コーチェットがコーチングスキル習得プログラムを鎌倉市の教育委員会・公立中学校・小学校の校長・教頭職に一斉実施
[23/01/30]
提供元:PRTIMES
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一般社団法人21世紀学び研究所・鎌倉市教育長と共同開発。2月4日(土)にプロジェクトの取り組みと成果を報告するオンラインイベントを開催
「すべての人が互いを生かし育て合う社会をつくる」を理念に、リーダー向けのコーチングサービスを提供する株式会社コーチェット(東京都中央区/代表取締役CEO:櫻本真理、以下「コーチェット」)は、鎌倉市の教育委員会・公立中学校・小学校の校長・教頭職に向けたコーチングスキル習得プログラムを実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72001/9/resize/d72001-9-83cdd4aa4873e3813f5d-0.jpg ]
鎌倉市公教育現場でのプログラム提供の背景
不確実性の高いVUCA時代を生きる子どもたちには、変化に柔軟かつ迅速に対応し、多様な価値観を受け容れ仲間と協力していくための自己効力感や課題解決力、主体的な行動力、対話力などの多様な力が求められており、その力を育てるためには、教職員の関わりが欠かせません。
教職員は、子どもたちが自らに向き合って考え抜き、アイディアをもとに挑戦を重ねる機会を提供する必要がありますが、その実現のためには、「指示する」「正す」「教える」を中心としたティーチング型のコミュニケーションだけではなく、「聴く」「認める」「問いかける」を中心としたコーチング型のコミュニケーションを身につけることが重要です。一方、学校教育現場では、コーチングスキルを集中的に学ぶ機会はほとんどありませんでした。
そこで、コーチェットはコーチング型コミュニケーションの導入にご関心をお持ちの鎌倉市教育長岩岡寛人氏ならびに鎌倉市教育委員会の協力のもと、一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事熊平美香氏のアドバイスを受け、校長・教頭職に向けコーチングスキル習得を効果的にサポートするプログラムを開発、実施しました。
現場の教職員がコーチングスキルを身につけるためには、教職員自身が同様のコミュニケーションで関わられる体験が必要です。リーダーである校長・教頭職がそれらのスキルを身につけ、現場で実施していくことにより、教職員全体へのコーチングスキルの普及を目指しました。
実施概要
■内容
集合研修:3時間の対話/実践型研修を3回
個別研修:30分のコーチング体験を2回
[画像2: https://prtimes.jp/i/72001/9/resize/d72001-9-9c24c9f2625531d20833-1.jpg ]
■特徴
1.「コーチングを受ける体験の導入」
従来の学校教育現場の研修は座学が中心であり、学びの内容を講義によって「頭で理解する」に主眼が置かれていました。本プログラムでは、概念的にコーチングを学ぶだけなく、受ける体験を用意し「体感的に理解する」ことを導入しました。
2.「実践&フィードバック受ける機会の設定」
「理解する」の先にある「できる」状態を支援するために、テーマ毎に実践とフィードバックを設定し、実際のコミュニケーションの向上を目指しました。
3.「マインドセットを扱うコンテンツの導入」
基本的なコーチングスキルの習得にとどまらず、コミュニケーションの土台となるリーダーのマインドセット(固定された考え方や物事の見方)についても学びや気づきを促すための内容を扱い、リーダーのマインドセットの成長を支援しました。
■実施期間
2022年 7月 21日 (木)〜2022年 12月 28日 (水)
■参加人数
校長先生:25名
教頭先生:25名
教育委員会職員:7名
プロジェクト関係者からのコメント
■受講者の声
プログラム実施後のアンケートでは、以下の内容が寄せられました。
・こういう機会がなければ学ぶ機会がないので、チャンスを与えていただき感謝です。わかってはいるもののそれを理論的に整理していくことの重要性を感じました。多分研修ってこういう意義が大きいのではないかと思います。そんなのわかっているよ、毎日やっているよという実践と理論がしっかり噛み合うことは大切だと思います。それが自分がやっていることへの自信につながり、次へのステップとなると考えています。
相手との話し合いの中で、傾聴を通して、相手をまずは承認することで、安心して話ができるという信頼関係の土台を築く事が重要だとわかりました。その中で、相手が自分自身で、考えを整理したり、深めたりできるような効果的な質問をする事で、互いに気持ち良い、ウィンウィンのコミュニケーションとなる事も知り、とても有益でした。
