IGESコンテンツ人気ランキング2023発表
[24/02/01]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES:アイジェス)は、1月31日(水)、昨年1年間に発信したIGESコンテンツのアクセス数やイベントの参加者数などをカテゴリー別に集計し、そのランキングを発表しました。ランキング上位のコンテンツには、昨今の注目テーマや今後のトレンドを議論したものも多く含まれています。昨年の環境問題を取り巻く動向の振り返りや2024年を展望する上での参考として、IGESのコンテンツをより多くの方に改めて活用していただければ幸いです。
今回発表したのは、「出版物ダウンロード数トップ10(日・外)」「webページ閲覧数トップ5(日・外)」「IGES公式YouTubeチャンネル動画再生回数トップ5(日・外)」「最も「いいね!」が多かったX(旧ツイッター)のポスト(日・外)」「最も参加者数が多かったイベントトップ5(日・外)」の5つです。いずれも、集計期間は2022年12月1日〜2023年11月30日とし、同期間に公開・更新されたコンテンツを対象としました。
【IGESコンテンツ人気ランキング2023】
- 出版物ダウンロード数トップ10
日本語版では、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)にあわせて毎年発表される国連環境計画(UNEP)排出・適応ギャップ報告書のエグゼクティブ・サマリー日本語翻訳版のほか、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書統合報告書に関する解説、そして新たな世界目標の採択によりクローズアップされた生物多様性に関する各種出版物など、重要な国際プロセスに関連する報告書・情報をいち早く日本語で発信した出版物が上位にランクインしました。2位の「SDGs進捗レポート」は、IGESとグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)が2016年度より毎年発行しているもので、日本企業による持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み状況の進捗を示す貴重な資料として活用されています。外国語版では、アジアにおける公正で持続可能なネットゼロ社会への移行、グローバル・ストックテイク(GST)への東南アジア非国家主体の関与、緩和・適応策を統合した東南アジア諸国連合(ASEAN)の長期ロードマップ策定など、アジアにおける脱炭素への動きに関連する出版物が上位にランクインしました。また、国や自治体、企業のSDGsへの取り組みの進捗を検証した最新報告書も多くの関心を集めました。
※データ・ツール類、プレゼンテーションを除く
日本語出版物
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_1_61d301ac90b4826a0a20fb759994a57f.jpg ]
外国語出版物
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_2_102da817f0d3d33ea5edc25847fc6887.jpg ]
- webページ閲覧数トップ5
日本語・外国語版ともにグローバル・ストックテイク(GST)の特集ページが上位にランクインしました。COP28の焦点となったGSTに関して、IGESでは詳しい解説や関連情報を掲載した特集ページを早くから展開しており、メディアをはじめ国内外の多くの方に活用いただいています。また、気候変動対策やSDGsの実施における都市の役割に関心が集まる中、世界の自治体のSDGsへの取り組みを総合的に紹介するオンラインプラットフォーム「VLR Lab」、そして先進的な気候変動対策を進める都市の知見を共有する日欧100都市対話と脱炭素都市国際フォーラムのイベントページが上位にランクインしました。
※対象コンテンツ:集計期間中に公開・更新された特集、ニュース、イベントのページ
日本語
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_3_56949b7b40e83d51d7a2c7732dcc7095.jpg ]
外国語
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_4_df55e336269feedb261f8c85309235e3.jpg ]
- IGES公式YouTubeチャンネル動画再生回数トップ5
日本語版では、気候変動に関する各種トピックの最新情報を解説するウェビナーシリーズが上位ランクを占め、同シリーズの根強い人気が伺えました。また、2位にはIGESが2022年に翻訳出版したローマクラブ最新報告書の紹介動画がランクインしました。外国語版では、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)での採択を受けて昆明・モントリオール生物多様性枠組についてタイムリーに解説する動画が1位にランクインしたほか、ネットゼロへの移行において注目が高まる水素利用をテーマとした動画2本もランクインしています。
日本語
[表5: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_5_c01d106d8473d67b8f41f5143deb6f84.jpg ]
外国語
[表6: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_6_b76206ba5a3bcbf5f5eacb9329f321c8.jpg ]
- 最も「いいね!」が多かったX(旧ツイッター)のポスト
日本語
昨年開催された、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)総会第10回会合(IPBES-10)において、侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書の政策決定者向け要約が承認され全世界に向けて発表されました。これは侵略的外来種に関する史上初の総合評価の成果であり、今後の侵略的外来種対策を強力に後押しするエビデンスやツール、選択肢を提供するものとして、注目されました。日本でも侵略的外来種という言葉はたびたびメディアで目にするものの、何が問題でどのような対策が必要なのかなど、実はまだあまり知られていないこともあるためか、その解説を公開したというX(旧ツイッター)のポストが最も多くの「いいね!」を集めました。
