アボットが末梢血管疾患治療用2製品の日本での上市を発表
[10/06/08]
提供元:PRTIMES
提供元:PRTIMES
次世代FoxCross PTA バルーンカテーテルおよびFox sv PTA バルーンカテーテルはアボットの末梢血管疾患治療に対する継続的なコミットメントを象徴アボット バスキュラー ジャパン株式会社(本社:東京都港区、プレジデント:ハービンダー・シン)は本日、末梢血管疾患治療用のFox sv PTA バルーンカテーテル(販売名:FOX SV PTAバルーンカテーテル)およびFoxCross PTA バルーンカテーテル、(販売名:FOX Plus PTAバルーンカテーテル)の日本国内における上市を発表しました。末梢血管疾患とは、下肢、腕、腹部の血管壁にプラークが形成され、血管の内腔が狭くなったり閉塞し、その結果血流が悪くなり、遮断される疾患です。両製品はその狭くなった末梢血管の内腔を拡張するために使用します。Fox sv PTA バルーンカテーテルは下肢の小血管治療に適しており、0.014インチもしくは0.018インチのガイドワイヤーを使用することが可能です。また、FoxCross PTA バルーンカテーテルは次世代の0.035インチのバルーンカテーテルです。
アボット バスキュラー ジャパンのプレジデントであるハービンダー・シンは、「Fox sv PTA バルーンカテーテルとFox Cross PTA バルーンカテーテルは、医師らが世界中の末梢血管疾患を有する患者様に重要な治療手段を提供するというアボットのコミットメントを示しています。私たちはこの革新的な2製品が日本の医師や患者様にお届けできることを嬉しく思います。」と述べました。
両製品は2010年の4月に開催された第3回 Japan Endovascular Treatment Conference(JET2010)のライブデモンストレーションで使用されました。
Fox sv PTA バルーンカテーテルについて
Fox sv PTA バルーンカテーテルはバルーン径やバルーン長の豊富なサイズを取り揃えており、浅大腿動脈(SFA)や膝下の動脈の治療に適しています。バルーン径は6.0mmまで、バルーン長は100mmまでを取り揃えており、全てOTW(Over the Wire)デリバリープラットフォームを採用しています。Fox sv PTAバルーンカテーテルはローチップエントリープロファイルを有しているので通過性に優れており、またデフレーションタイムが短く、高耐圧性能によりさまざまな疾患の治療が可能となります。
大阪府の岸和田徳洲会病院の横井良明医師は「Fox sv PTA バルーンカテーテルは膝下の長い病変を含む小血管など複雑な病変の治療に効果的でしょう。」と述べました。
FoxCross PTA バルーンカテーテルについて
FoxCross PTA バルーンカテーテルは最新技術による優れたデリバビリティー、ダイラテーションにより血管形成術において最適な末梢血管疾患治療が可能 となります。主な製品の特徴は次の通りです:
・JETCOATコーティングにより滑らかな動きとデリバリー性の向上が実現しました。
・最新式のチップ形状とクロッシングプロファイルにより複雑な病変の治療にも適しています。
・シャフト部分はデュアルルーメンで大きな三日月型をしており、バルーンの迅速なインフレーション/デフレーションが可能です。
FoxCross PTA バルーンシリーズは幅広いサイズ(バルーン径:3.0mm〜12.0mm、バルーン長:20mm〜120mm、カテーテル長:50cm、80cm、135cm)を取り揃えており、OTW(Over the Wire)デリバリープラットフォームを採用しています。また、2010年7月より販売を開始いたします。
末梢血管疾患と血管形成術について
日本において末梢血管疾患を有する患者数は約300万人といわれています。末梢血管疾患の初期症状としては血圧の上昇、腎機能障害、歩行障害を伴う下肢の痛みなどが挙げられ健康面に顕著に現れます。末梢血管疾患は投薬、運動、血管形成術、ステント留置術や外科的手術により治療をすることができます。
血管形成術ではバルーンカテーテルが患者の血管から挿入され、プラークにより狭くなったり、閉塞した血管を拡張します。ステント留置術が適した病変の場合、ステントが病変部で拡張され、狭くなった血管壁を押し拡げます。ステントによる治療は血管内腔を拡張し、末梢への血流を回復させます。
世界中では年間125万件以上の血管形成術による末梢血管疾患の治療が行われており、日本では年間約11万件(注1)が実施されています。
注1: Japanese Peripheral Vascular Device Market/ Millennium Research Group, 2008
アボット バスキュラーについて
アボットバスキュラーは、血管系疾患治療分野のリーダーとして世界規模で事業を展開しています。冠動脈治療、血管穿刺部止血デバイス、頚動脈治療、末梢血管治療のための多岐にわたる医療機器を提供しております。詳細については、http://www.abbottvascular.jp (日本) http://www.abbottvascular.com (グローバル)をご覧下さい。
アボットについて
