JAXA H3ロケットの開発に貢献 TOMOEGAWAのドライエアーユニット
[24/05/31]
提供元:PRTIMES
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株式会社巴川コーポレーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上善雄、以下 TOMOEGAWA)は、2024年5月8日、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下 JAXA)より、H3ロケットの開発に多大な貢献があったとして感謝状を授与されました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83295/11/83295-11-032d49cf721110049a13ed2520082e30-1611x2625.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
H3ロケット模型
H3ロケットは次世代の大型基幹ロケットで、日本が宇宙への輸送手段を持ち続けられるように、現在運用中のH-IIAロケットの後継機として開発されています。2024年2月17日、JAXAは種子島宇宙センターからの試験機2号機の打ち上げに成功しました。
TOMOEGAWAはH3ロケットの開発に多大な貢献があったとして、この度、JAXAより感謝状をいただきました。
H3ロケットについて:
https://www.rocket.jaxa.jp/rocket/h3/outline.html
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83295/11/83295-11-395229da8d22bd0d8aad3e546ab3e557-3888x2681.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
感謝状
TOMOEGAWAは省エネルギーで極めて精密にドライ環境を維持できるドライエアーユニットを開発、種子島宇宙センターでの実証試験を経て、ご使用いただくことになりました。
人工衛星等が結露すると精密機器等に悪影響を及ぼす可能性があるため、種子島宇宙センターでは人工衛星等を建屋間移動させる際には、事前に人工衛星等の周囲環境をドライな状態にします。従来は、人工衛星等を収納する保護カバー内に徐々に窒素を注入して除湿してきましたが、TOMOEGAWAのドライエアーユニットを保護カバー内に設置することで、除湿時間の大幅な短縮を実現しました。
また、ドライエアーユニットは再利用時のリジェネレーション(脱水分工程)も低温で可能なため省エネルギーになります。短時間、省エネルギーでドライ環境を作り、人工衛星の整備組立工程の短縮に貢献することができました。
JAXA種子島宇宙センターでの実証テストの様子
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83295/11/83295-11-5ba9fdb52e35006703d818c46595d39c-1388x403.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社巴川コーポレーション 会社概要
TOMOEGAWAグループは、様々な分野の製品で世界トップクラスのシェアを獲得するグローバルな高機能性材料メーカーです。抄く・塗る・貼る・砕くの技術を活かし、「半導体・ディスプレイ関連事業」「機能性シート事業」「トナー事業」「セキュリティメディア事業」の4つの事業セグメントをメインに様々な事業領域で活躍をしています。また、より良い未来の実現に向けて新しいビジネス価値を創造するため、「新規開発事業」の事業セグメントを設けています。
本社所在地:東京都中央区京橋二丁目1番3号 京橋トラストタワー 7階
代表取締役社長 CEO:井上 善雄
創業:1914年(大正3年)6月19日
URL:https://www.tomoegawa.co.jp/
お問い合わせ先
株式会社巴川コーポレーション
iCasカンパニー 企画室
TEL:03-3516-3405
e-mail :eisui_info@tomoegawa.co.jp