[表7: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_7_11b299d1cbc990d9b5d4846a1bd904f4.jpg ]
外国語
G7には、サミットと大臣会合のほか、エンゲージメント・グループと呼ばれる様々な分野のステークホルダーが提言や政策対話を行う仕組みが存在します。その中のT7(Think7:G7各国等の主要シンクタンクから構成)においてIGESは2本のポリシーブリーフの執筆を主導し、そのうちの重要鉱物に関するポリシーブリーフについて紹介したポストが最も多くの「いいね!」を集めました。なお、これらT7の計16本のポリシーブリーフはT7 Japanコミュニケ附属書に含まれ、G7広島サミットでの議論をサポートしました。
[表8: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_8_abf7176d321d356f57acb6bc2a8c5c51.jpg ]
- 最も参加者数が多かったイベントトップ5
日本語(外国語の同時通訳含む)で開催したイベントで最も参加者が多かった「【失敗しない水素ビジネス】世界的エネルギーアナリストと考える水素社会の可能性とリスク」をはじめ、トップ5にランクインしたのはすべて気候変動関連のイベントでした。カーボンクレジット、グローバル・ストックテイク(GST)はwebページの閲覧数ランキング、動画再生回数ランキングでも上位にランクインしており、これらが大きな注目を集めた年だったと言えそうです。一方、外国語では、様々な環境課題に関するアジア各国の取り組みや日本との協力に関するイベントに多くの参加をいただきました。
※開催当日の参加者数をカウント。事後の動画閲覧は除く
日本語(同時通訳付き含む)
[表9: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_9_6593ee8500476057c649fc655b3b65e5.jpg ]
外国語(外国語のみでの開催に限る)
[表10: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_10_a3d8840801d798e40a4904e214a970a3.jpg ]
※2日間開催のイベント。1日あたりの参加者数で集計
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)について
IGESは、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関、企業、NGOなどと連携しながら、気候変動、自然資源管理、持続可能な消費と生産、グリーン経済などの分野において実践的な政策研究を幅広く行っています。1998年、日本政府および神奈川県の支援により設立。本部は神奈川県葉山町に所在し、約150名の研究者を擁し、その3分の1強が外国籍。関西(兵庫県)、北九州、北京、バンコク、東京の各センター・事務所と共に、グローバルおよびアジア太平洋地域のネットワークを生かした戦略研究を展開しています。
今回発表したのは、「出版物ダウンロード数トップ10(日・外)」「webページ閲覧数トップ5(日・外)」「IGES公式YouTubeチャンネル動画再生回数トップ5(日・外)」「最も「いいね!」が多かったX(旧ツイッター)のポスト(日・外)」「最も参加者数が多かったイベントトップ5(日・外)」の5つです。いずれも、集計期間は2022年12月1日〜2023年11月30日とし、同期間に公開・更新されたコンテンツを対象としました。
【IGESコンテンツ人気ランキング2023】
- 出版物ダウンロード数トップ10
日本語版では、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)にあわせて毎年発表される国連環境計画(UNEP)排出・適応ギャップ報告書のエグゼクティブ・サマリー日本語翻訳版のほか、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書統合報告書に関する解説、そして新たな世界目標の採択によりクローズアップされた生物多様性に関する各種出版物など、重要な国際プロセスに関連する報告書・情報をいち早く日本語で発信した出版物が上位にランクインしました。2位の「SDGs進捗レポート」は、IGESとグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)が2016年度より毎年発行しているもので、日本企業による持続可能な開発目標(SDGs)の取り組み状況の進捗を示す貴重な資料として活用されています。外国語版では、アジアにおける公正で持続可能なネットゼロ社会への移行、グローバル・ストックテイク(GST)への東南アジア非国家主体の関与、緩和・適応策を統合した東南アジア諸国連合(ASEAN)の長期ロードマップ策定など、アジアにおける脱炭素への動きに関連する出版物が上位にランクインしました。また、国や自治体、企業のSDGsへの取り組みの進捗を検証した最新報告書も多くの関心を集めました。
※データ・ツール類、プレゼンテーションを除く
日本語出版物
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_1_61d301ac90b4826a0a20fb759994a57f.jpg ]
外国語出版物
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_2_102da817f0d3d33ea5edc25847fc6887.jpg ]
- webページ閲覧数トップ5
