ジャスミー「Jasmy Press Conference 2019 Jasmy IoT プラットフォーム&事業内容発表会」を開催
[19/04/01]
提供元:PRTIMES
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報道関係者各位 2019年4月1日
ジャスミー「Jasmy Press Conference 2019 Jasmy IoT プラットフォーム&事業内容発表会」を開催
3月29日、TRUNK HOTEL「KEYAKI」にて、ブロックチェーンを用いたIoTプラットフォームを手掛けるジャスミー株式会社が、「Jasmy Press Conference 2019 Jasmy IoT プラットフォーム&事業内容発表会」を行った。
[画像: https://prtimes.jp/i/25296/9/resize/d25296-9-599262-0.jpg ]
左から、ジャスミー株式会社 取締役副社長CTO 吉田雅信/池澤あやか氏/伊本貴士氏/
ジャスミー株式会社 代表取締役社長 佐藤一雅
今回のプレスカンファレンスでは、「Jasmy IoT プラットフォーム」を使用したデモンストレーションやIoTの専門家を招いたトークセッションを通じて、ジャスミーの考えるIoTプラットフォームの概念やコンセプトを紹介していくものとなった。
あらゆるモノ・人・サービスとインターネットが接続する第4次産業革命という大きな波の到来とともに、「GAFA」に代表される巨大プラットフォーマーによる中央集権型のデータ社会が行き詰り始めている現状を、ジャスミーは“新しい情報の時代を創造する最高のチャンス”と捉え、独自のブロックチェーン技術を用いた「Jasmy IoT プラットフォーム」を構築。
安心安全な「Jasmy IoT プラットフォーム」を用いることで、行動履歴などの個人のデータを巨大プラットフォーマーが独占するのではなく、個人のデータを本来持つべき個人の手元に戻しつつ、セキュアな状態での分散管理を目指す。取締役副社長CTO・吉田雅信は「データは個人が所有権を持たなければいけないもので、これを私たちは『データの民主化(データデモクラシー)』と表現しています」と説明した。
第1部では、「Jasmy IoT プラットフォーム」のプロトタイプを使用した2つのデモンストレーションを実施。1つは、コールセンターのオペレーターとカスタマーのチャット画面を例にして解説。オペレーターからの個人情報の要求に対し、カスタマーが許可した場合にのみ情報が提供され、チャットが終了すると、コールセンター側からは自動的に個人情報が消去する仕組みだ。
もう1つは、インターフォンでのデモ。自宅のインターフォンが鳴った際に、1秒以下で手持ちのスマートフォンにその情報が届き、「開錠」などの操作も1秒以下で作動する。「実行速度が遅い」というブロックチェーンの課題を解消してみせた。
第2部では、プログラミングができるタレント・池澤あやか氏、IoT技術コンサルタント・伊本貴士氏を招き、「データは一体だれのものなのか?」をテーマに、トークセッションを開催。
池澤氏の「音声認識や顔認証という技術開発に関しては、ビッグデータの方が有用なのでは?」という質問に対し、代表取締役社長の佐藤一雅は「ユーザーに情報を提供してもらい、個人情報を除去した上で企業に引き渡す仕組みも用意していきます」、吉田は「いずれは、情報を提供したユーザーが、インセンティブを受けられる形も取り入れていきたいと考えています」と答えた。
パネラー陣も、「『Jasmy IoT プラットフォーム』って新しいけど、当たり前な機能でもあって、ようやく健全なデータ流通ができる気がする」(伊本氏)、「誰がデータに対して権利を持つかを意識することで、インセンティブの発生なども想像できて、世の中が変わっていく実感を持てました」(池澤氏)と、最新IoTプラットフォームを高く評価した。
ジャスミーは、2019年4月中にJasmy IoT プラットフォームを活用した事業の実証実験、商用アプリ開発などを会員企業と共に行う「Jasmy Initiative」を設立予定。現在、ジャスミーのホームページ上で、第1次正会員の募集を開始している。ブロックチェーンを活用した安全安心なデバイスとサービス・ネットワーク・プラットフォームの実現、その普及活動が本格的に始まることになる。
【ジャスミー株式会社とは】
ジャスミー株式会社は IoT のプラットフォームを開発・提供する会社です。あらゆるモノがネットにつながる時、人々の生活に密着する「衣・食・住・動」が大きく変わります。誰もが簡単に安全にそして安心してモノを使うことが出来る仕組み(プラットフォーム) をつくり提供する、これがジャスミーの使命です。いま、私達の生活から生み出される大事なデータは限られた企業に占有されがちです。ジャスミープラットフォームは、本来の持ち主にデータの主権を取り戻し、個々のデータを安全安心に利用いただくことを目的のひとつとしています。その為、ジャスミーは IoT にブロックチェーン技術を融合させ、今までにない発想のもと業界・業種の垣根を越えて幅広く利用いただけるプラットフォームを準備して参ります。
ジャスミーのチームはエレクトロニクス、メカ、通信、デバイス、システムインテグレーター、デザイナー等、多種多様で豊かな経験を持つメンバーで構成され、世界中のお客様それぞれに最適な IoT プラットフォームを提供していきます。
ジャスミー株式会社ホームページ: https://www.jasmy.co.jp/
※“JASMY”はジャスミー株式会社の登録商標です。
※その他、記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
【伊本貴士氏について】
メディアスケッチ代表取締役兼コーデセブンCTO、サートプロIoT技術講師、IoT検定制度委員会メンバー
新進気鋭のIoTコンサルタント。日経BP社「技術者塾」でIoTに関する口座を持つ人気講師でもある。IoTやAIはもちろん、技術に関する洞察力が深い。2000年にNECソフト入社、Linuxのシステム構築を主な業務として行う。フューチャーアーキテクト、クロンラボの情報戦略マネージャーを経て、メディアスケッチを設立。IoTを中心に企業への技術支援、教育支援のコンサルティングを行う。研究分野は人工知能・無線セキュリティ・ロボット制御を中心に研究を行う。Linux、IT人材育成、IoTの分野における講演多数。
【池澤あやか氏について】
慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)卒。タレント業のかたわら受託開発もこなす「 ギークタレント」、「Ruby の女神」。最近はディープラニン グに興味があり、Pythonを勉強中。著書 『アイディを実現させる最高のツール プログラミンをはじめよう』など。
以上