・大変わかりやすかった。目的、理論、実践練習と納得しながら受講できた。今後の仕事へ活かせます。管理職として何をしていくか迷っていたところだったので、展望が一つ見えました。
(コーチングを受ける体験について)こちらが気持ちよく話ができるように、コーチングしていただきました。特に話していることを整理することによって、解決のヒントをいただいたところが参考になりました。
「コーチングを受ける体験」と「コーチングを実践する体験」により、コーチングへの学びと有用性の理解が深まったこと、現場で活用するための自己効力感が高まったことが推察されました。
■プロジェクトチームからのコメント
鎌倉市教育長 岩岡寛人氏
Teach Less, Learn More. シンガポールが2000年代初頭から掲げる教育政策の理念であり、教職員が知識の伝達者としての役割を発揮する(Teach)のではなく、学習者である子どもたちの学び(Learn)のファシリテーターとしてガイドしていく役割を果たすことの重要性を謳っています。そしてこれは、日本の公教育においても求められていることです。 教師が自分の専門性である「教えること」を手放すのは大きな抵抗を感じることですが、変化の激しい未来を生きる子ども達に主体的な学習者としての力を育んであげないと、将来困るのは教師ではなく子ども達なのだろうと思います。こうした学びのファシリテーターに求められるスキルの一つが「コーチングスキル」であり、コーチング型の関わりが校長-教頭、教頭-教諭、ベテラン教諭-若手教諭、教諭-子どもというあらゆるレイヤーで生まれていくことが大切だと感じます。今回のスクールリーダー向けコーチング研修で得られたスキルを、学校全体に広げていくことができるよう取り組んでいきたいと思います。
一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事 熊平美香氏
前例のない時代に求められる思考力と対話力を育むために、学校でも、主体的で対話的な深い学びの実践が始まりました。探究学習や、個別最適な学びも広がりを見せています。OECDが提唱する学びの羅針盤2030には、子どもたちは、よりよい社会を創る主体であるというメッセージが込められた「生徒エージェンシー」という言葉も用いられ、子どもたちの課題解決力を高める教育が期待されるようになりました。
この新しい教育への転換をリードする主役は、教員です。そこで、校長先生と教頭先生が、コーチングスキルを発揮すると、教員が、新しい教育に安心して取り組むことができるのではないかという仮説を持ち、本プログラムを企画しました。鎌倉市の事例を参考に、他の地域でもコーチング実践が広がり、対話と支援で溢れる学校現場で働く教員が増えることを願っています。
株式会社コーチェット 松川倫子、森山みな美
ビジネスリーダーを支援させていただく中で、ティーチング偏重であったリーダーが、コーチングも実践できるリーダーに変容することで「メンバーとの関係性が向上した」、「メンバーの主体的な言動が増えた」という変化が起こることを実感してきました。
今回、これらの変化が教育現場に起こるきっかけを作りたいと願い、従来の学校教育現場では機会の少なかった実践重視の研修を実施させていただきました。先生方にとってはチャレンジングな場面もあったと思いますが、体感的な理解と現場実践への自信を育む機会を提供できたと感じております。人が育つためには、育てる側がティーチングとコーチングの両方のコミュニケーションを取ることが非常に重要です。ティーチングのプロである先生方が、コーチングという新たな支援方法を身につけることでより豊かな人材育成が行われることを強く信じています。
また、本プロジェクトについてはオンラインイベントを開催し、取り組みと成果の報告並びに、学校現場にコーチング導入することの可能性と課題について考えていきます。
イベントはどなたでもご参加いただけますので、下記リンクよりお申し込みをください。
・イベント開催日時
2月 4日 (土曜日) 午前10:00〜11:30
・オンラインイベント参加申し込みページ
https://coached.jp/event/20230204
業界問わず次世代のリーダー育成を支援
今回のプロジェクトの経験と学びをいかし、コーチェットは引き続き、業界問わず次世代のリーダーに必要なコーチング習得を支援してまいります。
以下のニーズをお持ちの法人様は、お気軽にご相談ください。
・メンバーの自律や主体性を引き出すためのコミュニケーションを習得してほしい
・人材育成能力を向上させたい
・リーダーシップについて考える機会を持ってもらいたい