日本語・外国語版ともにグローバル・ストックテイク(GST)の特集ページが上位にランクインしました。COP28の焦点となったGSTに関して、IGESでは詳しい解説や関連情報を掲載した特集ページを早くから展開しており、メディアをはじめ国内外の多くの方に活用いただいています。また、気候変動対策やSDGsの実施における都市の役割に関心が集まる中、世界の自治体のSDGsへの取り組みを総合的に紹介するオンラインプラットフォーム「VLR Lab」、そして先進的な気候変動対策を進める都市の知見を共有する日欧100都市対話と脱炭素都市国際フォーラムのイベントページが上位にランクインしました。
※対象コンテンツ:集計期間中に公開・更新された特集、ニュース、イベントのページ
日本語
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_3_56949b7b40e83d51d7a2c7732dcc7095.jpg ]
外国語
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_4_df55e336269feedb261f8c85309235e3.jpg ]
- IGES公式YouTubeチャンネル動画再生回数トップ5
日本語版では、気候変動に関する各種トピックの最新情報を解説するウェビナーシリーズが上位ランクを占め、同シリーズの根強い人気が伺えました。また、2位にはIGESが2022年に翻訳出版したローマクラブ最新報告書の紹介動画がランクインしました。外国語版では、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)での採択を受けて昆明・モントリオール生物多様性枠組についてタイムリーに解説する動画が1位にランクインしたほか、ネットゼロへの移行において注目が高まる水素利用をテーマとした動画2本もランクインしています。
日本語
[表5: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_5_c01d106d8473d67b8f41f5143deb6f84.jpg ]
外国語
[表6: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_6_b76206ba5a3bcbf5f5eacb9329f321c8.jpg ]
- 最も「いいね!」が多かったX(旧ツイッター)のポスト
日本語
昨年開催された、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)総会第10回会合(IPBES-10)において、侵略的外来種とその管理に関するテーマ別評価報告書の政策決定者向け要約が承認され全世界に向けて発表されました。これは侵略的外来種に関する史上初の総合評価の成果であり、今後の侵略的外来種対策を強力に後押しするエビデンスやツール、選択肢を提供するものとして、注目されました。日本でも侵略的外来種という言葉はたびたびメディアで目にするものの、何が問題でどのような対策が必要なのかなど、実はまだあまり知られていないこともあるためか、その解説を公開したというX(旧ツイッター)のポストが最も多くの「いいね!」を集めました。
[表7: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_7_11b299d1cbc990d9b5d4846a1bd904f4.jpg ]
外国語
G7には、サミットと大臣会合のほか、エンゲージメント・グループと呼ばれる様々な分野のステークホルダーが提言や政策対話を行う仕組みが存在します。その中のT7(Think7:G7各国等の主要シンクタンクから構成)においてIGESは2本のポリシーブリーフの執筆を主導し、そのうちの重要鉱物に関するポリシーブリーフについて紹介したポストが最も多くの「いいね!」を集めました。なお、これらT7の計16本のポリシーブリーフはT7 Japanコミュニケ附属書に含まれ、G7広島サミットでの議論をサポートしました。
[表8: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_8_abf7176d321d356f57acb6bc2a8c5c51.jpg ]
- 最も参加者数が多かったイベントトップ5
日本語(外国語の同時通訳含む)で開催したイベントで最も参加者が多かった「【失敗しない水素ビジネス】世界的エネルギーアナリストと考える水素社会の可能性とリスク」をはじめ、トップ5にランクインしたのはすべて気候変動関連のイベントでした。カーボンクレジット、グローバル・ストックテイク(GST)はwebページの閲覧数ランキング、動画再生回数ランキングでも上位にランクインしており、これらが大きな注目を集めた年だったと言えそうです。一方、外国語では、様々な環境課題に関するアジア各国の取り組みや日本との協力に関するイベントに多くの参加をいただきました。
※開催当日の参加者数をカウント。事後の動画閲覧は除く
日本語(同時通訳付き含む)
[表9: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_9_6593ee8500476057c649fc655b3b65e5.jpg ]
外国語(外国語のみでの開催に限る)
[表10: https://prtimes.jp/data/corp/77781/table/9_10_a3d8840801d798e40a4904e214a970a3.jpg ]
※2日間開催のイベント。1日あたりの参加者数で集計
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES: Institute for Global Environmental Strategies)について
IGESは、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向け、国際機関、各国政府、地方自治体、研究機関、企業、NGOなどと連携しながら、気候変動、自然資源管理、持続可能な消費と生産、グリーン経済などの分野において実践的な政策研究を幅広く行っています。1998年、日本政府および神奈川県の支援により設立。本部は神奈川県葉山町に所在し、約150名の研究者を擁し、その3分の1強が外国籍。関西(兵庫県)、北九州、北京、バンコク、東京の各センター・事務所と共に、グローバルおよびアジア太平洋地域のネットワークを生かした戦略研究を展開しています。