
KDDI商品統括本部プロダクト企画本部プロダクト品質管理部長である中村公彦氏は、次のように述べています。「KDDIは永年ケータイアップデートサービスを提供、加入者の利便性の向上に寄与してきましたが、Androidスマートフォンに対して以前にも増して高性能、かつ従来ケータイと同様の操作性で同サービスを提供することが可能となりました。これは急拡大しているスマートフォン市場において、キャリアとして責任を果たしながら、加入者・KDDI双方にとって最大のベネフィットをもたらしていくと信じております。」
イノパスの日本法人代表取締役である石光輝信は、次のように述べています。「弊社は従来よりFOTA技術においてサーバー・クライアント双方のエンドトゥーエンドにてソリューションを提供してきましたが、今回最新のクライアントソフトウェアのKDDI最新Androidスマートフォンへの搭載が完了、出荷を開始されたことを大変喜ばしく思います。今後も引き続き、弊社の永年の実績を活かした、最新のエンドトゥーエンド技術に基づくソリューションを提供、加入者の満足度向上を目指し、端末メーカー・キャリア双方に貢献して参ります。」
イノパスソフトウェア株式会社
イノパスソフトウェアはサービスプロバイダ向けのOTAによるカスタマーサポートの分野にて世界的なリーダー企業として、加入者の満足度向上やサポート効率の向上を促進しています。イノパスのActiveCareは、いわゆるCRMソリューションの拡張として、加入者が遭遇する端末使用上の問題の解決をOTA技術によりサポートするものです。従来からのFOTAおよびActiveCareはSaaSサービスとしても提供しております。イノパスの顧客には、Verizon, Tata Docomo, China Telecom, KDDI, Softbank, Sharp, Fujitsu-Toshiba, NEC Casio, Pantech, LG, Samsungなどが名を連ねています。