被災地の流木で制作されたバイオリンによるチャリティーコンサート 「PLAY FOR JAPAN Charity Concert with 千の音色でつなぐ絆」を 11月14日(水)に開催
[12/10/25]
提供元:PRTIMES
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NPO法人ドネーションミュージック(所在:東京都港区、代表:望月 衛)と株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)とは、11月14日、汐留の電通本社1階「電通ホール」で、東日本大震災からの復興支援チャリティーコンサート「PLAY FOR JAPAN Charity Concert with 千の音色でつなぐ絆」を開催し、一般の方約400人を無料招待(先着順)します。
コンサートの主役は、被災地の流木から制作されたバイオリンです。世界的なバイオリン修復家の中澤宗幸さんが生み出したこのバイオリンは、鎮魂と支援の象徴として、バイオリニスト1,000人によるリレー演奏を目指す「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトのため、復興が完了する日まで10年をかけ国内外を巡ります。
当日は、3.11をきっかけに生まれ、ネット上で広く愛されている楽曲「PRAY FOR JAPAN」を、全豪ナンバーワンバイオリニストの石川綾子さんにこのバイオリンで奏でていただき、作曲者であるピアニスト・望月衛介さんと共演します。さらに、今回の趣旨に賛同された著名ピアニスト数名が電通ホールに駆け付け、震災への思いを込めたオリジナル楽曲を演奏します。またコンサートには中澤さんご夫妻をお迎えし、国際的バイオリニストの中澤きみ子夫人にも演奏をしていただきます。
コンサートへの参加は、ドネーションミュージックの公式サイトからの事前申し込みが必要で、会場で寄付を募らせていただきます。コンサート当日に集めた募金は、こどもの音楽再生基金および「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトに寄付いたします 。さらに、今回参加のアーティストによるオリジナル楽曲をドネーションミュージック(※1)として配信し、その収益の全額を寄付することで支援の実効性を高める計画です。ドネーションミュージックでは、今後同様のチャリティーコンサートを各地で展開していくことを予定しています。
【ドネーションミュージック公式サイト】
http://www.donationmusic.jp
【PLAY FOR JAPAN Charity Concert with 千の音色でつなぐ絆 開催概要】
主催: 株式会社電通、電通会オーケストラ部、NPO法人ドネーションミュージック
協力: 命をつなぐ木魂の会 、ヤマハ株式会社、株式会社日本ヴァイオリン、いいね!ジャパンプロジェクト
日時: 2012年11月14日(水) 18:00〜20:15(17:30 開場)
場所: 電通本社ビル1階「電通ホール」(東京都港区東新橋1-8-1)
内容:
第一部 18:00 〜 18:50 電通オーケストラの演奏
第二部 19:00 〜 20:15 PIANO FOR JAPANの演奏
天平、佐藤礼央、塩谷哲、望月衛介(出演順)
ゲストバイオリニスト 石川綾子
来場者:約600名(内一般の方400名※観覧無料。先着順/事前申し込みが必要
申し込み先:ドネーションミュージック公式サイト http://www.donationmusic.jp
【「千の音色でつなぐ絆」プロジェクト】
被災地で生まれ育った木材で制作されたバイオリンを、千人のバイオリニストが世界中でリレーのように音色を奏で、想いを繋いでいくプロジェクト。主催の「命をつなぐ木魂の会」は「被災地の子供達にコンサートを贈る基金」を設立。被災地でのコンサート実施を目的としています。
http://sennoneiro.com/
【募金寄付先】
・「千の音色でつなぐ絆」プロジェクト
・こどもの音楽再生基金 http://www.schoolmusicrevival.org/
東日本大震災の被災地の幼稚園・小・中・高校に対し楽器関連の復興支援を行うため、プロジェクト「School Music Revival」を発足し全国楽器協会に復興支援基金を設立。学校楽器備品の点検、補修、修理支援と、それに付随した被災地での音楽活動支援により、未来あるこどもたちに音楽と楽器の力で笑顔を届けることを目的としています。
<出演者一覧>
【第一部 電通オーケストラによる演奏】
中澤宗幸 MUNEYUKI NAKAZAWA
1940年、兵庫県に生まれ幼少より父親からバイオリンと楽器製作を学ぶ。1980年、東京にアトリエを構え国内外の著名な演奏家の楽器の修理、メンテナンスの仕事に従事。ヨーロッパの歴史ある楽器商や名工との交流の中で、楽器の知識、修復等の技術研鑽に励む。著書に「ストラディヴァリウスの真実と嘘」、「魂柱の歌」等。現在、工房に座る傍ら世界各国の著名な演奏家や博物館等のストラディヴァリをはじめとする名器の修復を手がけながら世界一流アーティストのバイオリンドクターを務めている。