・コーチング型リーダーシップを身につけてほしい
・組織内に対話的なコミュニケーションを増やしたい
無料相談お申し込みフォームはこちら
https://form.coached.jp/form-coached.php
「すべての人が互いを生かし育て合う社会をつくる」を理念に、リーダー向けのコーチングサービスを提供する株式会社コーチェット(東京都中央区/代表取締役CEO:櫻本真理、以下「コーチェット」)は、鎌倉市の教育委員会・公立中学校・小学校の校長・教頭職に向けたコーチングスキル習得プログラムを実施しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72001/9/resize/d72001-9-83cdd4aa4873e3813f5d-0.jpg ]
鎌倉市公教育現場でのプログラム提供の背景
不確実性の高いVUCA時代を生きる子どもたちには、変化に柔軟かつ迅速に対応し、多様な価値観を受け容れ仲間と協力していくための自己効力感や課題解決力、主体的な行動力、対話力などの多様な力が求められており、その力を育てるためには、教職員の関わりが欠かせません。
教職員は、子どもたちが自らに向き合って考え抜き、アイディアをもとに挑戦を重ねる機会を提供する必要がありますが、その実現のためには、「指示する」「正す」「教える」を中心としたティーチング型のコミュニケーションだけではなく、「聴く」「認める」「問いかける」を中心としたコーチング型のコミュニケーションを身につけることが重要です。一方、学校教育現場では、コーチングスキルを集中的に学ぶ機会はほとんどありませんでした。
そこで、コーチェットはコーチング型コミュニケーションの導入にご関心をお持ちの鎌倉市教育長岩岡寛人氏ならびに鎌倉市教育委員会の協力のもと、一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事熊平美香氏のアドバイスを受け、校長・教頭職に向けコーチングスキル習得を効果的にサポートするプログラムを開発、実施しました。
現場の教職員がコーチングスキルを身につけるためには、教職員自身が同様のコミュニケーションで関わられる体験が必要です。リーダーである校長・教頭職がそれらのスキルを身につけ、現場で実施していくことにより、教職員全体へのコーチングスキルの普及を目指しました。
実施概要
■内容
集合研修:3時間の対話/実践型研修を3回
個別研修:30分のコーチング体験を2回
[画像2: https://prtimes.jp/i/72001/9/resize/d72001-9-9c24c9f2625531d20833-1.jpg ]
■特徴
1.「コーチングを受ける体験の導入」
従来の学校教育現場の研修は座学が中心であり、学びの内容を講義によって「頭で理解する」に主眼が置かれていました。本プログラムでは、概念的にコーチングを学ぶだけなく、受ける体験を用意し「体感的に理解する」ことを導入しました。
2.「実践&フィードバック受ける機会の設定」
「理解する」の先にある「できる」状態を支援するために、テーマ毎に実践とフィードバックを設定し、実際のコミュニケーションの向上を目指しました。
3.「マインドセットを扱うコンテンツの導入」
基本的なコーチングスキルの習得にとどまらず、コミュニケーションの土台となるリーダーのマインドセット(固定された考え方や物事の見方)についても学びや気づきを促すための内容を扱い、リーダーのマインドセットの成長を支援しました。
■実施期間
2022年 7月 21日 (木)〜2022年 12月 28日 (水)
■参加人数
校長先生:25名
教頭先生:25名
教育委員会職員:7名
プロジェクト関係者からのコメント
■受講者の声
プログラム実施後のアンケートでは、以下の内容が寄せられました。
・こういう機会がなければ学ぶ機会がないので、チャンスを与えていただき感謝です。わかってはいるもののそれを理論的に整理していくことの重要性を感じました。多分研修ってこういう意義が大きいのではないかと思います。そんなのわかっているよ、毎日やっているよという実践と理論がしっかり噛み合うことは大切だと思います。それが自分がやっていることへの自信につながり、次へのステップとなると考えています。
相手との話し合いの中で、傾聴を通して、相手をまずは承認することで、安心して話ができるという信頼関係の土台を築く事が重要だとわかりました。その中で、相手が自分自身で、考えを整理したり、深めたりできるような効果的な質問をする事で、互いに気持ち良い、ウィンウィンのコミュニケーションとなる事も知り、とても有益でした。
