アメリカ在住経験者に聞いた、日米の“笑いの違い”とは アメリカのコメディ・バラエティ番組ランキング、 人気第1位は「サタデー・ナイト・ライブ」
[11/09/16]
提供元:PRTIMES
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生活者の意識・実態に関する調査をおこなうトレンド総研は、アメリカに1年以上在住経験のある、20〜59歳の男女100名に対して、「日米の笑いに関する意識調査」をおこなった。
■ 日米の“笑いの違い”が明らかに アメリカは「直接的」 日本は「間接・婉曲的」
アメリカと日本の笑いにはどのような違いがあるのだろうか。
まず、「アメリカと日本の『笑い』に違いがあると思いますか?」と聞いたところ、実に89%が「違いがあると思う」と回答。具体的な違いについて聞くと、「アメリカは言葉や動作での笑いで、日本はネタを作っての笑い。(女性)」、「日本は、全てを言わなくても分かる間接的・婉曲的な笑い。一方、アメリカは直接的な笑い。(男性)」、「日本の笑いは、ひとひねりした笑い。アメリカの笑いは、シンプルな笑い。(男性)」などの意見が多くあがった。アメリカの笑いは「直接的」、日本の笑いは「間接的」と感じる人が多いようだ。また、「アメリカの笑いは皮肉が入っていることが多いと思う。(女性)」などの意見も多く見られた。
さらに、「アメリカと日本のコメディ・バラエティ番組に違いがあると思いますか?」という質問に対しても79%が「違いがあると思う」と回答。その違いとしては、「日本は体を使ったコメディが多いが、アメリカはトークの方が断然多い。(男性)」、「アメリカのコメディ番組はいわばショー。司会者のキャラで番組を作るが、日本は出演者全員で組み立てるもの。(男性)」、「アメリカではMCが圧倒的な人気がある。(女性)」などがあがった。ちなみに、「アメリカと日本のコメディ・バラエティ番組について、どちらが好きか」を聞くと、50%が「日本のコメディ・バラエティ番組が好き」と回答。一方で、19%と5人に1人は「アメリカのコメディ・バラエティ番組が好き」と答えた。
■ 好きなアメリカのコメディ・バラエティ番組、第1位は「サタデー・ナイト・ライブ」
では、日本人が好きなアメリカのコメディ・バラエティ番組はどのような番組なのだろうか。「アメリカのコメディ・バラエティ番組の中で好きな番組は?」と聞いたところ、第1位となったのは「サタデー・ナイト・ライブ」で18%。「サタデー・ナイト・ライブ」は、1975年にスタートしたアメリカの長寿番組のひとつ。アメリカ3大ネットワークであるNBCで、毎週土曜日の23時30分(現地時間)から生放送されている90分の公開コメディ・バラエティ番組。毎回、レギュラーキャストに、ゲストホスト1名と音楽アーティスト1組という基本構成で放送されている。この番組からは、「エディ・マーフィー」、「マイク・マイヤーズ」など、日本でも有名なコメディアンを多数輩出しており、アメリカの主要なコメディアンのための登龍門とも言われている。
「サタデー・ナイト・ライブ」が好きな理由としては、「毎回著名なゲストがレギュラー陣のショートコメディに違和感無く参加していて、普段とのギャップが面白い。(男性)」、「アメリカ人のトンチの効いたジョークが楽しく、スピード感のあるコメディが良い。とにかく明るく、見ていて楽しい。(女性)」、「音楽もあり、出演者と会場に一体感がある。(女性)」などの回答があり、その人気の高さがうかがえた。
以下、「好きなアメリカのコメディ・バラエティ番組」として、「チャック」(10%)、「マッドTV!」(8%)、「マイネーム・イズ・アール」(7%)、「ママと恋に落ちるまで」(7%)と続いた。
1位となった「サタデー・ナイト・ライブ」はアメリカだけでなく、世界130カ国以上で放送されている番組で、今年6月にはついに日本にも上陸。フジテレビ系列で「サタデー・ナイト・ライブ JPN」として、6月に第1回が放送された。司会には、「明石家さんま」と「今田耕司」が起用され、フジテレビの人気バラエティ番組「ピカルの定理」メンバーも出演。第1回の放送では、ゲストホストに「岡村隆史」を、アーティストに「平井堅」を迎え話題となった。また、第2回の放送では、ゲストホスト「ウエンツ瑛士」とアーティスト「JUJU」が出演。9月17日(土)の23時10分からは、待望の第3回の放送が予定されており、ゲストホストとして「泉ピン子」、アーティストとして「久保田利伸」が出演する予定だ。
アメリカで大人気の「サタデー・ナイト・ライブ」。日本の「サタデー・ナイト・ライブ JPN」にも、今後大きな注目が集りそうだ。
[調査概要]
◆調査期間:2011年9月6日〜9月7日
◆調査対象:1年以上アメリカに在住経験がある20〜59歳の男女100名
◆調査方法:インターネット調査
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