米国イリノイ州シカゴに本拠を置くアボットは、広範囲のヘルスケアに基盤を置く世界的規模の会社であり、グループ総従業員数83,000人を擁し、世界130カ国で営業活動を行っています。その事業内容は医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器の分野における研究・開発、製造、マーケティングそして販売と多岐にわたっています。日本国内では、従業員 約2,200人が医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器、ビジョンケア製品の製造開発、ならびに販売とマーケティングに従事しており、東京、福井、千葉に拠点を置いています。アボット ジャパンのプレスリリースは、http://www.abbott.co.jp、アボット本社のプレスリリースは、http://www.abbott.comをご参照ください。
アボット バスキュラー ジャパンのプレジデントであるハービンダー・シンは、「Fox sv PTA バルーンカテーテルとFox Cross PTA バルーンカテーテルは、医師らが世界中の末梢血管疾患を有する患者様に重要な治療手段を提供するというアボットのコミットメントを示しています。私たちはこの革新的な2製品が日本の医師や患者様にお届けできることを嬉しく思います。」と述べました。
両製品は2010年の4月に開催された第3回 Japan Endovascular Treatment Conference(JET2010)のライブデモンストレーションで使用されました。
Fox sv PTA バルーンカテーテルについて
Fox sv PTA バルーンカテーテルはバルーン径やバルーン長の豊富なサイズを取り揃えており、浅大腿動脈(SFA)や膝下の動脈の治療に適しています。バルーン径は6.0mmまで、バルーン長は100mmまでを取り揃えており、全てOTW(Over the Wire)デリバリープラットフォームを採用しています。Fox sv PTAバルーンカテーテルはローチップエントリープロファイルを有しているので通過性に優れており、またデフレーションタイムが短く、高耐圧性能によりさまざまな疾患の治療が可能となります。
大阪府の岸和田徳洲会病院の横井良明医師は「Fox sv PTA バルーンカテーテルは膝下の長い病変を含む小血管など複雑な病変の治療に効果的でしょう。」と述べました。
FoxCross PTA バルーンカテーテルについて
FoxCross PTA バルーンカテーテルは最新技術による優れたデリバビリティー、ダイラテーションにより血管形成術において最適な末梢血管疾患治療が可能 となります。主な製品の特徴は次の通りです:
・JETCOATコーティングにより滑らかな動きとデリバリー性の向上が実現しました。
・最新式のチップ形状とクロッシングプロファイルにより複雑な病変の治療にも適しています。
・シャフト部分はデュアルルーメンで大きな三日月型をしており、バルーンの迅速なインフレーション/デフレーションが可能です。
FoxCross PTA バルーンシリーズは幅広いサイズ(バルーン径:3.0mm〜12.0mm、バルーン長:20mm〜120mm、カテーテル長:50cm、80cm、135cm)を取り揃えており、OTW(Over the Wire)デリバリープラットフォームを採用しています。また、2010年7月より販売を開始いたします。
末梢血管疾患と血管形成術について
日本において末梢血管疾患を有する患者数は約300万人といわれています。末梢血管疾患の初期症状としては血圧の上昇、腎機能障害、歩行障害を伴う下肢の痛みなどが挙げられ健康面に顕著に現れます。末梢血管疾患は投薬、運動、血管形成術、ステント留置術や外科的手術により治療をすることができます。
血管形成術ではバルーンカテーテルが患者の血管から挿入され、プラークにより狭くなったり、閉塞した血管を拡張します。ステント留置術が適した病変の場合、ステントが病変部で拡張され、狭くなった血管壁を押し拡げます。ステントによる治療は血管内腔を拡張し、末梢への血流を回復させます。
世界中では年間125万件以上の血管形成術による末梢血管疾患の治療が行われており、日本では年間約11万件(注1)が実施されています。
注1: Japanese Peripheral Vascular Device Market/ Millennium Research Group, 2008
アボット バスキュラーについて
アボットバスキュラーは、血管系疾患治療分野のリーダーとして世界規模で事業を展開しています。冠動脈治療、血管穿刺部止血デバイス、頚動脈治療、末梢血管治療のための多岐にわたる医療機器を提供しております。詳細については、http://www.abbottvascular.jp (日本) http://www.abbottvascular.com (グローバル)をご覧下さい。
アボットについて
米国イリノイ州シカゴに本拠を置くアボットは、広範囲のヘルスケアに基盤を置く世界的規模の会社であり、グループ総従業員数83,000人を擁し、世界130カ国で営業活動を行っています。その事業内容は医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器の分野における研究・開発、製造、マーケティングそして販売と多岐にわたっています。日本国内では、従業員 約2,200人が医療用医薬品、栄養剤、医療機器、診断薬、診断機器、ビジョンケア製品の製造開発、ならびに販売とマーケティングに従事しており、東京、福井、千葉に拠点を置いています。アボット ジャパンのプレスリリースは、http://www.abbott.co.jp、アボット本社のプレスリリースは、http://www.abbott.comをご参照ください。