・大変わかりやすかった。目的、理論、実践練習と納得しながら受講できた。今後の仕事へ活かせます。管理職として何をしていくか迷っていたところだったので、展望が一つ見えました。
(コーチングを受ける体験について)こちらが気持ちよく話ができるように、コーチングしていただきました。特に話していることを整理することによって、解決のヒントをいただいたところが参考になりました。
「コーチングを受ける体験」と「コーチングを実践する体験」により、コーチングへの学びと有用性の理解が深まったこと、現場で活用するための自己効力感が高まったことが推察されました。
■プロジェクトチームからのコメント
鎌倉市教育長 岩岡寛人氏
Teach Less, Learn More. シンガポールが2000年代初頭から掲げる教育政策の理念であり、教職員が知識の伝達者としての役割を発揮する(Teach)のではなく、学習者である子どもたちの学び(Learn)のファシリテーターとしてガイドしていく役割を果たすことの重要性を謳っています。そしてこれは、日本の公教育においても求められていることです。 教師が自分の専門性である「教えること」を手放すのは大きな抵抗を感じることですが、変化の激しい未来を生きる子ども達に主体的な学習者としての力を育んであげないと、将来困るのは教師ではなく子ども達なのだろうと思います。こうした学びのファシリテーターに求められるスキルの一つが「コーチングスキル」であり、コーチング型の関わりが校長-教頭、教頭-教諭、ベテラン教諭-若手教諭、教諭-子どもというあらゆるレイヤーで生まれていくことが大切だと感じます。今回のスクールリーダー向けコーチング研修で得られたスキルを、学校全体に広げていくことができるよう取り組んでいきたいと思います。
一般社団法人21世紀学び研究所 代表理事 熊平美香氏
前例のない時代に求められる思考力と対話力を育むために、学校でも、主体的で対話的な深い学びの実践が始まりました。探究学習や、個別最適な学びも広がりを見せています。OECDが提唱する学びの羅針盤2030には、子どもたちは、よりよい社会を創る主体であるというメッセージが込められた「生徒エージェンシー」という言葉も用いられ、子どもたちの課題解決力を高める教育が期待されるようになりました。
この新しい教育への転換をリードする主役は、教員です。そこで、校長先生と教頭先生が、コーチングスキルを発揮すると、教員が、新しい教育に安心して取り組むことができるのではないかという仮説を持ち、本プログラムを企画しました。鎌倉市の事例を参考に、他の地域でもコーチング実践が広がり、対話と支援で溢れる学校現場で働く教員が増えることを願っています。
株式会社コーチェット 松川倫子、森山みな美
ビジネスリーダーを支援させていただく中で、ティーチング偏重であったリーダーが、コーチングも実践できるリーダーに変容することで「メンバーとの関係性が向上した」、「メンバーの主体的な言動が増えた」という変化が起こることを実感してきました。
今回、これらの変化が教育現場に起こるきっかけを作りたいと願い、従来の学校教育現場では機会の少なかった実践重視の研修を実施させていただきました。先生方にとってはチャレンジングな場面もあったと思いますが、体感的な理解と現場実践への自信を育む機会を提供できたと感じております。人が育つためには、育てる側がティーチングとコーチングの両方のコミュニケーションを取ることが非常に重要です。ティーチングのプロである先生方が、コーチングという新たな支援方法を身につけることでより豊かな人材育成が行われることを強く信じています。
また、本プロジェクトについてはオンラインイベントを開催し、取り組みと成果の報告並びに、学校現場にコーチング導入することの可能性と課題について考えていきます。
イベントはどなたでもご参加いただけますので、下記リンクよりお申し込みをください。
・イベント開催日時
2月 4日 (土曜日) 午前10:00〜11:30
・オンラインイベント参加申し込みページ
https://coached.jp/event/20230204
業界問わず次世代のリーダー育成を支援
今回のプロジェクトの経験と学びをいかし、コーチェットは引き続き、業界問わず次世代のリーダーに必要なコーチング習得を支援してまいります。
以下のニーズをお持ちの法人様は、お気軽にご相談ください。
・メンバーの自律や主体性を引き出すためのコミュニケーションを習得してほしい
・人材育成能力を向上させたい
・リーダーシップについて考える機会を持ってもらいたい
・コーチング型リーダーシップを身につけてほしい
・組織内に対話的なコミュニケーションを増やしたい
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