中澤きみ子 KIMIKO NAKAZAWA
国際的に活躍するバイオリニスト。新潟大学卒業。モーツァルテウム音楽院で研鑽の後、幅広い演奏活動を開始。2000年、文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに滞在。これまでにウィーン室内管、東京フィル、大阪フィル等と共演。2011年より「モーツァルト+1」と題しモーツァルトの誕生日1月27日にリ
サイタルを開催。モーツァルトのソナタ全集・協奏曲全集のCDが特に絶賛を博す。国際コンクール審査員、国際音楽祭講師として招かれている。 現在、尚美学園大学・同大学院客員教授。
電通オーケストラ
1992年創立。電通およびグループ会社社員で構成、現在団員35名
【第二部 PIANO FOR JAPAN】
天平 TEMPEI
作曲家/ピアニスト。大阪芸術大学卒業後ニューヨークに留学。2008年EMIから全曲オリジナルのアルバム「TEMPEIZM」でデビュー。その後、アルバム「翼」、火の鳥」をリリース。驚異的なスピード、パワー、テクニックで激しくも美しい楽曲を生み出すピアノ界の革命児。2010年NYカーネギーホールでソロリサイタル。また、独自のプロジェクトで「紀伊半島秘境コンサートツアー」を定期的に行っている。
http://tempei.com
佐藤礼央 LEO SATO
作曲家/音楽プロデューサー。青山学院大学在学中より、音楽レーベル「SOUND+LIGHT」を立ち上げ、「ISSEY MIYAKE」「SHU UEMURA」「LOUIS VUITTON」「GENERAL ELECTRIC」「YOHJI YAMAMOTO」「BRIDGESTONE」「VOLKSWAGEN」などのCM、TV、WEB、エキシビジョン、映画などの作曲、編曲、サウンドデザインを手掛ける。2009年、サウンドデザインチーム「ETUDE LLP」を設立。
http://www.etude.cc
塩谷 哲 SATORU SHIONOYA
ピアニスト/作・編曲家/プロデューサー 。オルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとしての活動を経てソロ活動を開始、現在まで11枚のオリジナルアルバムを発表する。自身のグループをはじめ、“SALT&SUGAR”、“AGA-SHIO”、世界的ジャズピアニスト小曽根真との共演の他、矢井田瞳、絢香、渡辺貞夫、平井堅、今井美樹らとのコラボレート等、活動のジャンル・形態は多岐に渡る。
http://www.earth-beat.net
望月衛介 EISUKE MOCHIZUKI
ピアニスト/作曲家。慶応大学在学中に、アルバム「Waitin‘ For You」でデビュー。 同時期にBBクイーンズのメンバーとしても活動、同年レコード大賞受賞、紅白歌合戦出場。ソロとして10作のアルバムを発表。また ZARD、郷ひろみ、城南海らへ曲、詞の提供、JYJ「3hree Voices 2」、ドラマ「黄昏流星群」など様々なサウンドトラック、日本、中国の企業CMを多数手掛けるなどプロデュースの領域を広げている。
http://eisukemochizuki.com
石川綾子 AYAKO ISHIKAWA
ヴァイオリニスト。世界各地でのソロリサイタル・交響楽団との共演、各国のテレビ・ラジオ出演と、国際的に活躍する実力派ウァイオリニスト。若くして全豪1位となり、「全豪ベストパフォーマー」に輝く。また、豪政府より世界的に認められた芸術家だけに与えられる永住権を授与される。5歳よりロンドン、15歳よりシドニー在住。国立シドニー大学・シドニー音楽院を首席で卒業。「豪学術音楽賞」をはじめ、数々の受賞を果たす。
http://www.ayako-ishikawa.com
【ドネーションミュージックとは…】
購入と同時に購入代金の一部が任意の団体に寄付されることを目的に制作された音楽のことです。販売により音楽制作者が受け取る対価である音楽原盤印税を寄付の対象としています。従来のチャリティー音楽は収益の一部の寄付でしたが、ドネーションミュージックは販売促進を目的にはしていないため、アーティスト印税も含む原盤印税収益のすべてを対象期間において寄付することを原則としています。
※配信販売の場合、税抜販売価格の約50%が原盤印税に相当。
【コーポレートパートナー】
ドナーションミュージックは以下の企業によって支えられています。
株式会社 電通
ソーシャルデザインエンジン―CRディレクション トータルプロデュース
株式会社 タートルミュージック―コンテンツ制作 トータルプロデュース
株式会社 電通クリエーティブフォース―コンテンツ制作プロデュース
株式会社 ピクト―映像コンテンツ制作協力
株式会社 葵プロモーション―映像コンテンツ制作協力
株式会社 ベクトル グループ―PR協力